【11月23日(木)〜24日(金)】


 ひたすら原稿と読書と映画。アスキーネットJとか、SFオンラインの「ターン」映画評とか。




【11月25日(土)】


 早川書房で小松左京賞受賞作家・平谷美樹インタビュー。SFマガジン2月号のSFインターセクション用。大森は急に鼻炎になっちゃってくしゃみを連発、平谷さんご夫妻にはたいへん申し訳ないことでした。
 大阪芸大漫研時代の話とか、意外なネタも少々――しかしSFマガジンではたぶん使いません。
 驚いたのは『エリ・エリ』の部数で、いくらなんでももうちょっと刷れるんじゃないかと思うけど、角川春樹事務所は四六判単行本が買い切りなので、大書店以外はなかなか注文を出さないんだよねえ。駅前書店とかではほとんど置いてないと思うので、見かけない人はbk1その他のオンライン書店でどうぞ。

 インタビュー後、平谷さんご夫妻・塩澤編集長と近くの中華料理屋で食事。ご夫妻はホテルがとれなくて日帰りだそうで、ますます申し訳ないことでした。




【11月26日(日)〜27日(月)】


 アニメージュのオールタイムベストに投票。TV・劇場・OVAなんでもあり。ほんとは『十兵衛ちゃん』とか『今、そこにいる僕』とか『lain』とかも入れたいんだけど、さすがにオールタイムで10本じゃあねえ。アニメの国の人じゃないので基本のものを入れました。こんな感じ。

1 未来少年コナン(テレビ)
2 新世紀エヴァンゲリオン(テレビ)
3 うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(劇場)
4 超時空要塞マクロス(テレビ)
5 王立宇宙軍 オネアミスの翼(劇場)
6 トップをねらえ!(OVA)
7 エースをねらえ!(テレビ)
8 赤毛のアン(テレビ)
9 海のトリトン(テレビ)
10 こどものおもちゃ(テレビ)
次点 少女革命ウテナ

 なんか重大な見落としがある気もするがまあしょうがない。




【11月28日(火)】


 13:30、角川書店本社会議室で、東雅夫・茶木則雄両氏と《本の旅人》用の国産ホラー鼎談。日本ホラー小説大賞の歩みと今後の展望とか。しかし今年のホラー大賞で読んだ原稿のことをもうまったく覚えていない。いや、モノがあれば思い出すんですが。

 19:10、トヨタ杯レアル・マドリッド×ボカ・ジュニアーズ。面白かったのは最初の10分だけ。レアルだめすぎ。まあボカが勝ったのでよしとしよう。
 そういえばユースのアジア杯も準決勝・決勝と見てたんだけどもういつのことだったのかも思い出せないなり。




【11月29日(水)〜30日(木)】


 さらに原稿。小説すばるの書評(押井守『獣たちの夜』)とか。
『ブレア・ウィッチ ラスティン・パーの告白』の訳者校正が終了。
 来年発売なので安心してたら、なんかザウルス文庫で、ザウルス新機種の発売に合わせてオンライン先行販売するんだそうです。ダイレクトリンク先はここ
 光文社電子書店と提携して、既刊本がザウルスで買えるようになってるのは知ってたけど、あらためて見にいくと、旺文社モバイル書店なんてのができててびっくり。旺文社文庫が電子版で復活? もっともいまんとこ売ってるのはホームズとか。ちょうどいいや、「マスグレイヴ館」が読みたかったからここで百円で買おう――と思ったら、ザウルスかテリオスがないと読めないらしい。ちぇ。
 しかしこんなところで『ラスティン・パーの告白』売ってもなあ。実売が10件以下だったらちょっとさびしい。まあ、紙の本よりはだいぶんお得な500円なので、ザウルス・ユーザーの人はひとつよろしくお願いします。今回は『完全調書』と違って小説風。この種のスピンオフノベルとしてはまあまあよくできてると思う。バーキッツヴィル連続幼児誘拐殺害事件の真犯人は、じつはラスティン・パーではなかった! みたいな衝撃の「真実」がほのめかされてたり。でも『ブレア2』と直接の関係はありません。

『ブレア2』は『ブレア2』でべつに『完全調書』があって、これは前作以上に凝り凝り。パルプ雑誌おたくのひとなら笑えるネタも入ってます。


top | link | board | articles | other days