- バスを下りて車道を沢沿いに歩き出した。シャガがところどころ咲いていた。
- 林道終点からわずかの登りで大峠に着いた。「女坂伝承地」と書かれた昭和15年製の碑が有った。
- 大峠からの尾根は杉の植林帯を行く道だった。下は笹のところが多かった。倒木がやや多く、荒れた感じの道だった。
- 竜在峠分岐の手前でいったん道が西向きになり正しい道かと一瞬不安になった。竜在峠分岐の先に伐採地があり切り株に腰を下ろして休んだ。ウグイスが鳴いていた。
- 杉の植林の間から竜門岳が見えるようなると、やがて三津峠に着いた。しっかりした道が左右から来ていた。鳥の鳴き声が多かった。
- 三津峠からは道が良くなった。竜門岳への最後の登り付近ではチゴユリが咲いていた。
- 竜門岳山頂で初めて登山者に会った。家族連れでビールをごちそうになった。植林の中のため展望はなかった。
- 山頂からの下りは急だった。鹿よけと思われるネットが張ってあった。林業の作業者3人が昼の休みをとっていた。水の流れの有るところまで下りるとカジカガエルがさかんに鳴いていた。
- バスまで間があるため吉野山口神社から駅まで歩くことにした。途中振り返ると竜門岳が見えた。