- 川棚駅からのバスはしばらくなかったため、タクシーに乗った。運転手が途中、2カ所、虚空蔵山のよく見えるところで停車してくれたので写真を撮った。運転手の見せてくれた名刺には虚空蔵山の写真が入っていた。登山口までタクシーで行ってしまうと歩く時間が少なくなってしまうので岩屋口で下ろしてもらった。
- 岩屋口から登山口までは舗装路を歩いた。虚空蔵山はほとんど見えず、時々、山頂部分が見える程度だった。やがて着いた登山口には立派なトイレと水道が有った。
- 犬の墓付近からは照葉樹林帯を歩いた。ぽつりぽつりとつばきが咲いていた。
- 山頂は縦に長かった。ほこらが有り、一等三角点が有った。ほこらの陰には昨夜降った雪がうっすらと残っていた。川棚町と大村湾がよく見えた。多良岳が逆光の中に見えた。早めの昼食を食べた。ほこら掃除の人がやってきてやがて帰っていった。他にはだれも人が来なかった。出発する頃には雪はすっかり消えていた。
- 茶畑の中を通って不動山のバス停に着いた。時刻を調べていなかった割には昼1本のバスにちょうどのタイミングだった。今夜は初日の出のために登る人が多いとバスの運転手が教えてくれた。嬉野温泉でバスの乗り継ぎ時間を利用して一浴した。