第2週 アルファベット



今日はまず、ドイツ語のアルファベットについてやります。アルファベット。


A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z


これは、英語と同じです。今、大文字で書きましたけど、もちろん、小文字もあり、です。
で、文字は英語と同じなんですけど、読み方が多少、違ってます。まずこの、Aですけど、英語では「えい」ですが、ドイツ語では、これは、「あー」と読みます。あー。
それじゃ、私の言う後について、みなさんも言ってみて下さい。あー!

(あー!)

次、Bですが、これは「べー」です。いいですか?べー!

(べー!・・以下同様)

次、Cは「つぇー」です・・。だから、ドイツ語では、「えい、びー、すぃー」じゃなくて、「あー、べー、つぇー」になります。え?何か、ヘンな感じ?(笑)

Dは「でー」です。Eは「えー」。それから、G、「じー」なんですけど、これは「げー」と読みます。げー。
それから、Hは、これは「はー」。それから、Iですが、「いー」と言います。ちょっと混乱してきたかな?あのね、ローマ字の読み方、思い出してみて。ローマ字だと、Aは「あ」、Eは「え」、Iは「い」でしょ?もちろんこれはドイツ語だから、あー、とか、えー、とか、いー、とか発音しなければならないけど、大体の読み方としては、ローマ字に引っ掛けて覚えると、わかりやすいんじゃないかな。

それから次、Jは、これは「よっと」と言います。よっと。Kは、「かー」。それから、次三つはわかりやすいですね、Lは「える」、Mは「えむ」、Nは「えぬ」。

今度はこっち来て、Oは「おー」。それから、Pは「ぺー」・・。

(笑い声があがる)

えっ、おかしい?(笑)林家ぺーじゃないよ。

(こういうことを言う講師もアホである(^^;))

それから、Qは「くー」と言います。でー、Rですが、まずこれは、「あーる」じゃなくて、「える」で、あの、Lの「える」とは違って、「る」のところを巻き舌を使って言ってもいいし、それから、喉のところでこう、「る」(「ぐ」に近いかもね)と、擦る音を出します。わかる?(笑)
これについては、発音の説明をするときにもう一度、説明しますね。

Sは「えす」です。それから、Tは・・大体、見当が付いてきたかな?「てー」と言います。てー。Uは、「うー」ですね。ね、ローマ字の母音、あ行の読み方でしょ?あー、えー、いー、おー、うー、と揃いましたね。

それからV、これは「ふぁう」です。Wは、「う゛ぇー」。だから、「フォルクスワーゲン」は、ふぁう・う゛ぇー、と読むといいですね。BMWは、べー・えむ・う゛ぇー、と言うと、いかにも、って感じでしょ?

Xは「いくす」って言います。それから、Yですけど、これはちょっと変わっていて、「いぷしろん」と言います。いぷしろん。そして、ラスト、Zは「つぇっと」と言います。つぇっと。最後の方、ちょっと難しいかも知れませんね。それでは最初から、もう一回通して言ってみましょう。私も一緒に言います。いいですか、あー、べー、つぇー、でー・・。

(ちなみに講師は、「いぷしろん・うー・かー・いー・かー・おー・えす・はー・いー・おー・いぷしろん・あー」という(笑))

えーとー、これら26文字は英語と共通ですけど、ドイツ語には、その他に、ドイツ語固有の文字があります。


ß Ä ä Ö ö Ü ü


まずこれ・・。Bでもβでもなく、ß 、「えすつぇっと」と言います。えすつぇっと。これは、小文字だけなんですよね。どう書けばいいかな?13、って書くと、書きやすいかな?
それから、Aの上に「てんてん」が付いているやつ、 これは「あー・うむらおと」(A-Umlaut)と言います。読み方は、「えー」ですが、Eの「えー」よりも口を広くして言う感じですね、厳密には。

それからこれ、Oにウムラオトが付いている「おー・うむらおと」(O-Umlaut)。なんか、足跡みたいでかわいいですね・・(^^;)
で、読み方なんですが、「え〜」となります。なんて言っているか、わかる?あのね、まず口の形は「お」にしてみる。でそのまま、勢いで「え」と言ってみましょう。いいですか、え〜!

(え〜!)

それから、Uのウムラオト(U-Umlaut)は、「ゆー」という音になります。そうですね、イメージとしては、小さい「ゅ」と言う感じかな?きゅーっ、とか、ぎゅーっ、とか言うときの。もちろん、あくまでもイメージだけどね。いいですか・・。

じゃこのアルファベットをドイツ語で、来週までに言えるようにしてきて下さいね。