- 今回は9人グループのリーダーだった。奥多摩駅からのバスは混雑のため2台に増発されていた。奥多摩湖バス停で下車した。湖畔の紅葉がきれいだった。トイレに寄ってから歩き始めた。
- 橋と道路を渡ると、むかし道の入口だった。舗装された道を少し登ると登山道になった。すぐ目の前を猿が横切ったので驚いた。登山道が一番高くなったあたりからは紅葉した木々の間に奥多摩湖が見えた。この付近は、すれ違う人も多かった。
- 紅葉を楽しみながら登山道を下って行った。ゆっくり進んでいた7-8人のグループを抜かすと、車道に出て西久保の切り返しに着いた。大きなカメラと双眼鏡を持った10人ほどのグループがいた。バードウォッチングとの事だった。紅葉した楓の下にベンチが有ったので座って昼食休憩にした。休憩後、楓の下で集合写真を撮った。
- ここからは舗装された旧道歩きになった。車の通行はほとんどなかった。紅葉を楽しみながらのんびり歩いた。堂所吊橋は一度に二人の人数制限が有った。二人ずつ対岸に渡った。吊橋の中央からは渓谷の紅葉がきれいだった。渡り終わった後、順番に戻った。
- 歩いて行くと小さな虫歯地蔵が道脇の崖の上に有った。向かいの民家の前には無人販売所が有り、柚子と干し柿を売っていた。干し柿は、ちょうど先客の女性2人組が買って食べているところだった。次の販売所ではキウイが売られていた。一袋100円で小さなキウイが8個ほど入っていた。我々グループが購入すると、ほとんど売り切れになってしまった。
- しだくら吊橋も二人ずつの人数制限が有った。途中まで渡り渓谷の紅葉を眺めた。惣岳公衆トイレに寄って更に進むと紅葉したいろは楓の巨樹が有った。この付近は、あちこちで紅葉した楓がきれいだった。
- 白鬚神社はオーバーハングした岩の下に有った。トイレの有る小中沢を過ぎると、開けた場所から山の上の方が見えた。少し霧がかかり始めていた。
- ゆるく登ると槐木(さいかちぎ)の休憩所に着いた。トイレも併設されていた。ベンチに座って一休みした。休憩所からは遊歩道を下った。紅葉のきれいな道を下って行くとダム建設時に使った線路の跡が有った。
- 最後に神社の横に出ると奥多摩むかし道の終了点に着いた。のんびりと車道を奥多摩駅まで歩き、解散の挨拶をしてハイキングを終了した。この日は秋の景色を満喫した一日で満足した。