更新日 2004年 5月 1日  English is here.


数想空間 / MANDELBROT_FRACTAL



    きれいな棚田を思わせる図形。
    自己平方フラクタルと言うものだそうです。次の関数に対し、複素平面上の各点の値を初期値として zn+1 = f(zn) を繰り返し、発散してある値を超えるまでの繰り返し回数の0.1乗を、その点での高さとしたものです。

      f(z) = z*z +1.5+2.2i

    得た点を、POVのsmooth_triangleにより滑らか?な面で結合し、高さ方向に赤から白へと色付けしました。

    シーンファイル:lpmdterc.txt

棚田  [43k] 1999.01 by Tsutomu Higo


    渦巻く図形。
    同じく自己平方フラクタル、上と同様ですが関数は異なり、繰り返し回数の0.2乗を高さとしたものです。

      f(z) = z*z -0.76+0.2i

    得た点を、POVのsmooth_triangleにより滑らかな面で結合し、高さ方向に青から白へと色付けしました。

    シーンファイル:lpmduzup.txt

渦-層  [53k] 2000.09 by Tsutomu Higo


    これは、上のと全く同じものです。

      f(z) = z*z -0.76+0.2i

    得た点を、POVのcylinderにより線で結合して枠としたもので、高さ方向に青から赤紫へと色付けしました。

    シーンファイル:lpmduzuf.txt

渦-枠  [98k] 1999.01 by Tsutomu Higo


    これも、上の2つと全く同じものです。

      f(z) = z*z -0.76+0.2i

    得た点のところに、POVのsphereにより球を置いたもので、高さ方向に青から黄へと色付けしました。

    シーンファイル:lpmduzus.txt

渦-球  [77k] 2000.09 by Tsutomu Higo


    fc(z) = z*z +C という関数を考え、複素平面上の点 C に対し、z の初期値を常に 0 にとり、zn+1 = fc(zn) を繰り返してある値を超えるまでの回数を0.1乗し、その点での高さとして示したものです。
    zn が発散しないような複素平面上の点 C の集合、マンデルブロート集合は、頂部の平坦な部分にほぼ相当します。
    計算結果の点をPOVのsmooth_triangleにより滑らかな面で結合し、高さ方向に赤から白へと色付けし、山状に示しました。

    シーンファイル:lpmdl1.txt

マンデルブロート山  [28k] 2000.09 by Tsutomu Higo


    これは、関数 fc(z) = z4 +C を使ったものです。n乗の関数に対しては、n-1 方向にマンデルブロート集合が現れます。
    計算結果の点をPOVのsmooth_triangleにより滑らかな面で結合し、高さ方向に青から白へと色付けし、山頂近くは分かりやすいよう、鼠色に示しました。

    シーンファイル:lpmdl3.txt

3方マンデルブロート山  [25k] 2000.09 by Tsutomu Higo



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