【5月29日(月)】


 12時間睡眠。

 金城一紀『GO』(講談社)は傑作。ボーイ・ミーツ・ガールのいまどき青春小説オールタイムベストテン級かも。「かかってこい、ルーク」に爆笑。すばらしい。主人公がちょっとかっこよすぎるが、そういう話なのでよし。

 池上永一『レキオス』(文藝春秋)読了。ろみひー恐るべし。タイムトラベルネタの処理がちょっともたつくのが惜しい。時代を超えた同キャラ同シチュエーションの笑いは、小説で書くのはけっこうむずかしいなり。今年の日本SFベストワン有力候補。

 アニメ版「ラブひな」、特撮名所巡りの回を見る。テンポ快調。これって原作から離れたほうが面白いのでは。2話の録画に失敗していることが判明。

 書くのを忘れてましたが、武田統括本部長@GAINAXから送っていただいた『フリクリ』第1巻を見ました。キャラは安野モヨコ風ですが、冒頭はさべあのま的雰囲気だったり。ちょっとカレカノひっぱりすぎな気もするが、新谷真弓のハル子がすばらしいのでOK。基本的には好きなラインですね。続巻を楽しみにしたい。




【5月30日(火)】


 銀座で本屋をまわってから、Y中氏@読売広告社と打ち合わせ。飯田橋ラムラのハイチでドライカレー食べて帰宅。小松左京賞の原稿をどんどん読む。話題の6000枚はやっぱりウチだったことが判明(泣)。2000枚も2本あるので、3本でいちまんまい。

 古沢嘉通のウェブサイト、furu's nestついに正式公開。日記(じゃなくてmemoだけど)がマメに更新されている。ファンダム昔話が流行の気配(笑)。しかし古沢さんは、初対面の水鏡子に「アシモフが好き」などと口走った経験があったのか。オレはもちろん、無難に「ラファティとか……」と言いました(笑)。そのうち気が向いたら大森版昔話も書くかも。
 古沢サイトでは掲示板のTrashCanExtraもにぎわい中。
 掲示板と言えば、2ちゃんねる方面で、堺「本物はもっと太っているはず」三保は「業界では有名な○ムウェイ信者」との新情報が(爆笑)。ほとんどシュールレアリスムの域に達してますね。すばらしい。

 前回書いたH"の話が、伝言板で盛り上がり中。
 大森がいま使ってる端末(Panasonic KX-PH933S)では、open net contentsが読めない――みたいなことを書きましたが、これは「事実上読めないも同然」ってことでした。ていうか、サービスがはじまったころに、携帯端末ライター(笑)のさいとうよしこが、これで大森伝言板を読むところを実演してくれてたんだけど、こんなもんでいちいちurl入力するかよ、とか思ってそれきり忘れてたんでした。
「うちにはウェブブラウザがないので、オレのPHSに中身をメールで送ってね。読みたいURLはここなのよ」――みたいなシステムで、つねにノートPC持ち歩いてる人間にはあまり意味がなかったり。リンクが使えないのが致命的。
 しかし掲示板リンク集とかオープン・ネット・コンテンツ用につくっとけば便利かも。と思ったら、「オープンネットコンテンツ簡単作成ソフト」ってのがあったので、ためしにつくってみました。ほとんど自分用。PメールDX端末の「情報サービス」から、題名・本文なしで、「to:」以下に、http://www.ltokyo.com/ohmori/hh.txtと入力するとメニューが出るので、そこから番号を選ぶと、リンク先に飛べます。
 しかし、いちばん使ってるあなたまSF系掲示版あなたまミステリ系掲示版SF系日記更新時刻ミステリ系更新されてますリンクあたりが使えないので、やっぱり野球/サッカーの試合結果見るぐらいかなあ。
 と思ったら、電話帳検索→グループ検索→グループ0[情報サービス]の中に、最初から各種スポーツ情報とかが入ってるんでした。ちゃんちゃん。取扱説明書ぐらい読めよ。




【5月31日(水)】


 さらに小松左京賞。それぞれが長いので読んでも読んでも読んでも終わらない。



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