David Wark Griffith


(1875.1.22-1948.7.23)

グリフィスの画像です

「われわれは、映画という世界言語を、ついに発見したのだ」

(デイヴィド・ウォーク・グリフィス)

 リリアンギッシュがあまりに美しかったのでカメラを近づかせたところから生まれたクローズアップをはじめ、フェイド・アウト、フェイド・イン、クロス・カッティングなどグリフィスは次々に映画的手法を考え出した。すべての情熱を傾け映画的技法の基礎を作ったといえる。

イントレランスの画像です

 希代の傑作「イントレランス」は、完成試写の段階で8時間、20万フィートあったが、その反戦思想が世論の反対に会い、再編集を繰り返すうちに1万2000フィートたらずにカットされた。現在オリジナルフィルムは失われている。

主なフィルモグラフィー

1908
  • 「ドリーの冒険」
  • 「自由を求める戦い」
  • 「宿屋の主人の娘」
  • 「インディアンと子ども」
  • 「シャツの唄」
  • 「歳月流れしのち」 1909
  • 「復活」
  • 「1776年、またはヘシアンの叛逆兵」
  • 「小麦の買占め」
  • 「エドガー・アラン・ポー」
  • 「政治家の恋物語」
  • 「大酒飲みの回心」
  • 「ピッパが通る」
  • 「淋しい別荘」 1910
  • 「岩だらけの道」
  • 「彼の愛を取り戻しつつ」 1911
  • 「女の叫び」
  • 「戦い」
  • 「清き心」 1912
  • 「友だち」
  • 「リーナと鷲鳥」
  • 「野性の夜」
  • 「死の歌」 1913
  • 「ベッスリアの女王」
  • 「暮行く空」
  • 「母の心」 1914
  • 「アッシリアの遠征」
  • 「男女の戦い」
  • 「恐ろしき一夜」 1915
  • 「国民の創生」 1916
  • 「イントレランス」 1918
  • 「世界の心」
  • 「偉大なる愛」
  • 「人類の春」 1919
  • 「幸福の谷」
  • 「勇士の血」
  • 「スージーの真心」
  • 「散り行く花」
  • 「悪魔絶滅の日」
  • 「大疑問」 1920
  • 「渇仰の舞姫」
  • 「愛の花」
  • 「東への道」 1921
  • 「夢の街」
  • 「嵐の孤児」 1922
  • 「恐怖の一夜」 1923
  • 「ホワイト・ローズ」 1924
  • 「アメリカ」
  • 「素晴しい哉人生」 1925
  • 「曲芸団のサリー」
  • 「竜巻」 1926
  • 「サタンの嘆き」 1928
  • 「愛の太鼓」
  • 「男女の戦」 1929
  • 「心の歌」 1930
  • 「世界の英雄」 1931
  • 「苦闘」

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