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■ 読者の皆さんによるチャレンジ(投稿)例 ■

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読者投稿 : cnlr@BG5A-TS さんのページ
「私も 前期型TSに BHダクトを移植しました」
(BGレガシィ・ワゴンTSにBHレガシィ用 吸気ダクトを移植)

● 2000-03-23 : 新製、 ●2002-02-22:デザイン変更、校正


<cnlr@BG5A-TS さんの前期型BGレガシィTSに吸気ダクトを移植した例です>
bh_duct_cnlr.jpg (41184 バイト)

↓ 以下、cnlr@BG5A-TS さんご本人による解説文です(編集:KAZ)。↓

1.取りつけたダクト:
 

KAZさんからの情報の他、みやさん、GOUさんの実施内容を参考に、小生のBG5A−TSにも、BE/BHのエアーダクトを移植してみました。以下は、その概要です。本移植作業につきましては、KAZさんのHPからの情報がとても参考になり、大変ありがとうございました。

KAZさんのページにあるとおり、初期型BG5Aでは、GT系とNAは同じエアインテークダクトを使用しているので、それに対応するBE/BHのダクトは、「46012AE070」です。近所のディーラに発注して購入しました。(税抜1,700円)
 

2.取付作業概要:
 

同じBG5AでもGT系と比較して、2LNAでは、ラジエターブロックのサイズが小さいため高さが低かったり、その他ワイヤーやパイプ配置の違いで、先に移植された方々の移植作業内容と少々異なっておりました。(下記URLの稚拙なHPもご参照下さい。)

http://member.nifty.ne.jp/oofuna2/oyaji/kuruma/maintena/airduct/index.html

1) ダクト接合部一部カット:
GOUさんが既に報告されている通り、レゾネータ側へのダクト接続口の角度の違いからか、そのまま接続すると全体が上に跳ね上がってしまいます。そこで、ダクトの接続口の下側を少々カットしました。

2) 既存補機類との干渉:
BG5A−TSにて問題となる干渉物体は、次の3つでした。
  ・GT系等と同様に「ボンネットの梁」との干渉。
  ・ボンネット前部にある「ゴム足」との干渉。
  ・GT系ではなかった「ABS配管」との干渉。

3) ボンネットの梁:
先に加工された方々の加工内容を参考にして、同じようにカットしました。取付位置が同じなので、梁に対するカットラインはほぼ同じです。作業中ダクトを脱着したりするので、ダクトにある2つの取り付け穴の位置をボディにマークしておくと、ダクトの位置が一定なのでいいかと思います。

小生の場合、カット作業は、プリント基板加工用の自作ミニドリルに1.2mmのドリル刃を付け、曲線にそって点々と穴を開けてゆき、ラジペンやニッパでパキパキともぎ取りました。その後、ヤスリ掛けでならそうとしましたが、これでかなりダクトにスリ傷を付けてしまい見苦しくなりました(笑)。

4) ボンネットのゴム足:
これは、カッターにて切り込みをいれれば、カット加工できます。

5) ABS配管:
GT系に比べ、ラジエターが低いせいなのか、ABS配管の一番高いパイプが、ダクトの下側に当たりちゃんと装着できません。そこで、そのパイプと平行に2〜3cm程のカットをダクト側に入れて、その穴を1mmのゴム板と充てん剤で塞ぐという加工を施しました。

6) ダクトの固定:
未使用の8mmのボルト穴があるので、これに合わせてダクト固定用の「耳」板に別途穴開けしました。ここのボルトは8mmで、すぐ隣のラジエター固定ボルトと同じなのですが、ネジ穴が錆びているせいか、CRC-556を吹きながら、市販の8mmボルト(頭部13mm)にて、少しづつ入れてネジ山切りました。ダクトの取付穴には、電気工作にて電源ケーブル等をケースに引き込む際に使用する「ゴムブッシュ」の太めのものをはめておき、これに8mmボルトを通して固定してます。ゴムの厚みのおかげで、少々斜めでのボルト固定ですがしっかり留まってますし、締め付けも緩めでOKです。

さて、既にネジ切ってしまったので遅いのですが、ラジエタ固定用等の自動車用8mmボルトは、「頭12mm、M8」のボルトであり、これに対し市販のボルトは、「頭13mm」のものしかなく、「JIS規格にて、細目ねじ(頭12mm)と並目ねじ(頭13mm)で分けられていてピッチが違う。」って話と、「いや、M8については自動車用も一般用も同じピッチで1.25だ。」という意見があり、どなたか教えて下さい。

7) ボンネットステーの改造:
ダクトの変更に併せて、ボンネットステーの曲げ具合も変更しました。KAZさんは、排水溝の格子蓋を利用されましたが、小生は鉄柵の格子部や支柱を利用して曲げました。アルミのベランダ柵や中空の支柱等を利用すると、そちらが曲がったり、傷になったりするので避けた方がいいですね。小生の場合、社宅の柵で思いっきりやらせてもらいました(汗)。

また、ステーを脱着しながら現物合わせで加工しますので、ボンネットを開けておく代わりの「つっかえ棒」が必要です。曲げ加工は、ダクトを跨ぐ様に台形状に、ステーのボディ取り付け側から折り曲げていくだけです。但し、ステーのボディ取り付け部とボンネット引っかけ部の各フックの相対関係をねじってしまわない方が、改造後ボンネットにステーを楽に掛けられます。(後からねじって戻すのは辛いです。)
 

3.インプレッション:
 

元々走りの方は全然分かりませんが、びっくりする様な変化は無いってことだけは確かです(笑)。タービンが無いNAならでこそ高速走行時のラム圧を期待したいところですが、少なくとも、純正グリル部のカットを大きくし、外気をより多く取り込める様にする必要があると思います。(グリル上部の固定クリップは3点で固定となりますが、ランプユニットと共用のクリップでも固定されているので問題ないでしょう。)
 

↑              ↑
cnlr@BG5A-TS さん、丁寧な解説(投稿)をありがとうございました。

前期型のNA車に移植する場合、ABSとの干渉を如何に回避するかが焦点だと
思います。cnlr さんの場合は、単にダクトにスリットを入れるだけではなく、その
スリットに 「ゴム板を当ててふさぐ」 処置まで行っている点が素晴らしいですね!

実際にどのように処置したかについては、cnlr@BG5A-TS さんご本人のHPで
画像付きで解説されていますので、そちらをご覧になって下さい。HPのURLは、

http://member.nifty.ne.jp/oofuna2/oyaji/kuruma/maintena/airduct/index.html

です。ちなみに http://member.nifty.ne.jp/oofuna2/oyaji/kuruma/maintena/
 ページから入ると、cnlrさんの他のメンテナンスを含めた項目一覧になります。
チューニングやドレスアップについても、色々と参考になることが多いかと思い
ますので、皆さんでゆっくりご覧になってみて下さいね。それでは。 (KAZ) 


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DIY投稿 ・ 読者の皆さんによるチャレンジ例(このページ)
cnlr@BG5A-TS さん の「BHダクトを移植してみました」


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