- 和銅黒谷駅で下車したのは我々だけだった。国道を少し歩き、標識に導かれて細い道に入った。登り坂になるとハナモモが咲いていた。
- 遊歩道に入ると和銅遺跡に着いた、高さ3m程のお金の形をしたモニュメントが有った。数人の観光客がいた。
- 再び車道に出て登って行った。道脇には菜の花が咲いていた。赤いハナモモの先には両神山が見えた。
- 登山道に入ると雑木林になった。谷沿いの道だった。新緑がきれいだった。小尾根に出たところに山頂0.7kmの標識が有った。一休みした。
- 山頂近くまで登ると桜の木の下の登りになった。花は木の高いところにたくさん咲いていた。林床にはスミレが咲いていた。
- 桜の木の下を一登りで山頂に着いた。風が少し有った。公園になっていて車で来た人もちらほらいた。桜は7-8部咲きで盛りはこれからだった。まだつぼみの木も多かった。桜の横のベンチに座り昼食にした。お煮染め、トマト、梅酒をいただきながら、お花見を気分を味わった。
- 下りは関東ふれあいの道を親鼻駅へ向った。ヤマツツジが少し咲き始めていた。クロモジ、ウグイスカズラも咲いていた。みはらし園地まで下ると女性が休んでいた。「小鹿野に住んでいるんですけれど、簑山は良い山なのでよく来るんです。」と言っていた。
- みはらし園地からは比較的緩い下りの登山道で歩きやすかった。新緑や春の花を楽しみながら下った。下山した萬福寺も花盛りだった。ベンチに座って、この日最後のお花見をした。
- 時間が有ったので道の駅に寄り道して秩父名物の「しゃくしな漬け」を購入し、親鼻駅から帰りの電車に乗り込んだ。
- 良い天気で春の花を楽しめた一日だった。