ANNES DE PELERINAGE    巡礼の年

演奏 ゾルターン・コチシュ(P) 
タイトル 『巡礼の年 第3年』
データ 1986年録音 PHILIPS 420 174-2
輸入盤(ブレンデル盤とセット、ジャケット違)
収録曲
1. アンジェルス! S163/1 8:12
2. エステ荘の糸杉に 悲歌 1 S163/2 5:42
3. エステ荘の糸杉に 悲歌 2 S163/3 10:58
4. エステ荘の噴水 S163/4 7:52
5. ものみな涙あり ハンガリー風に S163/5 9:02
6. 皇帝マクシミリアン1世を悼んで “葬送行進曲” S163/6 7:32
7. スルスム・コルダ 心を高めよ S163/7 2:41
感想
“スルスム・コルダ”など、とても迫力のある演奏です。ただ“巡礼の年 第3年”としては、全体として音楽に深みが足りないと思います。


演奏 アルフレッド・ブレンデル          
タイトル 『巡礼の年 第2年 イタリア』
データ 1986年録音 PHILIPS 420 169-2
国内盤 輸入盤(コチシュ盤とセット、ジャケット違)
収録曲
巡礼の年 第2年イタリア 全曲
1. 婚礼 S161/1 7:20
2. 物思いに沈む人 S161/2 4:10
3. サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ S161/3 2:58
4. ペトラルカのソネット 第47番 S161/4 5:03
5. ペトラルカのソネット 第104番 S161/5 6:05
6. ペトラルカのソネット 第123番 S161/6 6:43
7. ソナタ風幻想曲“ダンテを読みて” S161/7 15:31
感想
響きがスイスやソナタに比べ、明るく感じられます。


演奏 アルフレッド・ブレンデル       favorite!!    
タイトル 『巡礼の年 第1年 スイス』
データ 1986年録音 PHILIPS 420 202-2
国内盤 輸入盤(コチシュ盤とセット、ジャケット違)
収録曲
巡礼の年 第1年スイス 全曲
1. ウィリアム・テルの礼拝堂 S160/1 5:48
2. ワレンシュタートの湖にて S160/2 3:27
3. パストラール S160/3 1:37
4. 泉のほとりで S160/4 3:49
5. S160/5 4:17
6. オーベルマンの谷 S160/6 12:38
7. 牧歌 S160/7 3:09
8. 郷愁 S160/8 5:58
9. ジュネーヴの鐘 S160/9 6:12
10. ワーグナー〜リスト イゾルデ 愛の死 S447 6:38
感想
巡礼の年 スイスの持つ、軽やかさ、瑞々しさ、自然描写を豊かな響きで演奏されています。オーベルマンの持つ思索的な世界も見事です。僕にとっての“スイス”の愛聴盤です。


演奏 ホルヘ・ボレット      
タイトル 『巡礼の年 第1年 スイス』
データ 1983年録音 DECCA 410 160-2
国内盤(ジャケット?) 国内盤(第2年、第3年とセット)
収録曲
巡礼の年 第1年スイス 全曲
1. ウィリアム・テルの礼拝堂 S160/1 6:17
2. ワレンシュタートの湖にて S160/2 3:11
3. パストラール S160/3 2:08
4. 泉のほとりで S160/4 3:51
5. S160/5 4:41
6. オーベルマンの谷 S160/6 13:55
7. 牧歌 S160/7 3:48
8. 郷愁 S160/8 5:43
9. ジュネーヴの鐘 S160/9 6:26
感想
ボレットらしい澄んだ音色の、情感のある演奏です。


演奏 大井和郎     
タイトル 『巡礼の年 子守歌』
データ 2002年録音 DEUTSCHE SCHALLPLATTEN(徳間ジャパン・コミュニケーションズ)
TKCC-15293
国内盤 
収録曲
1. 泉のほとりで S160/4 3:56
2. ワレンシュタートの湖にて S160/2 3:03
3. エステ荘の噴水 S163/4 8:26
4. 郷愁 S160/8 5:23
5. 牧歌 S160/7 3:55
6. ジュネーヴの鐘 S160/9 6:10
7. クリスマスツリー 第7曲 子守歌 S186/7 3:15
8. ペトラルカのソネット 第47番 S161/4 4:47
9. ペトラルカのソネット 第104番 S161/5 6:25
10. ペトラルカのソネット 第123番 S161/6 7:11
感想
“巡礼の年”の第1年〜第3年から、一般的に“ゆったりとして静か”と思われている曲が集められています。このCDを聴くとその“ゆったりとして静か”という印象が拭い去られます。“ダンテソナタ”“オーベルマン”の存在によって、それ以外の曲の見過ごされてきたスケールの大きさを大井和郎さんは表現してくれます。特に“ジュネーヴの鐘”が素晴らしいです。


HOME

SITE TOP

LISZT CD TOP