- 前日は、雰囲気の良い石狩岳登山口のある二十一ノ沢出合でテントを張った。翌朝、杉沢出合登山口に着いたときには、すでに何組かが出発していた。
- 天狗のコルまでは、前日の雨で笹が濡れていて、膝から下が濡れてしまった。天狗のコルからしばらく登るとハイマツ帯になった。ガスで展望は無かった。前天狗手前では、イワブクロ、イワギキョウが咲いていた。
- 天狗岳のピークを巻いて、いったん鞍部へ下った。鞍部から山頂の間では、トリカブト、トカチフウロ、エゾツツジ、ウメバチソウ、イワブクロ、イワツメクサなどが咲いていた。
- ガスの中、山頂に着いた。登山者は7-8人だった。ナキウサギの声がしていた。時々姿も見えた。ガスが晴れないかとねばったが、かろうじて下の方の雪渓と天狗岳が見えただけだった。
- 下り初めてすぐ、左のふくらはぎがけいれんした。痛い足を我慢しながらの下りになった。
- 天狗岳で少し上よりのコースを通ったら、ウサギギク、イワオトギリ、ヨツバシオガマなどが咲いていた。前天狗から少し下ったところでシマリス、ナキウサギを見た。
- 登山口に着いた頃は、足の痛みは治まった。糠平でビールを買い、二十一ノ沢出合まで戻りテントを張った。
- 翌日は少し上流にある岩間温泉で露天風呂に入った。ビニルシートだけの野性味豊かな露天風呂だった。