王様 |
やっぱりエジプトの地底は 雰囲気が違うねぇ。 |
大臣 |
さすがに王様は お目が高くいらっしゃいます。 |
ホリンガーZ |
少シノ間待ッテクダサイ。 アナタハ王様デスカ? |
王様 |
おや、ロボットではないか… めずらしい。さすがエジプト。 |
ホリンガーZ |
多スギルぶろっくガ数多クノ人達を 困ッテイル状態ニシテイマス。 アナタハ停止サセルベキデス。 ブロックノ発生ヲ。 |
王様 |
えーと、何のことかな。 今、観光旅行中で忙しいんだけどな。 |
ホリンガーZ |
アナタハ非常ニ責メラレルベキデス! アナタハ非常ニ責メラレルベキデス!! アナタハ非常ニ責メラレルベキデス!!! |
王様 |
…すまない。 どうも私は、 どうしようもないウッカリものらしい。 ブロックはすぐに止めるようにします。 私の不幸は、 あなたのように私を心から叱ってくれる人が いないことかも知れないな… |
こうして、ホリンガーZの活躍により、 世界には平和が訪れた。 王様も、決してうっかりしないと 誓ってくれた。 ホリンガーZにも、 お手伝いロボとしての静かな日常が 再び訪れたのだった。 |
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アンナ | お皿洗い終わった? |
ホリンガーZ |
オ皿ハスデニ割ラレテイル状態デス。 私ニヨッテ。 |
おしまい |