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　フランス戦を終えた日本代表は一夜明けたこの日夕方、すでにローマにもどった中田英寿、エスパニョ－ルの西澤明訓を除くメンバー全員が、帰国のためにパリを出発した。日本時間の26日に到着する。また、トルシエ監督はこのままパリから４月に行なわれるスペイン戦に備えるために、スペイン、フランス戦の視察に向かう。
　今回の遠征で団長を務めた森・協会専務理事は「試合は、日本の課題であるフィジカル、スピード不足を浮き彫りにした。個々の技術だけでは対等に戦えないし、残り１年でそれを変えることはできない。やはり集団の力をもっと磨くべき」と話した。森専務理事によると、来月、スペインとの親善試合が行なわれるコルドバの競技場は、現在ピッチが荒れていてゴール前も地面が剥き出しになっている状態で、芝の移植が検討されているそうだ。