- 郡山あたりでは晴れていたのに、福島あたりではにわかに雲行きが怪しくなってきた。桑折駅で下車したとき迎えのT氏とM氏によれば、私の着く直前は車から降りられない程の雨だったとの事だった。幸い私の着いた時は雨がやんでいた。それでも車で半田沼公園へ着く頃は本降りの雨になってしまった。
- 公園事務所で雨宿りし小降りになってから出発した。今回はそれぞれ反対側の登山口から登り山頂で落ち合おうとの趣向だった。
- 半田沼へは少しの下りだった。水路のチェックとかで沼の水は少なくなっていた。沼周辺の紅葉は見頃だった。沼の反対側を登り車道に出たところで、再び車に乗ったT氏、M氏と出会った。「反対側の登山口に行く道を間違った」との事だった。挨拶を交わし、一人、北登山口から登り始めた。
- アカマツの多い森だった。急な登りではジグザグに道が付けられていた。登山道には100mごとに標識が付けられ、登山口と山頂からの距離が書かれていた。それぞれの距離を足すと2200mになり、コース全長が2200mであることが分かった。小雨が降るものの時折日も差した。あずまやが有り一休みした。あずまやを過ぎると少し降りが強くなってきたのでザックカバーを付けた。
- アカマツの森は山頂からの標高差100m付近まで続いていた。最後の標高差100mは勾配が緩くなり、栗などの広葉樹が増えた。
- T氏、M氏の待つ山頂に無事到着した。小雪が降っていた。T氏、M氏は10分前に着いたとのことだった。少し霧にけむる山頂からは下の平野と向かいの霊山と思われる山がうっすらと見えた。
- 下りはT氏、M氏が登ってきた道を通った。少し緩い下りが続いた後、急坂になった。途中で半田沼を見下ろせる場所が有った。再び本降りになってきた頃、登山口のあずまやに着いた。結局、何とかレインウェアの世話にはならずに歩き通す事ができた。あずまやで雨宿りしながら昼食を食べた。この日は他の登山者には会わなかった。
- 車で半田沼公園事務所に移動し、着替えをした後、蔵王温泉まで移動して忘年会に参加した。