- 童話の森に着いたときは良い天気だった。妙高山や黒姫山がよく見えた。事務所でコース使用料とレンタルスキー一式の料金を支払い、簡単にコースの説明を受けてから滑り出した。
- まず、1周400mくらいのアップコースを6周した。数人が滑っていた。初心者らしき人も滑っていた。次に1kmコースを滑った。雪原のコースだった。3周してから木の下のベンチで休憩した。
- 休憩後は2kmコースを滑った。前半は林間コースだった。少し起伏が有った。ボーゲンをしながら多少苦労して滑った。後半は雪原のコースだった。一周後に木の下のベンチで休憩した。
- 最後は一番長い3kmコースに向かった。後半は登り坂が続いた。あえぎながら登って行くと、女子選手二人が後ろからやってきた。軽快な滑りなのに、顔は鬼のような形相でびっくりした。スピードを落とさず横を通り、ポニーテールに結った髪を揺らしながら、ぐんぐん坂を登って消えていった。
- やがてコースは下りになった。ゆっくりボーゲンで下っていくと、選手のコーチらしき男性がいた。「上手ですね~」とお世辞を言われた。「それほどでも」と言いながら、悪い気はしなかった。
- 3kmコースを滑り終わって、この日のスキーを終了した。この日は選手も含め10人ほどが滑っていた。スキーを脱いでいったん事務所に返却した。他にも二人分のスキーが返却してあった。
- 2日目は小雪が舞っていた。昨日のスキーを借りると、事務員から「カッターコースを使うか」と聞かれた。「使う」と答えると、スノーモービルで整備を始めてくれた。昨日のコーチがやってきたので彼女たちの事を聞くと、「東京から来ています。○○大学の医学部の学生でスキー部なんです」との返事だったので少し驚いた。「今は少人数でしか集まる事ができないんです。時間をずらしながら集まっています」との説明だった。年間何日滑っているか尋ねると、40日位との事だった。
- まず、アップコースを3周して足慣らしした後、3kmコースに向かった。気温が下がったせいでコースは少し固かった。同行者は最初の下りでコントロールできずにコース外にそれてしまった。1周後、木の下のベンチで一休みした。ベンチにはうっすらと雪が積もっていた。
- 休憩後は2kmコースを途中まで滑り、コースを外れて御鹿(おじか)池まで行ってみた。二人分のスキーのトレースが有った。静かな池はコースと違った雰囲気で気持ちよかった。池を半周し、小橋で対岸に出ると、斜面を横切る道になった。雪が少し固く、下に滑り落ちないよう注意して進んだ。
- 静かな森の雰囲気を味わった後、コースに戻り、この日のスキーを終了した。雪はいつの間にかやんでいた。これで今シーズンのクロスカントリースキーの予定は終了なので、少し残念だった。