- 林道ゲートは標高750m地点、最初のヘアピンカーブの手前にあった。タクシーを下りて新緑に包まれた林道を歩き始めた。山桜が咲いていた。林道はやがて植林帯になった。標高950m付近で植林帯が終わったときには新緑も小さな葉っぱだけになっていた。
- 林道終点からは谷沿いの山道になった。桧の植林帯だった。次第に斜面が急になった。斜面をジグザグに登って行くと達沢山東側の鞍部に着いた。稜線は葉を落とした雑木林におおわれていた。木の間から黒岳が見えた。
- 鞍部から一登りで樹林に囲まれた山頂に着いた。登山者が3-4人休んでいた。葉を落とした木の間から南アルプスの間ノ岳が白く見えた。北岳は雲の中だった。落ち葉の上にシートを敷いて昼食にした。
- 山頂からの下り始めは急坂だった。急坂が終わると緩い下り坂の尾根になった。ミズナラなどの雑木林の尾根だった。道はところどころ木の小枝がかぶり気味だった。ムラサキヤシオがところどころで咲いていた。木の間からは黒岳と釈迦ガ岳が見えた。。標高1040m付近で左の尾根に引き込まれそうになった。下るに従いアカマツも多くなってきた。標高900m付近は北側が桧の植林だった。
- 旭山の標識は809.5mの三角点に有った。この付近が一番新緑がきれいだった。南側の木の間には大栃山が見えた。大栃山のふもとの桃畑はピンクに染まっていた。
- 旭山からは道もはっきりしてきた。標高625.5m地点には「蚕影山」との標識が有った。
- 登山口が近づくと山桜が咲いていた。最後はアカマツの多い雑木林を下ると登山口に着いた。鹿よけのフェンスが設置されていた。
- 登山口からは桃畑の間をのんびり歩いた。名残の桃の花が少し咲いていた。バスで甲府に出て、祝杯を上げてから解散した。