【2月26日(月)】

 いやまあ月曜日はほんと絶望的な状況でしたね。なにをどういじっても95が立ち上がらない。Safeモードだと起動するから、ハード的な問題じゃないわけなんだけど、どんなに設定を変えてもだめ。bootlogをチェックしたりregistryを開いたりしてみても原因不明。設定変更→再起動の連続にまたやたら時間がかかる。なにがおかしくて起動できないのかくらい自分でメッセージ出せよ>95。と怒ってもしょうがないわけで、むなしく時間が過ぎてゆく。あきらめてsafeモードとDOSプロンプトで応急的に仕事できる環境つくったりとかね。
 曙光が見えてきたのは、どうやらマウスドライバが悪いらしいと見当がついてから。そういえばコントロールパネルからマウスを開くと、ドライバの名前のところが文字化けしてて変更不能になっている。しかし95上からはどうやってもいじれない。デバイスマネージャでマウスドライバ削除しても、safeモードで起動するとアキュポイントはふつうに使えるし。ドキュメントあさってると、「東芝のカーソルエンハンスメントは使用しないでください」とか書いてあるのだが、デスクトップにはすでにショートカットまで作成してあったり(笑)
 けっきょくsystem.iniファイルをエディタで開いてマウスのドライバ指定してある項目を修正、ついに起動したときは感動しましたね。やれやれ。けっきょくやったことは、mouse=lmouse.drv(←なんかロジテックのドライバらしい)mouse=mouse.drv(←きっと標準のドライバだろう)に変えただけ。lの字一個で一日苦労してたのかと思うとあまりにもむなしい(笑)
 そのあともFDを認識しないトラブルとかいろいろあったものの(config.sysからdos用のfdドライバをコメントアウトして解決)、なんとか明け方には一応動くようになった。しかしまだCD-ROMは認識しないのである。


【2月27日(火)】

 というわけで、今日はCD-ROMまわりの設定。九州松下が出してる携帯用CD-ROMドライブ(PCカードつき)を使ってて、95用のドライバはホームページから落としてあったのに、なんかうまくいかない。つらつら考えてみると、SCSI用のドライバだけしかなかったんですね。で、CD-ROMコントローラをインストールしようとするとWin95CDを挿入しろっていうんだけど、だからCD-ROMが認識できないんだってば。
 気分転換にIP接続関係の設定をすませようと思うと、やっぱり95CDを要求される。ようしわかった、ってことで、エラーメッセージに表示される必要ファイルをメモしてDOSに降り、config.sys書き直してPCMCIA関係のドライバをロードしてからCD-ROMをつなぎ、必要ファイルをHDにコピーしてから95に上がってインストールを再開。
 そうすると途中でまたファイルが足りないとかいわれるので、またDOSに降りておなじことをくりかえす。どうせなら、おなじ方法で先にCD-ROMドライバ入れとけばよかったといまにして思うわけだが、このときは頭がバカになってますからね。
 まあとにかくすったもんだのすえ、CD-ROM問題は無事に解決。しかし95になってもやっぱりCD-ROMは自動じゃマウントしないのね。こうなってくると、PCMCIAスロットにTypeIIが一枚しか入らないという欠点が大きくクローズアップされてくる。カード入れ換えてCD-ROMつないでは再起動だもんな。ま、このへんはなんかツールがあるでしょう。


【2月28日(水)】

 やっと一段落したので95用のソフトをインストールして設定。とりあえず秀丸に秀Termとかそんなの。秀Termが電話をかけなくて弱ったけど、モデムを直接制御する設定にしたらなんとか動いた。などということをしているうちに催促電話が来たので原稿を書く。ためにゲームをする。我孫子さん大罵倒の「通天閣」は、まあそこまでさいてーなゲームじゃないと思う。しかし肝心のシューティングは大阪度が薄すぎ。「土器王記」は「MYST」型のへんなゲーム。引きが圧倒的に弱いけどね。


【2月29日(木)】

 一時間遅れでWOWOWの会議に出たら、15分もいないうちに終わってしまった(笑) 八丁堀の喫茶店でちょっと原稿書いて、5時半に新宿の滝沢。えーと今日は「かまいたちの夜」の芝居がシアターアップルであるんですね。という話は我孫子ごった日記既報。東京まで旅行して一泊しただけで京都にもどり、締切に追われながらMS-DOS3.3環境で日記をFTPしてる人に負けてちゃいかんよな(笑)>おれ。

 でも我孫子さんは、なんべん修理に出しても故障がなおらないのに業を煮やして、今度修理からもどってくるときはWindow95インストールして完璧に動くようにセットアップしとかんかいとJ&Pを恫喝しているらしいので(笑)、まあきっとわたしのようにつらい目に遭うことはないんだろうな。Pentiumマシンだし。98だけど(笑)

 えーともかく滝沢に集まったのは、原作者の我孫子さんのほか、綾辻行人、京極夏彦、小森健太朗、国樹由香、二階堂黎人、井上夢人、河内実加etc.の豪華メンバー。中村屋で食事してからシアターアップルに乗り込み、貫井徳郎、加納朋子その他と合流してさらに人数が増える。そのあと、小説すばるの文士観劇グラビア撮影(笑)をすませてから芝居。
 主演は田中広子で、これはどうでもいいんだけど、可愛かずみが蛍雪次朗の奥さん役(ホテルのおかみさん)役で出ててラッキー(^-^)
 ぢつは……とかゆって,ロビーで「セーラー服色情飼育」話で盛り上がる中年男たちであった(笑) あと仁藤優子がけっこうがんばってましたね。
 三分の二まではかなりいい芝居だったけど、結末には不満爆発。香山さんのカラオケが炸裂するところで終わっていればよかったかも(笑)
 しかしこんな大きな小屋で芝居を見るのはすごいひさしぶりで、おまけに小劇場系じゃない芝居なんて10年ぶりくらいだったからけっこう面白かったす。我孫子さんありがとうございましたm(..)m
 そうそう、それに麻丘めぐみの実物も至近距離で観察できたしな。綾辻さんほどではないがけっこう感動。
 芝居がはねたあとは梟門。どうせなら陶玄房で二次会にしておけば貫井くんに逃げられることもなかったのにね。なぜ我孫子さんが怒り狂っているかについてはそのうち明かされるであろう。
 梟門では河内さんと同人誌ネタで盛り上がり、そのままゼニスに突入。我孫子さんはすっかり道を覚えている。久しぶりに朝までコースだったけど、人数が多かったので新曲消化がせいいっぱいだな。
 というわけで二月もおしまい。あーぼちぼち働かな。


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