病院で付き添い


【2006年5月25日 木】

呆然として起きる.寝たりず,当然,走る気なんか起きない.
会社に行く.地下鉄の中では引き続き『ガイア』を読む.昨日一昨日で読み終えてしまうかと思っていたのだが,一昨日の夜にバタバタしてしまったせいであまり読み進んでいない.ま,それでも読むことは読んでいて,多分,明日には読み終えることができるはず.
今日も一日中会社.
帰宅して夕食.食後,久しぶりに塾帰りの息子をバス停まで迎えに行く.そして夜はジロ・デ・イタリア.今日のコースは中間に山がある形で,上位の変動はあまりないと思われる.今までの調子を見るとバッソが山で遅れるとは思えないし,たとえ遅れても,山の後にCSCが引くだろうから.結局,先行したグループがそのままゴールに向かい,最後はシューマッハが勝つ.2勝目.

【2006年5月24日 水】

ということでほとんど眠ることができずに朝を迎える.
朝早く妹に来てもらって交代.会社に向かう.なるべく早く来てもらったため,あまり電車は混んでいなかったが,それでも人の多さと長い通勤時間にうんざりする.途中に他に引越ししていたりしていたが概ね変わらないこんな通勤ラッシュを,高校以来30年弱乗っていたんだよな.今から思い返してみても信じられない.
今日は一日中会社.さすがに疲れていたので少し早めに会社を出る.
帰宅して夕食.昨日は少ししか飲んでいなかったので,夕食でビール,その後にウィスキーを飲んだら,あっという間に回ってしまってダウン.ジロ・デ・イタリアは佳境なのだけど見ることができない.

【2006年5月23日 火】

今日の晩は親父の付き添いで病院に泊まる予定.ということで荷物が多い.しかも天気予報によれば雨が降るかもとのこと.糞.
会社に行く.地下鉄の中では引き続き『ガイア』を読む.昨日,上巻を読み終えたので持っているのは下巻だけなのだが,着替えその他を持っているので荷物が重い(着替えはザックに入れて肩にかついでいるのだけど).
午後,客のところに出かける.行く途中,渋谷で一旦降り,コインロッカーに着替えのザックを保管する.行き先は田園都市線沿いのいつも行く客先で,営業の奴と一緒に次の機械のお話をする.さて,どうなることやら.夕方に終って,今日はこれでお終い.外に出ると,糞ったれなことに雨が降り始まってしまっていた.しかも風が不安定で,たまたま強く吹いた時にタイミングが悪かったのか,傘の骨が折れてしまった.
夕食を食べて渋谷に出て,コインロッカーから荷物を出す.そして延々と電車に乗って親父が入院している病院を目指す.ここ8年ほど楽な通勤に慣れてしまっているので,混んだ電車に乗って行くのは苦痛.しかも荷物は多いし,傘も持っているし,蒸し暑いしで,参ってしまった.
やっとのことで病院の最寄の駅に到着.駅前のスーパーで夜食を買うが,レジが2台しか稼動しておらず長蛇の列.ここでもうんざりする.そしてやっとのことで病院に到着.妹と交代する.彼女の話では午後に容態が悪くなり,てんやわんやになったが,何とか落ち着いたとか.
着替えて付き添う.狭い簡易ベッドを部屋に入れられたので,寝そべることができるのだが,電気を消されてしまうと何もできない.PCを持っているのだが,電池が切れてしまい,部屋に余っている電源がないので,これで遊ぶこともできない.親父はぼんやりしているけれど,酸素マスクを外してしまうことがあるので放っておく訳にはいかず,仕方がないからとりあえず寝転がっているしかない.
そして12時過ぎあたりに,小水を処理したのだが,だんだん呼吸困難になってきて苦しみ始める.看護婦を呼び,タンを取ったりしても改善せず,血中酸素濃度が下がってくる.で,看護婦が医者を呼び,どうするか検討した結果,鎮静剤を打つ.これで何とか呼吸が安定し,血中酸素濃度も少しずつ上がってきた.
そんなバタバタがあって,もう3時.ほとんど寝ることができない.

【2006年5月22日 月】

バタバタしているうちにあっというまに月曜日になってしまった.休んだ実感が全然なくて疲れが残っているし眠い.
会社に行く.地下鉄の中では引き続き『ガイア』を読む.今日中に上巻を読み終えそうなので下巻をバックアップとする.『ガイア』は,前に読んだ時と同じく面白く読める.ただ,ネットがらみの記述がずいぶん現実は違ってきているよなぁ.まあ,14年も経っているんだから,当たり前といえば当たり前なのだが.
今日は一日中会社.
帰宅して夕食.夜はジロを見始めるが,今日は平坦コースであり,あまり面白そうでないので,早く寝ることにする.明日は親父の付き添いなので,あまり眠れるとは思えないのだ.ということで着替えその他を準備.すると昨日,実家にジーンズとTシャツを忘れてしまったことに気付く.

【2006年5月21日 日】

お袋に起こされて目をさます.
朝食後,準備をして病院に行く.運動不足なので歩いたのだが,このあたりは杉並に比べてずいぶん車の通行量が多くて歩きにくい.病院に着いて妹と情報交換.親父はまあ落ち着いている模様.
妹が帰って私一人で付き添い.親父はとりあえず意思は何とか通じないこともないので,時折水を飲ませたりして,本を読みながらでも何とかなる.そんなことをしているうちに従兄弟(親父の兄貴の息子)がお見舞いに来る.
昼食が出て,従兄弟は帰る.で,私は親父に昼食を食べさせる.食欲はまあまあなのだが,もう自分で食べ物を口に持ってくることができず,私が食べさせる.入院した当初は自分で食べられたのにねぇ,やはり弱ってしまっている様子.まあそれでも何とか無事に食べ終わる.
午後もまた見舞いが来そうな雰囲気であり,お袋が来て交代.私は実家に戻る.昼食は冷凍ピザをチンしてビール.食べ終わり,着替えて家に向かう.金曜日にスーツ姿で来たのでスーツで帰らなければならず,荷物もあることだし,蒸し暑いし,やたらとかったるい.
延々と電車に乗って帰る.座れたので『ガイア』を読んで行く.帰宅して一休み.どうも疲れが残っているのだが,肉体的な疲労じゃなくて精神的なものが大きそうな感じがする.ということでこれは走った方が良いのではないかと思い,着替えて走る.疲れるほど走る気はないので,軽く7.6キロほど.
帰宅してシャワー.確かにすっきりした.しかし夕飯を作ろうと思うほどではなく,今日は外食.手近に一番近い焼肉屋に行く.
夜はジロ・デ・イタリアを少し見るが,今日は上位陣は様子見の模様であり,私も眠いのでさっさと寝る.しかし休みがあっという間に終わっちゃったよなぁ.

【2006年5月20日 土】

朝早く起きる.実家は暗いので,めざましで起きたときに一瞬どこにいるのか分からなくなる.
今日は水戸の先の客のところに行かねばならず,親父の件もあるから早めに行ってさっさと終らせようと早起きしたのだ.で,お袋を起こさないようにそっと朝食を作成.といってもご飯は自動的に炊けるし,昨日の味噌汁が残っていたので,タマゴを焼いただけ.で,食べ終わったところで電話.一瞬,親父の容態が急変したのかと思ったが,これが田舎の親戚で,急遽見舞いに来るとのこと.
6時半過ぎに出かける.水戸まで行き,水郡線に乗って客のところに行く.モロモロのお話をして,何とか商売になりそうな感じ.昼食をご馳走になり(ついでにビールもいただく)終了.しかしここは遠いよねぇ.
天気が良くて暑い日だったが,実家の駅に着いて歩き始めると,またまた雨が降ってきやがる.ホントに変な天気だよな.帰宅すると,今日は親父の田舎から見舞いが来たということでお袋が疲れている.私は着替えて病院に向かう.
今日は下の妹が付き添いをしている.一緒に夕食を食べさせるが,明らかに一週間前よりも状態は悪くなっている.その後,すぐ下の妹の亭主が来てくれて一緒に帰った.今晩の担当は下の妹.私は来週の火曜日か水曜日あたりに泊まりに来なければならない.
夜は『ガイア』を読み,ネットを回ってから寝る.

【2006年5月19日 金】

今日も怪しげな天気.連休の最後の日からずっと天気が良くないよねぇ.
会社に行く.家を出るときに本棚の前で少し悩み,この際もうちょっとブリンを読もうかと思って,デイヴィッド・ブリン『ガイア』上巻を持って出る.奥付を見ると1992年に発行されており,リアルタイムで買ったはず.確かブラックホールを地球に落っことしてしまったお話だったような記憶がある.あと,ネット上で竜虎が戦うとか.
今日は一日中会社.
仕事が終る頃に妹から電話.親父がまた肺に水が溜まって,抜いたところ調子が悪くなったとのこと.そして会社を出たところで再び電話があり,悪化するかもしれないので今晩実家に来れないかとのこと.どうやら夜間に付き添いをしなければいけなくなった模様.
ということで急いで帰宅.妻はバドミントンの練習に出かけており,作ってあった麻婆豆腐とサラダとさつま揚げを娘と一緒に食べる.そして実家に行く準備をして出発.するとさっきまで止んでいた雨がボツボツと降り始める.傘をさすほどではないけれど,イヤだよねぇ.私は明日に客のところに行く約束があり,スーツを着ていて荷物もあるため余計に鬱陶しい.
途中,銀行でお金をおろしている時に,またまた妹から電話.お袋は家に帰って妹が今日は夜中親父についているとのこと.家に電話をすると妻に報告.お袋に電話をすると電話中.後で聞くと親戚にとりあえず知らせておいたらしい.
実家の駅に着くと本格的な雨で,終バスが終っていたため延々とタクシーを待つ.やっと実家に到着するとお袋はずいぶん疲れている様子.親父の容態を聞くと,まあまあ落ち着いてきたとのこと.しかし来週あたりには一旦退院できるかもとか思っていたけれど,当分の間は駄目だよねぇ.

戻る