- 今回は15人参加の団体だった。バスを鏡渡橋(きょうとばし)下車する時、他の乗客から「要害山ですか」と声をかけられた。良い天気で暖かだった。登山道に入るまでの道の近くには梅が咲き蜜柑が生っていた。登山道に入り、樹林帯に入る前の見晴らしの良い場所で最初の休憩をした。
- 植林から雑木林へと急坂を登って行った。やがて最初の山頂、要害山に着いた。大きな木が立ち、祠と大きな山頂標識が有った。広い山頂で見晴らしが良かった。日が差して暖かだった。富士山がうっすら見えた。リーダーから「じきに見えなくなると思うので今のうちよく見て下さい」と助言が有った。
- 要害山からは尾根道だった。下った鞍部には大きな木の根元に祠が有った。次第に狭い尾根になると、「風の神様」に着いた。狭い山頂だった。富士山が少し見えた。空には薄い雲がかかり始めていた。暑いので「風の神様」からはシャツ一枚になって歩いた。ロープの急坂の下り登りが有った。人数が多いので少し時間がかかった。
- コヤシロ山は西側の展望が良かった。リーダーの予想通り富士山は見えなくなってしまった。昼食休憩にした。メンバーの持ってきたパイナップルをご馳走になりながらゆっくり休んだ。休憩中にベテラン女性三人組の登山者が反対方向からやってきて、しばらく立ったまま休んでいた。最後に集合写真を撮ってから山頂を後にした。
- 次の実成山(みなしやま)は樹林に囲まれていた。リーダーが「本日の最高点です」と説明して通り過ぎた。「一番高いのに通り過ぎちゃうの」などと不満の声がした。
- 尾続山(おづくやま)まで半分植林が続いた。尾続山も樹林に囲まれていた。尾続山からジグザグに下って行くと尾続バス停に着いた。付近には梅が咲いていて暖かかった。16時頃までバスは無いので、バス便の多い新井まで歩き帰りのバスに乗り込んだ。
- この日、山中で会ったのは6人だけだった。