- 林道を少し歩き、美濃戸山荘まで来てベンチで休みながら昼食にした。同行者が牛乳を購入したところ「お茶を飲んでいかないか」と声をかけられ、つまみまで出してくれた。
- 美濃戸山荘からの登山道の両側には苔が多かった。行者小屋手前からは赤岳方面が見えた。行者小屋の前からは赤岳や横岳の岩場の迫力がすごかった。
- この日の行者小屋の宿泊は18人だった。曇り空だったが、行者小屋の窓からは槍ガ岳や穂高岳が見えた。
- 翌朝は晴れていた。登りの地蔵尾根には鎖場が多かった。振り返ると槍ガ岳や穂高岳が見えた。地蔵尾根の頂上からは富士山が見えた。山頂部に笠のような雲がかかっていた。
- 赤岳山頂には10~15人登山者がいた。すっかり晴れ上がり富士山の雲もすっかり取れていた。南アルプスもきれいに見えた。15分も休んでいると次第に霞み始めてきた。山のきれいなのは朝の一瞬だけだと思った。
- 赤岳からの下りは鎖が多かった。文三郎尾根分岐を見送り、急坂を下った後、登り返して中岳に着いた。遭難碑が有った。
- 阿弥陀岳で2回目の大休止をした後、御小屋尾根を下り始めた。少し急で石がガラガラしていて歩きにくかった。ハイマツにつかまりながら下った。山頂で休みすぎたのと、下りで時間がかかったせいで、不動清水には予定の時間よりだいぶ遅く着いた。不動清水からは急ぎ足で下った。あまりに急ぎすぎて御小屋山ではカメラを置き忘れそうになった。
- 急いだおかげで美濃戸口には少し早めに着いた。バス停で待っている間に、売店で「いつ頃が一番混むか」聞いたら「年末年始」との事だった。