- 身延線が大雨の徐行運転で前日のうちに松本までたどり着けず、やむなく甲府泊まりにした。翌朝、集合時間に1時間半以上遅れて豊科駅に着いた。
- ゲートから林道をしばらく登ると登山口に着いた。登山届けを記載している間に雨が降ってきた。レインウェアを着て出発した。足元にはイチヤクソウが咲いていた。「まめうちだいら」からの登りではカニコウモリや名残のオサバグサが咲いていた。標高2330mを過ぎるとシナノキンバイやオオサクラソウが咲いていた。
- 蝶ヶ岳ヒュッテのテント場にはテントが6-7張り張られていた。雨が降り強風が吹いていた。視界も30mほどで、すぐそばの小屋も見えず、通りがかった人に「小屋はどちらですか」と聞かれた。テント泊から小屋泊まりに変更した。
- 翌朝、雨はやみ、時々ガスが晴れ雲海が見えた。稜線を蝶槍へ向かった。蝶槍ではガスが時々晴れ穂高連峰の方が見えた。蝶槍でわずかの展望を楽しんだ後、横尾へ下山した。途中で雨が降り出したのでレインウェアを着た。
- 横尾まで下りると急に人が増えた。天気が悪いせいか、どの人も心もち暗い表情だった。上高地へ向かう道の横にはセンジュガンピやホタルブクロが咲いていた。雨模様にもかかわらず上高地の河童橋付近は観光客が大勢いた。