起動時のメッセージ (1998/7/15 更新)

起動時には、システムのバージョン(カーネルのバージョン)、各種デバイスの認識、各種システムの起動(daemonなどの起動)などに関するメッセージが表示されていきます。
このメッセージには気を配るようにしましょう。

この起動時のメッセージは、/var/log/messagesに保存されています。 このファイルは、過去のメッセージも保存されています。
今の起動時メッセージだけを見るには、dmesgコマンドを使います。


sendmail[177]: NOQUEUE: SYSERR(root): hash map "Alias0": unsafe map file /etc/aliases: No such file or directory.
/etc/rc.confで、sendmailを起動するようにした時、/etc/aliases.dbがない場合に出ます。
これは、
# newaliases
を実行して、/etc/aliases.dbを作成します。


[NEW]
starting network
host: pzx
domainname: ynet.co.jp
configuring network interfaces : mc0mc0:collision error
AAUIアダプターの相性が良くないという報告を頂きました。
少なくともApple純正のAAUIアダプターでは、このエラーは出ないようです。
サードパーティー製で必ずしもこのエラーが出るというわけではないようです。
(起動時のこの「collision error」は、あまり気にしないでよいという記事をどこかで読んだ気がしていますが、読み間違いだったのか、勘違いだったのか、純正品とサードパーティー品での比較をしていなかったからなのかもしれません。)


PRAM time does not appear to have been read correctly.
PRAM: 0x83da82c4, macos_boottime: 0xebe6227a.
WARNING: file system time earlier than 1975
-- CHECK AND RESET THE DATE!
PRAMに保存されている日付が正しい形式になっていない
MacOSの起動時間との辻褄があっていない
などと言っています。

PRAMの内容が壊れていると思われますので、PRAMをクリアした方がいいでしょう。(PRAMは、command+option+P+Rを押しながらMacOSを起動させ、起動音を2回以上鳴らしてからキーを離す事でクリアできます。 もちろん、この後で日付などを設定しなおします。)
MacOS上でも日付時間が狂う場合は、内蔵のリチウム電池の寿命がつきていますので、交換してましょう。
古いMacの場合、ER3S(または1/2AA)という規格のリチウム電池です。(単三電池の長さが半分ほどの大きさで3.6Vのものです。) この電池はけっこう手に入りにくいようです。 代替えとしてカメラ用などで売っているCR2が使えるようです(Macの店でこっちを売っているところもあった。もっともこの電池だけでなく色々売っていたが。 ちなみにこれを内蔵用電池と称していたわけではありませんでしたが、いかにもそれ風なディスプレイの仕方でした...)。

うちの場合、かなり前にLC475のを交換し、最近Centris660AVのを交換したが、それらより古いSE/30とIIciはまだ元のままなんだがなぁ...(もっともSE/30は使っていないので、電池が切れているのかどうかは不明<オイオイ)


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