七五三と獅子座流星雨


【1998年11月19日 木】

昨日の寝不足がたたり,朝起きられなかったので走れない.しょうがないねぇ.今度の連休に少し長い距離を走って調子を取り戻し,来週は疲れない程度のランで調子を維持するってことにしましょう.気をつけなきゃいけないのは左膝を痛めないようにすることですね.
今日,FADVのミニオフがランチョンであるらしいけれど,お金が無いし,今日は木曜日で禁酒の日だしで,欠席せざるを得ないなぁ.残念.
昼休み,北新宿図書館に行く.こぢんまりした図書館で,あまり読みたい本が無い.新宿の図書館は文庫や新書が一般的に少ないのだけれど,どうしてなんでしょう.私が行ったことのない図書館に大量に蔵書しているのかも.椎名誠『麦酒主義の構造とその応用力学』吉行淳之介『珍獣戯話』を借りる.
夕食後(今日はチャーハンと餃子なのでビールをおまけしてもらった.ラッキー),Jリーグ入替戦,福岡−川崎を後半から見る.熱意があるのは分かるけれど,技術とスピードが無い感じがする試合でした.心情的には福岡を応援していたので結果的にはOK.

【1998年11月18日 水】

ということで,目覚し時計が鳴ったのが3時.獅子座流星雨を見に行く時間だ.カーテンから外を見ると少し雲があるけれど星は見える.妻に行くかい?,と聞くと,行くとの返事.いや,この人は遊び的なことで早起きするのは苦にならないのだなぁ,と改めて実感した.私はというと,早起きはまったく苦にならなくて,逆に遅くまで起きていることが苦手という健康的な幼稚園児(この頃の幼稚園児も夜更かしがいるからねぇ)並なのです.
さて外に出てみると,道は水銀灯が点いていて明るい.目星を付けていた,ちょっと小高い所に行ってみたけど,ここも論外に明るい.それじゃって言う訳で,取って置きの善福寺川沿いの公園に行ってみるが,ここも川沿いに水銀灯が点いていて新聞が読めるほど明るい.でも東南に開けているし,これ以上歩くのも面倒くさいので,ここで観察することに決定.同じ目的で空を見上げている人達もいることだし.
しかし,全然流星なんか飛ばないのだよなぁ.明るいのと薄く出ていた雲のせいかもしれない.多分,暗めの奴は見えないのでしょう.と,夜空をよぎる奴が一つ.間をあまり置かずにあと二つ.だいぶ間隔を置いてもう二つ.最後の二個を妻は見逃し悔しがる.そしてそれっきりなかなか飛ばない.
まあいいや,東京で流星を見ることが出来ただけで満足しましょうってことで帰宅する.帰ってベランダから空を見ると,何と,ここが一番暗い.灯台下暗しでしたね.で,座布団を持ち出して,もう少し観察することに.ごそごそ音がして,おやおや隣の家でも夫婦で屋上に上がって空を見上げている.が,なかなか見えない.空の面積が狭いこともあるのでしょうね.結局,ベランダでは妻が二個,私が一個見ることが出来,寒いことだし,からすも起きてきて鳴きはじめたし,寝ることにする.実質全部で1時間弱見てたことになるでしょうか.ま,目が見えなくならなかったのは幸いでした.
『放浪の戦士 デルフィニア戦記1』読了.40過ぎたおじさんが電車の中で読むにはちょっと恥ずかしい本だけど,こういうのも面白いねぇ.古本屋の店頭で安く売っていたら買ってしまうかも.

【1998年11月17日 火】

まだ風邪をひいているので走らない.体がなまって,走らない日常に慣れつつある.困ったことだ.つくばまで二週間を切っているのになぁ.
昼休み,『狼叫』読了.
面倒な仕事が何とか終わり,帰宅すると,何と今日,息子が幼稚園で転んで頭を打ち,救急車で病院に運ばれたとのこと.ことが大げさになったのは,たまたま救急訓練で救急車が幼稚園にいたことと,息子が後で吐いたことであり,妻は幼稚園には呼ばれるは,救急車には同乗するは,大変であったらしい.息子は息子で,ストレッチャーや車椅子で運ばれ,まわりの大人は大騒ぎするはで,こちらも随分緊張したらしい.
CTを撮った結果,特に異常が無く,無事に開放されたのは良かったが,う〜ん,どっちにしろ二〜三日は心配といえば心配だよね.また,CT判明したのだが,息子の頭の中には隙間があるらしく(だから頭が大きいのだ),ぶつけた時に脳に伝わるショックが大きく,それで吐いたのではないかとのこと.
そんなこんなで遅くなったが,明日は明け方に獅子座流星雨を見るために早起きをするのだ.さて,目覚しがなって起きる根性が出るかどうか.

【1998年11月16日 月】

朝,6時前に起きるとまだ暗い.嫌な季節がやってきた,ということですね.相変わらず喉が痛いけれど,風邪は峠を越したでしょう.
明日に憂鬱な仕事が二件控えているので,今日はそれの予習で,これまた憂鬱な時間を過ごしていると,体も反応してくるのか,また熱っぽくなってきた.まあ,これは仕事イヤ病でしょうね.
どうにも仕事に気が乗らないのでさっさと帰り,紀伊国屋に寄る.『本の雑誌』が出ているので購入,他には買わなければならないほどの本は出ていない.TOPSで『本の雑誌』をざっと読んだけれども,特に読みたい本は無いようだ.この頃,圧倒的に読みたくなるような本が無い.今読んでいるのは樋口明雄『狼叫』.『頭弾』の続きだけど,前作ほどのさわやかさが無いのだが,その分深みが出ていて結構な出来です.面白い.相変わらず西部劇してるしね.
家に帰る途中,図書館に寄り(今日は休館日),ブックポストに『時空ドーナツ』を返却する.もしかしたら期限オーバーかも.
緊急経済対策が決まったようだ.どうも私はこういうのは,覚醒剤中毒患者にしゃぶをプレゼントしているのを見ているような気がしてしょうがない.経済についてはまったく暗いので良く分からないのだけど,本当に経済成長は必要なのだろうか.そして必要だとしても,どこまで成長すればいいのだろうか.永遠に成長すべきだと政府は思っているのだろうか.その辺が非常に疑問なのです.今回の24兆円はつまり未来からの収奪な訳で,この24兆円を回収しなければいけない未来はまたもっと将来から利息を付けて収奪しなければならなくなるかもしれない.堀晃にそういうSFがあったね,そういえば.

【1998年11月15日 日】

寝坊をする.実家にいると殿様でいられるのがいいね.とはいっても親に百日紅の枝を切るように言われ,仕方が無いので嫌いな庭仕事をする.
昼からは東京女子マラソンを見る.この頃のマラソン番組は余計なものをやたらと写すので不愉快なのだけど,今回も前半はひどいものでした.終盤,トップグループが分裂したところでCMに入ったのもタイミングが悪かった.
日立のフローラにBeインストールバージョンが出るらしい.フローラってのがちょっとイヤだけど(仕事で使って良い印象が無い),そそられる.遊んでみたい.多分結構売れるんじゃないでしょうか.こうなったらどうせ売れていないフローラなんだから(多分売れていないだろうと推察.外れていたらごめん),Linux版とかFreeBSD版とかトロン版とか出して無茶苦茶すれば面白いと思うのだが.
夕方,自宅に帰り,面倒くさいのと,あまり食欲が無いので,冷凍食品とサラダの夕食.やっぱり家がいいや.風邪も治ってきたようだ.ラッカー『時空ドーナツ』読了.

【1998年11月14日 土】

今日は一日早い七五三.私も妻も積極的じゃないのだけれど,まあ,親孝行のためですね.子供達に貸し衣装を借りて写真を撮り(これが美容院付きでパッケージになっている),近くのお宮に行ってお参りをする.仏滅なので神主さんがいなくて賽銭だけですんでラッキー.
一通り終わったらくたびれてしまい,風邪を理由に昼寝をする.夕方から妹の家族と末の妹が来て,お祝いの御飯.いやいや,これでイベントは息子の小学校入学までもう無いぞ.くたびれることである.こんなことをしているので風邪は当然抜けず,今日もさっさと眠る.

【1998年11月13日 金】

朝起きると,相変わらずの風邪だが,今日は何とかなりそうな雰囲気がする.明日は七五三を実家でやるために今日の夜松戸に行かなければならない.そのための着替え等を持って出社する.駅に向かって歩いている時,雲の上を歩いているような感じがしたが,これは熱のためじゃなくて寝過ぎたためでしょうね.
午後,客先に行く途中で秋葉原に寄るが,風邪をひいているのでざっと2〜3軒見るだけ.ボーナスもらったらどんなPC買おうか悩みはじめてしまった.ショップ製のPCで安く済ませるか,ノートを買うか,会社のPCとの同期をどう取るか.考えはじめると悩みは尽きない.こうやって悩みながら最悪の買物をするのが私のパターンなんだよなぁ.
二軒客を回り,実家に行く.まだ風邪が抜けていないので,食後さっさと寝る.


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