第2回 序数と日付




前回は基数についてお話ししましたが、今回は、序数をやってみましょう。
序数というのは、第一番目の、第二番目の、、、ってやつですね。英語の、ファースト・セカンド・サードっていうやつ。

 それじゃまず、具体的にドイツ語の序数を見てみましょう。


1. erst 8. acht 20. zwanzigst
2. zweit 9. neunt 21. einundzwanzigst
3. dritt 10. zehnt 30. dreißigst
4. viert 11. elft 100. hundertst
5. fünft 12. zwölft 101. hunderterst
6. sechst 13. dreizehnt 120. hundertzwanzigst
7. sieb[en]t 19. neunzehnt 1000. tausendst


え〜、原則として、1から19までは、基数、普通の数ですね、これに、-t をつけて序数を作ります。erst とか dritt とか例外もありますけどね。
20から上は、基数に -st をつけます。

序数を使った言い方として、代表的なのに、日付の言い方があります。○月×日のドイツ語風言い方ですね。

ではまず、今日の日付の言い方です。


Heute ist der 17.[siebzehnte] Mai 1998.


ドイツ語では、日・月・年、の順番になります。
「今日は1998年5月17日です」ってやつですね。もちろん、日付によって数字を変えてみて下さい(笑)

え〜と、何故、siebzehnte と、e が付くか、わかりますか?

(・・・・・・)

これは、der の後だからです。der 、すなわち、男性の1格ですので、形容詞の語尾は、-e でしたよね?

それでは今度は、誕生日などを言ってみましょう。


Ich bin am 19.[neunzehnten] Juni in Kyoto geboren.


「私は6月19日に京都で生まれました」という言い方です。
皆さんも、自分用のを言えるようにしておくといいですね(^^)

am の後ですから、neunzehnten となります。
ま、さっきの例では -e でしたけど、冠詞の後では、-en の語尾になる確率が高いですよね。だから、. Punkt 、点は、そのまま「てん」と読んどけばいい、という話もあります・・(^^;)

(・・・・・(^^;))

いちおう、月の言い方を挙げておきましょう。


Januar, Februar, März, April, Mai, Juni, Juli, August, September, Oktober, November, Dezember


これらの月名は、みな、男性名詞であることを覚えておくと良いかも知れませんね(^o^)

(なお、季節や曜日も、男性名詞です)