- 森駅からのタクシーは、近道が閉鎖されていたため、やや遠回りをして登山口の六合目に着いた。
- 六合目から登りはじめた時は剣ヶ峰には雲がかかっていた。剣ヶ峰以外は青空が広がっていた。ヒバリが鳴いていた。やがて剣ヶ峰の雲もとれ、快晴になった。
- 馬ノ背に着いた時は、まだ昼には早かった。そのまま剣ヶ峰の下まで行く事にした。2ヶ所ほど雪の残っているところを越えて、岩場を少し登った。噴火口の裂け目が良く見えた。ぐらつく岩が多かった。もう少し登れそうな気がしたが安全を見て引き返す事にした。登りの時は何でもなかったのに下りでは最初の岩を超えるのに苦労した。
- 馬ノ背に戻って来ると風が強くなっていた。岩陰で弁当を食べた。あたりでは登山者が30人位休んでいた。
- 馬ノ背からの下りは銚子口方面へ向かった。六合目登山口へ行く道との分岐を過ぎるとカラマツが増えてきた。新緑には早かったが、新しい葉が少しだけ出ていた。
- 3合目からは別荘地を歩いた。建物はほとんど建っておらず、森の中にまっすぐな道が通っているだけだった。振返ると剣ヶ峰が見えた。
- 大沼のほとりの登山口付近にはスミレやエンレイソウが咲いていた。登山口から銚子口駅への途中では大沼の岸辺にミズバショウが咲いていた。
- キャンプ場で左に曲がるところを真っ直ぐに行ってしまい25分位時間をロスしてしまった。ようやく銚子口駅に着き、キャンプ場で買ったビールを飲みながら待合室で列車を待った。他の乗客は誰も来なかった。