- 松本駅前で待ち合わせて、車で高山に向かった。途中、紅葉のきれいな安房峠を経由した。高山で食料を調達した後、モンデウススキー場に向かった。
- スキー場は一部が放牧場になっていた。スキー場の右端の登山道を登った。ススキが日に輝いてきれいだった。
- リフト終点からは、なだらかな樹林帯を登って行った。展望は、ほとんど得られなかった。時々登山者とすれ違った。
- 天の岩戸には大岩が有った。柵で囲まれていた。柵の横を通って、ほとんど平坦な道を進んで行くと、展望台の跡地に着いた。正面に白山が見えた。数分先の山頂は灌木に囲まれていた。紅葉がきれいだった。山頂から5分ほどの水場は、山頂直下とは思えないほど水量が多かった。展望台跡地にテントを張り、ワインを飲んでくつろいだ。
- 翌朝、あたりは霧がかかって視界は20mほどしかなかった。のんびりと支度をしていたら、早くも最初の登山者が登ってきた。川上岳に向かう縦走路に入ってすぐの笹の中に余分な荷物を置き、身軽になって川上岳を目指した。
- 霧は1時間ほど歩くうちに晴れてきた。何度か上り下りを繰り返した。ブナ林や笹原がところどころにあった。静かな稜線の道で、結局川上岳まで誰ともすれ違わなかった。川上岳への最後の登りになって展望が開け、御嶽山がくっきりと見えた。
- 川上岳山頂は360度の展望だった。なだらかな山頂を少し先まで進むと行く手の稜線が見えた。稜線横の灌木が紅葉していてきれに見えた。最初は先客1人だけだった山頂も、次々と登山者が来て、出発する頃にはにぎやかになっていた。
- 行きは、誰ともすれ違わなかった縦走路も、帰りは十数人とすれ違った。位山の展望台跡地は、ちょうど昼食時で40人ほどの登山者でにぎわっていた。
- 位山からはダナ平林道へと下った。途中には背丈の2-3倍もある巨石がたくさんあった。