- 初日は、祖内(そない)近くのナンタ浜を散策した。グンバイヒルガオがきれいに咲いていた。
- 二日目は雨だった。午前中は祖内周辺を歩いた。最初はティンダバナに行った。岩屋は迫力が有った。次の「どなん酒造」では花酒を試飲させてもらった。香りが良く、まろやかだった。
- 午後は小降りになった。比川(ひかわ)までバナナやパパイヤの木を見ながら歩いた。比川浜は映画のロケ地になった所で、砂浜がきれいだった。観光客も7-8人いた。浜の倒木に腰かけて休んだ。
- 三日目は天気も良くなった。まず、島の最高峰、宇良部(うらぶ)岳に向った。山頂直下まで車道の登りだった。山頂近くでは渡りをする蝶、アサギマダラが多くいた。これから台湾へ渡るのかしらと思った。アンテナ横の階段を一登りすると山頂で、北から西へと海の眺めがきれいだった。
- 宇良部岳を下り、人面岩展望台に寄り、立神(たちがみ)石と軍艦岩を見て進むと東崎(あがりざき)に着いた。周辺では十数匹の野生の馬(与那国馬)が草を食んでいた。観光客も少しいた。レンタルの電動機付自転車で来た男性に「歩いてきたんですか」と驚かれた。灯台付近の芝生に座ってゆっくりと休んだ。帰りに祖内近くまで戻ると墓地群が有った。一つ一つが大きくて驚いた。
- 四日目は晴天だった。朝、宿で食後に島バナナシェイクをおいしくいただいてから出発した。少し暑いくらいだった。途中の飛行場は石垣行が出発したばかりで閑散としていた。
- 久部良(くぶら)バリには幅2m近い裂け目のある岩が有った。昔、人減らしのために妊婦を飛ばさせた場所だった。海がきれいだった。久部良漁港の食堂では、カジキのお刺身とカジキの竜田揚げの入ったカジキ定食を食べた。港から少し歩くとナーマ浜で砂浜と透き通る青い海がきれいだった。
- 坂道を登っていくと西崎(いりざき)に着いた。カジキの像と日本最西端の碑が有った。休んでいると、同宿のダイビングをする男性が登って来たので写真を撮ってあげた。
- 休憩後は比川へ向った。テキサスゲート(格子を道路上に敷いて動物の通行を妨げるゲート)を過ぎると20匹以上の馬がいた。自衛隊駐屯地近くではランニングの5-6人とすれ違った。暑くていやになった頃に比川の浜に着いた。
- この日の宿の夕食は「カジキ」と「もずくどん」だった。おいしくいただいた。天気が良かったので食後にナンタ浜へ星空を見に行った。新月の翌日とあって天の川もよく見えた。
- 最終日は飛行場でお土産の与那国島産の「カジキ」と「シイラ」のかまぼこを購入してから飛行機に乗り込んだ。暖かく、のんびりと過ごせた五日間で、満足した。