秋葉原不要論は真実か(1997.11.4)


ここで一言、私が町田市民でない事をいい事に、一言吐いてみよう。 ちなみにこれは「尾張名古屋は城でもつ」のパクり、メディバはメディアバレーの略である(この略しかたを使っている、という方いますか?)。そうである。町田にメディアバレーが出来てからパソコン街だ、とかいわれ始めたのだから。しかし現実には、この後のソフマップ開店までは実質的なパソコン街、とはいえまい。しかし、いまはどうであろうか。テレビなんかで町田が特集され、メディアバレーだけが紹介されて次の一言を必ずリポーターがいう。Webなんかでもメディアバレーの紹介で、次の一言が必ずある。 本当だろうか? 答えをいう。80%事実に近いと思う。価格が秋葉原価格とさほど変わらない事は夏の価格調査で明らかとなった。わざわざパソコン本体やその周辺機器を買うのに秋葉原まで行く必要はなくなったと言えよう。だが、それだけなのである。
DOS/Vパーツの面でどうだろうか。最近パソコン本体やデジタルカメラ、その他いろいろな周辺機器でも秋葉原に勝っている新宿もこの面においてはかなわない。町田も現時点では云うに如かずだ。町田の2軒のDOS/Vパーツ店が怠慢なわけではないだろう。むしろ頑張っていると思う。ACCなどは、パソコン教室を精力的に行い、DOS/Vの自作の素晴らしさを町田近辺のパソコンユーザーに広めようと頑張っている点はACCのホームページからも明らかだ(アドレスはACCショップ案内から)。
しかししかし、町田は完全に秋葉原より劣っている点が一つある。それは「ショップの雰囲気」だ。これは仕方ないところもある。DOS/Vパーツ点の集客力が弱いのは仕方がないと思う。だけど、何かが秋葉原とは全然違うのだ。
先日、相模大野を巡回中に目に入った文字「メディアバレーさんよりXXX円安くしています」「メディアバレーさんより安い」 そんなに恐いか、メディアバレーが。それも分かる。しかし、メディアバレーだけに人が流れるのだろうか。少なくとも私は、メディアバレーよりはJ&P、パルテック、ソフマップといった駅前の3強を見回って安いところで買った方がよっぽど時間の節約にもなると思う。それに、パソコン本体を買う時に即下調べもしないでメディアバレーに行って買うのは見当違いだと思う。少なくとも町田を一通り歩いた方がいいと私は思う。
なんか町田のショップはピリピリしている。秋葉原と地元のパソコンショップの雰囲気が混ざってるのも、いい事であり、かつ悪い事だと思う。適度な緊張はいい結果をもたらすが、極度の緊張は最悪の結果を招くんではないのだろうか、と、ふと思った。
さいごに――更新の無断遅延、大変申し訳ない。とかいてこの文章をシメル。
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