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文字譜いろいろ

2008.02.17. 掲載
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目次
1.ギリシア記譜法
2.数字譜
3.PC用に改変した数字譜
4.メロディー略譜
5.ハ調音名略譜
6.数字略譜
7.abc記譜法
8.abc略譜
9.メロディー略譜とabc略譜の文字対応
10.文字譜の長所短所と略譜の意義


楽譜を書くための一定の規則を記譜法(notation)という。現在最も使われているのは、五線譜だが、その他にも文字で譜面を書く文字譜(letter notation)や、ギターなどの楽器で使われるタブラチュア譜(奏法譜)もある。

私が、文字譜の一つである数字譜をPCで使いやすいように改変したのは、インターネットで簡単に使える記譜法を求めてのことだった。小学生のころハーモニカを吹いていたので、ハーモニカ譜でもある数字譜には慣れていて、読むことも、手書きで書くことも簡単だった。しかし、PCで書くとなると、少し不便なところがある。そこで、PCで簡単に書けるように改変をした。

PC用に改変した数字譜でメローディーを書くことは容易だったが、普通の人は、1 2 3 4 5 6 7 をド レ ミ ファ ソ ラ シ と読むのは難しいかもしれない。とは言っても、PCでド レ ミ ファ ソ ラ シ を書くのは少し面倒なので、Do Re Mi Fa So La Si の前1字をとって D R M F S L S とすれば書きやすくなるだろうと考えた。しかし、それでは S がダブってしまう。

困っていたところ、「ド・レ・ミの歌」では、「シ」を[Ti]と歌っていることを知った。そこで、 D R M F S L T とすれば、PCで書きやすい音階となることを思いついた。そこで、数字譜の 1 2 3 4 5 6 7 を D R M F S L T に変え、それ以外は「PC用に改変した数字譜」のやり方を利用した。

そのあと、音の長さを省略して、音の高さだけでメロディーを書いても、そのメロディーの特徴は残ることも発見した。その逆の、音の長さだけでは、メロディーの特徴を書くことは多くの場合不可能だ。

音の長さを省けば、文字譜は非常に簡単になる。そこでこれを「メロディー略譜」と名付けて、これで以て、歌の歌い出しのメロディーを表記することにした。「略譜」というのは「音長」「省略」した「楽譜」という意味である。それは今から10年前の98年4月のことだった。

数字譜や文字譜を考えたのは、自分でよく知っている曲であるのに、曲名からメロディーが浮かばない時とか、メロディーは良く知っているのに、曲名が分からない場合に、それを知る手段としてであった。その場合、メロディーのヒントになる程度の情報であれば良い。

正確なメロディーを得るために、膨大な資源や時間、費用を使うことは、まったく不要であるばかりか、検索を効率的に行なうことを妨げることになる可能性もある。そう考えてこの「略譜」という方法を考案したのだった。

つい最近、欧米のインターネットの世界では、文字譜の一つである abc記譜法(abc notation)が、かなり広く使われていることを偶然知った。私が数字譜をPCで使いやすいように改変したのは1995年ころだったが、それより4年前の1991年に、英国グリニッチ大学の Chris Walshawさんは、より高度の文字譜を考案していたのだった。欧米のサイトでは、民族音楽を中心に、abc譜による楽曲の厖大なデータが公開されている。調べてみると、これまで使ってきたいろいろな文字譜と比べて、完成度が非常に高い。そこで、私もこれからはPC用文字譜として、これを使うことにした。

そこで、この機会に「文字譜」について簡単にまとめをしておくことにした。


1.ギリシア記譜法

古代ギリシアで用いられた記譜法で、歌詞の上に音高を文字で記す。紀元280年にこの記譜法で書かれた「三位一体の聖歌」が、アレキサンドリアにあるパピルスに書き残されているという。


2.数字譜( figure notation )

数字を記譜の手段として用いる記譜法。1742年に、フランスの思想家ジャン=ジャック・ルソーが考案した記譜法であると書かれた記事を読んだが、出典は記載されていなかった。いろいろ調べたところ、昭和52年音楽之友社刊「新音楽辞典」に、フランスのシュヴェ(1804-64)が音楽教育を目的として創案し、おもにフランスで普及したが、日本でも第二次世界大戦までハーモニカ譜として広く使用されていたと書かれている。そのハーモニカ譜は、大正の終りころに宮田東峰氏というハーモニカ奏者が考案し、普及させた。私が慣れ親しんできたのは、この数字譜である。

70年ころまでは、ポップスの楽譜にもCメロ譜の歌詞の上に、この数字譜が書かれていることが多かった。手持ちの楽譜を調べてみると、「なつかしのジャズソングス」 国際出版社刊をはじめ、6冊の楽譜集に数字譜が付けられている。70年を過ぎたころから、数字譜が書かれなくなったのは、数字譜を必要とする購入者が少なくなったということだろう。現在数字譜は、わが国ではハーモニカ、大正琴で使われているだけのようだ。Cメロ譜というのは、1段譜に歌詞とコードを載せた楽譜のことで、Code付きメロディー譜を略したことばのようだ。図2の譜面から数字譜を除いたものを言う。


図1.なつかしのジャズソングス 表紙


図2.Cメロ譜に数字譜がつけられた「雨に唄えば」の前半部分

この数字譜が中国に伝えられ、使い易いように改変されたのが「簡譜」だと言われている。「簡譜」は中国の古筝、ニ胡などの楽譜として現在使われている。

この数字譜は、手書きでメロディーを書きとめるには、私にとって今でも一番簡単で役に立つツールである。

音階
 ドレミファソラシを 1234567で表し
 オクターブ上のドレミを123の数字の上に ・ を付け
 オクターブ下のドレミを123の数字の下に ・ を付ける
 半音階高いドレミを ♯1 ♯2 ♯3 とし
 半音階低いドレミを ♭1 ♭2 ♭3 とする

休符
 z「右側に音の長さの記号を付ける」 本来は 0 であるが、私は z に改変して使っている。

音の長さ
 数字の右側に以下の記号を付ける
  1拍 2拍 3拍 4拍 - -- --- ----
 数字の右側に点を付けると
  付点音符を表し、左側の音をさらにその半分伸ばす。
 数字の下に以下の記号を付ける
  1/2拍 1/4拍 − =
 3連音 {3}   例 222{3}

小節の区切り
縦線 | で表す。


3.PC用に改変した数字譜

手書きでは数字譜は非常に書きやすいが、PCでは書き難い部分があり、PCで書きやすいように私が95年ころ改変した記譜法。

音階
 ドレミファソラシを 1 2 3 4 5 6 7 で表し
 オクターブ上のドレミを^1 ^2 ^3 「手書きではそれぞれの数字の上に ・ を付ける」
 オクターブ下のドレミを_1 _2 _3 「手書きではそれぞれの数字の下に ・ を付ける」
 半音階高いドレミを #1 #2 #3 「手書きではそれぞれの数字の左に # を付ける」
 半音階低いドレミを b1 b2 b3 「手書きではそれぞれの数字の左に ♭を付ける」

休符
 z

音の長さ

1)1拍を4分音符、4分休符で表す

2)音階名と休符の後に以下の記号を付ける
 1拍 音階名と休符1文字、後に半角スペースを置く「例:1 5 z 」
 2拍 音階名と休符1文字のそれぞれに - を付け、後に半角スペースを置く「例:2- ^1- z- 」
 3拍 音階名と休符1文字のそれぞれに -- を付け、後に半角スペースを置く「例:2-- ^1-- z-- 」
 4拍 音階名と休符1文字のそれぞれに --- を付け、後に半角スペースを置く「例:2--- ^1--- z--- 」
 1/2拍 音階名と休符1文字のそれぞれに / を付ける「例:2/ ^1/ z/ 」
 1/4拍 音階名と休符1文字のそれぞれに // を付ける「例:2// ^1// z// 」
 3連音 音階名を3個並べ、()で括り、後に半角スペースを置く「例:(222) 」
  ただし、2拍となる3連音は、半角の[]で括り、後に半角スペースを置く「例:[222]」
 3対1の割合の2つの音符は、>で表し、()で括り、後に半角スペースを置く「例:(3 > 1) 」
  ただし、2拍となる場合は、半角の[]で括り、後に半角スペースを置く「例:[3 > 1] 」
 1対3の割合の2つの音符は、<で表し、()で括り、後に半角スペースを置く「例:1 < 3 」
  ただし、2拍となる場合は、半角の[]で括り、後に半角スペースを置く「例:[1 < 3] 」

3)1拍を基本単位とする。その後に半角スペースを置く「例:1 2 3 4 5 6 7 ^1 z 」
 1/2拍や1/4拍が集まって1拍となる場合、その後に半角スペースを置く「例:2/4//6// 」
 3連音が1拍の場合も、その後に半角スペースを置く「例:555 」
 3対1の割合の2つの音符が合せて1拍となる場合、その後に半角スペースを置く「例:3 > 1 」
 1対3の割合の2つの音符が合せて1拍となる場合、その後に半角スペースを置く「例:1 < 3 」

 例外:小節の区切りを示す縦線の前には、半角スペースを置かない

4)2つ以上の音階名が集まって2拍となる場合は半角の[]で括り、その後に半角スペースを置く
 3対1の割合の2つの音符が合せて2拍となる場合 「例:[3 > 1] 」
 1対3の割合の2つの音符が合せて2拍となる場合 「例:[1 < 3] 」
 3連音が2拍の場合 「例:[333] 」
 シンコペーションで2拍となる場合 「例:[1/1 1/] 」

小節の区切り
縦線 | で表す。


4.メロディー略譜

メロディーの音を以下の文字で書き、音の長さを省略した楽譜で、私の造語。音長よりも、音高の方がメロディーの特徴を含んでいることを発見し、この「メロディー略譜」でメロディーを書くことにし、98年4月24日に作成した。この後「ハ調音名略譜」「数字略譜」「ハ調abc略譜」などを作ってきたので、この「メロディー略譜」も「ドレミ略譜」とでも改名した方が良いのかもしれない。

このメロディー略譜を、歌のデータベース1000曲歌の曲名検索歌と思い出クラシック検索に使った。

音階:
 ドレミファソラシをD R M F S L T で表し、
 オクターブ上の音を ^D ^R ^M ^F ^S ^L ^T
 オクターブ下の音を _D _R _M _F _S _L _T
 臨時記号のシャープを # フラットを b で表し

休止符:
  , で表す

このメロディー略譜で、 Do, Re, Mi, Fa, So, La, Ti, を D, R, M, F, S, L, T, と頭文字で表した。ところが、1840年ごろにイギリスのカーウェンが作ったトニック・ソルファで、このような文字譜が既に使われていたことを「新音楽辞典」で知った。大文字ではなく小文字で、d, r, m, f, s, l, t, と書くが、100年以上も前に考案されていたのだった。自分では大発見のつもりでいたので、がっかりである。

ただし、音の長さを省略し、音の高さだけでメロディーを書くことによって、最小限の情報でメロディーの特徴を記述できる。この音長省略譜「略譜」の考え方は、文献でもWeb検索でも見つかっていない。


5.ハ調音名略譜

ハ調音名でメロディーを書き、音の長さを省略した楽譜で、私の造語。ドレミ D R M ではなく、音名で書かれた譜の方が分かりやすいという器楽をされる方からのアドバイスを受け、05年7月9日に作成した。

このハ調音名略譜は、歌のデータベース1000曲、歌の曲名検索、歌と思い出、クラシック・メロディー検索に使った。これは、あとで述べる「ハ調abc略譜」に取り替えた。

音階:
 ドレミファソラシをC D E F G A B で表し、
 オクターブ上の音を ^C ^D ^E ^F ^G ^A ^B
 オクターブ下の音を _C _D _E _F _G _A _B
 臨時記号のシャープを # フラットを b で表し

休止符:
  , で表す


6.数字略譜

ハ調音名略譜を作ったついでに、同時に作成したもので、PC用改変数字譜のうちの音の長さを省略した楽譜。数字略譜は私の造語。

歌のデータベース1000曲歌の曲名検索歌と思い出、クラシック・メロディー検索に使ったが、取り除いた。

音階:
 ドレミファソラシを1 2 3 4 5 6 7 で表し、
 オクターブ上の音を ^1 ^2 ^3 ^4 ^5 ^6 ^7
 オクターブ下の音を _1 _2 _3 _4 _5 _6 _7
 臨時記号のシャープを # フラットを b で表し

休止符:
  , で表す


7.abc記譜法(abc notation)

ABC記譜法は、アスキー文字を並べて譜面を表現できるように、1991年に英国グリニッチ大学のChris Walshawさんが考案された記法である。通常のワープロソフトだけで作成可能で、通常の電子メールでも相手に送れるなどネット上での情報伝達に利点が多く、主に欧米のネットユーザーの間で普及している。欧米のサイトでは、民族音楽を中心にABC譜による楽曲の厖大なデータが公開されている。

数字譜やメロディー略譜が、「移動ド読みの音階」に対応するだけであるのに対して、このabc記譜法は「固定ド読みの音階」に対応していることが大きな相違である。ハ長調の音階は移動ド読みの音階と同じであるが、その他の調性にも文字で対応している。

文字であるため、移調も簡単で極めて短時間に行なうことができる。また、五線譜の譜面として印刷することも、MIDI ファイルとして保存することも簡単に行なうことができる。私はすっかりこのabc記譜法に魅せられてしまった。そこで、abc記譜法について、その紹介と簡単な使い方の記事を書くつもりでいる。


8.abc略譜

abc記譜法を使ってハ調でメロディーを書き、音の長さを省略した楽譜。私の造語で、08年2月14日作成。これまでの「メロディー略譜」をこれに変換し、「abc略譜」を使うことにした。

音階:
 ドレミファソラシを C D E F G A B で表し、
 オクターブ上の音を c d e f g a b
 オクターブ下の音を C,D,E,F,G,A,B,
 臨時記号のシャープを ^ フラットを _ で表し
 休符を z で表す。


9.メロディー略譜とabc略譜の文字対応

3オクターブの音階 | オクターブ低い音階| 中心となる音階  |オクターブ高い音階|
ドレミ音階 Do Re Mi Fa So La Ti Do Re Mi Fa So La Ti Do Re Mi Fa So La Ti
メロディー略譜 _D _R _M _F _S _L _T D R M F S L T ^D ^R ^M ^F ^S ^L ^T
abc略譜    C, D, E, F, G, A, B, C D E F G A B c d e f g a b
臨時記号など   シャープ フラット 休止符
メロディー略譜   # (ex. #D #A) b (ex. bD bA)     ,
abc略譜     ^ (ex. ^C ^A) _ (ex. _C _A)     z

「メロディー略譜」から「abc略譜」への変換は、Mifes というエディターのキーボードマクロを使って、次のようなアルゴリズムで変換を行なった。1000曲について、以下の74ステップの変換処理が、30秒もかからず正確に行なえるので、PCは本当にありがたい。


キーボードマクロのアルゴリズム
上から下へ、左から右へ、順に変換処理が行なわれる。

, _D _R _M _F _S _L _T ^D ^R ^M ^F ^S ^L ^T D R M F S L T
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
z -1 -2 -3 -4 -5 -6 -7 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 1 2 3 4 5 6 7 -1 -2 -3 -4 -5 -6 -7 +1 +2 +3 +4 +5 +6 b +7 1 2 3 4 5 6 7 #
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
C, D, E, F, G, A, B, c d e f g a _ b C D E F G A B ^ ^^C ^^D ^^E ^^F ^^G ^^A ^^B _^C _^D _^E _^F _^G _^A _^B
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
^c ^d ^e ^f ^g ^a ^b ^C, ^D, ^E, ^F, ^G, ^A, ^B, __C __D __E __F __G __A __B ^_C ^_D ^_E ^_F ^_G ^_A ^_B
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
_C, _D, _E, _F, _G, _A, _B, _c _d _e _f _g _a _b

10.文字譜の長所短所と略譜の意義

文字譜には、五線譜にはない長所も多い。まず、五線譜を書くためには「五線紙」が必要であるが、文字譜なら普通の紙とワープロソフトだけで記述することができる。また、文字譜では、文字や数字記号を並べるだけで、相手にメロディーを伝えることができる。

例えば、音高を表すアルファベットと、音長を表す数字を組み合わせた abc記譜法は、アスキー(ASCII)文字だけで、複雑なメロディーを完全に記述できる。そのため、電子メールで楽譜をやりとりしたり、ネット上からダウンロードして自分のパソコンのソフトで鳴らすのも簡単に行なうことができる。

アスキー文字というのは、アルファベットと数字といくつかの記号からなり、パソコンのキーボードで日本語入力を使わずに書ける文字キャラクターである。機種やOSを選ばず、グローバルに使うことができる。

文字譜の欠点としては、本質的にモノフォニーの楽曲を記すのに適した記譜法であり、西洋音楽のような和音やポリフォニーを多用する楽曲の記譜法としては、五線譜のほうが適している。

しかし、最新の改訂判では、ABC記譜法でも和音やポリフォニーを取り扱えるようになっているようだ。abc記譜法を考案したChris Walshawさんが、ご自分のサイトの中で、「ベートーヴェンの交響曲第7番第2楽章を、Steve Allen という人がabc記譜法で書いた」と述べている。

文字譜の最初は、歌詞の上に音の高さを文字で記したギリシャ記譜法のように、音の長さ(リズム)の要素を含んではいなかった。だから、私が考えた略譜(音長省略譜)は、文字譜の原始的なかたちであるとも言える。

音の長さ(リズム)を省略した略譜には、完全な文字譜にはない存在価値がある。その1つは、メロディーが分かっている場合には、最小限の情報でメロディーのヒントが得られる。2つ目は、メロディーを識別する特徴を含んだ最小限の情報なので、キーワードとして検索するのに効率的である。3つ目は、メロディーの音の長さ(リズム)を誤って記憶することがあるとしても、音の高さを誤って記憶することは少ないという人間の特性に適っていることである。

abc記譜法はインターネット上の文字譜のスタンダードと考えてよいだろう。そこで、これら「略譜」を、グローバルに利用できる「abc略譜」で統一しようと考えている。「abc略譜」がメロディー識別のキーワードとなり、「abc記譜」がメロディーを表す基本となることを願っている。


<2008.2.17.>

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