禅問答 Quiz

作成者  BON
更新日  2006/10/08

 一問一答での言葉のお遊び。意外と好評なのでどんどんいきましょう。

みんなでなかよくお仕事をするために
 先輩後輩関係でなやんでませんか。

【備考】


(3)みんなでなかよくお仕事をするために。

努力と成果はどちらを重視すべきか。

 報いる方法を変える。努力にはチャンスで,成果には報酬で報いる。 

多数で取り組むか少数で取り組むか

 少品種大量生産が可能ならば大勢で,多品種少量生産が必要なら少数で。

 多数で取り組めば,成果のばらつきを抑制することができるが,大幅に優れたものができる可能性もなくなる。失敗に対してだれも責任をとらず,成長をもたらさない。「基準の弊害」である。

 少数で取り組めば個性が強く出るため,出来あがりの触れ幅が大きい。極端な成果も得られる可能性がある反面,全くだめの可能性もある。ただし,「少数にすれば精鋭になる」(TDK相談役)との言葉もある。

「やってみせ、言ってきかせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」

 山本五十六の名言。「人を自発的に動かす」=「人を育てる」ための言葉と勝手に解釈しております。部下がついてこないなんて嘆いてる人,いませんか?

形だけでもないよりはまし。

 空元気も元気,虚礼でも礼儀,偽善でも善行。なにもやらないよりは形だけでもやった方がいいんです。

評価 2001/03/05

 評価とは,成果に対してではなく,「成果を出しそうな人」に与えられるものである。

評価2 2001/12/20

 良い成果があった人を評価することよりも,評価をしたい人の良い点を探すことの方が一般的である。

評価3 2004/12/08

 ある日,突然信号がクロスタイプになった。

 満足=(よい評価),不満=(わるい評価)とも,予測とのずれによって認識される。予測がなければ評価は発生しない。元々が悪いほうが,よい評価は得られやすい。

 また,その理由まで遡ることを許されるのであれば,理由が極めて自己的であればその評価は容認されやすく,他からのものであればその評価は容認されがたい。ここで,「容認」というプロセス自体にも「予測としての容認」を含むため,結果として以下のような傾向が現れる。

 結果を見ればごく当たり前かもしれない。が,評価とその受容は,理由が自己的かどうか,よい評価かどうか,の二つのベクトルに分割すると,そこにあるバイアスが見えやすくなるのではないか,という話。

注)ワインバーグは失敗を「あるべき姿」にならなかったケースと定義したがここではこれを拡大した。

統一するか独立するか

内製すべきか外注すべきか

 市場価値を勘案して選ぶ。ただし,その切り替え時期の判断は難しいので注意。

タバコに火をつける 2001/03/18

 先輩がタバコを出したときにさっと火を出せるのはタバコを吸う人です。人のグラスが空いたときに自然に酒を注げるのは酒をのむ人です。

 自分が正しいと思うやり方で物事を進めてくれている人は自分と同じうような価値観をもっているからで,正しくないと思うやり方で物事を進める人は違う価値観を持っているに過ぎません。安易に排除しないでください。

早い車はどっち 2001/05/30

 渋滞道路を走るスポーツカーよりも高速道路を行く軽自動車の方が早いですね。スピードを出すためには,運転技術よりもスピードが出せる環境が必要。部下の仕事が遅いと嘆く前に,早く仕事のできる環境を作りましょうや。

弘法筆を選ばず 2001/12/02

 安全運転のために大切なのは,車ではなくて運転手ですよね。車=組織つくりも軽視はできませんが,運転手=人の養成こそ大切なんじゃないですか。

変なのはどっち 2001/11/18

 「あいつは変だ」と思ったら,自分の方が変でないかを再チェックしましょう。そしてもし,「自分が変なのではない」との確信を得たのであれば,変なのはあなたです。多分。

失敗と成功の両親 2001/12/16

 失敗は成功の母である。そして,成功は失敗の父である。成功体験に安住してはならない。(日本ユニシスのコマーシャルより脚色)

逃げ出した先 2002/02/09

 「逃げ出した先に」「楽園なんてありゃしねえのさ」「辿りついた先」「そこにあるのは」「やっぱり」「戦場だけだ」(c)ベルセルク−三浦建太郎−

批判されないものは優れているのか。 2003/04/28

 世間様のご批判に悩んでいる方々へ...批判を受けない者とはどんなやつでしょうか。

  1. 影響がないもの。批判の必要がない。たとえば,罪のない子供のいたずら。
  2. 実体がないもの。批判の対象がない。たとえば,普遍の真理とやらを説くカルト集団。
  3. 認知されていないもの。批判の動機がない。たとえば,準備中の犯罪。

 反証を見る限り,批判を受けるということは,価値がある(その価値が正か負かはともかく)ということの裏返しと考えていいようです。つまり,批判されるということは,少なくともがんばってる証拠ではあるのだ。うん。

改革とは 2003/10/26

 改革とは,改善をすることでも,改善をさせることでもない。

 改革とは,改善をしたいと思わせることである。

 最も効果的な改革は,仲間に危機感を植え付けることであろう。メンバーに危機感さえあれば,特に仕掛がなくとも改革は進み,競争力は強化される。

 ただし,危機感の方向がばらばらでは,それぞれが打ち消し合ってなかなか進まない。このため,改革を立ち上げるためには,非常に深い危機か,優れたリーダーを必要とする。

前向きな気持ちのためには 2004/02/02

 前向きな考え方は通常天性のものではありません。その人が努力の結果作り上げたものです。前向きな性格を作るために必要な材料は以下のようなものがあります。

ヒトの間違いを指摘する,あるいは指摘を受けてどうするか 2004/02/29

結果と過程のどちらが重要か 2005/12/11

 人のために取り組むことについては結果が重要である。自分のために取り組むことについては過程(プロセス)が重要である。

助言はあくまでもアシスト 2005/12/11

 宗教者,占い師,助言者(メンター),コンサルタントを使うときは,相手の資質にもよるが,必ず主体的に活用し,対等の立場で付き合うこと。さもないと...

 どちらも不幸ですな。

メディアのおごり 2006/04/30

 某テレビでの某司会者(みのもんただ!)の発言。「公共事業を随契で出すなんて癒着だ」といいながら,続けて「新聞の再販制度を廃止するなんてもってのほかだ」なんて言ってる。公共事業に競争を主張するのはわかるが,舌の根も乾かぬうちに,メディアは競争させられたら質が落ちるとのたまう...なんだこれは,と思った。 メディアだって質にはピンからキリまである。新聞だって競争すべきである。ましてや,新聞以外のメディアが死ぬほどある現在,いい記事,いい取材ができないメディアが競争に負けて淘汰されるのは,公共事業以上に必然ではないかと思うのだが。

あぁそう 2006/06/27

 「お前なんか認めてないぞ」なんていわれることがまれにあると思いますが,そういうことを言う人は決まって「別にあんたに認めてほしいなんて思わない」ような人です。コミュニケーションの断裂があるとこういうことが起こるのかなぁ?不思議なもんです。

性善説か性悪説か 2008/02/03

 性悪説で接しなければならない相手を敵という。
 性善説で接してよい相手を朋という。


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