自己決定・主体性・権利擁護
このページは一応030716にリンクチェックしました。

社会福祉をはじめとする、援助関係においては、クライエントの自己決定の問題がきわめて重視されます。そして、そのことを実現するためのシステムとして権利擁護が話題となっています。

このコーナーでは、「自己決定」「主体性」「権利擁護」といった、ワーカーが絶対に考えなければならないテーマについてのリンクをしていきたいと思います。
まずは、いろいろなところにリンクしてみますので、みなさんも考えてみてください。そして、こんなページがあるよ、自分はこんな意見だといったコメントも是非よこしてください。

自由主義に関する文献案内 081116

自由主義に関わる有名な井上一夫先生のサイトです。

自由主義に関心がある方への資料探索の一助になるようなホームページを目指している。取りあえずは日本語で読める物を中心になるべく網羅的に掲載してある。収録内容に多くの遺漏や間違い等も含まれているかもしれないが、皆様のご支援を頂きながら一層有用な文献目録にしたいと思っている。
というサイトです。
こんなにあるんですね。


小山の書いたものです。時期や媒体など詳しい情報は履歴コーナーからご確認ください。



社会福祉実践における自己決定の意義と課題−善行原則・無危害原則との関連で−
070403リンク

ソーシャルワーク関係における「自己決定」について

障害者の自立生活について一特に重度精神薄弱者等に焦点を当てて一




『自立と自己決定─障害者の自立生活運動における「自己決定」の排他性─』星加良司030716
『ソシオロゴス』25:160-175
あの立岩先生のサイトの中にあります。
http://www.arsvi.com/0p/sd.htmもご参考ください。



 社会福祉、障害者福祉と知的障害者の「自己決定」長野大学 旭 洋一郎030716
 日本社会福祉学会第46回大会(於:明治学院大学 98.10.18)障害児・者分科会報告原稿に加筆・訂正 された原稿です。



「自己決定」を支える「パターナリズム」についての一考察 ―「倫理綱領」改訂議論に対する「違和感」から― 030716
新潟青陵大学看護福祉心理学部の樋澤吉彦先生の原稿で先生のホームページの中にあります。

勝手にリンクをしていたのですが、先生ご自身からメールを頂き、前文紹介されているページを紹介していただきました。「例の」、立岩先生のサイト内です。040114
             ↓
「自己決定」を支える「パターナリズム」についての一考察 ─「倫理綱領」改訂議論に対する「違和感」から─樋澤吉彦 2003年3月 『精神保健福祉』34-1:62−69


介入の根拠 070403リンク
―パターナリズムの根拠(根拠としてのパターナリズム),自己決定する「自己」(人間像)について―
第1回 Body and Society 発表レジュメ
樋澤吉彦










患者の自己決定権 01.05.03
星野一正先生の論文です。時の法令 1476号, 61-68, 1994年6月30日発行
この分野で積極的な発言のある代表的な先生です。


知的障害者の人権に関わる提言01.02.11

埼玉県社会福祉士会の研究成果です。
次の目次を見れば分かるように、網羅的で充実していてとても参考になります。

施設関係
 1 本人の意思を無視した施設入所 2 画一的処遇 3 実習または指導と称する使役 4 異性による身辺介助 5 差別的言質、体罰 6 呼称 7 選挙誘導 8 見学者によるプライバシ−侵害 9 帰省の拒否・強要 10 施設利用者の年金等の管理 11 寄付金の強要
在 宅 関 係
 1 親子心中と子殺し 2 家庭内での虐待 3 学校等におけるいじめ 4 地域生活での孤立(一般的な余暇生活をおくれない) 5 労働搾取 6 職親による不適切な処遇 7 法的手続き困難 8 犯罪被害 9 年金を親が使うこと  10 外出の制限・自粛


福祉政策の展開と自己決定の権利01.02.06

川崎医療福祉大学 大谷強先生の論文です。
大阪府総合福祉協会研究紀要 Vol.2 (1995年3月発行)

現代福祉国家における自律への権利01.02.06
静岡大の笹沼弘志先生の論文で、ご本人のホームページの中にあります。 『法の科学』28号掲載論文です。
ホームページもご参考ください。http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~ebhsasa/home.html



松井富美男--インフォームド・コンセントにひそむ虚構性 99.8.25
ICについては、「インフォームドコンセントは目的でなく手段である」という指摘は福祉援助における自己決定の問題を考えるに当たって重要だと思います。

近藤良樹--福祉論の基礎をなす幸福範疇ー幸福感と反省・総括の働き 99.8.25
社会福祉が実現すべき目的について考えるとき、「幸福」とは何かについて考えて行かざるを得ない部分があります。

どちらも、西日本応用倫理学研究会機関誌「ぷらくしす」に掲載の論文です。親ページにもアクセスして他の論文も見て下さい。

考えれば、哲学、倫理学系の研究成果も学ぶ必要がありますよね。



権利法要綱案 98.9.23
「患者の権利法をつくる会」のホームページの中にあります。医療における患者の諸権利について、整理されています。


知的障害をもつ人の自己決定・自立生活を支えるしくみ
寺本 晃久『ノーマライゼーション』1997-5
立岩先生のホームページの中にあります。


“尊厳死〜自分の生命(いのち)の終わりは自分で決めますか?”
自己決定とリビング・ウィル井原芳直(東京大学経済学部)

“尊厳死〜自分の生命(いのち)の終わりは自分で決めますか?”
「日本人の死のタブー視の背景と、これからの尊厳死運動について」越智小枝(東京医科歯科大学医学部)

“尊厳死〜自分の生命(いのち)の終わりは自分で決めますか?”竹内イク子(日本大学通信教育部)

以上の3作品は、GEYMS論文大賞受賞作品です。左をクリックして、他の作品もご覧下さい。


「人権擁護機能のありかた検討会 報告書」
社会福祉法人 神奈川県社会福祉協議会人権擁護機能のありかた検討会
県下の施設等へのアンケート結果に基づいた本格的な報告書です。
谷林さんのホームページにあります。


人権の視点から操作主義を問う
自己決定の視点から操作主義を問う
高齢期知的障害者の自己決定をどう保障するか
生活の質とは?本当の豊かさとは?
高橋健一さんのホームページの中にある論文集です。
施設長さんでありながら(?)徹底した、生活の視点、利用者の視点にたち、
自らに厳しい目を向けられる過激派です。いっぱい学ぶことがあります。


意思能力にハンディキャップを持つ知的障害者、 痴呆性高齢者、精神障害者等のための権利擁護方策について(答申)1996年(平成8年)6月大阪府社会福祉審議会
意志能力にハンディをもつ人々にどう関わっていくかが、最終的に我々に残される課題の一つでしょうから、肯定的に読むだけでなく、具体性に関わる批判などの元にもしてください。


自己決定とパターナリズム
自己決定についての議論
社会福祉サービスの提供と自己決定の尊重
個人ページでも、紹介している舟橋さんのページにある論文集です。


戻る


.