作成者 | BON |
更新日 | 2001/10/31 |
各物質に関する情報をとりまとめたコーナーです。片っ端から集めた情報を載せる予定です。
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水道への影響 基準,毒性や障害,汚染源,対処法,検出法について。水道としての視点からとりまとめました。 |
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特記事項 当該物質に関連した情報について集めたものを掲載。 |
【参考】
【監視項目】 0.2mg/L以下。
【毒性】 人体必須元素。高濃度のものに接触した場合に血圧低下,ショック症状,中枢神経抑制による呼吸停止。長期的摂取の場合に食欲不振,悪心,嘔吐,皮膚症状など。
人体必須元素です。高濃度のものに接触した場合に血圧低下,ショック症状,中枢神経抑制による呼吸停止。長期的摂取の場合に食欲不振,悪心,嘔吐,皮膚症状など。ただ,ホウ素が原因の健康被害なんてのは聞いたことないですけど。
天然には単体の形で存在せず,ほう酸またはほう酸塩の形で鉱物として広く分布します。工場起源の場合は工場に対処を要求できますが,地質や海水起源の場合が厄介です。特に,海水淡水化のなどで効果的に除去できないケースが多く,海水淡水化処理において対応が検討されています。
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ほう素選択吸着樹脂アンバーライト@【ジェイ・オー・クリエイト】 米国Rohm&Haas社の商品でオルガノの関連会社とのこと。 |
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郡山ほう素回収プラント完成@【日本電工(株)】 ほう素回収プラント稼動の記事。 |
いずれも,実験により実用性を検証する意義は認められますが,配水施設の整備を通じて他の水源との混合によりホウ素濃度を希釈する対策も考えられます。(それくらい厄介な項目です...)水源に余裕があるのであれば,水源を破棄することも選択肢と考えてください。
5)検出方法
【備考】
水道水質ハンドブック,上水試験法など。
2001/10/31 ホウ素を選択的に除去できるイオン交換樹脂についての情報をいただきましたので,記載内容を修正しました。
1)海水淡水化
ホウ素については,海水淡水化処理における逆浸透膜で十分に除去できないことがある点が注目されているそうです。まあ,2段で逆浸透をかけりゃ大丈夫だそうですが...金かかりそ。
【参考】