なぜOS/2なのか

国内では、市販のアプリケーションは少なく、OS/2自体、S/W販売店においてありません。 このようなOS/2ですが、どうして、わたしは使い続けるのでしょうか。

以前から使っていたからだけでしょうか。そうではありません。自分が必要とする事を 十分やってくれる OSだからなのです。 少なくとも、安定したマルチタスク環境を 提供してくれます。また、 パッチが比較的早く提供されますし、わたしにとって必要なものがそろっているからです。

たとえば、UNIXで使い込まれたコマンドやアプリケーションtar,zip,uuencode,uudecodeや emacs,TeX,XFree86,,,,、数え上げたらきりがないほど、ポーティングされています。 また、emxと言う開発環境が整備されていて、プログラミングにも事欠きません。これらは、 HOBBES ftp site、で入手できます。

海外では、まだまだ、OS/2むけのアプリケーションソフトの開発が行われています。 例えば、わたしが愛用するダイアラーは、F/X Communications 画開発したIN-Joyですが、最近も、機能強化版をだしています。

国内外で、フリーのアプリケーションの開発は、活発です。先程の、muleやemxのような 大規模なものや、日本では、日本語メーラーPCMPMが特筆に値すると思います。また、 delegated のような、TCP/IPフィルターのように使える万能選手もあります。

Office製品がないかといえばそうでもなく、古いですがWindows3.1用のが動きます。また、 最近はJAVAで動く製品も、出てきています。

そうかといって、OS/2だけですべて済む訳では無くなってきました。やはり、補助的に、WindowsMeなどを 使わなければならない状況です。しかし、わたしにとって、中心は、やはりOS/2です。


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