- 豊科からのタクシーは工事のため林道終点まで入れなかった。林道終点で登山届けを出して出発した。
- 標高約2010mの河原に出た所でお茶をわかして休憩した。あたりはトリカブト、シシウド、ミヤマアキノキリンソウ、イワオトギリ、タカネトウウチソウなどが咲いていた。最後の水場で昼食を食べた。最後の水場から常念小屋までは、ところどころにベンチが有った。第4ベンチの上からハイマツ帯になった。ヤマハハコやウメバチソウが咲いていた。
- 常念小屋に着いたときには、ガスが出てきてしまい、槍ガ岳などの展望は得られなかった。小屋の外に出てビールで乾杯した。ハイマツの上をホシガラスが飛び回っていた。常念小屋は1畳に一人であまり混んではいなかった。
- 翌朝、小屋から15分くらい横通岳の方へ歩いて日の出を迎えた。槍、穂高連峰がうっすらと赤く染まりきれいだった。小屋に戻り朝食を食べた後、常念岳山頂に向け出発した。途中はトウヤクリンドウが多く咲いていた。
- 山頂には10-20人位いた。槍、穂高連峰の他、南は中央アルプスから北は、立山、剣岳、鹿島槍ガ岳まで見えた。
- 下りの三股への分岐付近にライチョウがいた。前常念への途中のハイマツ帯ではホシガラスが飛び回っていた。
- 前常念からは岩の多い急な下りだった。蝶ガ岳への稜線の上に穂高連峰が見えた。樹林帯にはいると急に鳥のさえずりが聞こえてきた。三股にはタクシーの予約時間より15分早く着いたが、すでにタクシーは待っていた。