専技試験過去問(養豚)




平成8年度
平成9年度
平成10年度

平成8年度

課題(ア)

1.ガット・ウルグアイラウンド合意に基づく豚肉輸入に対する緊急調整措置(SG)について述べよ。

2.次の用語について養豚の観点から簡単に解説しなさい。
(1)HACCP
(2)BOD
(3)SEW
(4)PED
(5)フラッシング効果

課題(イ)

あなたの県における養豚を取り巻く環境保全に対する取り組みを紹介し、あなたが普及させたいと考える方策について述べなさい。

共通課題(ウ)

1,あなたの考える「期待される普及員像」を具体的に述べなさい。
2,あなたの地域の農業・農村生活の実態から、重要な課題をひとつ取り上げ、専門技術員に望まれる援助活動について具体的に述べなさい。

平成9年度

課題(ア)

次の事項について説明しなさい。

1、日本において種豚登録を行っている品種を上げ、各々の品種特性と飼養状況
2、平成8年10月に改正された豚枝肉取引規格の改正点
3、PSS(豚版ストレス症候群)
4、豚ふんの急速堆肥化法とその得失

課題(イ)

銘柄豚についてあなたの考え方を述べ、あなたの県内において事例があればその作出経過と効果並びに問題点を述べなさい。

共通課題(ウ)

1,専門技術員は直接農業者に対して普及活動ができることになったが、そのような条件を踏まえて、農業者、改良普及員、専門技術員の三者の関係についてどうあるべきか、あなたの考えを述べなさい。

2,あなたが取り組んだ農業・農村生活上の課題(普及・研究・教育・行政いずれでも可)の中の一つについて、取り組んだ理由と成果の要点を述べるとともに、その成果をえるに至った要因を挙げなさい。

平成10年度

課題(ア)

次の事項について説明しなさい。
1、豚肉の価格安定制度について
2、雌豚の発情周期(徴候)と交配適期について
3、SPF豚飼養にあたっての得失について
4、養豚における食品製造副産物の飼料利用について
5、豚コレラ撲滅対策事業について

課題(イ)

貴県における養豚経営に起因する環境問題について主要な苦情発生要因を述べ、それぞれに対する貴県の指導・対処法策を骨子として、あなたの意見を述べなさい。

共通課題(ウ)

(1)女性農業者の活動事例をあげ、男女共同参画の観点から、その活動を助長するためにはどのような配慮が必要か述べなさい。
(注釈:取り上げる活動事例及び男女共同参画の観点については、農業経営に係る個々の活動に関するもの、又は農業・農村生活に係る地域活動に関するもののどちらでも良い。)

(2)あなたの地域(都道府県又は活動地域)における農業・農村生活上の重要と思う課題を一つとりあげ、その解釈のために望まれる専門技術員の活動について具体的に述べなさい。


※ア、イのテキストデータについては久保勝照さんから提供していただきました。ありがとうございます。