- 登山口近くのバス停、横滝口へ1時間早く行くため丹生寺バス停から歩く事にした。
- バスを下りて県道59号線を北へ歩き始めた。時々車が通過した。左前方には堀坂山と観音岳が見えた。横谷口では、ちょうど松阪駅行きのバスが出た直後だった。バス停横で靴紐を締め直していたら、軽トラックが止まり「バスは出たばかりだよ」と声をかけられた。
- 横谷口からは県道45号線の緩い坂を登っていった。森林公園入口のところが登山口で車が3台駐車してあった。ゲートを通って舗装された林道を登り始めた。回りは杉と桧の植林だった。カラスが鳴いていた。
- 林道を登りつめると山道に入った。急な尾根の植林帯の登りだった。木の根が階段になっていた。稜線に出ると植林は終了し、気持ちの良い自然林になった。松が多かった。少し風が吹いていた。稜線では登山者数人とすれ違った。
- 稜線を登り下りしながら少しずつ登っていくと雌岳に着いた。祠が有り東側の展望が良かった。雌岳から堀坂山山頂までは、登山道の片側が植林の事が多かった。山頂付近では積雪が1cmくらい有った。
- 山頂は小雪が舞っていた。登山者が10人くらいいた。西側の山は雪で霞んでいた。壁が石造りで上にトタン屋根を乗せただけの避難小屋が有った。
- 堀坂山山頂からは北側の堀坂峠へと向かった。最初のうちは踏みつけられた雪で滑りやすかった。堀坂山の山頂直下には「あなご権現」が有った。下部になると植林帯になった。堀坂峠には鳥居が有った。車道が通っていて車が2台駐車してあった。
- 堀坂峠から反対側の観音岳へ向かって登り始めた。最初は植林帯だった。やがて左側が笹原になり堀坂山が見えた。山頂近い標高になると登り下りが数回続いた。自然林で気持ちの良い稜線だった。
- 観音岳は南側の堀坂山方面の眺めが良かった。観音岳東峰には小さな石の祠が有った。
- 観音岳からは森林公園へと下った。標高350m付近まで自然林が続き気持ちが良かった。あずまやからは木の階段で整備されていた。森林公園に出た所で、うっかり逆方向に歩いてしまい、5分ほどロスした。森林公園には遊びに来ている人の車が10台ほど駐車してあった。
- 横滝口まで県道45号線をゆっくり下った。夕焼け空になってきた。横滝口からのバスの乗客は一人だけだった。