欧州刺繍の故郷を訪ねて(4)

1990年ワレサさんが選ばれるかどうかが添乗員の方達の話題の中心でした一寸
面白いのでその時頂いた「旅のしおり」より。

正式国名 ハンガリー人民共和国 チェコスロバキヤ社会主義共和国 ベルギー王国
面積
人口
首都
9.3万I
1、069万人(1983)ブタペスト
2.8万I
1,542万(1983)
プラハ
3.1万I
986.0万人(1983ブリュッセル
言語

民族

マジャール語(公用語)
マジャール人(97%)ドイツ人、ジプシー等
チェコ語・スロバキヤ語(公用語)
チェコ人(65%)スロバキア人(29%)ハンガリー人4(%
フラマン語、ワロン語、ドイツ語
オランダ系フラマン人、フランス系ワロン人
宗教 カトリック(65%)
プロテスタント
ギリシャ正教
カトリック(大分)プロテスタント、ギリシャ正教 キリスト旧教85%キリスト新教少数
電圧 220V 220V 127.220V
時差 日本-8時間 日本-8時間 日本-8時間
通貨 フォリント=100レール
US$=60,8Ft
1フォリント=約2.3円
コルナ=100ハレールUS$=15.4CKR
1コルナ=約9.1円
フラン(=100サンチーム)
US$=35.0BFR
1BFR=4.15円
買い物について
東ヨーロッパでは、独特の買い物方法を取っている店があります。
*カッサ方式
@まず、店員に買いたい品物を告げます。
Aそして、店員から其の明細を書いた伝票を貰います。
Bその伝票をカッサ(日本で言えばレジ)へ持っていき代金を支払います          Cカッサからその支払いが済んだ旨を証明する伝票を再び最初の売場に持っていき、伝票と引き換えに品物を受け取ります。
*スーパー方式
日本にあるスーパーマーケトと全く同じ方式で、入口で籠を受け取り欲しい品 物を入れて最後にキャッシャーでまとめて支払う。
外貨専門店 
 ハンガリー、チェコスロバキアでは、外国人専用で外貨(米ドル、日本円など)でしか買えない店があります。ホテルの中には必ずと言って良いほどその外貨専門店があります。
ハンガリー............インターツ−リスト
チェコスロバキア.........ツーゼック
市街ショッピング
 ベルギーのお買い物は私達の方法と代わり有りませんが、一般の店においては、ハンガリーチェコスロバキア、ベルギー、何れの国も現地の通貨を使用しなければなりません。(日本でドル買いが出来ないのと同じです)今回訪れる都市の代表的なショッピング街として次の所があります。
ブタペスト/ハンガリー   バッシー通り、蛇通り
プラハ/チェコスロバキア  グラン・プラス周辺、ヌープ通り(歩行者天国)
サプロン広場周辺
ブルージュ/ベルギー    マルクト広場周辺

両替時の注意

ハンガリーでは、すでに交換した額の50%しか再両替の対象になりません。
チェコスロバキアでは、硬貨は持ち出せますが、紙幣は持ち出せません。
再両替できるのは出国時のみで、航空機の時は空港、バスによるときは国境の出国手続き所となっておりますが、実際に再交換可能であるのは空港のみで、その場合でも時間が無くて出来ないことがあります。従って、初めに交換する際に十分に検討の上、少額を何度か、必要に応じて交換されるのがよいでしょう。
現地通貨に交換をしますと、税関申告書、交換証明書など重要な書類を手にすることになります。これらの書類は再両替時や出国時に必要になりますので、くれぐれも落としたり、何処かに紛れ込んでしまわないように、常に注意を心掛けて大切に保管しておいて下さい。
外貨専門店でお買い物をなさったとき、高額のお買い物をなさったときには、必ず領収書を貰い出国時迄保管しておいて下さい。

1990年まだ統制が厳しかったときのことです。お買い物をするとき、廻りに
見ている人が居ないときにはドルでお買い物をすると割引率が良かったです。
お店の人が緊張して廻りを警戒するものですから、私も何か悪いことをして居
るみたいに胸がドキドキしました。
 何処の地方に行ってもジプシーのスリを気を付けるよう注意されました。