乳の詫び状

Last update 2010/03/18

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

 これより古い分については、こちらへ

 これより新しい分については、こちらへ

乳の詫び状(2010/02/27)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「Computer Networking: A Top-Down Approach」とネットワーキング入門書
---
 知らなかったが、コンピュータネットワークの定番本らしい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0131365487/showshotcorne-22/
Computer Networking: International Version: A Top-Down Approach (ペー
パーバック) 
James F Kurose (著), Keith W. Ross (著)

 アマゾンの素人評、同じ人が同じ文章を何度も投稿していますね。激賞した
いからなのか、操作ミスなのか。
 著者は、Kuroseとなってるから日系何世かなんでしょうね。
 まあ、日本にもルパン3世はいるし。\(^O^)/

 次も、アマゾン本家では評判よさげ。日本のアマゾンの関連では、ハードカ
バーが出るけど、ここでは安いペーパーバックのほうを。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0123740134/showshotcorne-22/
Computer Networks ISE, Fourth Edition: A Systems Approach (The Morgan 
Kaufmann Series in Networking) (ペーパーバック) 
Larry L. Peterson (著), Bruce S. Davie (著)

 おれらの時代は、ダグラス・E・カマー(Douglas E. Comer)先生の本でした
けどね。

 いまは和書でも、TCP/IPのネットワーキングに関しては、いろいろいい本出
てますしね。
 ああ、マスタリングTCP/IPは、いま、第4版なのか。完全に定番ですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066770/showshotcorne-22/
マスタリングTCP/IP 入門編 第4版 (大型本) 
竹下 隆史 (著), 村山 公保 (著), 荒井 透 (著), 苅田 幸雄 (著)
 オーム社にある目次は、
http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-274-06677-1
をどうぞ。
 2007年に出ているから、そろそろ第5版が出る? 出ない?

 もっと入門的なものは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283119/showshotcorne-22/
ネットワークはなぜつながるのか 第2版 知っておきたいTCP/IP、LAN、光ファ
イバの基礎知識 (単行本(ソフトカバー)) 
戸根 勤 (著), 日経NETWORK (監修)
が、よく名前が出ますね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 脳に悪い7つの習慣
---
 ほほぉ、こういうのが売れているのか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344981448/showshotcorne-22/
脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1) (新書) 
林 成之 (著)

 これは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/09/1174062
フリーズする脳
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/06/1234256
脳が冴える15の習慣
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/02/3605943
しましまカラーの抵抗で指輪作るぅ?!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/29/4328383
遺品整理人が語る、孤独死の現実
で紹介している
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140881631/showshotcorne-22/
築山節著「フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる」 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140882026/showshotcorne-22/
築山節著「脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140882506/showshotcorne-22/
脳と気持ちの整理術―意欲・実行・解決力を高める (生活人新書 250) (新書)
築山 節 (著)
の逆パターンなのか。
 築山本が、ソフトウェア開発におけるデザイン・パターンだとすると、林本
は、アンチ・パターンなのかも。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 理系総合のための生命科学 第2版、生命科学 改訂第3版
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2975002
東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/18/3522131
Re: 東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/
で紹介した、東大の生命科学教科書全3巻

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758107203/showshotcorne-22/
生命科学 改訂第2版 (単行本) 
東京大学生命科学教科書編集委員会 (編さん)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758107114/showshotcorne-22/
理系総合のための生命科学―分子・細胞・個体から知る“生命”のしくみ (単
行本) 
東京大学生命科学教科書編集委員会 (編さん)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758107211/showshotcorne-22/
文系のための生命科学 (単行本) 
東京大学生命科学教科書編集委員会

 この3巻は、もう学部レベルの生命科学の入門教科書として定番になったと
いっていいでしょう。
 このうち、「理系総合のための生命科学」の第2版が出ました。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758120102/showshotcorne-22/
理系総合のための生命科学 第2版―分子・細胞・個体から知る“生命”のしく
み (単行本)
東京大学生命科学教科書編集委員会 (編さん)
 羊土社にある目次などは、
http://www.yodosha.co.jp/book/9784758120104.html
理系総合のための生命科学 第2版
分子・細胞・個体から知る“生命”のしくみ
をどうぞ。

 あらららら。いま、気づいた。2009年2月に「生命科学」の第3版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758120005/showshotcorne-22/
生命科学 (単行本)
東京大学生命科学教科書編集委員会
が出てますね。
 羊土社にある目次などは、
http://www.yodosha.co.jp/book/9784758120005.html
生命科学 改訂第3版
東京大学生命科学教科書編集委員会/編 
をどうぞ。

 次は、「文系のための生命科学」が改訂されるんでしょうか。

 ところで、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/18/3522131
Re: 東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/
で書いたように、この3部作で、生命倫理のことは、「文系のための生命科学」
にしかない。
 その2008年に紹介したときから改訂された、「生命科学 改訂第3版」「理
系総合のための生命科学 第2版」も目次をみる限り、生命倫理に触れていな
い。
 いいのか、これ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 少女素数、リーマン予想、数学セミナー増刊「リーマン予想がわかる」
---
 少女素数という漫画があるんですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4832278967/showshotcorne-22/
少女素数 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) (コミック) 
長月 みそか (著)
 算法少女と関係あるのか。
 (関節話法で)ひとつの、その、シュラシュシュシュ、ないない。
 リーマン予想と関係あるのか。
 (関節話法で)いわゆる、あの、エンヤトットが、その、あの、ないない。
 1週間経っても、まだ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/20/4892913
筒井康隆朗読会初日
の影響が続いとるのぉ。

 リーマン予想といえば、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482228204X/showshotcorne-22/
素数に憑かれた人たち ~リーマン予想への挑戦~ (単行本) 
John Derbyshire (著), 松浦 俊輔 (著), ジョン・ダービーシャー (著)
は、積ん読だし、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002U22YZK/showshotcorne-22/
数学セミナー増刊 リーマン予想がわかる 2009年 11月号 [雑誌] (雑誌)
の感想も書いてないね。
 1600円の本が、いま、中古1点のみで3000円くらいしちゃうのね。やっぱ、
ほしいと思ったら、すぐ買わないとかえって高くつくことが多い気がする。
Lispの本なんて、おれ、もう大金持ちだもんね(上の検索窓で「Lisp バブル」
で検索してみて)。
 感想は、時間的に無理っぽいかな。
 ばかー。簡単でいいから、今、やれ。
 はい。この増刊ね。新宿西口のブックファーストで買ったんだけど、どこに
あるかわからないので、レジにいたお姉さんに頼んだの。そのとき、おれ、
「数理科学の別冊で、リーマン予想がわかるとかいう本があると思うんですけ
ど」
と言っちゃった。数理科学の別冊じゃなくて、数学セミナーの増刊なんだよね。
 でも、お姉さん、やさしい。
 NHKスペシャルのリーマン予想の番組が放映されてまもないときだったせい
か、お姉さん、
「あ、ご案内いたします」
といって、連れて行ってくれた。天国に。
 おいおい、お前、それ、新宿でも、なんか歌舞伎町方面に行ってるんじゃな
いか。
 ごめんごめん。ちゃんと棚に連れて行ってくれて、この本を取り出しておれ
に見せながら、
「数理科学ではなくて、数学セミナーとなってるんですけど、こちらでしょう
か」
などと教えてくれて、うれしかった。お姉さんの名前、そのときは覚えたけど、
3歩歩いたから、もう忘れた。悲しい。以上。
 おいおい、お姉さんにやさしくされました。それだけかよ。内容の感想は?
 (関節話法で)あの、その、ないない。
 じゃ、代わりにおれが簡単に。
 そもそもゼータ関数っていろんな種類があるのを初めて知った。
 オイラーのゼータ、リーマンのゼータ、ラマヌジャンのゼータ、セルバーグ
ゼータ、合同ゼータとかね。
 桜井進「高校生からわかる超入門・リーマン予想」は、たしかに最初は、高
校生でもわかると思うし、この本全体でも、一番わかりやすい。
 でも、関数等式や解析接続といった言葉が、いきなり天下り式に出てくるの
で、それがわからないおれは、だんだん、面倒になった。^^;
 そうそう。この本のあちこちに出ていたと思うが、跡公式という言葉もさっ
ぱりぴんと来ない。
 大体、解と根と零点の意味や違いがよくわかってなくて、桜井氏のこの文章
で、へぇ、そういうものだったのかと思う程度だもんね。
 いまだに、関数等式の言葉の意味は何?の状態。リーマン予想のときにしか、
出てこない言葉? もっと一般的に出てくるの?とかね。解析接続は、雰囲気
はわかる。星までも距離をどうやって計測するかという、天文学における距離
の梯子の作り方ですね、これは、とかね。
 前も書いたが、桜井氏の文章の最後にあるリーマン予想がどう解決されるか
のSF的予想は、おれ好み。
 結論をいえば、従来の数学者には解けない。\(^O^)/
 じゃ、誰が解くかというと、量子コンピュータを自在に操り、かつ、超ひも
理論(超弦理論)を使って宇宙そのものを量子コンピュータでシミュレートする
プログラムを書ける宇宙プログラマが解決する。\(^O^)/
 いいでしょ、これ。宇宙がどうやってできたかを知るには、量子コンピュー
タを作って宇宙を作り出すしかないという話は、以前も書いたけれど、あの路
線ですよ。
 しかし、おれは、リーマン予想のNHKスペシャルを観て、セレンディピティ
来ちゃって(爆)、もっとすごいことを思いついたが、いかんせん、それを書く
には、この余白は狭すぎる。
 フェルマーか、お前は。
 ブライアン・コンリー「リーマン予想 どこまで迫ったか」は、もちろん、
おれの数学力では細部はチンプンカンプンだが、Mathematicaで描いたであろ
うグラフがいくつもあって、リーマン予想に挑戦してきた、おおまかな感じは
わかった。
 コンピュータで調べたら、どうなんだと思っていたが、プロはとっくの昔、
1980年代に何百万個も零点の分布を調べてるのね。その範囲では、ちゃんと予
想通りになってるのね。
 でも、いくら何百万個も合ってても、数学は、1つ反例があれば、予想が成
立しないことになるからね。
 黒川信重・小山信也・高瀬幸一の3氏による鼎談は、日本語とは思えない。
数学用語がわかってないと、日本語に聞こえるけど意味がわらかないどこかの
言葉。すなわち、ハナモゲラ語です。
 ただ、高瀬氏が、リーマン予想は、物理と関係しているのではないか。宇宙
の新しい幾何学的な描像が得られるのではないかなどと発言しているのは、正
しい。
 なんで、数学がわからないお前が、正しいとかいえるんだよ。
 だって、おれ、おとめ座銀河団の小学校時代に習って、結論だけは覚えてい
るんだもん。先生が教えてくれたよ。
 「この宇宙は、素数と円周率でできています」って。\(^O^)/

算法少女の関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/14/2511887
和算本あれこれ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/11/4052892
ちくま学芸文庫の数学と物理関係(Math & Science)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/09/05/4563911
江戸の数学教科書と割り算の九九

リーマン予想の関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/11/15/4698498
NHK「魔性の難問 〜リーマン予想・天才たちの闘い〜」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/11/23/4714015
本屋で気になった数学関係の雑誌や本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/11/04/4675181
無限を読みとく数学入門、リーマン予想は解決するのか?など小島寛之本 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/12/09/4747806
高校数学基礎、「数学センスをみがこう」など秋山仁の数学入門
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/08/14/4510753
オイラー、無限級数、ゼータ関数、リーマン、ラマヌジャン、ポアンカレ予想
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/16/1856390
ポアンカレ予想
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/25/1679510
Re: 田中森一著「反転」、魚住昭著「特捜検察の闇」

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 情報についての入門書、なぜか唯識のことも
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130624512/showshotcorne-22/
情報 (東京大学教養学部テキスト) (単行本)
川合 慧 (著, 編集)
が売れていた。
 未読だが、目次をみると、情報工学、情報科学の一般向け入門として、よさ
げですね。社会人や高校生にもいいかも。
 目次などは、
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-062451-0.html
情報 川合慧編
をどうぞ。
 関連の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4005004571/showshotcorne-22/
情報って何だろう (岩波ジュニア新書) (新書) 
春木 良且 (著)
もよさげですね。

 ま、情報のことを突き詰めて考えていくと、結局、宇宙や世界との関係性と
認識論に行かざるを得ないから、最後は仏教哲学の唯識に行きますよ。
 おれがいうんだから、間違いない。\(^O^)/

 と思って、アマゾンで「唯識」で検索して出てくる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140841567/showshotcorne-22/
やさしい唯識―心の秘密を解く (NHKライブラリー) (単行本)
横山 紘一 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140840900/showshotcorne-22/
唯識のすすめ―仏教の深層心理学入門 (NHKライブラリー) (新書)
岡野 守也 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4393135040/showshotcorne-22/
はじめての唯識 (単行本) 
多川 俊映 (著)
あたりだと、心理学的な話や人生の生き方、悟りといった哲学的な話の入門っ
ぽいから、情報との関係がはっきりしないかもね。
 じゃ、おれが書けばいいのか。\(^O^)/

 「はじめての唯識」は、5000円以上しますね。きっとすごくいい本だったが
絶版。中古でセドリの人が高い値段を付けているというパターンでしょうか。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/480461284X/showshotcorne-22/
唯識でよむ般若心経―空の実践 (単行本) 
横山 紘一 (著)
なんてのもあるね。
 思い出した。般若心経は、やはり、コンノ・ケンイチ先生ですよ。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/09/26/538274
水に話しかけて核融合!?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/11/1848205
「Linux狂騒曲 第3番」を読んで発見した事
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198612307/showshotcorne-22/
コンノケンイチ著「般若心経は知っていた」(徳間書店)
は、トンデモでありながら、実は、けっこういい線、行ってるんですよ。
 でも、まあ、いろいろ足りない。情報との関係ははっきりしてないしね。
 やっぱり、おれが書けばいいのか。\(^O^)/

 ま、Lispと仏教哲学さえわかっていれば、この宇宙のすべてが理解できるし、
人生もバッチグー(死語の世界)。地球文明より数億年は進んだ文明をもつ、お
とめ座銀河団出身のおれがいうんだから、間違いない。\(^O^)/

 調べたら、以下の関連エントリに、断片的だけど、あれこれ書いてますね。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/09/10/519055
「空間の謎 時間の謎」「論争する宇宙」再び
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/29/1613199
Gauche Night
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/04/3562367
「アリエス」編集人の横山建城と申します
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/03/4040523
心、脳、身体性
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/09/11/4572556
命名 カモリーマン。カモリーマンビジネスの呪縛からこうやって抜け出せ!

乳の詫び状(2010/02/24)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: カーリング、予選敗退になりましたね。
---
 また、早起きしてたけど、日本がスウェーデンに負け、スイスがドイツに勝
ったので、日本の予選敗退が決まりました。残念。

http://sankei.jp.msn.com/vancouver2010/news/100224/oao1002240455002-n1.htm
【カーリング】日本、スウェーデンに敗れ1次L敗退決定

 でも、カーリング、面白かった。少し、カーリングの世界がわかってきた。
 日本代表、ありがとう。

 もう眠い。また、寝よう。\(^O^)/

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/23/4900432
カーリング、負けちゃいましたね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: FチョッパーKOGA、ナルチョッパー鳴瀬喜博のスラップベース教則DVD
---
 この前、新宿3丁目のイシバシ楽器に行ったんですよ。
 そしたら、店内にベースの音、それもチョッパー奏法(スラップ奏法)で、ギ
ンギンにやってる音が流れていた。誰だと思って、音がする方に行くと、教則
DVDの映像が流れていた。観ると、なんと、女の子。しかも細身で華奢な感じ
で、かわいい♪
 なんじゃ、この人と思ったら、FチョッパーKOGAという人でした。
 古賀美智子というグラビアアイドルでもあって、THE PINK☆PANDAというバ
ンドにもいて、いま、gacharic spinというバンドをやっているそうです。
 公式ブログもあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/古賀美智子_(グラビアアイドル)
http://ameblo.jp/f-c-k/
FチョッパーKOGAのはじめの一歩から(ブログ)

 さて、その教則DVDは、これ↓。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0034OEOPQ/showshotcorne-22/
ゼッタイ弾ける!スラップ・ベース超入門 [DVD]
出演: F チョッパー KOGA

 店内で流れていた動画と同じものがありますね。プロモーション用かな。
http://www.youtube.com/watch?v=5hW6_2THExs
『スラップ・ベース超入門』 FチョッパーKOGA [gacharic spin]
 うまいね。そうそう、ちゃんとミュートしないと。見せ方、教え方もいいね。
 ドラムも女の人みたい。パワフル。

 さて、チョッパーといえば、この人、鳴瀬喜博。教則DVDがあります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000ION8UM/showshotcorne-22/
鳴瀬喜博 直伝 超絶チョッパー・ベース [DVD]
出演: 鳴瀬喜博
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0016ZK1DE/showshotcorne-22/
チョッパーベースの嗜み [DVD]
出演: 鳴瀬喜博

 前者は、プロモーション?動画が
http://www.youtube.com/watch?v=sVUk4eYObk8&NR=1
鳴瀬喜博 直伝 超絶チョッパー・ベース 超絶スラップ教則DVD!
にありますね。
 前半、左右のコンビネーションは、ドラムでいえば、パラディドルだね。
 後半は、フラメンコの技法も使っていますね。かっちょいい。
 なにげにやってるけど、細かい技がいっぱい入っているのね。
 鳴瀬さんの超絶チョッパーのベースソロを観て、聴けるのが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/07/4045778
カシオペア
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000B5M7UA/showshotcorne-22/
CASIOPEA with Synchronized DNA / 5 STARS LIVE [DVD] 
出演: CASIOPEA
 そこでも書いたけど、もう、あんた、チョッパーで会場練り歩きだもん。

 スティーブ・ガッドや神保彰のパラディドルのことを、書こう書こうと思っ
て、もう1年以上経つね。いつか、必ず。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/18/4820266
ベース教則本から、おれ的には、驚愕の新事実発見\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/06/4101973
ジャコのベース教則DVD、対訳付きがある!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/25/3709663 
ジャコ・パストリアスの教則DVD、Jaco Pastorius: Modern Electric Bass
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/25/3709670
ジョン・パティトゥッチの教則DVD
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/25/3709674
ウェザー・リポート「フォアキャスト:トゥモロウ」

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書シリーズ
---
 以前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/07/690490
伸びない典型
で、感想を書いた 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872902343/showshotcorne-22/
アメリカの高校生が学ぶ経済学 原理から実践へ (単行本) 
ゲーリーE.クレイトン (著), 大和総研教育事業部 (著), 大和証券商品企画部
 (翻訳)
という経済学入門書があったが、似たような名前の本がありますね。
 しかも、シリーズになっているので、リストを作ってみた。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757214766/showshotcorne-22/
アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書 (単行本)
山岡 道男 (著), 淺野 忠克 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757215509/showshotcorne-22/
アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書 (単行本(ソフトカバー)) 
山岡 道男 (著), 淺野 忠克 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757216807/showshotcorne-22/
アメリカの高校生が読んでいる会計の教科書 (単行本) 
山岡 道男 (著), 淺野 忠克 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757216556/showshotcorne-22/
アメリカの高校生が読んでいる金融の教科書 (単行本) 
山岡 道男 (著), 淺野 忠克 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757217404/showshotcorne-22/
アメリカの高校生が読んでいる投資の教科書 (単行本(ソフトカバー))
山岡 道男 (著), 浅野 忠克 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757216157/showshotcorne-22/
アメリカの高校生が読んでいる起業の教科書 (単行本(ソフトカバー)) 
山岡 道男 (著), 淺野 忠克 (著)

 「アメリカの高校生が学ぶ経済学」のときも書いたが、アメリカの高校生が、
ほんとに、こんなのを全部読んで理解して行動していたら、高校レベルでは何
もやってない日本は勝てないよね。
 理系の人も、経済学の入門くらいはやってたほうがいいですよ。将来、偉く
なって経営層に入ると、どっちみち知ってないといけないんだし、だったら若
いときのほうが吸収が早いもんね。理系の人にとっては、経済学の数学はやさ
しいし、自然言語で語られる理論もそう難しくないので、すぐ理解できると思
うし。特にこういう高校生レベルや大学でも日本の大学の経済学部の学部レベ
ルのものなら。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/09/26/538276
どうしてこんなに甘えちゃうのかね
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/27/4206274
ウェークアップ!ぷらす、中谷巌の転向、ユダヤ人差別、小出シンバル

乳の詫び状(2010/02/23)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: カーリング、負けちゃいましたね。
---
 バンクーバーオリンピックのカーリング。
 日本対スイス。負けちゃいましたね。スイスは、ショットにミスがなく、精
度が高い。
 カーリングには、ギブアップがあるのね。
 これ以上やっても見込みはない。あなたたちは素晴らしかったと相手に敬意
を表して負けを認める行為だそうです。
 ますます、囲碁に似ているね。
 囲碁には、「中押し」というのがあります。差がついてしまい、見込みがな
いときに途中で投了することです。中押し勝ちなどと使われます。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/19/4891457
カーリング
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/22/4898155
バンクーバーオリンピック。カーリング。ロシアに大逆転勝ち

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ヴェイユ、高木貞治の数学関係、算数の教え方
---
 大数学者アンドレ・ヴェイユと日本の大数学者である高木貞治の本が売れて
いた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4768703097/showshotcorne-22/
初学者のための整数論 (単行本) 
A. ヴェイユ (著), Andr´e Weil (原著), 片山 孝次 (翻訳), 田中 茂 (翻訳)
, 丹羽 敏雄 (翻訳), 長岡 一昭 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4006000812/showshotcorne-22/
数学小景 (岩波現代文庫) (文庫) 
高木 貞治 (著)

 算数の教え方も一式。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4654083316/showshotcorne-22/
子どもがよくわかる算数の教え方 低学年 (単行本)
岡崎市算数数学教育研究部 (著), 柴田 録治
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4654083324/showshotcorne-22/
子どもがよくわかる算数の教え方 中学年 (単行本)
岡崎市算数数学教育研究部 (著), 柴田 録治
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4654083332/showshotcorne-22/
子どもがよくわかる算数の教え方 高学年 (単行本)
岡崎市算数数学教育研究部 (著), 柴田 録治

 実は、
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003369025
根をもつこと(上) (岩波文庫) (岩波文庫 青 690-2) (文庫)
シモーヌ・ヴェイユ (著), 冨原 眞弓 (翻訳)
も売れていたが、著者のシモーヌ・ヴェイユは著名哲学者で、前述アンドレ・
ヴェイユの妹である。

http://ja.wikipedia.org/wiki/アンドレ・ヴェイユ
http://ja.wikipedia.org/wiki/シモーヌ・ヴェイユ_(哲学者)

 そういえば、哲学関係のまとめ買いもありました。あと、イエイツも売れて
いました。おれんところ、どうしたんだ。^^;

 数学関係では、いまは名前だけ出しておくが、ベストセラーにも顔を出して
いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN//448601863X/showshotcorne-22/
オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ (単行本) 
吉田 武 (著)
もどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: うつ関係
---
 うつ関係が売れていた。リストのみで失礼。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022744138/showshotcorne-22/
職場のうつ 新版―復職のための実践ガイド 本人・家族・会社の成功体験 
(AERA Mook AERA LIFE) (ムック)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791102061/showshotcorne-22/
〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法
 (単行本) 
デビッド・D.バーンズ (著), 山岡 功一 (著), 夏苅 郁子 (著), 小池 梨花 
(著), 野村 総一郎 (翻訳), David D. Burns (翻訳), 佐藤 美奈子 (著), 林 
建郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791105826/showshotcorne-22/
フィーリングGoodハンドブック (単行本)
デビッド・D. バーンズ (著), David D. Burns (原著), 野村 総一郎 (翻訳),
 関沢 洋一 (翻訳)

 知り合いにも、うつから復帰した人もいるが、焦りは禁物のようですね。
 笑いも有効のようです。

乳の詫び状(2010/02/22)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 週刊東洋経済「新聞・テレビ断末魔」
---
 もう先週号になったと思うけれど、週刊東洋経済2010年2月20日号の特集は、
「新聞・テレビ断末魔」です。
 経済環境の変化、ネットの影響、電子新聞、電子書籍への変化にさらされる
新聞・テレビ業界。原口一博総務大臣の新聞とテレビで相互に株を持ち合うク
ロスオーナーシップへの規制発言などなど、いろいろ書いてあります。ご参考
に。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0036YPEH6/showshotcorne-22/
週刊 東洋経済 2010年 2/20号 [雑誌] (雑誌)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: バンクーバーオリンピック。カーリング。ロシアに大逆転勝ち
---
 バンクーバーオリンピックのカーリング。
 朝早起きして、応援しましたよ。
 日本代表は、クリスタル・ジャパンというのね。初めて知った。
 クリスタルといえば、シルビア・クリスタルしか思い出せん。
 そりゃ、シルビア・クリステルだろ。クリスタルじゃなくて。
 そうそう、映画「エマニュエル夫人」ね。
 古すぎるわ。せめて、滝川クリスタルを思い出せ。

 そんなことは、どうでもよくて、カーリングの日本対ロシア。日本はロシア
に大逆転勝ち。
 前半で6-0と大差をつけられましたが、相手のミスとこちらのスーパーショ
ットで同点に追いつき、ついには逆転。最終第10エンドで同点になりましたが、
延長の第11エンドで、目黒さんが最後の一投でスーパーショットをみせて、勝
ちを決めました。
 すべて、おれが念力を送ったおかげです。\(^O^)/
 だって、東芝がラグビー日本選手権準決勝で負けたので、決勝に使おうと思
っていた念力が余ってたもんね。\(^O^)/
 念力。溜めておけばいいじゃん。
 ばかー。念力は生鮮食料品だから日持ちがしないんだよ。

 第10エンドは、1点取られて同点に追いつかれたけど、これ、計算通りなの
ね。
 カーリングは、点を取ると、次のエンドでは先攻になる。後攻のほうが有利
らしくて、相手にわざと1点だけ取らせて次のエンドで後攻になり、決めると
いう作戦があるんですね。だから、わざと1点だけは取らせて、延長戦に持ち
込んだわけです。
 でも、相手にいいショットが出て、自分たちのショットがぶれれば、1点ど
ころか2点以上取られることもあるし、次のエンドで自分たちが点を取れない
こともあるわけだから、戦略、戦術はよくても、ショットのミスが出れば裏目
に出るんですね。そこが面白い。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/19/4891457
カーリング
で、「氷上の囲碁」といったけど、カーリングにあるショットの精度のブレと
いうランダム性を囲碁や持ち込むと、現実に近いゲームになるんじゃないか。
 たとえトッププロでも、10回に1回くらいは、運命にいたずらされて自分が
置こうと思った場所の隣に石が置かれちゃうの。これ、計画通りに世の中や人
生が進まないことに対応しているわけ。
 将棋にも入れるといいね。
 そうすれば、囲碁や将棋が人生そのものをシミュレートするゲームに近づく
ね。\(^O^)/

 ああ、早起きしたから、眠い。一眠りしよう。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/09/29/4603732
ブラック・スワンのせいか、べき乗則、複雑系、非線型関係の本が売れてます

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 筒井康隆朗読会最終日
---
 アンコールもカーテンコールも終わって、とうとう終わったなと思った瞬間、
上山克彦さんが、舞台の一番前に飛び出して、
「筒井康隆さんが、これで舞台を卒業なさいます。御御足の悪い方以外は、ご
起立ください」
などといって、みんなが起立したところで、
「では、山下さん。伴奏をお願いします」
と叫ぶと、よっしゃーとばかりに、山下洋輔さんが「ホテルの光」、もとい、
「蛍の光」を弾き始めました。ごくごく正当な伴奏です。フリージャズだった
ら、歌えないもんね。
 その伴奏に合わせて、会場が「蛍の光」を大合唱。
 合唱後、筒井さんが感謝の言葉と今後の抱負を述べられました。
 それも、おっとろしかこつばい鮎原さんなことを。
 今後の作家活動に注目です。

 筒井さん、山下さん、上山さんの出演者はもとより、平石さん、尾川さん、
中村満さん、関係者のみなさま、お疲れ様でした。

 それにしても、2日目にあれだけあった外国語版の筒井作品と「ヘル」が完
売。最終日は「ヘル」の残りをあるだけ出したが、即完売。休憩前にはもう売
るものがなかったというのは、すごいですね。
 日本語作品はまだ売れるのはわかるけど、外国語版が2日目で完売だもんね。
 やっぱ筒井ファン、怖いわ。
 チェコ語版「ヘル」を買ったおれがいうことじゃないけれど。

2010/02/23 追記:
 平石さんによれば、最終日は、「ヘル」と英語版「パプリカ」、中国語(本土)
版「時をかける少女」の署名落款入りの本を販売。休憩前ではなく、開演前に
完売したとのこと。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/20/4892913
筒井康隆朗読会初日
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/20/4893123
Re: 筒井康隆朗読会初日
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/21/4896458
ラグビー日本選手権。東芝、負けてた(泣)

乳の詫び状(2010/02/21)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: Lispの神様 竹内郁雄教授の最終講義。「初めての人のためのLISP 増補改訂版」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/19/4890951
Lispの神様 竹内郁雄教授の最終講義。「初めての人のためのLISP 増補改訂版」
の続き。
 アマゾンでも予約が始まりましたね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798119415/showshotcorne-22/
初めての人のためのLISP[増補改訂版] (単行本)
竹内 郁雄 (著)

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/17/4883520
Stuart Halloway著、川合史朗訳「プログラミングClojure」

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: ラグビー日本選手権。東芝、負けてた(泣)
---
 ラグビー日本選手権準決勝。
 J:Sportsの中継を録画予約して出かけ、筒井康隆朗読会を堪能し、筒井康隆
会議室(tti/salon)の面々と合流して飲み会に行き、山下洋輔さんも参加して
くださって、あれこれ楽しい話をご披露いただき、みんなでわいわいがやがや
談笑し、帰りは山下さんと同方向になって、今日は、とってもいい日だったな
あと大満足で帰宅し、ラグビーの録画を観たら、あなた。
 東芝がトヨタに10-23で負けてました(泣)
 去年、不祥事があって、トップリーグで優勝しても喜ばず、日本選手権も辞
退した、そのリベンジが今シーズンのトップリーグ優勝だったが、日本選手権
に優勝できなかったのは、残念。
 トップリーグ決勝で、三洋電機を破った調子なら、勝つと思っていて油断し
ていました。出かけずに念力を送って応援するべきだった。

 ベスト4が初戦なので、試合間隔が空いた東芝の選手は、どこかエンジンが
かかってなかったようですね。
 JSportsの中継の解説では、東芝は先週、ゲーム勘を取り戻すためにスーパ
ーハードな練習をしたといっていましたが、やはりゲーム勘が戻ってなかった
んでしょう。3週間空くというのは、なかなか難しいんですね。
 ハーフタイムの東芝瀬川監督のコメントでは、本質的なところでファイトで
きてないという言葉がありました。本気の本気レベルのエンジンのかかり方に
なってなかったということでしょうね。
 トヨタは守備がよくて、再三、ターンオーバーして逆襲していました。
 クイックスローからのトライは、東芝の一瞬の隙を突いた攻撃で、あれで試
合の流れをつかみましたね。ああいう一瞬の隙ができてしまうところが、ゲー
ム勘が戻っておらず高いレベルで集中力が維持できてなかった証拠なんでしょ
う。

http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010022000288
東芝、2冠ならず=ラグビー日本選手権
http://www.sanspo.com/rugby/news/100220/rgg1002202020004-n1.htm
東芝、試合勘を失い2冠を逃す/日本選手権
http://www.sanspo.com/rugby/news/100221/rgg1002210506002-n1.htm
王者・東芝は“気持ち負け”/日本選手権

 もう1組は、リーグ10位から這い上がってきたNECと3連覇を狙う三洋電機
の戦い。25-16で三洋電機が勝ちました。
 これで、来週の決勝は、三洋電機対トヨタ自動車になりました。

 トヨタは、リコール問題で揺れている中なので、なんとしても日本一になり
たいでしょう。
 三洋電機も経営難で騒がれたころ(野中ともよが会長というお笑い状態)、選
手たちが根性出して、強くなっていって日本一になりました。
 あ、そうか。サントリーもキリンとの経営統合がもっと早くご破算になれば、
選手が奮起して、NECに負けることはなかったかも。^^;
 じゃ、東芝は来シーズン、経営不振に陥ったらいいのか。^^;

 東芝、サントリーの両チームの選手、監督、関係者のみなさん、1年間お疲
れ様でした。
 惜しくも日本一にはなれませんでしたが、みなさまの数々のスーパープレイ、
ラグビーファンとして堪能いたしました。
 今シーズンの疲れをとって、来シーズンに備えてください。

 しかし、これで3年連続、東芝とサントリーという我が府中が誇る日本最高
レベルのチームが日本選手権で優勝できないという非常事態。
 そろそろ、おれが府中市長に立候補せんといかんか。\(^O^)/

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/08/4864978
ラグビー日本選手権。サントリー、まさかの抽選負け(泣)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/09/4868171
ラグビー、サントリーサンゴリアス、清宮監督辞任
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/01/4850606
東芝ブレイブルーパス、ラグビートップリーグ優勝、2連覇\(^O^)/

乳の詫び状(2010/02/20)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 伊沢弘さんの劇団「BIGFACE」「笑う女。笑われる男FINAL」
---
 俳優としての筒井康隆さんが
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/20/4892913
筒井康隆朗読会初日
で書いた筒井康隆朗読会で、最後の舞台なら、熱狂的筒井ファンである伊沢弘
さんの劇団「BIGFACE」の「笑う女。笑われる男」のシリーズもファイ
ナルです。
 伊沢さんは、筒井作品の演劇化に取り組み、何年かにわたる筒井ワールドシ
リーズで大好評を得ました。
 前述の「筒井康隆朗読会」で上山克彦さんが演じる「陰悩録」も、初演は、
この筒井ワールドだったと思います。少なくともおれが最初に観たのは、これ
だったと思う。
 あと、ビレッジセンターの10周年か何周年かの記念パーティのときに、上
山さんが来て演じました。会場、度肝を抜かれていました。そりゃ、そうだよ
ね。
 その伊沢さんの「笑う女。笑われる男FINAL」は、
  2010.2.24(WED)〜3.3(WED)
  東京両国 シアターX[カイ]
ですが、詳しいことは、
http://blog.goo.ne.jp/bigface_2008/e/f3fec04536c9af0553150543cf451015
笑う女。笑われる男FINAL 最新情報
をどうぞ。
 今回、すごいことやるのね。
 マラソンに挑戦する中年男の話で、公演中の2010年2月28日に、東京マラソ
ン2010があるというので、出演者、昼間、ほんとに東京マラソンを走るのね。
 で、28日の舞台は、当日のレースの流れによりストーリーが変わり、翌日か
ら、事実に基づいて新たなエピソードも加わり進化するんだって。
 マラソンの応援ポイントまで書いてある。
 平日は難しいし、27日の夜の予定を入れるために、ずらす予定が28日なんで
すよね。行くのは厳しいかなあ。行けないときは、伊沢さん、すみません。

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/20/4892913
筒井康隆朗読会初日
の続き。
 あ、朝書いたのに、もうGoogleに入ってる。
 Googleのクローラーは、そんなに頻繁におれのところにやってきているのか。
おれ、人気者?
 バカか、お前。たまたま、巡回時間に当たっただけだろ。
 はい、そうですね。\(^O^)/

===
標題: Re: 筒井康隆朗読会初日
---
補足:
 「アホの壁」にはサインはありませんが、外国語版筒井作品の本には、立派
な署名落款が入っています。少なくとも、チェコ語版「ヘル」には、ありまし
た。
 それも、「Jasutaka Cucui」というチェコ語で!
 嘘です。日本語です。漢字です。すみません。

 CDのほうには、筒井さんや山下さんのサインが入っているかどうか、確認し
ていません。すみません。

===
標題: Re: 筒井康隆朗読会初日
---
もう1つ補足:
 京極夏彦さんが和服でいらっしゃってましたね。
 ほほぉ、和服姿は初めてだなどと思いました。
 「アホの壁」をお買い上げだったそうで、京極さんから代金を受け取るとき、
「アホの壁」を売っていた三省堂書店の人の手が震えていたと、スパイからの
目撃談が伝わってきています。

------- 以下、ウェブとブログのみ -------

 筒井大売堂書店の店員Aさんからの情報では、署名落款入りの著作ならびに各
国翻訳本は、残り少ないそうです。お早めの来場が吉とのこと。
 署名は単行本は筆で、文庫は万年筆でなされているそうです。
 でも、文庫は残り1冊らしい。^^;

====
関連
====
 一昨年の下北沢タウンホールでの模様は、まとめては書いてないですね。
 以下に散発的に書いている。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/04/3741471
蟹工船 VS 蟹甲癬
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/05/3801044
関節話法情報
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/05/3801045
筒井康隆「文学外への飛翔」、小森収「はじめて話すけど…」

 その他、この数年の筒井関連。まだあったと思うけど。
 残りは、上の検索窓に「筒井」で検索してください。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/16/1658841
アニメ「時をかける少女」と「ダンシング・ヴァニティ」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/16/2632088 
一個人、来ました\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/16/2632098
ダンシング・ヴァニティ関連
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/27/2855432
筒井時空論解読の鍵は鳥だった!!\(^O^)/

==================
筒井康隆作品リスト
==================
 「筒井康隆朗読会初日」に名前が登場した筒井康隆作品のリスト。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106103508/showshotcorne-22/
アホの壁 (新潮新書) (新書)
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163223606/showshotcorne-22/
ヘル (単行本)
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167181150/showshotcorne-22/
ヘル (文春文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)
 「ヘル」の関連で出てくる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145285/showshotcorne-22/
銀齢の果て (単行本) 
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171513/showshotcorne-22/
銀齢の果て (新潮文庫) (文庫) 
筒井 康隆 (著)
は、会場でも、単行本が署名落款入りで売られていました。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4092897871/showshotcorne-22/
ジャングルめがね (すきすきレインボー) (単行本)
筒井 康隆 (著), にしむら あつこ (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046310235/showshotcorne-22/
緑魔の町 (角川つばさ文庫) (単行本)
筒井 康隆 (著)
 「ジャングルめがね」は絵本、「緑魔の町」はジュブナイルです。
 「緑魔の町」の関連で出る
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171319/showshotcorne-22/
旅のラゴス (新潮文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)
 おれが非常に好きな幻想的な連作短編集です。ドラマか映画になる話が
一時あったと思ったけど、どうなったのか。

 前述「蟹工船 VS 蟹甲癬」でも書いてあるけど、筒井康隆を初めて読む人は、
ドラマ、映画、アニメがヒットしたイメージからいえば、「時をかける少女」
や七瀬シリーズが入りやすいでしょうね。
 いきなり、「宇宙衛生博覧會」はきついわ。せめて、「アフリカの爆弾」や
「農協月へ行く」といったげらげら笑える作品から入るほうがいいね。
 でも、「間接話法」が収録されているのは、「宇宙衛生博覧會」なんだよね
。アマゾンのデータは、「會」が「会」になってますね(注:「間接話法」は、
後述の「傾いた世界」にも収録されています)。
 「アフリカの爆弾」や「農協月へ行く」にも、きつい笑いがあるから、きつ
い人はきついと思うし。
 ま、とにかく、初期の作品は、ドタバタ喜劇が多いから、その辺から入ると
いいかもね。
 乗りかかった船なので、ちょっとリスト、作ってみる。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041305217/showshotcorne-22/
時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171017/showshotcorne-22/
家族八景 (新潮文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171076/showshotcorne-22/
七瀬ふたたび (新潮文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171130/showshotcorne-22/
エディプスの恋人 (新潮文庫) (文庫) 
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171157/showshotcorne-22/
宇宙衛生博覧会 (新潮文庫) (文庫) 
筒井 康隆 (著)

 あ、「アフリカの爆弾」や「農協月へ行く」は、新装版が出ているかと思っ
たら、古いものしかないね。角川は、出さないのか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041305144/showshotcorne-22/
農協月へ行く (角川文庫 緑 305-14) (文庫)
筒井 康隆 (著)
 あ、「ベトナム観光公社」「東海道戦争」は、中公文庫で新しく出ています
ね。「ベトナム観光公社」は初期短編集、「東海道戦争」は初期長編。
 「ベトナム観光公社」から入るのがいいかな。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122030102/showshotcorne-22/
ベトナム観光公社 (中公文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122022061/showshotcorne-22/
東海道戦争 (中公文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)

 あ、なるほど。角川はテーマ別に編み直してるのね。
 「陰悩録」は、こういう形になってるのね。
 「佇むひと」には、「佇むひと」「母子像」「わが良き狼」が入っているね。
 「出世の首」の素人評。典型的な筒井嫌いのパターン。文学的読解力のなさ
も露わですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/404130525X/showshotcorne-22/
陰悩録―リビドー短篇集 (角川文庫) (文庫) 
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041305268/showshotcorne-22/
佇むひと―リリカル短篇集 (角川文庫) (文庫) 
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041305225/showshotcorne-22/
日本以外全部沈没―パニック短篇集 (角川文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041305241/showshotcorne-22/
夜を走る トラブル短篇集 (角川文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041305233/showshotcorne-22/
如菩薩団―ピカレスク短篇集 (角川文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041305276/showshotcorne-22/
くさり―ホラー短篇集 (角川文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041305284/showshotcorne-22/
出世の首―ヴァーチャル短篇集 (角川文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)

 あ、なんだ。新潮社もテーマ別、しかも自選集があるじゃん。
 お前、tti/salonで話題になったろ。
 忘れてました。すみません。
 「傾いた世界」に、「間接話法」が収録されていますね。
 ドタバタから入りたい人は、この自選ドタバタ傑作集からがよさげですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171432/showshotcorne-22/
最後の喫煙者―自選ドタバタ傑作集〈1〉 (新潮文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171440/showshotcorne-22/
傾いた世界―自選ドタバタ傑作集〈2〉 (新潮文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171475/showshotcorne-22/
ポルノ惑星のサルモネラ人間―自選グロテスク傑作集 (新潮文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171483/showshotcorne-22/
ヨッパ谷への降下―自選ファンタジー傑作集 (新潮文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171416/showshotcorne-22/
懲戒の部屋―自選ホラー傑作集〈1〉 (新潮文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171424/showshotcorne-22/
驚愕の曠野―自選ホラー傑作集〈2〉 (新潮文庫) (文庫)
筒井 康隆 (著)

==================
村中豊作品リスト
==================
 「筒井康隆朗読会初日」に名前が登場した村中豊作品のリスト。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022504684/showshotcorne-22/
紅蓮 (単行本) 
村中 豊 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022506830/showshotcorne-22/
新宿夜想曲 (単行本) 
村中 豊 (著)

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 筒井康隆朗読会初日
---
 成城ホールに着いたら、著書、CD、グッズ売り場が盛り上がっていました。
 筒井康隆グッズ売り場には、盟友、というか業界を震撼させてきた中村ブラ
ザーズという義兄弟タッグの兄である中村満、というか作家村中豊さんが、完
璧なテキヤスタイルで元気にグッズを売っていました。
 光子様から、あきれられたと自慢していました。
 下北沢の筒井康隆朗読会以来の対面で、あれこれ話をし、「紅蓮」と「新宿
夜想曲」にサインを頂戴しました。
 筒井大売堂書店のブースでは、平石さん、尾川さんがtti/salonで紹介され
ていた、入手困難であろうレアものの外国語翻訳筒井作品本やサイン入り著書
を売ってらっしゃいました。さっそく挨拶に行きました。
 隣の三省堂のコーナーでは、出たばかりの「アホの壁」がどどーんとドデカ
盛り状態で売られていて、まさか、これだけ、全部にサインなさったのかと思
ったら、本の山の手前に張り紙があって、サインはないこと、終演後待ち伏せ
してサインをねだるといったことはおやめくださいなどと書いてありました。
 1冊買って、発行年月日をみると、2010年2月20日。ああ、新潮社のバカ。2
月21日にしていたら、221、すなわち、ツツイで完璧だったのにと思いました。
 平石さん、尾川さんのところに戻って、日本語の「ヘル」のサイン本を買い、
平石さん、尾川さんが、もうここにあるだけといって煽るし、岡田信子さんが
tti/salonですでにロシア語版「ポルノ惑星のサルモネラ人間」を別ルート入
手済みというのを思い出して、なぜか急に対抗心が芽生えて、「ヘル」のチェ
コ語版を買いました。意外に安くて950円でした。これ、残り1冊かな。
 「日本語版とチェコ語版を読み比べます」などと、平石さん、尾川さんには
見栄を張ったものの、実際にチェコ語をみると、当然ながら、さっぱりわかり
ません。

 ってなことをやっていると、光子様がお声をかけてくださり、「3連投なん
ですって? ありがとうございます」とねぎらってくださり、「大江健三郎さ
んがいらっしゃってるの」と教えてくださいました。
 最初、「おおうえ」と聞き間違ったので、あ、朝ヘベさんこと大上朝美さん
かと思い、朝ヘベさんとは、昨年の日比谷の山下洋輔トリオ復活祭以来だなど
と思いましたが、私が別方向に行って魯鈍状態になったのを見抜いた光子様が、
ノーベル文学賞作家の「大江健三郎さん」であることを認識させてくださいま
した。
 これは、健三郎と正三郎の三郎ブラザーズというタッグを組んでいいという
ことなのでしょうか。
 それはどうでもいいことなので捨て置いて、「めいゆう(盟友と名優)の筒井
康隆さん、最後の舞台ということで、駆けつけてくださったのでしょうか」な
どと返事を致しました。

 席に着くと、大江さんは、私の2列前にいらっしゃいました。
 あ、なるほど、光子様の真意は、三郎つながりで大江さんの「かんげき(観
劇と感激)の様子をスパイせよ」ということだったのかと、独り合点しました。
 さっそく、スパイの報告です。
 大江さん、冒頭の上山克彦さんの「陰悩録」から、ウケておられ、特にラス
トの筒井康隆さんの「間接話法」は、何度も身をよじって爆笑しておられまし
た。
 我が脳内にある情報省が、あの身のよじり方から推測するに、大江さん、絶
対に家に帰ったら、体中の関節を鳴らしてみようと思ったに違いありません。
 大江さん、大江さん。寒い冬、いきなり関節話法に挑戦するのは危険です。
まず、ストレッチをするなり、お風呂で暖まるなりしてから、会話練習を始め
てください。
 って、おれがノーベル賞作家にいうことじゃないけれど。
 「間接話法」終了後は、大江さん、両手を掲げて、身を乗り出して拍手をし
ておられ、心は完全にスタンディングオベーション状態だったことでしょう。
 アンコールの「発明後のパターン」にも爆笑しておられ、とりわけ、現代編
の「ケビンコスな、ケビンコスな」は大変ウケておられるようでした。
 単に笑っておられるだけではなく、本来、まったくナンセンスなハナモゲラ
な話なのに、動詞にはすべて映画俳優の名前を使う、映画俳優の名前の動詞化
による統一感がもたらす、これは何かちゃんとした意味のある言語で作品が書
かれているのではないかと、人間の脳が本能的に勝手に意味を生成してしまう
面白さに感心しておられるようでした。あくまで、スパイの推測ですが。
 もちろん、最後は、また、スタンディングオベーション状態で拍手をしてお
られました。

 山下洋輔さんのインプロヴィゼーションが流れる中、次々と書影(著書の表
紙)が表示されていく「組曲筒井康隆全作品」。下北沢のときのものとは違い
ます。書影の写真、新たに撮り直しています。
 筒井康隆グッズ売り場には、この講演のプログラムが売られており、その中
には、平石滋さん監修の「筒井康隆作品年鑑」が入っており、そこには388冊
の書影があります。
 第2部冒頭の上山さんによる口上では、作家生活50周年の現在まで391の著
書があると述べておられましたが、「筒井康隆作品年鑑」では、たしかに391
あり、最近出た「緑魔の街」「ジャングルめがね」「アホの壁」の3冊につい
ては、書影がなかったことも判明。なんか、偉くなった気がします。
 そういえば、中村満さんが、グッズ売り場で、お客さんに、
「この写真、1冊撮るのに、2000円かかります。388冊で、さあ、いくらだ。
そこの君、さあ、いくらだ」
と、おれを指さしましたが、1秒経っても答が返って来ないので、満さんが、
悲しい顔をしました。
 アドリブが利かない、反射神経が鈍い、使えない人間で、満さん、すみませ
ん。

 コーモリさんとも、開演直前にちょっと話をしました。
 「showさんのせいで、おれは悪い人になっちゃった。勘弁してよ」と、笑い
ながらいわれました。
 グーグル(Google)で、「幸森軍也」を検索すると、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/13/4432641
電子書籍、電子出版で幸森さんが出てる\(^O^)/
が、上位に来るからですね。
 訂正します。幸森さんは、悪い人でありません。とっても悪い人です。
 いやいや、ほんとはいい人です。
 満さんによると、いま、大学で漫画などのコンテンツビジネスの講義をして
いるそうです。資料を満さんが幸森さんからもらっていました。

 矢野さんが、tti/salonで、当日券があるかを訊ねておられましたが、初日
は、ありました。
 土日に、どれくらいあるかは、
成城ホール(Tel 03-3482-1313)
まで問い合わせてみては、いかがでしょう。
 いま、成城ホールのイベント情報
http://seijohall.jp/event.html
には、2010年2月3月のところに、この公演の情報が出ています。開演時間は、
土日とも、17:00です。開場は開演30分前です。アクセスは、
http://seijohall.jp/access.html
交通アクセス
をどうぞ。

追記:
 補足は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/20/4893123
Re: 筒井康隆朗読会初日
に書きました。

乳の詫び状(2010/02/19)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: カーリング
---
 バンクーバーオリンピックのカーリング。
 日本対アメリカの試合、おれが観たら、勝ったので、この前、カナダ戦も朝
早起きして、応援した。
 そしたら、先制した。逆転されたけど、再逆転して、もう勝ったなと思って、
テレビのところからしばらく離れていたら、日本に自分の石をはじき出す痛恨
のミスが出て、カナダが最後の一投で逆転勝ち。
 カナダは世界ランク1位なんだってね。勝ってれば大金星だったのね。惜し
かったね。
 お前が油断して、念力を送るのを怠らなかったら、勝ってたんだろ。負けた
の、全部、お前のせいじゃん。
 すみません。

 カーリングは、ルールもよく知らないけど、放送を2回観たから、少しわか
ってきた。ショットの技術も重要だけれど、どこに石を置くかという大局観、
構想力も重要なんだね。
 そういう頭脳戦の面から「氷上のチェス」と呼ばれるそうだが、石なんだか
ら、正確には「氷上の囲碁」でしょ。
 日本棋院。囲碁を世界に広めるためにも、国際カーリング委員会(あるのか、
そんなの)に、今後は、「氷上の囲碁」というように要求しろ。\(^O^)/

 ということで、悟りました。
 カーリングとは、
 ボウリング+囲碁=カーリング
である。
 おっちゃんおっちゃん、レレレのおじさんも追加ね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/09/4868179
iPhoneプログラミング本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/11/4870440
iPhoneプログラミング本とAndroidプログラミング本の補足
の続き。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881666967/showshotcorne-22/
Mac OS X/iPhoneのためのCocoaプログラミング入門 (単行本) 
藤本 裕之 (著)
を追加したので、ベさん、こと、藤本裕之さんとのやり取り。
 話は、iPadのことへ。

===
標題: Re: iPhoneプログラミング本
---
おお,かたじけない。

iPhone専門本ぢゃないので対象外かな,と思ってました。
ま,専門本でも7割以上はCocoa・Objective-Cについて
書かなくちゃならないんだけどね。

べ@次は「iPad本」か?

===
標題: Re: iPhoneプログラミング本
---
>べ@次は「iPad本」か?

 ベさん、iPad買った?
 買ったなら、どんな感じ?
 なんで、マルチタスクにしなかったのかな。
 一番は、一度に1つしかアプリが動かないわかりやすさなんだろうけど。
 中身、Mac OS Xなんだし、iPhoneと違って画面でかいし、マルチウィンドウ
にもできただろうし。1つのウィンドウで1つのiPhoneアプリが動けばいいん
じゃないか。
 コスト的にメモリが足りないのか。

中村(show)

===
標題: Re: iPhoneプログラミング本
---
showちゃんまでそんなことを。

なんか「マルチタスクという言葉への誤解」って蔓延してるよな。以下参照。

http://blog.goo.ne.jp/xemem/e/38267605cbba7afff0e52d53e606c82d

で,マルチウインドウその他「普通のパソコン」みたいにしないで「でかい
iPhone」にしたのは,Jobsが「普通のパソコン」の購買層はもう飽和状態だ
と思ってるからぢゃないすかね。ワタシは以下の意見がかなり的を射てるよ
うに思います。

http://jp.techcrunch.com/archives/0100131ipad-moms-next-computer/

べ@ウチの母親の古いiBookなんて「クロンダイク専用機」だし

===
標題: Re: iPhoneプログラミング本
---
http://blog.goo.ne.jp/xemem/e/38267605cbba7afff0e52d53e606c82d
iPadのOSは立派にマルチタスクやりますがな,という
を読んだけど、まさか、おれが、iPhoneやiPadにマルチタスクが入ってないと
思ってると思ってる?
 中身、Mac OS Xなんだからと書いているように、それは知ってるのよ
(iPhone OSは、要はMac OS X)。
 で、
 なんで、iPadは、マルチタスクにしなかったのかな。
の意味は、なぜ、マルチタスクを表に出さないのか、それもマルチウィンドウ
にして、という意味。シングルタスク、マルチタスクより、シングルウィンド
ウのシングルアプリ、マルチウィンドウのマルチアプリのほうが誤解がないか
な。
 iPhoneは画面が小さいから、マルチアプリにする意味はない。
 しかし、iPadは画面が大きいから、ソフト的には、マルチウィンドウで複数
のiPhoneのアプリを動かすマルチアプリにもできた。
 技術的には、もうあるものを表に出すかどうかだけなので、メモリを食う
Mac OS Xだから、コストの問題かなと。安く売り出すためにはメモリを減らす。
すると、アプリに割り当てるメモリは少なくなる。それだと、1個しかアプリ
が動かない(素人目にはシングルタスクに見える)けど、そうしようと。メモリ
がもっと安くなれば、マルチアプリにするのは簡単だから。iPadをローエンド
にして、もっと価格が高いカテゴリーの製品を出すことも可能だしね。
 という感じなのかなと。
 紹介してくれた
http://jp.techcrunch.com/archives/0100131ipad-moms-next-computer/
iPadはわれわれのママにぴったりのデバイスだ!
は、あまり説得力ないなあ。
 いままで何10年も見てきたジョブズ信者のジョブズ擁護にみえるね。
 工場出荷は、初心者向けに、シングルアプリモードで出しても、中上級者は、
マルチアプリが可能なモードにスイッチ可能にできたと思うのね。
 技術的には可能なものを、上記のコスト的な理由以外で出し惜しみしている
と、この業界、すぐやられちゃうと思うけれど。
 iPadは、電子書籍のリーダー専用や家電品というには、あまりにパソコン的
でしょ。
 Kindleみたいな電子インクじゃなくて、カラー液晶だからバッテリーの消費
も激しそうだし。
 iPhoneアプリが動かないならまだしも動くから、マルチアプリで使いたい人
もいると思うけどね。iPhoneをビジネス向けの端末に使う話もあるから、画面
の大きなiPadだと、マルチアプリでやりたいという要求は出てくると思う。
 さっきも書いたが、そのときは、それ用のもっと高い製品を出すというのも
考えていると思うけれどね。考えてないなら、Appleは、iPod, iPhoneの成功
でおかしくなり始めているかもしれない。Macintoshの二の舞になったりして。
 ま、とにかく、iPadが売れてKindleを脅かすくらいになれば、何をいっても、
JobsやAppleの勝ち。だめなら、JobsやAppleの負け。ビジネスですからね。

 今回、探して、2年半前の2007年7月に書かれた以下はとても面白かった。
http://www.roughlydrafted.com/2007/07/13/iphone-os-x-architecture-the-mach-kernel-and-ram/
iPhone OS X Architecture: the Mach Kernel and RAM
http://www.roughlydrafted.com/2007/07/14/iphone-os-x-architecture-disk-shell-and-password-security/
iPhone OS X Architecture: Disk, Shell, and Password Security
http://www.roughlydrafted.com/2007/07/15/iphone-os-x-architecture-the-bsd-unix-userland/
iPhone OS X Architecture: the BSD Unix Userland
http://www.roughlydrafted.com/2007/07/16/iphone-os-x-architecture-cocoa-frameworks-and-mobile-mac-apps-2/
iPhone OS X Architecture: Cocoa Frameworks and Mobile Mac Apps
http://www.roughlydrafted.com/2008/03/13/iphone-20-sdk-the-no-multitasking-myth/
iPhone 2.0 SDK: The No Multitasking Myth

 Machやマイクロカーネルのことは、20年前の電脳騒乱節のころに書いたよね。
 全米ツアーのときだね。CMU(カーネギーメロン大学)に行って、当時、CMUに
いた徳田先生からMachの話を聞いたり、ちょうどAppleを追われたジョブズが
NeXTを作って出す直前だった。ごくわずかな情報しか漏れてなくて、DSPを使
っているなどという話を当時聞いて、電脳騒乱節で書きましたね。
 懐かしい。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874084419/showshotcorne-22/
電脳騒乱節〈VOL.1 書き殴り西麻布日記編〉 (リターンブックス) (単行本)
中村 正三郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874084427/showshotcorne-22/
電脳騒乱節〈VOL.2 電脳バトルロイヤル宣戦布告編〉 (リターンブックス) 
(単行本)
中村 正三郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874084567/showshotcorne-22/
電脳騒乱節〈VOL.3〉スペース空海即身成仏編 (リターンブックス) (単行本)
中村 正三郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874085423/showshotcorne-22/
電脳騒乱節〈オブジェクト指向臨死体験編〉 (単行本)
中村 正三郎 (著)

 今回みたら、Vol.4は1円だけど、Vol.3は100円するし、Vol.2は248円だし、
Vol.1なんて774円だし、コレクター商品は3000円がついてる。
 いま、調べたら、CMUに行った全米ツアー敢行記が収録されているのは、Vol.1
の書き殴り西麻布日記編ですね。

中村(show)

===
標題: Re: iPhoneプログラミング本
---
>おれが、iPhoneやiPadにマルチタスクが入ってないと思ってると思ってる?

まさかそんなことは思ってないんだけど,こーゆー言葉尻をとっつかまえて,
「バーカバーカ,あの中村正三郎センセイも『なんで、iPadは、マルチタスク
にしなかったのかな』と書いてはったぞ,つまりiPadはマルチタスクではない
んだこのスカタン」とかいう感じの,相手するのも嫌になるようなメールとか
を送ってくるバカがいるので(今回はまだ来てないけど過去の実績でいるの),
できるだけ誤解のないようオオヤケの場で指摘しておく方針なの。失礼。

で,

http://jp.techcrunch.com/archives/0100131ipad-moms-next-computer/
iPadはわれわれのママにぴったりのデバイスだ!

の説得力に関してだけど,確かに「ジョブズ信者の云々」って気配はないわけ
ぢゃない(笑)。

けど,なんつうかオレは,Windows や Mac OS,Linuxでもいいんだけど,
そういうOSが搭載された「パソコン」というデバイスに手を出さず,ケータイ
電話→iPhone という流れで情報端末に初めて触れたヒトが,iPadのターゲット
だと思うのね。「もうパソコンユーザーなんて飽和してるから相手にしてもしょ
うがないんだってば,パソコンは難しくってつかえなかった連中こそこれからの
潜在顧客」とジョブズは思ってんぢゃないかな,と。それが成功するかどうかは
分かんないけど,「なんで、iPadは、マルチタスクにしなかったのかな」の答え
はそういうコト,その「マルチタスク」って,「ママたち」には難しいって判断
したんぢゃないの?

ま,showちゃん言う通り,ジョブズの思惑が当たるかどうかは今後の話。最近,
結構打率を上げてるからジョブズを「マーケティングの神様」みたいに言うヒト
もいるけど,ああいうのは「誰かを『マーケティングの神様』にまつりあげて
本を書くと,それを買うバカがいてそこそこ儲かる」からであって,これまでの
通算打率から言ったらそんなにいつもヒットを飛ばしてるわけぢゃないからね。

iPadは大コケするかも知れない。ただ,Windows Vista → Windows 7 の流れ
を見ても,Mac OS X Snow Leopardを見ても,もう「今に至るまでパソコン使
わずに来たヒト」の購買意欲をかき立てるモノがない,どころか「今まで使って
たヒトの買い替え需要さえ」喚起できてない,とは思うのね。で,そこんとこを
打破するココロミとしては「ネットブック」よりちょいと可能性があるのかな,
と(笑)。

べ@オレは仕事でもこなきゃ iPad 買う気ないけど(笑)。

===
標題: iPadについて
---
>できるだけ誤解のないようオオヤケの場で指摘しておく方針なの。失礼。

 別に失礼だと思ってませんよ。
 実に正しい態度だと思いますよ。
 おれに対して、そういう態度を取って指摘してくれる。
 ベさんの、そういうところ、おれは信用しています。

 やっと、表題を「iPadについて」にしました(苦笑)。

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Lispの神様 竹内郁雄教授の最終講義。「初めての人のためのLISP 増補改訂版」
---
 きしもとさんから
--- ここから ---
中村様、きしもとと申します

すでにご存知であれば「ホットコーナー」に書いているんじゃないかと思うの
で、まだ情報が届いてないのかなと思ってメイルするのですが、竹内先生の最
終講義があります。竹内郁雄 最終講義 で検索してみてください。
--- ここまで ---

 きしもとさん、ありがとうございます。
 全然、ご存じじゃありませんでした。
 表に出さない他の件も、ありがとうございました。

 竹内さんの最終講義のこと、ちょっと検索したら、
http://www.nue.ci.i.u-tokyo.ac.jp/final-lecture.html.ja
竹内研究室 最終講義のご案内
http://shibuya.lisp-users.org/2010/02/11/nue/
竹内郁雄教授最終講義 2010/3/3(水) 16:30-18:00
http://d.hatena.ne.jp/kazama/20100201/p1
竹内郁雄教授の最終講義のお知らせ
がありました。
 3月3日か。行きたいけど、ちょっとどうかなあ。仕事が佳境っぽいんだよ
ね。なんとかしたいけれど。
 情報省、時給を操作してくれ。あ、もとい、時空を操作してくれ。波動関数
を操作してくれ。\(^O^)/

 さて、竹内さんといえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/10/09/4621325
竹内郁雄『初めての人のためのLISP 増補改訂版』 
で、話題にしたLisp本の中でも名著中の名著「初めての人のためのLISP 増補
改訂版」。
 これ、爆笑しながらLispが身に付く、というより、Lispを超えてプログラミ
ングの考え方が身に付く、というより、プログラミングを超えて問題、物事、
社会をどう捉えるかが身に付く本。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/10/14/4631684
がびーん、竹内郁雄『初めての人のためのLISP 増補改訂版』、予約終了(泣)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/12/31/4786788
竹内さんのLisp本の増補改訂版、出たの?
で書いた状態だったけど、おれ、復刊ドットコムで、とりあえず注文しておい
たのね。だめもとで。
 そしたら、きしもとさんのメールの1時間後に復刊ドットコムからメールが
来て、ついに3月中旬に出るそうです。
--- ここから ---
◆『初めての人のためのLISP 増補改訂版』
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68312816
【発送時期】
2010年3月中旬
--- ここまで ---

 きしもとさんのメールが、2010/02/17 18:15。
 復刊ドットコムのメールが19:15。
 きっかり1時間後というのは、どうみても偶然じゃないね。ゴルゴ13なら、
こんな偶然、信じないぞ。これ、情報省の仕業ですね。
 でもでも、セレンディピティ。\(^O^)/

 増補改訂版は、まだ、アマゾンに出てないが、初版は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781904548/showshotcorne-22/
初めての人のためのLISP (ソフトウェアライブラリ (3)) (単行本) 
竹内 郁雄 (著)

2010/02/21追記:
 アマゾンでも予約が始まりましたね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798119415/showshotcorne-22/
初めての人のためのLISP[増補改訂版] (単行本)
竹内 郁雄 (著)


 最終講義が3月3日の雛祭り。増補改訂版の発送が3月中旬なら、もう、刷
り上がってるんじゃないか。
 最終講義のあと、懇親会があるでしょ。そこで、物販すればいいのに。
 「初めての人のためのLISP 増補改訂版」を出版するのは、翔泳社。
 翔泳社、東大に頼んで、何とか間に合わせて、刷り立てを会場で売っちゃえ、
売っちゃえ。
 初版はサイエンス社。倉庫を探すと在庫があるんじゃないか。サイエンス社
も、持ち込んで売っちゃえ、売っちゃえ。
 もちろん、両方とも、竹内先生に頼んでサイン入りにしてもらえ。
 そしたら、飛ぶように売れるぞ。
 もし、そうなったら、なんとしても、おれも行きたい。\(^O^)/

 Lispネタのついで。
 Franz社のAllegro CLは、8.2が出てますね。
http://www.franz.com/products/allegrocl/
 IDEで使えるソースコードデバッガ、Source Stepperという名前のツールが
目玉のようです。
http://www.franz.com/products/allegrocl/stepper_dialog.lhtml
The Allegro CL Source Stepper
 カバレッジツールも目玉のようです。
http://www.franz.com/support/documentation/current/doc/miscellaneous.htm#coverage-1
12.0 Coverage analysis in Allegro CL

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/22/151472
Lisp特別イベントその2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/17/4883520
Stuart Halloway著、川合史朗訳「プログラミングClojure」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/18/3633573
Peter Seibel著「実践Common Lisp」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/23/3643932
実践Common Lispその2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/23/1337051
うぉぉ、「On Lisp」日本語版が来たぁぁ\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/16/1117312
新納浩幸著「入門Common Lisp」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/08/18/4522323
LispとScalaの日本語新刊

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 藤原博文「Cプログラミング診断室」でわかる勝間和代は、なぜダメか。
---
 例によって、書くのが遅くなったが、先日、実に久々に対談をした。
 技術評論社の雑誌「Software Design(ソフトウェアデザイン)」が、今度、
創刊20周年記念号を出すので、その付録の対談だった。
 対談相手は、「Cプログラミング診断室」で有名な藤原博文さん。
 昔の面白い話が聞いて、楽しかった。それは3月に出るだろうから、お楽し
みにということで。

http://gihyo.jp/magazine/SD
技術評論社 Software Design(ソフトウェアデザイン)

 「Cプログラミングの診断室」は、改訂版が出ている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774117870/showshotcorne-22/
改訂新版 Cプログラミング診断室 (単行本(ソフトカバー)) 
藤原 博文 (著)
 初版は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874085717/showshotcorne-22/
Cプログラミング診断室―うつくしく健康なプログラムのために (単行本) 
藤原 博文 (著)

 初版は、ウェブで公開されている。
http://www.pro.or.jp/~fuji/mybooks/cdiag/
Cプログラミング診断室

 悪い意味で驚愕するプログラムが並んでいる。
 ちゃんとしたプログラミング教育(独学でもちゃんと学べばよい)を受けずに、
基本がなってなくて、筋が悪いまま誰も直してくれずに仕事にしちゃうと、こ
んなひどいプログラムになっちゃう見本がいっぱい。
 似たようなプログラムをしょっちゅう仕事で目にして、バグ取りしたり、頭
に来て全部書き直したりしているから、あまり、笑えないけど、ちょっと引い
た目でみると、やっぱり笑っちゃうね。ま、おれが、自分のプログラミング能
力の低さを棚に上げていってると思ってくれていい。それでも、笑っちゃうの
だ。

 藤原さん、よくこんなひどいプログラムを読んで、改良点を指摘し続けたと
思うよ。よほど、ちゃんとしたものを伝えないといけないという情熱がないと
できないこと。頭が下がる。
 藤原さんの奮闘で、少しは世の中からひどいプログラマと彼らが生み出すひ
どいプログラムが減ってればいいけれど、悪貨は良貨を駆逐する流れは、この
業界、なかなか改まらないからね。レベルアップの道は遠い。

 さて、前述、Cプログラミング診断室の中で、まえがきと開院準備だけでも
読んでほしい。
 同じことが、勝間和代などカモリーマンを食い物にしているカモリーマン本
の世界でもいえるのがわかるでしょ。
 勝間和代は筋が悪い、あれじゃ、まともな奴は育たないことはたびたび指摘
してきた。
 勝間和代など、カモリーマン本に食いついていると、まともなセンスが身に
付いていかないから、努力はしていても筋の悪い努力をすることになる。
http://www.pro.or.jp/~fuji/mybooks/cdiag/cdiag.intro.html
はじめに
にある、
--- ここから ---
下手なプログラマはさぼっている訳ではありません。それどころか、上手なプ
ログラマより遥かに努力しているのです。努力しているけれども結果が出ない
だけです。
--- ここまで ---
になっちゃうわけ。
 そして、カモリーマンが社会に増えると、
http://www.pro.or.jp/~fuji/mybooks/cdiag/cdiag.0.2.html
開院準備■レベル差
にある
--- ここから ---
しかし、現実の姿は全く反対で、技術レベル差はますます広がり、下級レベル
は「ごみプログラム」を大量生産しているだけになってしまいました。趣味の
プログラマが下手で、どうしようもないのは趣味だからまだ良いのですが、 
下手なプログラマが報酬を得て下手なプログラムを組み、そのプログラムで社
会活動の一部が動いているかと思うとゾッとします。
--- ここまで ---
になるのよ。
 なぜなら、
http://www.pro.or.jp/~fuji/mybooks/cdiag/cdiag.0.3.html
開院準備■教育
に
--- ここから ---
基礎的なことは本から、あるいは講義などで知識を得ることは必要です。しか
し、その知識を運用して、やりたいことをやれるように育てることが教育の本
質です。それには、どこで誤りを犯すかを指摘し、正しいやり方を教え、使い
こなせるようにしなければなりません。それも、正しい方法そのものを「公式」
の形で示すだけではなく、その「公式」を使えば良い理由を教えなければなり
ません。重要なのは公式ではなく、理由の方なのですが、今の学校教育の弊害
なのか、「公式の丸暗記」だけをしようとする人がいます。学校教育では、最
も単純な生徒の能力判定として、今も暗記力を問うテストが多く行なわれてい
ます。
--- ここまで ---
とある。
 勝間和代は公式を示しているかもしれないが、彼女自身が、その公式がなぜ
成立するか、そういう形になっているか、理解できておらず、公式のつまみ食
いをして、陳列しているレベルだから。
 それから、
--- ここから ---
仕事では、記憶は学校教育ほど重要ではありません。不確かな記憶に頼るぐら
いなら、メモを取るなり、資料や本を見たり、オンラインヘルプを見て正確を
期せば良いのです。不確実な記憶に頼って間違えたら罵倒されるに決まってい
ます。無理をして覚える必要は全然ありません。それより、どこにどんな情報
があるかを、どうやったら調べられるかを知っていることが重要なのです。
--- ここまで ---
にあるように、勝間和代的データ処理的読書で何冊も本を読んで知識を増やし
たつもりになることなんて、現代では、あまり意味がない。彼女のように文学
的読解力がないがために、世界観が貧しい人間になっちゃうと、結局、ブルペ
ンエース。実戦のマウンドでは使えないし、コンピュータとロボットの台頭に
よって、職を失う人生にしかならない。人間としての知、人間としての強みが
ないからね。
 勝間和代がコミックモーニングに連載していたものが、チェンジメーカーと
いう本になったらしいが、あの連載、一部しか読んでないが、それだけでも頭
が痛かったよ。チェンジメーカーなんて悪い冗談だよ。お前こそ、チェンジし
ろよと言いたいね。そして、カモリーマン本の世界こそ、チェンジしろと言い
たいね。
 おれは藤原さんじゃないから、逐一指摘するほどの情熱はない(そんな時間
があったらもっと別のことに使いたい)。
 せめて、こうやって、まともな人のまともな考え方を紹介するくらい。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/09/11/4572556
命名 カモリーマン。カモリーマンビジネスの呪縛からこうやって抜け出せ!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/11/05/4676800
カモリーマン手帳ビジネス
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/10/29/4660180
山崎元でわかる、勝間和代は、なぜダメか。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/09/15/4580266
香山リカ著「しがみつかない生き方」。勝間和代はなぜダメか。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/09/4354407
梅田望夫や勝間和代はなぜだめか、「クラウドコンピューティングの幻想」の続き
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/04/4412047
佐藤優有罪確定、支援ご祝儀? 検察批判本、勝間和代はなぜダメか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/17/4248747
男子ごはん。弁当男子。お弁当本、「勝間和代はなぜだめか」もちょっとだけ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/21/4257350
マンガ「神の雫」第206回にみる「勝間和代はなぜだめか」(笑)

乳の詫び状(2010/02/17)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: プログラミング言語で種族分け
---
 これ↓いいねえ。笑いました。
http://d.hatena.ne.jp/wasisan/20090705/p1
プログラミング言語で種族分け

 「堕天使: Lisp」は、最高の褒め言葉ですね。
 おれにとって、Lispは、永井豪さんのデビルマンです。
 悪魔の力、身に付けた正義のヒーローだもんね。
 ということで、個人的には、

    デビルマン: Lisp

です。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Stuart Halloway著、川合史朗訳「プログラミングClojure」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/26/4838642
プログラミングClojure 
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067890/showshotcorne-22/
プログラミングClojure (単行本(ソフトカバー)) 
Stuart Halloway (著), 川合史朗 (翻訳)
 先日、やっと読み終わった。
 もう、おれ、Clojureだけあれば、いいわ。\(^O^)/
 そんな気になったね。
 読んで、一ヵ所だけ、誤植と思ったのは、115ページ下から10行目くらいの
簡単なマップにkeysとvaluesを適用してみよう
は、
簡単なマップにkeysとvalsを適用してみよう
でしょうね。
 原書
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1934356336/showshotcorne-22/
Programming Clojure (ペーパーバック) 
Stuart Halloway (著)
も持っているけど、第6章のConcurrencyだけ、ざっと眺めただけであとは積
ん読。コードも書かないという状況だったから、この翻訳が出て助かった。
 Clojureは、まだまだ英語でも情報が少ないし、それもわかりやすいちゃん
とした解説が少ない。日本語はもっと少ない。
 そこに本書が出た意義は、大変、大きい。
 本書に書いているClojureの売り文句が、いいね。
・Clojureはエレガントだ。
・Clojureは「Lisp・リローデッド」だ。
・Clojureは関数型言語だ。
・Clojureは並行プログラミングを簡単にする。
・ClojureはJavaは歓迎する。
・他の多くの人気のある動的言語と違って、Clojureは速い。

 まさに、「Lisp・リローデッド」です、これ。
 話は前後するが、注文して送られて来たのを初めてみたとき、本書が意外に
小さくて薄いので、驚いた。アマゾンのデータでは、304ページだ。
 読んだらわかるが、これ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/12/01/4731394
Graham Hutton著、山本和彦訳「プログラミングHaskell」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067815/showshotcorne-22/
プログラミングHaskell (単行本(ソフトカバー)) 
Graham Hutton (著), 山本 和彦 (翻訳)
と同じパターンね。これは、アマゾンのデータでは、232ページ。
 言語自体の抽象度が高く、夾雑物が少ないから、短いコードでも高水準、高
機能なことができるし、説明も少なくてすむ。読者も理解しやすい。だから、
ページ数も少ない。こういうことだろうと思う。
 シーケンスによる抽象化は強力ですね。Common Lispにも、シーケンスがあ
って、リストやベクタがシーケンスとして抽象化されているが、Clojureのシ
ーケンスはもっと拡張されていて、ハッシュ、XMLのツリー、ディレクトリ構
造、I/Oストリーム、JDBCとSQLでデータベースから得たレコードのセットもあ
れやこれや、シーケンスで扱えるようになっている。
 Clojureのシーケンスがあれば、Javaのコレクションライブラリは使うこと
はまずないというのも納得。Haskellなどにあるリスト内包表記もある。とい
うより、シーケンス内包表記。これとシーケンスの組み合わせは、とてもいい。
もちろん、遅延評価による無限リストもある。
 ついでにいうと、最後にあるJDBCによるデータベース操作で解説してある遅
延評価による落とし穴には、なるほどと思った。

 脱線するが、Common Lispには、Series(シリーズ、級数)、Generator, 
Gathererというのがある。規格には入っておらず、付録で参考扱い。これ、
Common Lispのシーケンスをもっと拡張しようとしたもの。1980年代後半から
1990年ころの話ですね。
参考:
http://www.cs.cmu.edu/Groups/AI/html/cltl/clm/node1.html
Common Lisp the Language, 2nd Editionの目次
http://www.cs.cmu.edu/Groups/AI/html/cltl/clm/node141.html#SECTION001800000000000000000
14. Sequences
http://www.cs.cmu.edu/Groups/AI/html/cltl/clm/node347.html#SECTION003400000000000000000
Appendix A. Series
http://www.cs.cmu.edu/Groups/AI/html/cltl/clm/node362.html#SECTION003500000000000000000
Appendix B. Generators and Gatherers

 Common LispでSeriesを扱えるようにするマクロは、
http://series.sourceforge.net/
This is Richard C. Waters' SERIES package for Common Lisp
にある。Richard C. Watersさんは、上記付録を書いた人。
 今回調べたら、ほかにもアイデアがあれこれあったのね。
 Iterateマクロというのがある。
http://common-lisp.net/project/iterate/
Iterate Project
http://common-lisp.net/project/iterate/doc/index.html
The Iterate Manual
 リスト内包表記(List comprehension)ならぬLisp内包表記(Lisp 
comprehension)の論文がある。
http://www-rali.iro.umontreal.ca/Publications/urls/LapalmeLispComp.pdf
Implementation of a “Lisp comprehension” macro
 1991年だから、20年前だね。

 Clojureに戻る。
 Lispの括弧を減らせるところは減らして見やすくするという設計方針がある。
 リスト、ベクタと配列、ハッシュにそれぞれ表記法を導入しているから、
Common LispやSchemeより、見た目は見やすい。
、関数のパラメータ部分は、(と)ではなく、[と]なのね。
 しかし、これ、単に見やすくなるだけじゃない。
 [と]でくくると、Clojureのベクタになる。そして、パラメータの部分がこ
うなってることで、Lispでいう destructuring-bind が、きれいに入っている
のね。これには、センスを感じて感動した。
 そして、Schemeの優れた実装であるGaucheの生みの親で、本書を翻訳した
Shiroさん(川合史朗さん)は、destructuring-bind を「分配束縛」と訳してい
る。おお、なんとわかりやすい。これにも、センスを感じて感動した。
 「,」が空白扱いという、けっこう思い切ったことをやっている。これも、
見やすくするためだそうです。たとえば、(a b c)を(a, b, c)と書けるわけ。
 でも、その影響で、Lispのマクロで使う「,」は、Clojureのマクロでは、
「~」を使うことになっていて、「,x」や「,@」は「~x」や「~@」になるのね。
ちょっと気持ち悪い。^^;
 そうそう、Clojureには、ちゃんとマクロがあります。Lispのマクロは、
Lispの尽きぬ生命力の源だもんね。
 マクロを書くのは中級者の世界、いいマクロを書くのは上級者や達人の世界
の技なので、本書にあるマクロに関するルールと例外も、なるほどなんです。
 本書では、個人的に悲しいことがあった。マクロで使うバッククォート(`)
が、老眼のおれには、通常のクォート(')と判別できない(泣)。
 普通、バッククォートは、左上から右下にちょいと長目の点を打った感じで
しょ。本書のフォントでは、左下から右上に行ってて、右上から左下に行って
る通常のクォートとすごく似ている。おれの老眼にはアウト!
 Common Lispのマクロの詳しい解説は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/23/1337051
うぉぉ、「On Lisp」日本語版が来たぁぁ\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066371/showshotcorne-22/
On Lisp (単行本)
ポール グレアム (著), Paul Graham (原著, 翻訳), 野田 開 (翻訳), 野田 
開 (著)
がある。これ、Clojureでマクロを書くときにも大いに参考になると思う。

 プログラマが末尾再帰最適化用に陽に使うrecurというのがあるのね。リス
ト内包表記やシーケンス内包表記と高階関数があれば、再帰を書くことはかな
り減るから、末尾再帰が最適化されてなくても、さほど気にならないんでしょ
うね。
 真偽値の扱いでは、空リスト()が、偽じゃないのね。つまり、nilと()は違
うということ。
 陽にオブジェクト指向はないが、CLOS(Common Lisp Object System)的に、
マルチメソッドがあるから、オブジェクト指向的にも書けるんだね。
 メタデータの使い方も面白い。なるほど、Clojureの世界では、そういう使
い方が発達しているのかと。
 Javaがあまりに簡単に呼べるのもいい。特にリフレクションが簡単に呼べる
のが、うれしい。
 並列・並行プログラミングには、副作用のない関数型言語が相性がいいこと
はよく知られているが、Clojureは、関数型言語なので、もちろん、相性がい
いし、さらに、refを使ったMVCC(Multiveesion Concurrency Control, 多版型
同時実行制御)によるSTM(Software Transactional Memory, ソフトウェアトラ
ンザクショナルメモリ)、アトム、エージェント、varといった各種のメカニズ
ムも入っているし、どうしてもというなら、Javaのものも使える。
 この辺は、マルチコアのプログラミングが普及していけば、評価が定まって
くるでしょうね。
 副作用に関していえば、Lisp(Common LispもSchemeも)は、関数型言語に分
類はされるけれど、副作用ばりばり。Haskellは副作用なしという信条がある。
Clojureの副作用に対する態度は、LispとHaskellの間でいえば、Haskell寄り
だが、副作用は絶対だめというガチガチではなく、使う方がきれいに書けてメ
ンテも楽なら副作用もありという態度。
 ゆえに、おれは勝手にCljureを、高純度関数型言語と命名・分類します。\(^O^)/

 そうそうそ。「ゲーデル、エッシャ−、バッハ」が参考文献にあって、やっ
ぱ、「Lisp屋は一度はハマるよね、この本」と思いました。これについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/14/1260227
円周率音楽、ゲーデル、エッシャー、バッハ、モーツァルト 
で、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826900252/showshotcorne-22/
ダグラス・R. ホフスタッター著, 野崎昭弘, 柳瀬尚紀, はやしはじめ訳
「ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826901259/showshotcorne-22/
ダグラス・R. ホフスタッター著, 野崎昭弘, 柳瀬尚紀, はやしはじめ訳
「ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版」
 関連として、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826901267/showshotcorne-22/
ダグラス・R. ホフスタッター著, 竹内郁雄, 片桐恭弘, 斉藤康己訳
「メタマジック・ゲーム―科学と芸術のジグソーパズル」
を紹介しています。

 おれ、もう、仕事で使う言語としては、Java仮想マシン(JVM)上の言語にし
か興味がない。^^;
 まず、Windows, Linux, SPARCのSolarisとx86のSolaris, AIX, HP-UXなどな
ど。これらの32bitと64bitのビルドとテストをするのは、ほんとに大きな負担。
その点、Javaは、発表から15年経って、スタンドアローンのGUIのアプリも含
めて、限りなく100%に近い互換性があり、Write once, Run everywhere(一度
書けば、どこでも動く)だから、Javaで済む仕事なら、Javaで書いておくのが、
複数プラットフォームのサポートでは、一番楽。
 個人的には、Unicodeの文字列や日付やら通貨やらいろいろある国際化対応
の機能が、充実して安定していることも大きい。スクリプト言語は、この辺が
いまいちに思う。Javaのそれはもう慣れてるから、それを使えるのがうれしい。
 JVM上で動くことで、Clojure自身は、これらの機能を用意しなくてもいい。
逆にいえば、Javaのこれらの機能を知ってないとClojureから使えないという
ことになる。
 そんなこんなで、Javaで一番ノウハウがたまっているから、その世界で、も
っと楽に書けてメンテも楽になるなら、そういう言語で書きたいわけ。
 でね、マルチコアをにらんで、Erlangもみてたり、JVM上の言語では、JRuby
やScalaもみてたけど、やっぱ、根がLisp好きなんだね。しばらく、仕事に使
うちょっとしたツール類などは、もう、Clojureで書いてみようと思った。
 本書を翻訳したShiroさん(川合史朗さん)は、JVM上で言語を作ることについ
ては、あとがきで、複雑な心境を吐露しています。言語の設計者、実装者とし
ての心情は理解できるが、おれは、そういうのないお気楽な人間だから、
「もう、Clojureでええわ。\(^O^)/」
だもんね。
 さっそく、NetBeansに、後述の日本語サイトにあった情報を参考に、
Clojureのサポートを追加するプラグインを入れました。
 Clojure 1.1.0のプラグインだと、Windowメニューの「Create Standalone 
REPL」で、REPLのウィンドウがうまくできない。Clojure 1.0.0のプラグイン
だと大丈夫だったけど。でも、「Netbeans IDE REPL」でREPLが使えるから、
まあいいやと思って、1.1.0にしてます。

 実は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/08/18/4522323
LispとScalaの日本語新刊
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844327453/showshotcorne-22/
Scalaスケーラブルプログラミング[コンセプト&コーディング] (Programming 
in Scala) (単行本) 
Martin Odersky (著), Lex Spoon、Bill Venners (著), 羽生田 栄一 (監修),
 長尾 高弘 (翻訳)
は、しこしこ読んでて、少し、コードも書いたけれど、もうClojureにしよう
と思った。これ、アマゾンのデータだと624ページ。前述のHaskellやClojure
本と比べると、2倍から3倍あるね。
 Scalaを弁護しておくと、JVM上の言語では、Scalaも全然悪くないどころか、
非常にいいと思う。Lispの世界がわからない人は、Scalaでもいいと思う。で
も、Lispのパワーを知っている人、Lispのパワーを使いたい人ならClojureも
考えたほうがいいと思う。
 ScalaとClojureがあれば、おれ個人は、もうPerl, Rubyは捨てられそう。こ
れらの実行速度の遅さが気になることがあったし。Perlのすっきりしないとこ
ろやRubyのbegin, endはあまり好きじゃないし。

 以下、関連リンク。
 出版社のページは、
http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-274-06789-1
プログラミングClojure
 本書に出てくるコードなどは、
http://www.pragprog.com/titles/shcloj/programming-clojure
Programming Clojure by Stuart Halloway

http://clojure.org/
Clojure 公式サイト
http://sites.google.com/site/clojurejapan/Home
Clojure 日本語サイト
 Clojureの有用なライブラリの集積地
http://code.google.com/p/clojure-contrib/
clojure-contrib

http://www.ibm.com/developerworks/jp/opensource/library/os-eclipse-clojure/
Clojure プログラミング言語
 これに出てくるProject Eulerって、なんかあれこれやってるね。
http://projecteuler.net/
Project Euler
http://odz.sakura.ne.jp/projecteuler/
Project Euler日本語サイト

 Clojureの生みの親、Rich Hickeyさんのインタビュー
http://www.infoq.com/interviews/hickey-clojure
Rich Hickey on Clojure's Features and Implementatio

 Programming Clojureのコードは、
http://github.com/stuarthalloway/programming-clojure
にもあるね。GitHubにあるんだから、きっと、こっちがオリジナルだね。

http://manjilab.com/
マンジラボ
というところの
http://manjilab.com/2010/02/04/clojure-lib-coding-standards/
clojure.lib コーディング規約・訳
にも、Clojure情報がありますね。
 そして、おお、Project Eulerをやってるのね。
http://manjilab.com/tag/euler/
http://manjilab.com/tag/euler/page/2/
http://manjilab.com/tag/euler/page/3/

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/12/31/4786766
Clojure本の翻訳をShiroさんがやってるんだって
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/27/4141043
JavaVM上新Lisp Clojure, Scalaのこと、なぜかキース・ジャレットも。^^; 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/11/4169022
JVM上新Lisp Clojureのこと, Scalaも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/23/4450599
ケンブリッジ物理公式ハンドブック, Pocket Ref, Scala, Clojure, AIMAなど

追伸:2010/02/19
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/17/4883520
Stuart Halloway著、川合史朗訳「プログラミングClojure」
に、訳者のshiroさんからのコメントがあります。
 バッククォートの件。痛恨のミスだそうです。^^;

乳の詫び状(2010/02/15)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 数学の広場、手を動かす幾何学、小平邦彦「幾何への誘い」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/13/4809715
スピログラフ
を書いたとき、
http://www.geocities.jp/sgwr0/sp/sp.html
サイクロイドとスピログラフ
を紹介したが、ここの親リンクである菅原民生氏による
http://www.geocities.jp/sgwr0/index.html
数学の広場
がとても面白かった。
 菅原氏は、長崎大学教育学部の教授だった方なんですね。
http://www.geocities.jp/sgwr0/kansoubun/kika1.html
「幾何学1」の感想文
は、とりわけ面白い。
 公式の丸暗記なんて、まったく無意味とはいわないけれど、それが出てきた
プロセスを理解してないなら、ほとんど意味なし。
 特にいまは、公式集なんてネットにあふれているし、MathematicaやMaxima
やSやらRやらなんやらの数式処理ソフトを使えば、計算までしてくれるんだか
ら。
 勝間和代などのカモリーマン向けの本を読む奴はバカだと断言できるのは、
これらの本が、いわば公式の羅列だから。それが出てくるプロセスが重要なの
に、勝間和代は、著者もプロセスを理解できてない有様だから、公式をつまみ
食いして寄せ集めるしかできない。それでカモリーマン向けの本が作られてい
る。それを読んで、どれだけの意味があるのか。筋が悪いというのはそういう
こと。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/10/4806223
Re: 高校数学基礎、「数学センスをみがこう」など秋山仁の数学入門本
で書いた、ソフトウェア工学がプロセス指向になった話と同じです。
 上記、感想文を読むと、学生は、そのことに気づいたわけ。そして、彼らが
教師になったときに、ちゃんと教えないといけないと考え始めたわけ。
 それにしても、初等幾何をしっかり自分で手を動かして学ぶのは、教育効果
がすごく高いね。人間の脳と身体性、そして何より心に非常に効きますね。
 これもまた、上記「スピログラフ」で、
--- ここから ---
 数学教育における初等幾何の重要性は、 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/12/07/4744912
続第59回東レ科学講演会。折り紙工学、ホログラフィックニューラルネットワ
ーク、DNAロボットなどなど 
で、ちょこっとだけ紹介した 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4006000073/showshotcorne-22/
幾何への誘い (岩波現代文庫―学術) (文庫) 
小平 邦彦 (著) 
ともつながりますね。
--- ここまで ---
と同じ話ね。

http://www.geocities.jp/sgwr0/cone/cone.html
錐形と双対錐形
にある「頂点周りの曲率がガウス写像でできる曲面上の表面積で定義できる」
というのは、ブラックホールのエントロピーの話にそっくり。
 そうなんですか?>教えて、偉い人。
http://www.geocities.jp/sgwr0/gityuu/gityuu.html
擬柱の体積
というのは、面白いですね。そもそも擬柱という言葉、初めて聞いた。
http://sekouchishiki.ichi-ichi.info/modules/sekou/02_01sokuryou.html
建築の基礎知識
には、擬柱公式による体積の計算が出てますね。

 せっかく話がつながったから、小平邦彦「幾何への誘い」のことをもうちょ
っと。
 「幾何への誘い」は、元々、1991年10月に岩波書店から出て、上記アマゾン
のリンクは、それが2000年に岩波現代文庫に入ったもの。
 岩波市民講座での講義が元になっていて、一般市民向けの幾何学入門。
 小平先生は、数学のノーベル賞といわれるフィールズ賞を受賞した大先生で
すが、嘆いてるの。現代日本の教育で、旧制中学時代にあった平面幾何がすい
ぶん軽んじられていることに。おれがみるところ、昔の数学の教え方は、現代
数学の視点からすると野蛮で欠陥品だという感じなんです。ユークリッド幾何
学的な点や直線の定義にしろ、あれこれ、テキトーで、それじゃいかんと。だ
から、昔のやり方をやめたと。
 ところが、それによって、幾何学が高校生までの数学の初心者にとって、身
近に感じられないものになってしまい、平面幾何で定規とコンパスを使って自
分で手を動かして理解していく、そのことで論理的思考を養ったり、数学的セ
ンスを養ったりすることが難しくなったと。
 平面幾何は定規とコンパスでやる自然科学なんだと。それがおろそかになっ
たから、数学好きも減り、理科好きも減り、科学立国日本、技術立国日本も危
うくなってきていると。
 ざっとこんな主張です。

 35年前から40年くらい前のおれらの中学、高校時代って、もう、小平先生が
批判する教え方だったのかな。
 集合というのがとても大事という話は、小学校高学年の頃か、中学の頃にど
の先生だったか忘れたが、おっしゃっていた記憶はあり、あの頃、集合の考え
方が、数学教育にだいぶ入ってきた気がするのね。
 そのときに、平面幾何もだいぶ減らされたんだと思う。それでも、ずいぶん、
定規とコンパスであれこれ作図しましたけどね。旧制中学のは、もっとすごか
ったんでしょうね。
 小平先生が平面幾何を習ったとき、先生は、数学とはすごく厳密な学問だと
感じたそうです。ところが、後に現代数学を学ぶと、実は、あの平面幾何は、
いろいろといい加減だったことがわかるわけ。しかし、それでもなお、平面幾
何は、数学の初等教育に非常に有効だというわけ。
 平面幾何が論理的思考力を養うのに有効なこと、そして理解しやすいことは、
実感としてよくわかる。
 ここでいう平面幾何は、定規とコンパスを使って、補助線を引いたりして、
この角とあの角が同じだから、この三角形とあの三角形は合同。よって、この
辺の長さがああなって、結果として、この部分の面積はこうなるといった、あ
れです、あれ。
 平面幾何がいいのは、何より、目で見てすぐわかること。こことここの角度
が同じなら、これは二等辺三角形だから、この辺とこの辺は同じ長さだよねな
んて、すぐわかる。
 論理の展開は厳密です。理詰めでやっていかないと証明できない。論理の展
開が目で見てよくわかるから、途中、おかしいことにもすぐ気がつく。だから、
論理的思考力が身に付く。この論理展開のところが、若き小平先生には、非常
に厳密な科学性を感じさせたんだね。

 小平先生が旧制中学だったときの標準的な教科書は、大正15年に出た掛谷宗
一「新定 平面幾何」(大日本図書)、参考書は、大正9年に出た秋山武太郎
「わかる幾何学」(高岡書店)。「幾何への誘い」によれば、「わかる幾何学」
は百数十版を重ねた名著で、一度、絶版になったが、昭和34年(おお、おれが
生まれた年だ)に、日新出版から復刊されたとのこと。
 はうあ!
 あるある。掛谷宗一「新定 平面幾何」は、アマゾンにないけれど、「わか
る幾何学」はありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/481730006X/showshotcorne-22/
わかる幾何学 (わかる数学全書 (3)) (単行本) 
秋山 武太郎 (著), 春日屋 伸昌
 ちゃんと関連書に、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4006000073/showshotcorne-22/
幾何への誘い (岩波現代文庫―学術) (文庫) 
が出てますね。
 「幾何への誘い」を読んだ人が、探して購入するんでしょうね。わかるわか
る。一度、見てみたいと思うもん。
 「幾何への誘い」の第1章は、「わかる幾何学」を使って、旧制中学の平面
幾何の勉強がどういうものだったかを示したもの。
 「わかる幾何学」は、豪快なんです。点の定義、直線の厳密な定義、小難し
い話は、哲学者にでも任せておいて、おれたちは、定規とコンパスでがしがし
作図して勉強しようぜなんてことが、書いてあるわけ。ほんとに、「こんなこ
とはどうでもよい。次の定義もどうでもよい」などと書いてあるんです。
 たしかに野蛮といえば、野蛮ですよね。^^;
 第2章は、逆に現代数学の巨人ヒルベルトの公理主義による平面幾何をやり
ながら、現代数学の目からみると、第1章のユークリッド的平面幾何がどうい
う問題があると思われているのかを示しています。
 第3章は、複素数と幾何の関係。複素平面、いわゆるガウス平面を使って複
素数の幾何学的性質を調べて、複素数の理解を深める趣向です。
 上野健爾氏による解説も素晴らしくて、単元毎に分解した数学教育では、数
学の各分野の有機的なつながりがみえてこない。小平先生は、初等教育におけ
る数学の現代化に批判的で、平面幾何はそれを是正するのにいい教材だという
のが、よくわかる解説です。
 この解説には、和算の話も出ています。ユークリッドの原論の平面幾何の部
分は中国語訳として「幾何原本」があって、江戸時代に日本にも入ってきたそ
うです。しかし、日本の和算家たちは、当たり前のことを議論しているだけで
程度が低いといって軽んじたそうです。
 個別の公式をみて、なんだ、こんなものは知ってるよと思ってしまって、公
理と論理によって数学を発展させていくという手法そのものの偉大さを理解で
きなかった。それが和算の限界だったと。和算が廃れる原因になったんですね。
 これも、先に述べた、プロセスを理解しようとしない悲劇ですね。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/21/220708
ちくま学芸文庫 Math & Science
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/09/3617104
ちくま学芸文庫 Math & Scienceやら物理学の名著が続々復刊
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/11/4052892
ちくま学芸文庫の数学と物理関係(Math & Science)

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/19/1123372
Maxima、すげえじゃん
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/28/1350929
横田博史著「はじめてのMaxima」

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/04/1368395
竹内薫さんのMaxima本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/18/1663085
竹内薫著「はじめての数式処理ソフト」

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/20/1126597
Maxima, BCPL, Algol, APL, SNOBOL 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/26/1138367
Maxima, KNOPPIX/Math, R, Octaveその他

乳の詫び状(2010/02/13)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 村中豊「新宿夜想曲」のこと、緊急に少し
---
 もうすぐ筒井康隆さん最後の舞台になるであろう朗読会。
 作家・村中豊に転身した中村満さんもきっと来るから、本を持って行って、
村中豊と中村満、二人のサインをもらおう。
 しかし、それには、書く書くといって書いてない衝撃のデビュー作、長編ピ
カレスクロマンの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022504684/showshotcorne-22/ 
紅蓮 (単行本)
村中 豊 (著)
の感想を書かねばの娘。
 そして、第2作
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022506830/showshotcorne-22/ 
新宿夜想曲 (単行本) 
村中 豊 (著)
の感想も書かねばの娘。
 と思いつつ、時間がままならない。
 紅蓮は、書きたいことが多すぎてまとまらない。
 気持ちばかり焦る。
 感想は書けなくても、読んでおかねば満さんに合わせる顔がない。
 そう思って、今週半ばからやっと、新宿夜想曲を読み始めた。
 驚愕した。
 詳しいことは、絶対書くが、この連作短編集は、いい。
 おれはまだ、眉月、月光、金魚鉢までしか読んでいないが、もうしびれてい
る。
 とりわけ、月光には、参った。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/12/4808526
村中豊「新宿夜想曲」
で、
--- ここから ---
 「紅蓮」にも、凄惨なシーンとは対照的な、しっとりしたいいシーンがある
んですよね。その境地をさらに広げたということなんだろうか。
--- ここまで ---
と書いた。
 予想を遙かに超えていた。
 こんないい話にきっちり仕上げてくるんだ。もう、ほんとに作家だ。
 筒井さんが、
--- ここから --- 
「紅蓮」の村中豊が、不良っぽい魅力をそのままにして、情感豊かに一歩、文
学へと足を踏み出した。
--- ここまで ---
と評するのも納得。
 読めば、人生を考える。人生の深みがわかる。
 これ、「村中豊でわかる勝間和代がなぜだめか」あるいは「「新宿夜想曲」
でわかる勝間和代がなぜだめか」が書けるね。^^;
 勝間のバカ本を読む時間があるなら、「新宿夜想曲」を読みなさい。人生が
わかるし、成功していくとは何かもよくわかる。
 といっても、ハウツー本しか読めないレベル、勝間本などカモリーマン本を
ありがたがるレベル、多くの本を読んだといいながら貧相な世界観しか持てな
い勝間和代レベルの読解力しかない者、要は文学的読解力がない人には、「新
宿夜想曲」が与えてくれる深みを味わうこともできないけれど。

 あと一言。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/12/4808526
村中豊「新宿夜想曲」
で、「紅蓮」は、おれにとって多摩川小説だと書いた。それは、単に多摩川の
流域が舞台であるということ以上の深い意味がある。
 まだ書いていない「その意味」でいえば、「新宿夜想曲」も多摩川小説だ。
多摩川流域が舞台になっていない作品もあるにもかかわらず。
 「紅蓮」を読んだときに、かすかに感じた何かわからないもの。
 その姿をやっと捉えることができた。
 村中豊は、水なんだよ。水と深い関わりがある作家なのだ。
 「新宿夜想曲」の月光まで読んで、おれの直感がそう告げた。金魚鉢まで読
んで、確信した。
 村中豊のことを、これから「水の村中豊」と呼ぶことにする。
 いや、「水の巨匠、村中豊」とお呼びしたい。
 満さん。すばらしい作品をありがとうございます。
 サイン、くださいね。\(^O^)/

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/12/4808523
村中豊「新宿夜想曲」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/12/4808526
村中豊「新宿夜想曲」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/12/31/4788745
自転車、危ないよ。多摩川サイクリング
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/10/4806191
箱根駅伝、多摩川サイクリング
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/10/4424320
平岡正明さん、亡くなる
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/29/4328380
武蔵野タンポポ団

乳の詫び状(2010/02/12)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ライフサイエンス必須英和辞典、京都大学ライフサイエンス辞書、Weblio
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1435441249/showshotcorne-22/
Multiple Lead ECGs: A Practical Analysis of Arrhythmias (ペーパーバック)
Kathryn M., R.N.., Ph.D. Lewis (著)
という、高くて難しそうな知らない分野の本が売れてたの。
 大体、Arrhythmiasって何?
 あれこれ、辞書を調べたら、
http://ejje.weblio.jp/content/Arrhythmia
が出たの。
 上が研究社の新英和中辞典の内容。下がライフサイエンス辞書の内容。
 お、不整脈のことなのか。じゃ、あの本、医学関係の本なのか。
 などと思いつつ、下の方まで眺めたら、最初、下も新英和中辞典の内容と思
っていたから、概念ツリーが出ているのに驚いた。えーっ、おれらが高校生の
ときと違って、いまどきの新英和中辞典は、オントロジーの概念ツリーまで載
ってるのか。すごいなあ。まるで、バイオ、生命科学の世界みたい。
 と思ったら、ライフサイエンス辞書は、まんま、バイオ、生命科学の世界の
辞書でした。\(^O^)/
 これ、京都大学でやってるプロジェクトですね。
http://lsd.pharm.kyoto-u.ac.jp/ja/
京都大学 ライフサイエンス辞書プロジェクト
は、英語論文を読んだり書いたりする人には助かる場所ですね。

 未読、未購入だけど、ライフサイエンス辞書プロジェクトが作った
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4897064848/showshotcorne-22/
ライフサイエンス必須英和辞典 (単行本) 
ライフサイエンス辞書プロジェクト (編集)
は、第一感、お薦めできると思う。
 上記、2つの辞書を同時に検索してきた
http://www.weblio.jp/
Weblio
もすごいサイトですね。あらゆる辞書のアグリゲータ
 アグリゲータ(aggregater)というのは、ものや情報を収集して整理する役、
あるいはそれをやる業者のこと。
http://www.weblio.jp/info/partner_logo.jsp
参加元一覧
は、壮観ですね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: クーリエ・ジャポンは貧困大陸アメリカの特集だ
---
 情報省が秘密裏に運用しているスーパー量子コンピュータ「イーグルアイを
使った作戦行動は、やっぱ、すごいね。
 定期購読している
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0035GJ1QA/showshotcorne-22/
クーリエ・ジャポン2010年3月号
が送られて来た。表紙を見て、びっくり。
 おれが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/11/4870448
貧困大国アメリカ、反貧困
を書いた途端、チェックして、波動関数を操作して時空を遡り、クーリエ・ジ
ャポン2010年3月号の特集に「貧困大陸(アメリカ)の真実」という特集をもっ
てきたんだね。
 「貧困大国アメリカ、反貧困」で著書の名前を出した堤未果さんも出てます
ね。

 森巣博「越境者的ニッポン」だけ、読んだ。
 日本の自殺者が毎年3万人くらいで推移している謎が書いてある。そういう
情報操作なの。情報省、やるのぉ。\(^O^)/
 まあ、森さんがいうように、日本のマスコミ、新聞、テレビは大本営発表を
垂れ流すバカばっかだから、情報省のやり放題だね。^^;

 目次などは、
http://courrier.jp/contents/courrier065.html
クーリエ・ジャポン2010年3月号

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/02/4852156
細胞の分子生物学第5版、日本語版が出る\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/29/4031599
チック・コリア、リターン・トゥ・フォーエヴァー、再結成ライブCDとDVD
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/29/3981696
映画「イーグルアイ」

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: オープンソースカンファレンス2010春「OSC2010 Tokyo/Spring」
---
 オープンソースカンファレンス2010春「OSC2010 Tokyo/Spring」があります
ね。詳しくは、
http://www.ospn.jp/osc2010-spring/
オープンソースカンファレンス2010春「OSC2010 Tokyo/Spring」

乳の詫び状(2010/02/11)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ビーケーワン(bk1)のギフト券
---
 毎月のように来るのね、これって。
http://www.bk1.jp/?partnerid=02a801
から買いに行かないとだめみたい。

--- ここから ---
 ■ お貼りいただくギフト券コード

 10affia802050228

 ※このギフト券は【お一人様1回のみ】ご利用いただけます。
  ※このギフト券は 2010/02/28(日) 23:59 までご利用いただけます。
  ※税抜3,000円以上ご注文の場合にご利用いただけます。
  (送料・手数料を除く)
 ※モバイルビーケーワンではご利用いただけません。

↓ ご来店はこちらから ↓
http://www.bk1.jp/?partnerid=02a801
--- ここまで ---

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ポストモダン解析学-原書第3版
---
 こんな本があるんですね。
 ポストモダン哲学を解析する本かと思ったら、数学の本なんですね。
 目次をみても、ほとんどわかりません。^^;

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4431100555/showshotcorne-22/
ポストモダン解析学 原書第3版 (単行本) 
ユルゲン ヨスト (著), 小谷 元子 (翻訳)
 出版社のページは、
http://www.springer.jp/978-4-431-10055-3
ポストモダン解析学 原書第3版

 頭のいい人は、読んで、数学と哲学を脱構築して、新しい数理哲学を作り上
げてください。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: アンテナハウスのPDF製品、DITA Festa 2010、XSL-FO 指南V2.1
---
 アンテナハウスのPDF製品各種があれこれ改訂されています。

○「書けまっせ!!PDF4 プロフェッショナルPlus」好評発売中!
 詳しくは、
http://www.antenna.co.jp/kpd/

○「リッチテキストPDF5.2」改訂版公開
 詳しくは、
http://www.antenna.co.jp/rpd/

○「AH PDF Server V2」ますます好評発売中!
http://www.antenna.co.jp/psv/

○「電子署名モジュールV1.2」改訂3版公開
 詳しくは、
http://www.antenna.co.jp/psg/

○「Antenna House PDF Tool API V3.1」改訂1版を公開
 詳しくは、
http://www.antenna.co.jp/ptl/

○「Antenna House PDF Driver API V3.1」改訂1版を公開
 詳しくは、
http://www.antenna.co.jp/ptl/

◆DITA Festa 2010が、3月3日〜4日に開催されます。
 詳しくは、
http://dita-jp.org/?p=826

◆快適なバッチ組版のための「XSL-FO 指南V2.1」絶賛販売中

「XSL-FO 指南V2.1」はW3C 勧告のXSL Version1.1 のFOの機能について、日本
語の組版事例を添えて解説した教本で、XSL-FO に初心の方々への入門書であ
ると共に、実務上のレファ レンスブックとしても活用していただけます。
マニュアルや取扱説明書などの印刷物に、XMLコンテンツの活用をお考えの方
に最適です。

■販売 (株)エクスイズム
 協力 アンテナハウス(株)
(有)イー・エイド 藤島雅宏編著

 定価10,500 円(税込み) A4 版300 ページ・CD-ROM 版
 ご購入については、以下よりお問い合わせ下さい。
http://www.exism.co.jp/contact/form/forminq.html

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 村井純のインターネット本、西垣通のネット社会論
---
 日本のインターネットの父である村井純さんのインターネット本が、また出
ているんですね。
 さっき書いた、「貧困大国アメリカ、反貧困」も岩波新書ばかりだったけど、
これも岩波新書。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004312272/showshotcorne-22/
インターネット新世代 (岩波新書) (新書) 
村井 純 (著) 
 村井純のインターネット本は、過去2冊あって、いずれもベストセラーに
なった。
 内容のタイムリーさ、たしかさ、ネームバリューからして、当然ですけれど。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004304164/showshotcorne-22/
インターネット (岩波新書) (新書) 
村井 純 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004305713/showshotcorne-22/
インターネット2―次世代への扉 (岩波新書) (新書) 
村井 純 (著)

 村井さんたちが始めたWIDEプロジェクトの歴史をつづった本があるんですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844326775/showshotcorne-22/
日本でインターネットはどのように創られたのか? WIDEプロジェクト20年の挑
戦の記録 (単行本) 
WIDEプロジェクト (著), 村井 純 (監修)

 おれがネット社会もので、読んでおくべきと思うのは、西垣通の一連の著作。
岩波新書では、以下。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004310741/showshotcorne-22/
ウェブ社会をどう生きるか (岩波新書) (新書) 
西垣 通 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004307295/showshotcorne-22/
IT革命―ネット社会のゆくえ (岩波新書) (新書) 
西垣 通 (著)
 その他については、関連をどうぞ。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/24/496985
朝日のWeb 2.0記事と西垣通の著作
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/12/08/4746371
攻殻機動隊、大人買いだ\(^O^)/ 西垣通「デジタル・ナルシス」も
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/05/1556512
「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情報
化社会」 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/06/1559095
Re: 「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度
情報化社会」 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/10/1568912
Re: 「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度
情報化社会」 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/23/ 
「Web2.0の嘘」参考図書
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/22/4318138
クラウドコンピューティングの幻想

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 貧困大国アメリカ、反貧困
---
 世相なんですね。貧困ものが売れています。それも岩波新書が多い。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004311128/showshotcorne-22/
ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書) (新書) 
堤 未果 (著)
 出版社のページは、
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0801/sin_k395.html
ルポ 貧困大国アメリカ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004312256/showshotcorne-22/
ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書) (新書) 
堤 未果 (著)
 出版社のページは、
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/6/4312250.html
ルポ  貧困大国アメリカ II

 「ルポ  貧困大国アメリカ」には、賛否両論ありますね。
http://ameblo.jp/993c4s/entry-10102195720.html
「ルポ 貧困大国アメリカ」における情報操作
 出版社のページは、
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/04/post-979.html
ルポ 貧困大国アメリカ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004311241/showshotcorne-22/
反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書) (新書) 
湯浅 誠 (著)
 出版社のページは、
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/1/4311240.html
反貧困 

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047101796/showshotcorne-22/
正社員が没落する ――「貧困スパイラル」を止めろ! (角川oneテーマ21) (新書) 
湯浅 誠 (著), 堤 未果 (著)

 湯浅誠さんは、年越し派遣村をやったりしている人ですね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 里見香奈さんが3連勝で新女流名人、囲碁では藤沢里菜さんが史上最年少プロ
---
 17歳の高校生、里見香奈倉敷藤花が、清水市代女流名人(女流王位、女流王
将の3冠)に挑戦していた第36期女流名人位戦は、里見さんが3連勝で一気
に名人位を奪取。
 すごいーーーーーー。これで、17歳で女流2冠。
 おめでとうございます。

http://live.shogi.or.jp/joryumeijin/
女流名人戦
http://joshi-shogi.com/kisen/jm/jmeijin36.html
第36期ユニバーサル杯女流名人位戦
http://hochi.yomiuri.co.jp/leisure/shogi/news/20100210-OHT1T00183.htm
里見名人獲得!10代2冠!…将棋女流名人位戦第3局
http://hochi.yomiuri.co.jp/leisure/shogi/news/20100201-OHT1T00074.htm
里見連勝王手!4人目の10代名人へ戴冠確率100%…将棋 女流名人位戦第2局
http://hochi.yomiuri.co.jp/leisure/shogi/news/20100124-OHT1T00040.htm
里見が先勝!…女流名人位戦五番勝負第1局

 里見さん。島根在住で、対局の時は、深夜バスに乗って大阪や東京まで出て、
対局が終わったら島根に戻って高校に通うという生活を続けていながら、2冠
ですからね。素晴らしすぎる。
 東京に出てくれば、体力的にも楽だろうけれど、高校卒業後も島根に残って
活動すると言ってますね。
 こりゃ、あれですね。おれなら、即、RubyのMatzまつもとさんと、島根つな
がりで対談をセットしますね。
 というか、地元の新聞や雑誌だと、里見さんが倉敷藤花というタイトルを取
ったあとにやってたりしてね。

 ところで、日本女子プロ将棋協会(LPSA)の
http://joshi-shogi.com/lpsa/news/info_100208.html
連絡協議会中断に至る経緯のご説明
をみると、将棋連盟とLPSAは、まだごちゃごちゃやってるのね。
 どっちがいい悪いは、外からはなかなかわからないけど、両方交流して、ど
っちが主催する棋戦でも、相互に出ればいいのに。そうしないと女流のレベル
が上がっていかないし、女流の地位も上がっていかないと思うよ。がたがたや
ってる状況じゃないでしょう。薩長がまとまったから明治維新があったんだし。
 ということで、日本将棋連盟とLPSAよ。おれが、坂本龍馬役を引き受けても
いいぞ。
 いらん、いらん。
 とかいいつつ、里見香奈2冠がLPSAに移籍したら大騒動だろうね。仕掛けて
みるか。
 お前は、ほんと、いらんことばっかり考えるね。
 だって、謀略こそ、情報省だもん。\(^O^)/

 もうひとつ、ついでで申し訳ないけれど、囲碁界では、藤沢里菜さんという
女性の史上最年少プロが誕生。それがなんと、藤沢秀行名誉棋聖のお孫さん。

http://www.asahi.com/igo/news/TKY201002060267.html
11歳藤沢さん史上最年少プロ囲碁棋士に 名誉棋聖の孫
http://mainichi.jp/enta/igo/news/20100207ddp041040008000c.html
囲碁:11歳、最年少プロ棋士 藤沢名誉棋聖の孫、里菜さん

 囲碁を知らない、打てないおれでも、藤沢秀行の名前は知っている。
 隔世遺伝なんでしょうか。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/10/4869485
まつもとゆきひろ氏のインタビュー

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: オタマトーン
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/13/4809709
今度はエレキギターだ! 大人の科学マガジン!\(^O^)/
で、ミニエレキギターを紹介したけれど、オタマトーンというすごい楽器があ
りますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002IGTOZQ/showshotcorne-22/
オタマトーン(ホワイト)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002IGTP00/showshotcorne-22/
オタマトーン(ブラック) 

 誰が、こんなもの考えたんだと思ったら、明和電機だ。
 さすがは、明和電機。よー、こんなもの思いつくわ。

http://www.maywadenki.com/otamatone/
オタマトーンの演奏方法は?
http://maywa.laff.jp/blog/2009/08/post-9249.html
これが オタマトーンの 演奏方法だ!
http://www.maywadenki.com/otamatone/blog/49/
engadget流 オタマトーン演奏方法
http://www.maywadenki.com/otamatone/blog/53/
社長のオタマトーン演奏 そのあゆみ
http://www.maywadenki.com/otamatone/blog/65/
ちまたのオタマニスト <第一回>
http://maywa.laff.jp/blog/2009/11/post-ca60.html
ちまたのオタマニスト <その2>

 「ちまたのオタマニスト <第一回>」にある、アントニオ猪木のテーマ
「炎のファイター」の演奏は、傑作ですね。
 「ファイ!」のところが、ちょーかわいいわ。
 「ちまたのオタマニスト <その2>」にある、「津軽海峡・冬景色」も傑
作ですね。ブラックのオタマトーンが似合うね。
 あれ? 雪景色なら、ホワイトでも似合うか。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: iPhoneプログラミング本とAndroidプログラミング本の補足
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/09/4868179
iPhoneプログラミング本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/09/4868184
Androidプログラミング本
の補足。

 jouwa/salonでFAT'Nさんから。
--- ここから ---
べさんの
Mac OS X/iPhoneのためのCocoaプログラミング入門
も是非。
--- ここまで ---
とのことで、追加。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881666967/showshotcorne-22/
Mac OS X/iPhoneのためのCocoaプログラミング入門 (単行本) 
藤本 裕之 (著)

 Androidでは、洋書
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1934356492/showshotcorne-22/
Hello, Android: Introducing Google's Mobile Development Platform 
(Pragmatic Programmers) (ペーパーバック) 
Ed Burnette (著)
が売れていました。

乳の詫び状(2010/02/10)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: まつもとゆきひろ氏のインタビュー
---
 丹野さんから。
--- ここから ---
件名:まつもとゆきひろ氏のインタビュー

中村様、いつも面白い記事楽しみにしております。
ご存知かもしれませんが、
Rubyで有名な、まつもとゆきひろ氏(株・ネットワーク応用通信研究所)のイ
ンタビューが何と、「にちぎん」という日本銀行広報誌に出ておりました。
カラー写真入りで5頁ですので、大きく取り上げていると言えると思います。
日銀にシンパがいるのかも知れません。私は日本橋三越裏の貨幣博物館で紙の
本誌を手に入れました。

HPで読めるようですので、お知らせしておきます。
http://www.boj.or.jp/type/pub/data/nichigin19-3.pdf

では、失礼します。
つくば市 丹野
--- ここまで ---

 丹野さん、面白い記事をありがとうございます。
 紹介が遅くなってすみません。2010/01/31にはメールを頂戴していたのに。
最近、めちゃくちゃ、眠たくて。
 お前、いまごろ冬眠かよ。あ、ひょっとして春眠?

 インタビューアが日銀の松江支店長だったというのが、なんか、すごいね。
日銀って、そういうジョブ・ローテーションがあるんだ。
 インタビュー記事から。
--- ここから ---
 日本では技術的なことだけをやっていて大きな報酬を得たという例があまり
ありません。技術系の人間は「安い給料でも好きなことをやっていてなんとか
暮らせるのだから、まあいいや」と考えがちです。
(略)
 日本のこれまでの発展を支え、世界に発信してきたのは技術系の人間の力に
負うところが多いはずなのに、何かの統計で文系の人間に比べて理系の人の生
涯賃金が相当低いと示されたりするのを見ると、切ない気持ちになりますね。
優秀な人材が海外に流出するのもそういう理由が大きいのではないでしょうか。
--- ここまで ---

 そうそう。いいぞ、Matz(まつもとさんのニックネーム)、もっと言ってやれ!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/03/2542866
コンピュータを使わない情報教育 アンプラグドコンピュータサイエンス
で紹介したように、
--- ここから --- 
 科学者や技術者を軽んじ、待遇も社会的尊敬も、世界的にみれば極めて不十
分なまま、使い捨てにしてきたことの報いが、ここにきてはっきり表れてきた
というべきだろう。欧米では研究職の平均報酬は一般事務職のそれに比べて2
倍以上だが、日本は1.1倍程度でしかない。数字が明確に、科学者・技術者軽
視の社会構造を物語っている。 
--- ここまで ---
だし、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/20/3700494
日本の屋台骨を揺るがす「技術者使い捨て」の大罪
で紹介したように、
--- ここから ---
定年退職した中高年技術者の日本における相場が年収300万円から400万
円。中国だと500万円から700万円。これ、中国人社員の15倍から20
倍。しかも、物価が安いから日本に仕送りしても遊ぶ金がある。
--- ここまで ---
だもんね。

--- ここから ---
 子供たちに夢を与えるためにも、なんとかしなければなりません。
--- ここまで ---

 そうそう。理系を搾取する日本を捨てて海外に出れば、報酬は日本とは雲泥
の差で、どんどん成功できるという夢を与えないといけませんね。\(^O^)/
 そうやって、頭脳流出を促進し、日本には老人とカモリーマンしか残らない
ようにして、アメリカ、中国、ロシアによる分割統治を可能にするという夢を
与えないといけませんね。\(^O^)/
 おっちゃん、おっちゃん。まつもとさんの意図と正反対だろ。
 ばかー。おとめ座銀河団の視聴者のリクエストには、日本人が分割占領下に
置かれたときに、どういう行動を取るか見てみたい。そっちのほうが、ドラマ
として面白いからというのがあるんだ。また、小松左京の日本沈没の先、小松
左京が本当に書きたかった「日本列島がなくなって海外に離散した日本人たち
のドラマ」が見たいというのがあるんだ。
 よって、Matzより視聴者の意見を尊重します。\(^O^)/

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/03/2542866
コンピュータを使わない情報教育 アンプラグドコンピュータサイエンス
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/07/2549390
理系搾取使い捨て社会、日本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/10/2553985
Re: 理系搾取使い捨て社会、日本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/20/3700494
日本の屋台骨を揺るがす「技術者使い捨て」の大罪
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/24/3842471 
iPS細胞、理系のための人生設計ガイド、理系の女の生き方ガイド
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/08/4801431
日経プレミアシリーズから。「理工系離れ」が経済力を奪う

乳の詫び状(2010/02/09)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Androidプログラミング本
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/09/4868179
iPhoneプログラミング本
で、
--- ここから ---
今年2010年は、Androidプログラミング本が一番売れるんじゃないかという噂。
ということで、次は、Androidプログラミング本のリストを出します。
--- ここまで ---
と書いたので、Androidプログラミング本、めぼしそうなもののリスト。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283909/showshotcorne-22/
Google Androidアプリケーション開発入門 画面作成からデバイス制御まで―
―基本機能の全容 (単行本(ソフトカバー)) 
木南 英夫 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283712/showshotcorne-22/
初めてのGoogle Androidプログラミング サンプルで学ぶ必須作法と基本手順 
(単行本(ソフトカバー)) 
ジェローム・ディマジオ (著), 安生 真 (監修), 土肥 拓生 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873114098/showshotcorne-22/
初めてのAndroid (大型本) 
Ed Burnette (著), 日本Androidの会 (監訳) (翻訳), 長尾 高弘 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048679562/showshotcorne-22/
Google Androidプログラミング入門 (大型本) 
江川 崇 (著), 竹端 進 (著), 山田 暁通 (著), 麻野 耕一 (著), 山岡 敏夫 
(著), 藤井 大助 (著), 藤田 泰介 (著), 佐野 徹郎 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488337663X/showshotcorne-22/
Android 1.5プログラミングバイブル (単行本) 
布留川 英一 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798023000/showshotcorne-22/
Google Android アプリ開発ガイド (単行本) 
柳井 政和 (著)
 この前、見たときは、中古で50000円なんて値段をつけてたのに、それはな
くなってますね。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/09/4868174
「グーグル vs アップル ケータイ世界大戦」、iPhone対Android
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/09/4868179
iPhoneプログラミング本

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: iPhoneプログラミング本
---
 2009年のコンピュータ書で、一番売れたジャンルは、iPhoneのプログラミン
グ本だそうです。
 ほほぅ、おれが
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/04/3991218
iPhoneプログラミング本
を書いたおかげだなと思ったら、なんだ、洋書の名前ばかり出しているじゃな
いか。ちょっと時代より先に行きすぎたか。\(^O^)/
 ということで、めぼしそうなもの、リストにしました。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4897978440/showshotcorne-22/
iPhoneプログラミングUIKit詳解リファレンス (単行本) 
所 友太 (著), 京セラコミュニケーションシステム株式会社 (監修)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844328085/showshotcorne-22/
OpenGLで作るiPhone SDKゲームプログラミング (単行本) 
横江 宗太(株式会社パンカク) (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797358106/showshotcorne-22/
はじめてのiPhone3プログラミング (大型本) 
Dave Mark (著), Jeff LaMarche (著), 鮎川 不二雄 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797355158/showshotcorne-22/
iPhone Core Audioプログラミング (大型本) 
永野 哲久 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797357010/showshotcorne-22/
基礎からのiPhone SDK 改訂版 (大型本) 
鶴薗 賢吾 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881666657/showshotcorne-22/
iPhone SDK Programming Manual (単行本) 
株式会社テクノロジックアート (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797352418/showshotcorne-22/
iPhone デベロッパーズ クックブック (大型本) 
Erica Sadun (著), 株式会社クイープ (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861006848/showshotcorne-22/
サンプルプログラムでマスターする iPhone SDKプログラミング実践ガイド (単行本) 
柴田 文彦 (著), 森田 秀幸 (著), 森本 一茂 (著), 近藤 修平 (著), 加藤 
貴之 (著)

 今年2010年は、Androidプログラミング本が一番売れるんじゃないかという噂。
 ということで、次は、Androidプログラミング本のリストを出します。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/09/4868174
「グーグル vs アップル ケータイ世界大戦」、iPhone対Android
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/09/4868184
Androidプログラミング本

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「グーグル vs アップル ケータイ世界大戦」、iPhone対Android
---
 いま、iPhone対Android、すなわち、Apple対Googleが大きな関心事なんです
ね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774135984/showshotcorne-22/
グーグルvsアップル ケータイ世界大戦 ~AndroidとiPhoneはどこまで常識を破
壊するのか (単行本(ソフトカバー)) 
石川 温 (著)
という本が売れていました。
 目次などは、
http://gihyo.jp/book/2008/978-4-7741-3598-4
グーグル vs アップル ケータイ世界大戦
AndroidとiPhoneはどこまで常識を破壊するのか
をどうぞ。
 基礎がなってないカモリーマンは、iPhoneを使おうがAndroidを使おうが、
大して効果はない。カモリーマンは、結局、ゲームをしたりして遊ぶか、キャ
バクラで一瞬モテるか、なんにせよ、できるビジネスパーソンごっこのレベル。
 逆に、基礎がしっかりした奴が使い始めると、カモリーマンとの差が一気に
広がるでしょう。
 カモリーマンは基本の習得、基礎固めに戻らず、目先にとらわれて、iPhone
やAndroidを使ったらできるビジネスパーソンになれるんじゃないかと、すが
っちゃうんだよね。そこが、いいように情動操作、情報操作されてカモられる
カモリーマンたる所以。
 おれが、中学、高校、大学生、社会人になってからと、いろいろみてきたあ
ちこちの宗教にすがっては、また別の宗教にすがる、いわば宗教難民たちと同
じなんですよね。そこをうまく金にしている勝間和代たちのカモリーマンビジ
ネス。
 ほんと、かわいそうだけど、何度言っても気づかないんだもん、しょうがな
いよね。カモリーマン、あんなに「気づき」とか「セレンディピティ」とかを
重要視しているのに、大笑い。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/11/05/4676800
カモリーマン手帳ビジネス

 海外でも、この対決、あれこれ盛り上げようとしてますね。
http://www.ciojp.com/contents/?id=00006101;t=0
【米comScore調査】 iPhone絶好調、Windows Mobile端末を抜いて利用シェア2
位に (2009/12/21)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0912/18/news067.html
Android、“DROID効果”で認知度が急上昇――米comScore
http://www.atmarkit.co.jp/news/200912/18/comscore.html
今後3カ月以内に買うスマートフォンは?
米調査、Android購入予定は17%、iPhoneは20%
http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsGlobalDetailAction.do?rncNo=127716
グローバル情報=グーグル「アンドロイド」は3年後にアイフォーンを追い抜く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091225-00000003-cwj-mobi
Androidスマートフォンの市場シェア、2010年は10%に――フォレスター予測

 ま、でも、5年後は、中国のチャイナ・モバイルとか、そこと関係がある中
国メーカーが世界を席巻してたりしてね。

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: ラグビー、サントリーサンゴリアス、清宮監督辞任
---
 日本選手権に抽選負けして、試合後、責任を取ると辞任の意向を示唆したサ
ントリーサンゴリアスの清宮監督、辞任が正式に決まりましたね。

http://mainichi.jp/enta/sports/general/rugby/news/20100209k0000m050081000c.html
ラグビー:サントリーの清宮監督が退任…自ら辞任申し出
http://thestadium.jp/?p=8639
「ラグビー、サントリーサンゴリアス 清宮監督辞任」
http://athlete55.com/kiyomiya-katsuyuki/2010/02/08/blog-353/
サントリーサンゴリアス監督 清宮克幸オフィシャルブログ
ありがとうございました

 チーム再建途上での辞任は残念ですが、お疲れ様でした。
 ホームタウンの府中市民として、お礼を申し上げます。
 清宮監督、ありがとうございました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 将棋世界2010年3月号、コンピュータ将棋、機械学習の弱点
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/08/4864995
将棋世界2010年3月号、コンピュータ将棋、機械学習の弱点
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00354W56K/showshotcorne-22/
将棋世界 2010年 03月号 [雑誌] (雑誌)
のコンピュータ将棋の連載のこと、あとちょっぴり。
 この連載によると、「丸山スペシャル」という戦法は、2005年の第15回世界
コンピュータ将棋選手権予選で、丸山将棋対磯部将棋で、丸山将棋が用いてい
た戦法だそうです。
 でもって、この対戦。ものすごいんです。丸山将棋が勝ったんですが、決着
が付くまで、なんと1057手だって! 
 人間同士の対戦は、1局、大体100手くらいだから、10局分指してるのね。
 疲れを知らないコンピュータならでは。^^;

乳の詫び状(2010/02/08)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 将棋世界2010年3月号、コンピュータ将棋、機械学習の弱点
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00354W56K/showshotcorne-22/
将棋世界 2010年 03月号 [雑誌] (雑誌)
は、読みどころ満載。
 将棋関係、面白い話がいろいろあって、あれこれ紹介したいけど、時間がな
いから、今日は、コンピュータ将棋の連載「コンピュータは七冠の夢を見るか?
」のみ。
 今月は、機械学習の弱点についての解説。
 いま、コンピュータ将棋は、革命をもたらしたBONANZA(ボナンザ)の機械学
習、いわゆるボナンザメソッドが主流ですが、そのBONANZAが手も足も出ない
戦法が出ています。その名も「丸山スペシャル」。
 これが、実に機械学習の弱点を突きまくった戦法で、人間ならアマチュアで
も、おれでも簡単にこの戦法を破れるんだけど、コンピュータは手も足も出な
い。
 「丸山スペシャル」は、機械学習の本質的な問題を目に見える形で提起した
戦法です。

 昔、弾さん(小飼弾)が、たしか、渡辺竜王の本の感想を書いていた。
 脱線するが、あのレベルは、書評でもレビューでもない。第1次近似感想文。
これは、「勝間和代・小飼弾対談」批判を書くときに詳しく書こうと思ってい
たけれど、その批判文、まだ書いてないね。^^;
 で、弾さん、結局、プロがたくさん指せば指すほど、コンピュータが学習し
て人間を打ち負かすようになるといったことを書いていた。
 弾さん、機械学習を知らないんだよね。やったこともないだろうし。
 そんなに機械学習が簡単で万能なら、いまごろ、人類をコンピュータ知性が
支配してますよ。人間が生まれてから20年かかって大人になるとしたら、コン
ピュータは機械学習で2年で大人になるでしょう。下手すると2ヵ月ね。^^;
 それだと、人間はコンピュータやロボットの奴隷になるだけですね。でも、
そうなってないのは、なぜかってところが、人間ならではの知性とは何か、生
命とは何かという深い哲学的問題なんです。
 勝間和代や野口悠紀雄のつまらぬハウツーが、知的生産術と持て囃されるレ
ベルの低い世界、おれがいうところのカモリーマンをターゲットにしたカモリ
ーマンビジネスの世界は、人間ならではの知性とはほとんど関係ない。あんな
のを知的生産術と呼ぶのは、詐欺同然。でも、引っかかるバカがいっぱいいて、
お金になるからね。
 そんなカモリーマンも、人間ならではの部分、自分の強みに気づけば、ああい
うニセモノに引っかからないのに、不況で首切りやら精神的に追い詰められて
るからね。

 話を戻すと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/23/4385139
将棋ネタ、名人戦、瀬川四段、どうぶつしょうぎ、世界コンピュータ将棋選手権
で紹介した「漫遇将棋」は、機械学習の本質的弱点をなんとかしたいとやって
いるわけ。そこに書いたような問題があるわけ。
 それをはっきり目に見える形にしたのが、「丸山スペシャル」。
 駒の配置が異様ですよ。でも、解説を読むと、なるほど、これで攻めが鋭い
BONANZA(ボナンザ)も手も足も出ないのかと。
 コンピュータは、前例を学ぶことはできても、まだ、定跡を覆す新手、新定
跡を編み出すことはできないんです。人間ができるような創発がないんです。
だから、前例が少ない局面では、アホな手を指すし、人間なら簡単に勝てる布
陣である「丸山スペシャル」のような布陣をされただけでも勝てないわけです。
 これをみて、人間の名人にコンピュータが勝つのは、まだまだ先かなと思い
ました。
 問題は、人間の名人が、こんなヘンテコな布陣をしてまで、コンピュータに
勝ちたいと思うかどうか。その対局を観るファンが、納得するかどうかですね。
 将棋のプロは、美しい棋譜を芸術作品として後世に残す責務を背負って、日
々の将棋を指しているんですが、その美意識からすれば、「丸山スペシャル」
は、許せない布陣なんですよね。
 とはいえ、対戦相手の棋風を研究して、弱点を突くのは正当なことなので、
異常な弱点を持つ棋風のコンピュータ将棋という棋士に対しては、変に美意識
を優先せず、最適な布陣で戦うというのも、棋理に適ったことともいえるしね。

 ロボットもそうなんですが、いまのコンピュータ将棋は、実にわかりやすい
形で、人間とは何か、人間の知性とは何かという問題を提起してくれますね。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/12/16/4759175
将棋ネタ。コンピュータ将棋はすごいよ。深浦王位の奥様はもっとすごいけど。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/23/4385139
将棋ネタ、名人戦、瀬川四段、どうぶつしょうぎ、世界コンピュータ将棋選手権
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/07/4798091
遺伝アルゴリズムとニューラルネット
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/05/3879877
ゲームとスクリプト言語、数学・物理学、AI(人工知能)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/05/4858779
遺伝アルゴリズムとニューラルネット関係
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/08/4291654
第19回世界コンピュータ将棋選手権、優勝はGPS将棋
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/06/1095343
渡辺竜王対Bonanza

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 大腸菌はオープンソース\(^O^)/、事業仕分けほか、日経サイエンス2010年2月号のこと
---
 忙しくてほとんど何も書けない状態だったので、日経サイエンス2010年2月
号のことを書こうと思って書けなかったら、もう、3月号が来ていて、それも
読み終わったんだけど、2月号のことを少し。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00304TU04/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2010年 02月号 [雑誌] (雑誌)
 目次は、
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=56002
をどうぞ。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1002/201002_056.html
乗鞍と宇宙 中島林彦(編集部)協力:末松芳法(国立天文台)
は、これは先人の苦労がよくわかった。その苦労を乗り越える情熱は半端じゃ
ないね。
 この2月号で一番ウケたのは、「森山和道の読書日記」で紹介された
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140814039/showshotcorne-22/
大腸菌 〜進化のカギを握るミクロな生命体 (単行本) 
カール ジンマー (著), 矢野 真千子 (翻訳)
のキャッチフレーズだという、
 「生物はオープンソース」
 タイトルでは、インパクトを求めて、大腸菌はオープンソースにしてみまし
た。オープンソースという言葉も、分子生物学のほうでも使われるようになっ
たんですね。

 それから、TREND欄の「科学界が激震した「仕分け」」。
 仕分けが科学界にどれほどの衝撃をもたらしたかは、すごいね。
 世界最高レベルの望遠鏡「すばる」
 世界最大最高の地球掘削船「ちきゅう」
 ノーベル賞を受賞した小林先生、益川先生の小林・益川理論を検証した「B
ファクトリー」
 小柴先生のノーベル賞受賞につながった「カミオカンデ」の後継施設「スー
パーカミオカンデ」
 その他、Spring-8、J-PARCなど、日本が世界に誇る数々の研究施設が稼働し
なくなると、どれほど損失が大きいかを述べていました。
 スーパーコンピュータを巡って、 蓮舫(れんほう)議員が、「世界一じゃな
くて2位じゃだめですか」という発言が、いかに科学者にとって、カルチャー
ショックだったかという話も出ています。
 世界と戦っていない人には、わからない世界ですからね。記事では、科学界
が一般人向けに、もっと研究、特に基礎研究の意義を理解してもらうことの必
要性を述べてありました。

 おれ、テレビでちょろっと流れたので、バイオ、生命科学関係で、200億円
くらい使って、大した成果が出てないからといって、仕分け人の経済人らしき
人が、「民間企業で、200億円使って成果が出ないなんて許されない」などと
発言していたのを記憶している。
 たぶん、タンパク3000プロジェクトのことだったと思うのね。
 たとえていえば、200億円でタンパク質をわかろうなんて、200円持って銀座
の土地を全部ほしいといってるようなもんでしょ。
 こいつバカだな。よし、人体実験に使って、内臓は売って、あとは、食料に
しろ!と思ったね。\(^O^)/
 実に勝間和代的なバカですよね。頭の中にあるのは、短期の功利主義のみ。
 それでいて、「イノベーションを起こせ」、それも「破壊的イノベーション
を起こせ」なんていうのよね、こういう連中。
 イノベーション、それも破壊的イノベーションは、何の役にも立つかわから
ない基礎研究が元々あって、それが何10年か経って花開いて出てくるケース
が多いでしょ。
 ノーベル賞を受賞した下村先生の蛍光タンパク質GFPも、医学、生物学、生命
科学に不可欠なもので、人類に非常に大きな恩恵をもたらしたけれど、研究して
いるときは、下村先生もこんなに役立つとは全然考えてない。ひたすら、知的好
奇心と根性、根性、ど根性で研究しているんですよね。
 下村先生は、日本には科学研究の金がないから、アメリカに渡って研究を続
けるわけです。それで発見したのが蛍光タンパク質GFP。
 ほんとの国力、地力、底力はどこにあるかということですよ。
 経済人に科学知識がなく、勝間和代的なバカで、頭の中にあるのは、短期の
功利主義のみという状況が続けば、日本経済の再生なんてないよね。

 ちなみに、下村先生のノーベル賞と蛍光タンパク質GFPのことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/10/05/4615393
日経サイエンス2009年11月号、下村先生のノーベル賞関連の講演など
で少し紹介したけれど、この講演に、座談会を追加し、さらに蛍光タンパク質
GFPとはどういうものかの詳しい解説やノーベル賞選考の過程についての話な
どが追加された形で、朝日から出ている本があります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022599553/showshotcorne-22/
クラゲの光に魅せられて ノーベル化学賞の原点 (朝日選書) (単行本) 
下村 脩 (著)
 詳しい感想は股の機械にするが、昨年、読んで、これは実に面白かった。特
に最後にある、なぜ下村先生がノーベル賞を受賞できたかという選考の話は、
示唆に富んでました。前述の経済人たちは、そこだけでも読んでほしいね。
 あ、関連で出る
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535786283/showshotcorne-22/
光るクラゲがノーベル賞をとった理由―蛍光タンパク質GFPの発見物語 (単行本)
生化学若い研究者の会 (編さん), 石浦 章一 (監修)
は、未読だが、面白そうですね。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/14/4812251
物質のすべては光、重力の再発見
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/19/4821726
クーリエ・ジャポン2010年2月号、町山智浩の連載、Foxテレビ、Outfoxed
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/03/4222402
ノーベル賞下村先生、宇宙飛行士若田さんのネタ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/10/03/4611874
イグ・ノーベル賞
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/14/3818594
ノーベル化学賞下村先生のご子息はあの下村務さん\(^O^)/

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: ラグビー日本選手権。サントリー、まさかの抽選負け(泣)
---
 ラグビー日本選手権。サントリー対NEC。
 ケーブルテレビのJ:COMのJSportsでの中継を録画して観ました。
 結果は、10-10の同点。トライ数もゴール数も同じなので、大会規定により
抽選になりました。
 そしたら、まさかの抽選負けで敗退。
 サントリーの清宮監督。リーグ3位の東芝に負けたトップリーグプレーオフ
に続いて、唖然呆然憮然でしょうね。
 抽選に行ったサントリーの佐々木キャプテンは、呆然としたあと、泣いてる
みたいにみえました。
 PGで3点先行したけれど、逆転されて前半、3-10で折り返し。
 前半も攻め続けていて、後半もサントリーが攻めて、やっとサントリーにト
ライが出て、同点に追いついたときは、このペースなら逆転はすぐだろうと思
ったら、それから、どうしても点が取れない。
 冷静にみれば、サントリーはなんかNECなんか相手じゃないと思ってなめて
たのかもしれない。なんか、ぴりっとしなかった。ラインアウトもサントリー
らしくなく安定度を欠いたし、ノックオンなどのミスも目立ったし。
 逆にNECは、この試合、今シーズン崩壊していた守備が甦ったんですよね。
NECはやはり守備からリズムを作るチームなんですね。だから、攻められてい
ても、決め手を与えない試合は、NECペースだったんでしょう。

 いやな予感がしたんだよ。中継の途中で、同点で終わったら、抽選になると
いう話が出て。
 NECは、日本選手権、なぜか異様に強いんですよね。
 有名なのは、2002年度の大会。リーグ7位でなんとか日本選手権に出てきて、
そしたら勝ち続けて、あれよあれよという間に、優勝して日本一になった。
 7位から優勝したので、これは「ミラクル7(セブン)」といわれてます。
 今年のNECは、リーグではボロボロ。自動降格圏内をうろうろして、ちょっ
と勝っても入れ替え戦圏内をうろうろしていた。それが最後のほうで、急に勝
ちだして、最終戦で勝って10位になって、日本選手権のワイルドカード出場枠
を賭けた戦いになんとか出られるようになった。
 このワイルドカードの戦いにも勝ち続けたんですよ。最後のクボタ戦なんて、
残り15分で9点差というほぼ負けが決定の状態。しかし、そこからトライとゴ
ールを決めて7点取って、2点差。そして恐るべきことに、ロスタイムのラス
トワンプレーでペナルティゴールの3点を決めて、22-21と1点差で勝って日
本選手権に出てきたんです。
 今回、もし優勝したら、10位から優勝なので、「ミラクル10(テン)」です。
 でも、三洋電機は強いから、決勝まで来られるかどうか。

http://www.sanspo.com/rugby/news/100207/rgg1002071923009-n1.htm
NEC、堅い防御で準々決勝へ/日本選手権
http://www.sanspo.com/rugby/news/100124/rga1001240505002-n1.htm
ミラクル再び!NEC、劇的逆転勝ち/TL

 NECは、東芝と決勝で引き分けて、同点優勝になった年もありましたね。
http://www.rugby-japan.jp/national/japan/2004/id1281.html
2004年度 日本選手権大会(決勝)会見レポート
NECグリーンロケッツ17-13トヨタ自動車ヴェルブリッツ
http://www.rugby-japan.jp/national/japan/2006/id2285.html
2006年度 日本選手権決勝 会見リポート(東芝府中6-6 NEC)

 ついでに書くと、なぜか、2005年度は、URLは、
http://www.rugby-japan.jp/national/japan/2005/
だけど、中身がありません。^^;

 サントリー対NECの前にあった神戸製鋼とトヨタ自動車の試合も録画してあ
ったので観ました。
 神戸製鋼の大畑がインターセプトから、素晴らしい独走をみせて先制トライ。
幸先がよかったけれど、以後、2点3点のシーソーゲームでしたが、トヨタの
方が地力がありましたね。後半、加速がつくともう止まらない。さすが、プリ
ウスが加速が止まらないのでリコールになるだけある。\(^O^)/

http://www.sanspo.com/rugby/news/100207/rgg1002071923009-n1.htm
NEC、堅い防御で準々決勝へ/日本選手権
http://www.sanspo.com/rugby/news/100207/rgg1002071650003-n1.htm
神戸製鋼、ラインを崩せず完敗/日本選手権

 大畑選手は、この2試合2トライしましたが、どっちも大畑ならではのスピ
ード、判断力、ランニングスキルを見せつけた素晴らしいトライでした。
 トヨタでは司令塔スタンドオフのアイイ選手がすごかった。ファンタジスタ
と呼んでいいプレーがありました。一人で抜きまくって、最後はパスしてトラ
イに結びつけたんですが、抜きまくってる様子は、あたかも蝶が華麗に舞って
いるかのような動き。途中に繰り出した片手でオーバースローでパスするとみ
せかけたワンハンドパスダミーなんか、思わず「うわぁ」と声が上がるくらい、
素晴らしかったよ。

 東芝は、順当にトヨタ自動車が勝ってくればトヨタと戦うことになるが、日
本選手権では、以前、決勝で勝っているので大丈夫でしょう(甘い?)
http://www.rugby-japan.jp/national/japan/2007/id3207.html
2007年度 日本選手権 決勝 マッチ&会見リポート(東芝 19-10 トヨタ自動車)

http://www.sanspo.com/rugby/news/100207/rgg1002071959010-n1.htm
サントリー、ミスで勝機逃す/日本選手権
をみると、清宮監督は辞任するつもりなんですかね。

http://www.sanspo.com/rugby/news/100207/rgg1002071722005-n1.htm
神鋼・大畑、元木は進退を保留/日本選手権
をみると、大畑、元木も現役引退? そして、平尾総監督も辞任?

 とにかくサントリーが負けた以上、我が府中のチームが日本一になるには、
東芝に勝ち続けてもらわないと。
 東芝、がんばれー。選手のみなさん。ケガやインフルエンザとか病気に気を
つけてね。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/24/4836597
ラグビートップリーグ プレーオフ準決勝
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/29/4842407
Re: ラグビートップリーグ プレーオフ準決勝

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/05/4858782
プリウス問題
の続き。

===
標題: Re: プリウス問題
---
>結局、何が問題だったのかは後にならないとわからないん
>だろうけど、現時点での指摘(しかも4台のオーナー)が
>言うんだから結構正しい見方なんだろうね。

 トヨタは、苦情内容を実体験していないから、実際にどんな感じになるか
解っていなくて、苦情内容を頭から信じていないと思えるんだけど。
 わし、以前からコンピューター制御の車ってあんまし信用していないし、
何か起きても自力ではどうにも対処できないんじゃないかと思ってる。車の
ブレーキって1秒遅いだけで事故に繋がるから怖い。人間が作るものだから
間違いは必ずあるという意識も強い。

        プリウスは欲しいと思ったことがないや。最近の車は
        デザインが似てるしね。スポーツカーが欲しい 穂高

===
標題: Re: プリウス問題
---
そうか、千万単位の金なんてはした金なのか。そりゃあ、
すげえや。

それよりも、暴落で頭がテンパっていた俺の文章のほうが
ひどいね。
>結局、何が問題だったのかは後にならないとわからないん
>だろうけど、現時点での指摘(しかも4台のオーナー)が
>言うんだから結構正しい見方なんだろうね。
は
せめて、
>結局、何が問題だったのかは後にならないとわからないん
>だろうけど、現時点での指摘は(しかも4台のオーナーに
>よる)結構正しい見方なんだろうね。
と書きたいところだ。

暴落といっても、オレの取得価額はもっと安いから、痛くも
痒くもないんだが。もっと安くなったら狼狽売りじゃなくて
買い増しするだろうね。腐ってもトヨタ。カイゼンあるとこ
ろに倒産はなし、だ。

--
つばめどん

===
標題: Re: プリウス問題
---
コンピュータが入っていない製品を探すのが難しいほど
のいまだからこそ、カイゼンなんだよ。うん。
まあ、おれも車のことはよくわかんねえ。わかってたら
トヨタ株なんかに手を出していないかも、だ。

--
つばめどん

===
標題: Re: プリウス問題
---
>コンピュータが入っていない製品を探すのが難しいほど
>のいまだからこそ、カイゼンなんだよ。うん。

 確かに難しいだろうね。
 今度、トヨタ・日産・ホンダ・マツダが共同で基本ソフトを
開発するんだっけ?

>まあ、おれも車のことはよくわかんねえ。わかってたら
>トヨタ株なんかに手を出していないかも、だ。

 わしもよくわかってないけど、株はわしの場合自動車メーカー
じゃなくメーカーの取引先の株を見ることが多いなぁ。反応が1日
くらい遅く出るように見える(最近は見ておらんけど)。

       一時期は自動車関係でも生活してた(^^;) 穂高

 高速、そっちは無料になるのか。ええのぉ。

===
標題: 標題: Re: プリウス問題
---
>腐ってもトヨタ。カイゼンあるところに倒産はなし、だ。

 と思ったら、JALに続いて倒産したりしてね。^^;
 そうなると、日本経済沈没の象徴だよね。
 まさか倒産なんてあり得ないはずとJALとトヨタがなんてことになると。
 最近はネットの発達で情報流通が非常に効率化されているから、よい評判も
悪い評判も一気に広がるせいもあって、何事も変動が激しいよね。
 気候変動も激しいみたいだし。
 もう、何があってもおかしくない世の中になってきてる感じね。

中村(show)

乳の詫び状(2010/02/07)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re:「謎解き 超常現象」「霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/05/4858769
「謎解き 超常現象」「霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造」
を書いたせいで、いま、Googleが配信するブログの広告に霊能者やらスピチュ
アルやらが、いろいろ出ている。
 それらを批判しているのに、こういう広告を配信してくるなんて、やっぱ、
Googleのコンピュータ、バカだな。

乳の詫び状(2010/02/06)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 第2回 ナノテク研究・ビジネス最前線セミナー
---
 九大でナノテク研究・ビジネス最前線セミナーが2010/02/12にあります。

--- ここから ---
 1.日 時
 平成22年2月12日(金)セミナー 13:00〜17:30 
               (交流会18:00〜19:30)

 2.場 所
 九州大学伊都キャンパス 稲盛財団記念館
 (〒819-0395  福岡市西区元岡744番地)
--- ここまで ---
 ドイツから研究者が来て講演するそうです。
 詳しいことは、
http://www.nano-fukuoka.jp/annai/saizensen2009/annai_saizensen2009-2_kaisai.html
平成21年度 第2回ナノテク研究・ビジネス最前線
ドイツ・バイエルン州交流セミナー 開催案内
をどうぞ。
 行きたい人は、けっこう締め切り目前なので、お急ぎを。

乳の詫び状(2010/02/05)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: プリウス問題
---
おかげでオレのトヨタ株が暴落だぜ、コンチクショウ。

読売の記事だ。
プリウスはソフトの問題だ、とアップル創業者
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100204-OYT1T01145.htm

結局、何が問題だったのかは後にならないとわからないん
だろうけど、現時点での指摘(しかも4台のオーナー)が
言うんだから結構正しい見方なんだろうね。

しかしさあ、プリウスだけで4台なの?ほかにも持ってると
したら、さすがのアメリカンドリームだよね。インサイト
も4台持ってるなんてことがあったらすごいぜ。

--
つばめどん

===
標題: Re: プリウス問題
---
 おれ、車、全然わからない。
 プリウスっていくら?
 インサイトっていくら?
 価格.comだと、プリウスが320万円くらい。インサイトが220万円くらい。
 500万円だって8台で、4000万円でしょ。
 Appleの創業者たるウォズにとってみれば、10億円くらいは、だいぶ、はし
た金だと思います。ひょっとして、100億円くらいも、はした金かもね。

 トヨタ株が暴落したら、ウォズが、おれが電子回路を設計してソフトも書く
といって、トヨタを買収したりして。

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 遺伝アルゴリズムとニューラルネット関係
---
 これまで何度か、遺伝アルゴリズムとニューラルネット関係の本の名前を出
していますが、次の2つが本が売れていました。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/07/4798091
遺伝アルゴリズムとニューラルネット
で名前を出したのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4339023507/showshotcorne-22/
遺伝アルゴリズムとニューラルネット―スケジューリングと組合せ最適化 (単
行本) 
電気学会GA等組合せ最適化手法応用調査専門委員会 (編集)

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/28/4397127
気になった本
で名前を出したのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4627702914/showshotcorne-22/
学習とニューラルネットワーク (電子情報通信工学シリーズ) (単行本) 
熊沢 逸夫 (著)
 これは、素人評は評判いいね。演習問題に解答がついているらしいから、独
習にもよさげ。

 このジャンル、今回、調べてみたら、Excelを使うものが何冊かありますね。
 Excelを使うところが、とっつきやすそうですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066274/showshotcorne-22/
Excelで学ぶ遺伝的アルゴリズム (単行本) 
伊庭 斉志 (著)
 オーム社にある目次などは、
http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=4-274-06627-4
をどうぞ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777513289/showshotcorne-22/
進化ゲーム理論と遺伝的アルゴリズム―「協調」と「対立」のシミュレーショ
ン (I・O BOOKS) (単行本) 
梅原 嘉介 (著), 小川 敬治 (著)
 工学社にある目次などは、
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-1328-4
をどうぞ。

2010/02/24 補足:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/24/4966890
行動ゲーム理論入門、数学が経済を動かす(ドイツ企業篇)
に、本書の感想を書いた。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883614131/showshotcorne-22/
エクセルで遊ぶニューラルネットワーク (単行本) 
福山 隆晃 (著)
 これは、完全なURLは非常に長いので、書きませんが、
http://books.google.com/
でかなりの分量が読めますね。行って、書名で検索してみてください。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「謎解き 超常現象」「霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/26/4838646
松尾貴史著、しりあがり寿(イラスト)「なぜ宇宙人は地球に来ない?」
で、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569706452/showshotcorne-22/
なぜ宇宙人は地球に来ない? (PHP新書) (新書) 
松尾 貴史 (著), しりあがり 寿 (イラスト)
の感想を書いたからなのだろう
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883926869/showshotcorne-22/
謎解き 超常現象 (単行本(ソフトカバー)) 
ASIOS (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410610315X/showshotcorne-22/
霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造 (新潮新書) (新書) 
櫻井 義秀 (著)
が売れていた。

 「謎解き 超常現象」の関連に出る
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430373490X/showshotcorne-22/
疑似科学はなぜ科学ではないのか―そのウソを見抜く思考法 (単行本) 
チャールズ・M. ウィン (著), アーサー・W. ウィギンズ (著), Charles M. 
Wynn (原著), Arthur W. Wiggins (原著), Sidney Harris (原著), 奈良 一彦
 (翻訳), シドニー ハリス
は、知りませんでした。
 「霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造」の関連に出る
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/456969036X/showshotcorne-22/
<スピリチュアル>はなぜ流行るのか (PHP新書) (新書)
磯村 健太郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344980034/showshotcorne-22/
スピリチュアルにハマる人、ハマらない人 (幻冬舎新書) (新書) 
香山 リカ (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797344598/showshotcorne-22/
テレビ霊能者を斬る メディアとスピリチュアルの蜜月 (ソフトバンク新書) (新書) 
小池 靖 (著)
は、いずれも知りませんでした。

 「謎解き 超常現象」の著者であるASIOSというグループのサイトは、
http://www.asios.org/
AIOS
ですね。
http://astore.amazon.co.jp/asios-22
読書案内
にあるものは、知らないのもいくつかある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4880861154/showshotcorne-22/
超常現象大事典―永久保存版 (単行本)
羽仁 礼 (著)
も、持ってない。永久保存版といわれると、手元に置いておきたいと情動操作
されて物欲が刺激されます。あとで買うリストにいれました。^^;

 さらに調べたら、ASIOSの人がやってるサイトがありますね。
http://www.nazotoki.com/
超常現象の謎解き
 ここは、面白いですね。step1, step2, step3にある話は、おれも含めて、
やっぱ、人間ってそういう生き物だよねと思うこと多し。

http://www.nazotoki.com/shigen.html
至言集
で、一番、気に入ったのが、これ。

「カモは毎分生まれてくる」

 いいねえ、これ。思わず、Twitterに書いちゃった。^^;
 この至言を放ったフィニアス・テイラー・バーナムって、誰なんだと思った
ら、バーナム効果のバーナムなのね。
 バーナム効果のバーナムって、そういう人物だったのか。知らなかった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/P・T・バーナム

 バーナム効果は、人間心理がよく出てますよね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/バーナム効果
 関連にある、コールドリーディング、ホットリーディングも、インチキ宗教
の教祖、インチキ占い師、インチキ霊能者(霊能力者)、インチキ超能力者が、
必須のテクニックとして使うものですね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/コールド・リーディング
http://ja.wikipedia.org/wiki/ホット・リーディング

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/19/4190504
ブライアン・グリーン「宇宙を織りなすもの」、その他宇宙の謎関連
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/22/4383735
脳を鍛え、脳力アップのパズル、数学パズル、論理パズル
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/27/4459505
カール・セーガン「悪霊にさいなまれる世界」
で、名前を出したり、ちょろっと感想を書いた「懐疑論者の事典」のこともも
う少しまとめたいけれど、股の機械ね。すみません。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903063127/showshotcorne-22/
懐疑論者の事典〈上〉 (単行本(ソフトカバー)) 
ロバート・ T・キャロル (著), 小内 亨 (編集), 菊池 聡 (編集), 菊池 誠 
(編集), 高橋 昌一郎 (編集), 皆神 龍太郎 (編集), 小久保 温 (翻訳), 高橋
 信夫 (翻訳), 長澤 裕 (翻訳), 福岡 洋一 (翻訳) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903063135/showshotcorne-22/
懐疑論者の事典 下 (2) (単行本) 
ロバート・T. キャロル (著), Robert Todd Carroll (原著), 小久保 温 (翻
訳), 高橋 信夫 (翻訳), 長澤 裕 (翻訳), 福岡 洋一 (翻訳)

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/28/4030156
日経サイエンス2009年02月号、ブレインマシンインターフェース(BMI), DNAコ
ンピュータ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/30/4464179
津村ゆかり「図解入門 よくわかる最新分析化学の基本と仕組み」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/30/4464182
ミラーニューロン、クラウドソーシング、ハヤカワ新書juice、ビジネス書の
作られ方、売られ方
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/09/11/4572556
命名 カモリーマン。カモリーマンビジネスの呪縛からこうやって抜け出せ!

乳の詫び状(2010/02/02)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ustreamでびっくり
---
 今日の夕方、ustreamをみたら、トップにバンクの孫さんが出て、なんかし
ゃべっていた。
 よくみると、ソフトバンクの業績説明会のストリーミングで、同時通訳で流
している。
 なぜ?と思ったら、バンクはustreamに出資して大株主になったのね。さす
が、ちゃんと押さえるところは押さえるね。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100202_346491.html
ソフトバンク、PC/携帯ライブ配信「Ustream」に出資
−“だれでも映像配信”を強化。四半期決算も配信

http://www.ustream.tv/
ustream

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 細胞の分子生物学第5版、日本語版が出る\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/19/4821722
細胞の分子生物学、Molecular Biology of the Cell
で、分子生物学の定番教科書で、生命科学系、バイオ系なら、どこの大学や研
究所に行っても置いてある
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0815341113/showshotcorne-22/
Molecular Biology of the Cell: Reference Edition (ハードカバー) 
Bruce Alberts (著), Alexander Johnson (著), Julian Lewis (著), Martin 
Raff (著), Keith Roberts (著) 
の名前を出し、この原書が第5版で、日本語版は
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315517305/showshotcorne-22/
細胞の分子生物学 (大型本) 
Bruce Alberts (著), 中村 桂子 (翻訳), 松原 謙一 (翻訳)
があるが、まだ第4版。
--- ここから ---
 「Molecular Biology of the Cell」も、原書第5版が2007年に出ているの 
で、その日本語版が出るのは、まだ数年かかるかも。
--- ここまで ---
と書いたら、情報省が怒ったね。
 21世紀初めのいま、ITとバイオは身に付けるべき必須教養。少なくとも大学
生なら、これは知ってないと話にならない。
 情報省のスーパー量子コンピュータ「イーグルアイ」は、おれのブログを当
然チェックしている。情報省、この野郎と思ったんだね。即、イーグルアイを
駆使して、翻訳して、翻訳者の人たちの脳とパソコンに訳をプッシュ配信。と
同時、日本語版第4版を出したニュートンプレスにも侵入。出版、販売から広
告まで、全部勝手にやっちゃったね。
 それで、数日前、雑誌「ニュートン」の電車の中吊広告に、第5版の日本語
版の告知が出ていました。
 それが、これ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315518670/showshotcorne-22/
細胞の分子生物学 (大型本) 
Bruce Alberts (著), Julian Lewis (著), Martin Raff (著), Peter Walter 
(著), Keith Roberts (著), Alexander Johnson (著), 中村 桂子 (翻訳), 中
塚 公子 (翻訳), 宮下 悦子 (翻訳), 松原 謙一 (翻訳), 羽田 裕子 (翻訳), 
青山 聖子 (翻訳), 滋賀 陽子 (翻訳), 滝田 郁子 (翻訳)

 出版社にあるページは、
http://www.newtonpress.co.jp/cell5/index.html
細胞の分子生物学第5版
 章末問題の解答PDFがあるのね。

 面白いのは、慶応の生協のこのページ。
http://www.keio-coop.or.jp/html/2009/09/post-77.html
★【予約特価セール】細胞の分子生物学 第5版 2010年1月末発売!
 生協で予約すると、3675円引きだったのね。

 先日、日本語版第4版をお買い上げくださった方、あと1週間か10日くらい
待っていれば、日本語版第5版が買えたかもしれません。ちょっと残念でしょ
うが、まあ、そう気を落とすほどのことはないと思います。第4版でも基本は
十分勉強できるので、がんがんがんばって勉強してください。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/29/3981696
映画「イーグルアイ」

乳の詫び状(2010/02/01)

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: 東芝ブレイブルーパス、ラグビートップリーグ優勝、2連覇\(^O^)/
---
 ラグビートップリーグのプレーオフ決勝。
 東芝ブレイブルーパスが三洋電機ワイルドナイツに6-0で勝って、トップリ
ーグ2連覇を達成しました。\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/
 東芝ブレイブルーパス、選手、関係者のみなさま、おめでとうございます。
 東芝ブレイブルーパスのホームタウン府中市民としては、また、大きな勲章
ができてうれしいです。

 ケーブルテレビJ:COMのJSportsの中継で観ましたが、試合は壮絶の一言。解
説で、観ていると痛くなるような試合といってましたが、ほんと、肉弾戦がす
さまじかった。昨年の決勝と同じく、命を削り合うようなすさまじい攻防でし
た。
 華麗なフットワークやパス回しで相手守備を切り裂いていくのもラグビーの
魅力ですが、このようなガツガツ当たる激しい肉弾戦も大きな魅力。
 派手な攻撃はなく(というか守備がいいからできない)、ファインプレーで歓
声が上がるのは、相手を一発で倒すタックルが決まったときという試合。
 野球でいえば、ホームランが飛び交う派手な点の取り合いではなく、緊迫し
た投手戦。両チーム、どちらがたった1回トライを決めれば、それで試合が決
まるようなぎりぎりの凌ぎあい。野球でいえば、1球のコントロールミス、1
つのエラーで試合が決まるようなもの。
 昨年に続いて、高密度の試合。観ているだけなのに、終わったらぐったりし
ました。^^;

 三洋電機は、リーグ最高を誇るほど守備がいい。東芝が三洋電機ゴール前で
攻め続けても決してゴールを割らせない。東芝はトライが取れない。そのため、
東芝は、相手陣営でペナルティキックをもらったとき、狙えるときは、トライ
ではなく、キックを選択。結果的に、前半の2本のPG(ペナルティゴール)が試
合の全得点。
 6点差は、1トライ(5点)にトライ後の1ゴール(2点)でひっくり返る危う
い点差。
 試合は70分間は、東芝が攻めて三洋電機が守備から逆襲という流れ。解説で
も、普通は、この三洋電機の守備からの逆襲で相手は崩されるんですが、東芝
は、ここでまた守備が踏ん張って、ボールを取り返す。三洋電機に守備で押し
込まれても、なんとかボールをキープし続けるといってました。ここが勝因だ
ったんでしょう。
 最後の10分間は、東芝ゴール前で三洋電機の猛攻。東芝は、耐えに耐えまし
た。途中、残り5分くらいのとき、東芝はチームとして反則が続いているとい
うので、一人、シンビンで退場。
 東芝は絶体絶命のピンチでしたが、その状況で、激しいタックルで攻撃を分
断し、三洋電機からボールを奪い返して、なんとかしのぎきりました。

 三洋電機は、悲願のトップリーグ優勝に届かず、3年連続、準優勝。ラウン
ドロビン(総当たり戦)では,サントリーと共に無敗を誇ったのに、プレーオフ
トーナメントで苦杯をなめるという、この制度に矛盾を感じる形。
 日本選手権では、2連覇しているのに、トップリーグの頂点にはなぜか立て
ません。
 逆に東芝は、ラウンドロビン無敗のサントリーと三洋電機を破っての優勝な
ので、トーナメントでの強さを見せつけた形。

 三洋電機は、キャプテンの霜村誠一選手、トライゲッターの北川智規選手と
いう主力2人が、直前になって新型インフルエンザで戦線離脱したのが大きか
ったですかね。
 昨年の決勝は、大黒柱トニー・ブラウンが、瀕死の重傷から奇跡的復活をし
たけれど、体調が万全でない状態でしたが、今年も、そういう非常事態が起き
てしまいました。

 東芝では、スティーブン・ベイツ選手が守備と攻撃にとすごかった。司令塔
デビッド・ヒル選手のエリアマネジメント、ゲームマネジメントもよかったで
す。立川剛士選手もいいキックをしてましたね。他の選手も、とくにフォワー
ドは獅子奮迅の動きでした。何度が府中市内でみかける、おれが大好きな大野
均選手も活躍してました。
 それと、キャプテン廣瀬俊朗選手。この前の試合は、右膝半月板故障で欠場
して、この試合も万全ではないのに、試合後の優勝チームのキャプテンへのイ
ンタビューで、右膝半月板のことを聞かれて、そんなこと言ってられないと答
えていました。
 その状態で、すごいプレーをしました。
 トニー・ブラウンは、キックにいろいろ回転をかけたり、精度の高いキック
を蹴る選手ですが、この試合に限っては、精度がいまいち。解説では、東芝の
プレッシャーでゲームをコントロールできないから、もっと高い精度のキック
を蹴ろうとして逆になってるんじゃないかということでした。
 で、廣瀬選手のプレーがすごかったんですよ。トニー・ブラウンが東芝陣深
くにぎりぎりのタッチキックを蹴った。
 普通なら、素晴らしいタッチキックで、「トニー・ブラウン、やっぱ、すげ
え」で終わりなんだけど、廣瀬は、ピッチの外で待ってて、ジャンプして空中
でキャッチしてピッチ内に着地することで、ノータッチキックにしちゃって、
そこからカウンター攻撃。
 結果的に、トニー・ブラウンのキックをミスキックにしました。これを2回
もやりました。あれで、東芝陣深くに入れなかったのは、大きかったと思いま
す。
 それにしても、右膝半月板が故障してて、ジャンプできるもんなのか。ラグ
ビー選手の体、どうなってるんだ。おっとろしかこつばい、鮎原さん。

 プレーオフトーナメントを通じたMVPには、東芝の立川剛士が選ばれました。

 昨年は、不祥事で瀬川監督は、自粛状態。チーム存続の危機だったので、優
勝しても胴上げもウイニングランもなく祝勝会もなし。
 今年は、晴れて優勝監督インタビューを受けて、胴上げもされて、本当にう
れしそうでした。

 いやあ、なんだかんだいっても、すさまじい試合、堪能させてもらいました。
両チームの選手、関係者の皆様、ありがとうございました。

 そうそう。東芝のジャージは、三洋電機が赤のジャージなので、赤のファー
ストジャージではなく、青のセカンドジャージ。
 これ、東芝府中時代、向井監督(現コカコーラウェスト監督)の下、「Pから
GO(ペネルティをもらったらキックを蹴らず、すぐ攻撃をしかけるの意)」のキ
ャッチフレーズで、村田亙選手やキャプテンのマコーミック選手が活躍して日
本選手権3連覇したころの色でした。それもなんか、懐かしくてうれしかった。
 埼玉西武ライオンズが、西鉄ライオンズ時代のユニフォームを着て試合をし
たときみたいな感じ。

 昨年の模様は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/09/4109486
東芝ブレイブルーパス、トップリーグ優勝\(^O^)/
をどうぞ。

 ずっとラグビーに力を入れてくれているサンスポの記事から。
http://www.sanspo.com/rugby/news/100201/rga1002010506002-n1.htm
東芝2連覇!!猛攻しのいで5度目V/TL
http://www.sanspo.com/rugby/news/100131/rga1001312001007-n1.htm
東芝、歓喜のV!耐え抜いて2連覇/TL
http://www.sanspo.com/rugby/news/100201/rga1002010503000-n1.htm
守りで貢献!MVPは東芝・FB立川/TL
http://www.sanspo.com/rugby/news/100131/rga1001312206009-n1.htm
プレーオフ決勝は今季最多の観客/TL
http://www.sanspo.com/rugby/news/100131/rga1001311943005-n1.htm
「力が足りず…」三洋、3季連続準V/T
http://www.sanspo.com/rugby/news/100201/rga1002010505001-n1.htm
苦杯の三洋、悔しさは日本一で晴らす/TL
http://www.sanspo.com/rugby/news/100130/rga1001300503001-n2.htm
三洋電機、インフルで初Vピンチ/TL
http://www.sanspo.com/rugby/news/100131/rga1001312031008-n1.htm
三洋、元日本代表の山内&三木が代役/TL

 さあ、今度は、日本選手権ですよ。
 三洋電機が2連覇してますからね。東芝とサントリーという最高レベルのト
ップチームを2つも擁する府中市としては、なんとしても日本一を奪還してほ
しい。以前も書いたけど、これ以上、日本選手権の優勝から遠ざかったら、お
れが市長なら、市内全域戒厳令だ。\(^O^)/
 応援するぞ!
 がんばれー、東芝! がんばれー、サントリー!

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