乳の詫び状

Last update 2008/09/15

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

 これより古い分については、こちらへ

 これより新しい分については、こちらへ

乳の詫び状(2008/08/30)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: プログラミングを独習するには10年かかる
---
 Peter Norvigさんの
http://www.norvig.com/21-days.html
の翻訳が
http://www.yamdas.org/column/technique/21-daysj.html
プログラミングを独習するには10年かかる
著者: Peter Norvig
日本語訳: yomoyomo、竹中明夫
にある。
 最近、おれが言ってることと共通しているでしょ。
 勝間和代に代表される安直ビジネス本が、なぜ、だめか。
 ああいうの読んでもだめなんですよ。安直ダイエット本と同じ。
 1人前になるには、どの分野でも、やっぱ、真面目にやって10年かかるわけ。
 そこにあるNorvigさんのレシピは、プログラミングに限らない話。
 安直ビジネス本、成功本なんか読まなくても、エッセンスは、このレシピで
ほとんどでしょう? あとはそれが実践できるかどうかの問題。
 継続は力なりが実践できるかどうかですよね。

中村(show)

===
標題: Re: プログラミングを独習するには10年かかる
---
だって、公認会計士とか、経済評論家になるには10年もかから
ないもん。程度の差はあるけど、ちょこっと勉強して、運が
よければなんとかなるもんだし。評論家は誰でもいつでも名乗
れるし、程度なんかダメ、ダメ、すごくダメ、ダメ、みたいな
感じでまともなヤツが居ないから、批判される恐れもない、と。

科目選択制の試験だったりすると、合格するのに最低限必要な
科目しか勉強しないヤツもいるしね。たまにあるんだ。「あの
センセーに大丈夫だって言われた」。じゃーちょっと待ってね。
これが根拠法令だから、その大センセーとやらにみせてあげて
ちょうだい。それでも文句があるならどーぞどーぞ。文句が
なければ今日ここに来たこと自体を忘れてあげるから、そちら
もそのつもりでね。
センセーなんだもの、お勉強しなくちゃ。運転免許だって更新
があるんだから、資格を維持しようと思ったら努力しなくちゃ。

--
つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「スペル修正プログラムはどう書くか」の翻訳がちょっと気になった
---
 Peter Norvigさんの
http://www.norvig.com/spell-correct.html
How to Write a Spelling Corrector
の翻訳が、
http://www.aoky.net/articles/peter_norvig/spell-correct.htm
スペル修正プログラムはどう書くか
Peter Norvig / 青木靖 訳
にあります。
 青木靖さんは、
http://www.aoky.net/
をみれば、わかるように、ソフトウェアに関する多くのいい文章を訳してくだ
さっていて、頭が下がりますし、大変ありがたいと思っています。

 でも、「スペル修正プログラムはどう書くか」の次の部分は気になった。
 後半にある
--- ここから ---
左右の文字を含めて1つの文字が別な文字に変わるケースは26^6通りあり、
--- ここまで ---
という部分。なお、HTMLだと上付き数字でべき乗を表していますが、ここでは、
「26^6」のように表現しています。
 この訳文を先に読んだので、なぜ、6乗になるのかわからなかった。
 「左右の文字を含めて1つの文字」は、フツー、ある文字の左右に1文字ずつ
あって合計3文字と読める。それだけなら、アルファベット26文字として26^3乗。
1文字どこかに挿入することを考えても、26^4乗にしかならないと思った。
 なぜ、26^6乗なのか、誰か、教えてと書こうと思った。

 で、原文をみてみると、
--- ここから ---
If we want to look at the change of one character for another, given a
 window of two characters on each side, that's 26^6, which is over 300
 million characters. 
--- ここまで ---
で、「given a window of two characters on each side」とあるから、ある
文字の左右それぞれには、2文字の窓があるとしてるのね。
 これなら、全体で5文字。1文字挿入を考えると6文字。よって、26^6乗なの
ね。
 これで合ってます?

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: CTM, Mozart, Oz情報
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798113468/showshotcorne-22/
コンピュータプログラミングの概念・技法・モデル(IT Architect' Archiveク
ラシックモダン・コンピューティング6) (IT Architects’Archive CLASSIC 
MODER) (大型本) 
セイフ・ハリディ (著), ピーター・ヴァン・ロイ (著), Peter Van-Roy (著),
 Seif Haridi (著), 羽永 洋 (翻訳)
を買ってくださっている人がいたので、また、CTMネタ。
 なお、翻訳の注意は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/14/1908371
CTM/CTMCP/ガウディ本で気になった訳語 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/03/2686540
CTM/CTMCP/ガウディ本で気になった訳語その2
など参照。
 その他、CTMの話は、検索窓でCTMで検索してみて。

 Mozartは、
http://www.mozart-oz.org/
をみると、バージョン1.4.0がJuly 3, 2008にリリースされています。

 言語と開発環境であるOz/Mozartではなく、本であるCTMの公式サイトは、
http://www.info.ucl.ac.be/~pvr/book.html
です。
 Free course material, talks, and articlesからリンクがある
http://www.info.ucl.ac.be/~pvr/ds/mitbook.html
Supplements for "Concepts, Techniques, and Models of Computer 
Programming"
は、すごいね。
Lecture slides (more than 1100 slides)
にあるPDFのスライド、いくつか見ましたが、CTMのポイントは、これらのスラ
イドをみればわかるでしょう。
 でも、それはCTMを読んでるからわかるんであって、これだけじゃ、きっと、
わからんよ。
 そ、そうか。授業では、このスライドに先生が肉付けして話してくれるもん
ね。
 ということで、やっぱ、これらのスライドは補助教材と考えたほうがいいで
すね。

 CTMにあるOzで書かれたプログラムをAliceという言語に移植した
http://www.codepoetics.com/wiki/index.php?title=Topics:CTM_in_other_languages:Alice_ML
CTM in Alice
なんてのがあって、一瞬、このAliceって、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/20/3700485
プログラミング言語Alice
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/22/3703187
Re: プログラミング言語Alice 
で紹介した、あのAliceかと思ったら、Standard MLを拡張して、concurrent, 
distributed, and constraint programmingを扱えやすくした言語なんですね。
http://www.ps.uni-sb.de/alice/
Alice ML(区別がつくように ML をつけました)
をどうぞ。やっぱ、ヨーロッパつながりですね。^^;
 あのAliceだったら、Ozで書いたCTMのサンプルを移植するなんてとんでもな
いなあと思ったけど、このAlice MLなら基本的な言語機能が似ているのでやり
やすいでしょうね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/29/2534861
The Reasoned SchemerとLisp, AI本
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262562146/showshotcorne-22/
Daniel P. Friedman, William E. Byrd, Oleg Kiselyov著「The Reasoned 
Schemer」
のプログラムをOzに移植した
http://www.codepoetics.com/wiki/index.php?title=Topics:TRS_in_other_languages:Oz
TRS in other languages
なんてのもありますね。
 TRSと略すのか。TRSとくれば、TRS-80と無条件に仙骨射精中枢が反応してし
まうんだけど。^^:

 行くと、「The Resonsed Scheme」だけじゃなくて、Littleシリーズ、軒並
みやってますね。^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262560992/showshotcorne-22/
Daniel P. Friedman, Matthias Felleisen著, Duane Bibbyイラスト「The 
Little Schemer」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/026256100X/showshotcorne-22/
Daniel P. Friedman, Matthias Felleisen著, Duane Bibbyイラスト「The 
Seasoned Schemer」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/026256114X/showshotcorne-22/
The Little Mler (ペーパーバック) 
Matthias Felleisen (著), Daniel P. Friedman (著), Duane Bibby (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262561158/showshotcorne-22/
A Little Java, a Few Patterns (Language, Speech, & Communication) (ペ
ーパーバック) 
Matthias Felleisen (著), Daniel P. Friedman (著)

 Schemeだけじゃなくて、MLまであるとは。
 MLはまあわからんでもないけど、JavaがLittleシリーズに入るのは調子に乗
りすぎじゃないか。^^;

 元に戻って、
Teaching with the book
をみると、ヨーロッパだけじゃなくてアメリカでも、コンピュータサイエンス
の授業に使ってますね。
 並列・並行、分散プログラミングや制約プログラミングを教えるのは、それ
をサポートした言語のほうがやりやすいもんね。サポートしてない言語だと、
本質と関係ないおまじないが増えるから。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/29/3716738
日経サイエンス2008年10月号、戸塚洋二先生追悼特集、その他
の続き。

===
標題: Re: 日経サイエンス2008年10月号、戸塚洋二先生追悼特集、その他
---
> スーパーカミオカンデ、夏に開催する「ジオ・スペース・アドベンチャー」
というイベントに参加すれば一般の人でも見学できるようです。

 おお、こりゃ、スーパーカミオカンデ合宿か。
 実現したら、サイエンスの香り漂う合宿になりそうだな。\(^O^)/
 ソープの香りは?\(^O^)/
 また、このネタか。^^;

>倒れ難い/潰れ難い建物をもっと考えるべきだなぁ。

 さすが、鋭い。
 いま、京王線の中吊りに耐震強度を上げようキャンペーン?が出てますね。

>録画してあった「爆笑問題のニッポンの教養」を見たら知ってる人が出てい
て吃驚した。先生と呼ばれていたのにすごい違和感があった

 誰だろう。
 穂高の知り合いで、先生と呼ばれてすごい違和感がある。
 あ、おれ?\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: 日経サイエンス2008年10月号、戸塚洋二先生追悼特集、その他
---
> おお、こりゃ、スーパーカミオカンデ合宿か。
> 実現したら、サイエンスの香り漂う合宿になりそうだな。\(^O^)/
> ソープの香りは?\(^O^)/

 誰か石鹸と一緒にshowさんを神岡鉱山に埋めてやってくれ。(--;)

> 穂高の知り合いで、先生と呼ばれてすごい違和感がある。
> あ、おれ?\(^O^)/

 中村性三郎先生/中村エロ三郎先生、これだったら違和感ない。(^o^)

                           穂高


===
標題: Re: 日経サイエンス2008年10月号、戸塚洋二先生追悼特集、その他
---
> > 首都直下型、東海など一連の地震被害による犠牲者は8万人規模、経済的損
> >失は200兆円から300兆円だそうです。
> > ともかく、いまの対策は、間違いだらけの防災対策ってことですね。じゃ、
> >どうすればいいかというのは、自分で確かめてください。
> 
>  現在の対策は間違いだらけの防災対策ってのは、たぶん皆感じている
> と思うだよ。「あーしろこーしろ」なんて言ったって逃げる時間なんか
> ありゃしないしね。倒れ難い/潰れ難い建物をもっと考えるべきだなぁ。

 これは地震に遭って死ぬ人の数でしょ。後は地震後の火災ですね。東京の環状
道路、環七とか環八は防火帯として機能すると考えている人が多いけど、ラッシ
ュ時にはあの道路上の車がすべて火災の類焼要因になるという話。道路が導火線
となって火災を更に増やす。都心で被災した人が歩いて帰るなどというのは、火
災旋風吹き荒れる炎の道路となった道を行くということで、自殺行為ですな。少
なくとも燃えるものが燃え尽きた後、路面が冷えた頃にしか歩いて行けない。こ
の前の首都高のタンクローリー火災、あのタンクローリー一台であれだけのこと
になるわけですから。

 路上の延焼物が燃え尽きて、地表が冷めるまでに2日は確実にかかるでしょう
ね。何しろ多分消防などは同時多発火災にはまったく対応していないから機能が
止まるのは確実。更に、直下型でキラーパルスが大きな地震だったら、その幹線
道路に作られた多くの歩道橋が崩落しているとも考えられますし。歩道橋って怖
いですよ。乗って私が軽くジャンプするだけで揺れるんだから。

 阪神淡路大震災の時は、ほとんどの人が寝ているであろう早朝だったことが、
実は火災などに関しても被害を少なくしている要因です。これがあと二時間後に
起きていたら、実はもっと大変な事になっていたでしょう。朝食の用意で火を使
っている最中にその上に家屋が倒壊していたら、延焼はもっと大規模となってい
たでしょう。倒壊した建物ほとんどすべてに火気があったとしたら・・・。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re: 日経サイエンス2008年10月号、戸塚洋二先生追悼特集、その他
---
 怖い話はいくらでもあります。
 これ、前に書いていたかもしれないけど、何年前かな、夜中にたまたまNHK
でやってるのをみたんだけど、すごいんですよ。
 東海、東南海、南海大地震が一気にやってきたらどうなるかの最悪シナリオ
のシミュレーション。
 関西の場合だったんだけど、石油タンクが沿岸部にありますよね。ああいう
のが炎上を始めたら、すごいのね。
 炎が淀川を逆流していって、流域を焼き尽くしながら、京都に攻め上ってい
くわけ。\(^O^)/
 そんなのウルトラマンでも呼ばないと、どうしようもないよね。
 もちろん、沿岸部の石油タンク、ガスタンクは全国いろんなところにあるわ
けで、そういうのが燃え始めると大変ですね。

 昔懐かしいマンガ「ぼのぼの」じゃないけれど、
どんどん怖い考えになっていく。\(^O^)/

 自衛隊だって手に負えないわけだし、やっぱり、早く麻生の太郎ちゃんが首
相になって、怪獣自衛隊を作ってもらうしかないね。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: 日経サイエンス2008年10月号、戸塚洋二先生追悼特集、その他
---
>録画してあった「爆笑問題のニッポンの教養」を
>見たら知ってる人が出ていて吃驚した。先生と呼
>ばれていたのにすごい違和感があった 穂高

いつの放送分?テーマだけ示してもらえば勝手に探しちゃう
けどさ。

-- 
つばめどん

乳の詫び状(2008/08/29)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 日経サイエンス2008年10月号、戸塚洋二先生追悼特集、その他
---
 日経サイエンス2008年10月号は、スーパーカミオカンデの戸塚洋二先生の追
悼特集でした。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DT22G2/showshotcorne-22/
日経サイエンス2008年10月号
 10月号の目次は、
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=55810
をどうぞ。
 いま、
http://www.nikkei-science.com/
日経サイエンス
に行くと、トップページに編集部からの追悼文がありますね。
 日経サイエンスは、今年の4月号から、半年にわたって、カミオカンデ、ス
ーパーカミオンデを巡る戸塚先生を中心とした連載をやってきましたが、戸塚
先生は最後の入院の前日(2008/07/01)まで、この連載に協力なさったそうです。
 恩師の小柴昌俊先生や日立の外村彰さんなど、錚々たる方々の追悼文もあり
ます。奥さまの文章もあります。
 小柴先生の追悼文に「あと18ヵ月生きていてくれたら」とあったように、戸
塚先生、ノーベル賞間違いなしといわれていただけに、残念ですね。
 外村さんも早くノーベル賞取ってほしいね。

 次に注目したのは、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0810/200810_022.html
自己組織化する量子宇宙
J. アンビョルン(ニールス・ボーア研究所)/J. ユルキウェイッツ(ヤギェ
ウォ大学)/R. ロル(ユトレヒト大学)
です。
 これ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/05/1230474
因果的ダイナミック単体分割(CDT)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/11/1389249
橋元淳一郎著「時間はどこで生まれるのか」
で、名前を出した、そこでは、因果的ダイナミック単体分割(CDT)となってい
たけど、今回は、因果的動的単体分割という名前で出ている理論の解説です。
 日経サイエンス2007年4月の冒頭ニュース欄に「時空は小さな三角形の集ま
り?」という小さな記事が出てから、1年半経って解説記事が出ました。
 因果律を入れると自然になめらかな4次元時空が出てくるそうな。なんか、
すごいね。
 なめらか? イタリアンジェラートみたいなものか。
 いやいや、あのびよーんと伸びるトルコアイスじぇね?\(^O^)/
 で、この理論によると、時空はフラクタルな世界。ミクロでみても、時空は
泡立っていない。
 ハウスドルフ次元、スペクトル次元などの言葉の説明もあります。
 ハウスドルフ次元は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/21/3701716
へんな数式美術館
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774135569/showshotcorne-22/
へんな数式美術館 ~世界を表すミョーな数式の数々~ (知りたい!サイエンス36)
 (単行本(ソフトカバー)) 
竹内 薫 (著)
にも出てきますね。
 この理論が正しければ、我々の宇宙にワームホールがある可能性はなさそう
ですね。^^;

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0810/200810_052.html
ルービックキューブを超えて
群論パズルを楽しむ
I. クリッツ(ミシガン大学)/P. シーゲル(ペンシルベニア州立大学)
も、へえと思った。
 DOS時代、KI-ShellやKI-schemeを作った管理工学研究所からの先輩、ぼくが
敬愛するプログラマである石野恵一郎さんは、日本にルービックキューブが入
ってきたとき、週刊読売に取材を受けて記事になってるんです。
 管理工学研究所の人は、当然、ゲームやパズルが好きな人が多かった。よっ
て、ルービックキューブはすぐ入ってきた。
 で、みんなが、あれこれ試行錯誤している中、石野さんは、一目見て、群論
で解けるといって、しこしこ、紙で解いてみせた。それがどういうわけか、週
刊読売の記者に伝わって取材が来たという次第。
 面白いのは、ここから。
 紙の上でこうやれば解けると、数学的な解法は示せるんだけど、記者はそん
なのわからないから、実際にルービックキューブでやってみせてくれという。
石野さん、そんなに手早くクルクル回して素早く解くなんてことができなかっ
た。
 記者は落胆したらしい。\(^O^)/
 おれの場合は、あのブームは大学時代。ルービックキューブを借りて一晩で
完成させて、次の日、学校に持って行ったら、みんなが尊敬してくれた。
 「正ちゃん、どうやったの?」
 「バラして、組み立て直した」
 みんなが軽蔑してくれた。\(^O^)/
 記事には、ルービックキューブより難しい、群論を使ったパズルが載ってい
ます。上記リンクからも参照可能。

 驚いたのは、茂木健一郎と愉しむ科学のクオリア。
「地震から命を守るには/ゲスト:目黒公郎(東京大学)」というもの。
 目黒さんは、東大の生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター長。
 いまの地震のときの防災対策って、
「オリンピックのプレッシャーなんて、斎藤先生のプレッシャーに比べたら、
屁の突っ張りにもなりません(Copyright (c) 北京オリンピック柔道金メダリ
スト石井慧)」\(^O^)/
 というくらい、屁の突っ張りにもならないのね。
  阪神淡路大震災の詳細な調査でわかったことだそうです。
 ああいう、ものすごい地震が来たら、火を消して逃げるなどという暇がない。
もう即死がほとんど。
 それとこの前の四川大地震。あれ、手抜き工事だからあんなに死者が出たと
いう報道を、マスコミは盛んにやりましたが、大嘘だって。
 ああいう激烈な地震の場合、手抜き工事うんぬんとは次元が違うと。ああい
うのが来ると、日本でも軽く数万人の死者は出る。政府中央防災会議が発表し
たもので、四川の1/4の規模でも、大阪平野の被害想定だと、4万3000人死にま
すね。^^;
 首都直下型、東海など一連の地震被害による犠牲者は8万人規模、経済的損
失は200兆円から300兆円だそうです。
 ともかく、いまの対策は、間違いだらけの防災対策ってことですね。じゃ、
どうすればいいかというのは、自分で確かめてください。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 勝間和代がLisper?
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/28/3714428
勝間和代・小飼弾対談
とも関連。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/11/3685292
親子でサイエンス
にjemさんがコメントしてくれてますが、
--- ここから ---
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/1/index.html
の(July 18, 2008)によれば、 
勝間氏はLisperだそうです。
--- ここまで ---

 えっ、ほんと。少しは見直してやるかという気持ちと、これでLisperなら、
おれが知ってる最も出来の悪いLisperだと思って、彼女のブログに行くと、ち
ょっとかじった程度にみえますね。
 シリアスなプログラミングをやったとは思えない。それじゃ、どの言語でも
その言語を使えますとはいわない。

 ちなみに、おれ、自分をLisperと名乗ったことは一度もない。
 直接Lispで飯を食ってるわけでもないし、シリアスなプログラムも書いたこ
とがないからね。
 Lispファンという呼び方が、一番当たってるでしょうね。
 ただ、直接Lispで飯を食ってるわけじゃないけれど、20歳くらいでLispを知
って、非常にいまも役に立っているのはたしか。いつも新しい。
 FORRANやPascalしか習ってなかったときに、その世界観に非常にショックを
受けた。SmalltalkやPrologもそうだけど、いまに至るインパクトはLispが一
番大きい。
 Lispの計算モデルなどのテクニカルな話もそうだけど、Lisperの考え方、も
ののとらえ方、世界認識の方法というか、そういう面でも、やっぱ、頭のいい
人たちは違うなあと。意識を非常に広げてくれましたね。
 考え方の違う言語を複数身につける効用の一番は、プログラミング能力もそ
うだけど、世界認識の方法やら世界観が変わっていく、意識が拡張される点だ
と思ってます。
 他国に行って、異文化に触れてというのもそうだし、哲学書や文学を読んで
もそうなるけど、そんなことが、プログラミング言語でも起きるというのが、
20歳のおれには、驚きだった。いってみれば、こんなチンケな人工言語なのに
と。
 以前どこかで書いたけど、Lispを始めたころ、考え方についていけなくて、
なんか頭に入って来ないというか、体に入って来ない。それで最初の2週間く
らいは、リストを表わす箱をしこしこ紙に書いて、ああなって、こうなってな
どとやって、荒木先生が、ちょろっとヒント出してくださって、それから、急
にわかるようになった。
 ああ、そういう意味でも、荒木先生、恩人なんだ。30年経って、やっといま、
気がついた。\(^O^)/
 たぶん、脳の中で、手続き型言語一辺倒の世界から、Lisp的な世界、という
か、もっとメタな言語世界へと、思考回路の組み換えが起こったんだろうね。
 一度、そういうの体験すると、その後は、PrologでもSmalltalkでも、なる
ほどそういう世界観なのかというのが、割とすんなりわかるようになった。

 もう寝ます。でも、雷ごろごろしているし、さっき、ドンガラビシャーンと
近くに落ちた。怖いよー\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 第4回福岡OSS研究会
---
 こんな時間。雷で目が覚めた。\(^O^)/
 年だから、睡眠浅いね。もう、寝る力もなくなってるね。
--- ここから ---
 第4回の研究会では、「組込みとOSS」をテーマに、ソニー株式会社の上田理
氏をお迎えしてご講演いただきます。
 上田理氏は、CE Linux Forum マーケティンググループチェアも務めており、
 情報家電の組込みLinux最新状況やコミュニティの取り組み、人材育成まで幅
広くご講演をいただく予定です。
 また、地場企業の組込みの取り組み紹介も予定しています。

■日 時  平成20年9月26日(金) 
      講演会15:00〜17:30
      交流会17:30〜18:30
■会 場 福岡SRPセンタービル 2階 ホール
       (福岡市早良区百道浜2丁目1−22) 
■定 員 100名
--- ここまで ---
 詳しくは、
http://oss.isit.or.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=25
をどうぞ。

乳の詫び状(2008/08/28)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 勝間和代・小飼弾対談
---
 時間がないので、簡単に。

 いま店頭にある週刊ダイヤモンド2008/08/30には、勝間和代と小飼弾の対談
がある。
 いまは、対談の最後の部分だけ。
 二人の天才のうち、立花隆がネット耄碌して筒井康隆がネット耄碌してない
のは、なぜか。それに勝間も弾さんもトンチンなことを言ってる。頭が悪すぎ
る。
 答は簡単。

 立花隆には中村正三郎がついていないが、筒井康隆には中村正三郎がついて
いる。それだけのこと。\(^O^)/

 ま、それは半分冗談だが。
 えっ、半分も本気なのか、お前。厚かましいだろう。\(^O^)/
 真面目な話、立花さんは健康問題だろう。

 それにしても、勝間は当然として弾さんもあまりに文学を知らない。
 勝間が「知的生産術の女王」とは、ずっと以前からおれには大笑いだけど、
このレベルじゃ、弾さんが「カリスマ・アルファブロガー」なんていわれてる
のもお笑い。つまり、以前からいってるように、アルファブロガーって言葉、
吉本のお笑い芸人の芸名にしか思えない。
 要は、この文脈で、弾さんにカリスマと冠がつくのは、知的生産があるから
じゃない。ブログで紹介すると本が売れるという金だけ、商売だけの話。
 なんにせよ、以前にも書いたように、勝間も弾さんも知的生産力はゼロ。そ
れが実態。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/02/3605943
しましまカラーの抵抗で指輪作るぅ?!
のponさんのコメントへのさらに補足。
 こういうのが実例。
 勝間をお気に入りなのは、おれじゃなくて、弾さんだね。
 見たくもないのに、こうやっておれが目にするところに出てくる。そして発
言がいちいちバカ。こういうのが知的生産術うんぬんで祭り上げられている状
況は、腐ってる。日本がいかに知的にダメになっているかの例。
 勝間やダイヤモンド社は、バカなビジネスマン、ビジネスウーマンが引っか
かるから商売でやってるんだよね。決して、その人の人生のためや日本社会の
ためじゃない。知的にはどんどん腐らせるだけ。
 そんなのが知的うんうんの顔をしてのさばっているから、おれは頭にくるの。
 弾さんも、こんなのに手を貸すなよ。
 弾さん、こんな甘いことばかりやってると、すぐ腐るよ。これ、友人として
の忠告。
 この企画担当者である藤井さん。こんなことやってる暇があったら、事件を
追ってくれ。これ、定期購読者としての希望。そうじゃないと定期購読は止める。

===
標題: Re: 勝間和代・小飼弾対談
---
読むに値しないと判断して、飛ばしました。
経済評論家とアルファブロガーの対談なんて、それが誰で
あれ読み飛ばして正解でしょ。

こういう記事が読者からの反応がよくて、幅を取るように
なったら、私も考えますね。そんな子に育てた覚えはあり
ません!ってとこですか。

--
つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 数字のトリック 
---
いや、訂正だ。トリックなんて高度なものではない。「数字の
まやかし」か。

名作マンガの間取り
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797342293/showshotcorne-22/

子どもから、大きなおともだちまで、多分誰でも知っているで
あろう「ドラえもん」。あいつのスペックは身長・頭回り・胴
回りすべてが129.3cmだ。高さ129.3cmの円筒をイメージしてく
れればよい。そして、日本の家屋は最近ではメーターモジュー
ルなるものが出てきたが、基本は尺貫法で設計されている。つ
まり、筆者は、一般的な三尺幅の廊下をドラえもんは歩けない
と結論づけているのだ。
わかった?ウエストが90cm超えてるあなた。毎日、廊下ギリギ
リいっぱいになって歩いてますか?ギリギリになるのは投影幅
が三尺を超えたときである。129.3cmの彼を正面から見ると、
41cm強。畳の幅の半分以下である。

これが巻頭に掲載されている。いくら肩書きが建築士だからと
いって、これ以上読み進める勇気があなたにはありますか。前
提がおかしいことを気がつかない筆者と編集者。出版社がソフ
トバンククリエイティブなので、最初から何も期待はしてな
かったけど。
すくなくとも、この程度の立体認識能力でも建築士にはなれ
るんだなあ、
おっと、私も大きな間違いを犯していた。この本の紹介文によ
れば「設計士が間取りを描いた」のであるから、建築士とは限
らないわけだね。ちなみに、誤認を防ぐため、ただ「建築士」
と表記した場合は「一級建築士」を指すというのが業界のルー
ルだ。二級建築士や、木造建築士が管理建築士になっている建
築設計事務所には名称にそれぞれ「二級」「木造」を入れなく
てはいけない。「一級」を入れるかどうかは自由である。設計
士などという肩書きは法的には存在しないので、法的な保護を
受けられない代わりに、その肩書きで何をしようと自由である。
あなたが明日から「評論家」「作家」と名乗っても何も罰せら
れないのと同じ事だ。

1000円を捨てるつもりで買うのなら止めないが、どうせ捨てる
なら私に送っていただければ、私が私のために有効に使って差
し上げるのでご一報いただきたいものである。

--
つばめどん

===
標題: まやかしですらないなぁ
---

まやかし ってのは人を騙すための嘘だよね
その一級さんは、本気でそう思っちゃってるんだろ?
これが理工系使い棄ての成果だろうね
                                  mtv

===
標題: Re: まやかしですらないなぁ
---
> まやかし ってのは人を騙すための嘘だよね
> その一級さんは、本気でそう思っちゃってるんだろ?

 円周長と直径の関係を混在して語るのはなぁ。

 ウィル・スミス主演のハンコックという映画。キャンペーンで来日した
ウィル・スミスがウルトラマンファンだとは知らなかった。

 で、ハンコックが嫌われるのは、人を救い出すのに、周辺物を壊しすぎ
てコストが嵩むため。そう言えば、ウルトラマン研究序説という書籍では
ウルトラマンが怪獣との戦いで破壊した建物などの評価をしていたけど、
どうもこのハンコックの嫌われ方を見ると、こうした「世界を救うヒーロー
が世界経済の崩壊に関与する割合」のようなものが根底にあるのだろう。
要はコストパフォーマンスの問題によるわけだなぁ。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re: 数字のトリック 
---
いやあ、もう一度読み返すと、ひどい文章だなあ。他人を
批判している場合ではありませんなあ。

ちなみに、こんなものが。
http://blog.sbcr.jp/topics/010021/001257/

投稿日が正確だとすれば、俺がここに書いた時点で問題を
指摘したヤツがいて、こんなものを掲載していたというこ
とになるわね。まあ、誰でも気になるわなあ。

--
つばめどん

乳の詫び状(2008/08/27)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ランディ・ブレッカーの娘、アマンダ・ブレッカー
---
 兄トランペット、弟マイケル・ブレッカーのブレッカー兄弟。
 特にマイケル・ブレッカーは、現代最高のテナーサックスでした。惜しくも
亡くなりましたが。
参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/25/2456808
ジョー・ザビヌル、マイケル・ブレッカー、渡辺香津美さんのことも 

 ブレッカー・ブラザーズを知らない人は、まずは、デビューアルバム、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000OXENVU/showshotcorne-22/
ヘヴィー・メタル・ビバップ(紙ジャケット仕様) [Limited Edition] [Live] 
[Original recording remastered] 
~ ブレッカー・ブラザーズ (アーティスト, 演奏)
からどうぞ。
 ジャズ、フュージョンをやってる人はもとより、吹奏楽/ブラスバンドやっ
てる人も、フツー、聴きますね。少なくとも、おれらが学生だった頃は。

 で、アマゾンで、
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00196NMT0/503-2757765-1245502
を買ってらっしゃる人がいて、アマンダ・ブレッカーは、ランディ・ブレッカ
ーの娘なのね。
 まあ、こんなに大きくなって。\(^O^)/
 ヴォーカルなんですね。それも父とは音楽性が全然違うみたい。
 そりゃ、女性ヴォーカルで、父のトランペットみたいな攻撃的で音楽はなか
なか難しいだろう。
 どうしても、あのランディ・ブレッカーの娘という紹介のされ方がついて回
ると思うけど、それを考えると、アルバム・タイトルの「ヒア・アイ・アム」
は意味深ですね。
 がんばれー、アマンダ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: これはいい本屋だったの?
---
明林堂書店
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/2741.html

このあいだ、バスターミナル内の書店をのぞいてきたが、
ビジネス雑誌ぐらいしか立ち読みするものがない。もち
ろんトランジスタ技術なんて置いてませんよ。DVDを
ぶっこぬき!みたいな本はあったけど、ありゃ技術書じゃ
ねえだろ。

そういえば、配達トラブルがあったトランジスタ技術。
その後、宅配便で再送、その後しばらくしてメール便が
ポストイン。どうする?とメールしたところ、返送用の
封筒と、粗品(マイクロファイバー素材のタオルだった)
を送ってきた。もちろん、ちゃんと返送しましたよう。
二冊読んだら理解度二倍、ってんならもらっちゃった
かもしれないけど。清々しい対応で気分がよい。

--
つばめどん

===
標題: Re: これはいい本屋だったの?
---
 明林堂書店って知らないなあ。大分を中心に展開していたんでしょ。だから、
よーわからん。

 ところで、アマゾンで、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0750686278/showshotcorne-22/
Analog Circuits: World Class Designs (Newnes World Class Designs) (ペ
ーパーバック) 
Bonnie Baker (寄稿), Richard S. Burwen (寄稿), Sergio Franco (寄稿), 
Philip Perkins (寄稿), Robert A. Pease (編集)
と
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1856175278/showshotcorne-22/
Circuit Design: Know It All (Newnes Know It All) (ペーパーバック) 
Darren Ashby (著), Bonnie Baker (著), Ian Hickman (著), Walt Kester 
(著)
を、買ってらっしゃる人がいて、びっくり。
 これ、アナログ回路設計の洋書です。

 そんなもんがあるんだ。\(^O^)/
 そりゃ、あるだろ。
 なんかさ、エレクトロニクスは日本が世界一、アメリカはもうだめで、2008
年といういま、アナログ回路設計の新刊なんて出る余地ないと、漠然と思って
いたから。
 そりゃ、お前がバカ。この本、つばめどんも、どう?\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 九州NGN研究会第4回技術セミナー
---
 九州NGN研究会(QGPOP)の第4回技術セミナーの案内です。

■ 日 時: 平成20年 8月 29日(金) セミナー:15:00〜17:30
                   交流会 :17:30〜18:30
■ 会 場: 福岡ソフトリサーチパーク 2F SRPホール(福岡市早良
区百道浜2丁目1−22
テーマ1: 『NGN:世界の動向とアジア連携の具体化』
■ 講 師:
      井上 友二(いのうえ ゆうじ)氏
      社団法人 情報通信技術委員会 理事長
 テーマ2: 『NGN時代におけるヒューマンネットワークの世界』
■ 講 師:
      堤 浩幸(つつみ ひろゆき)氏
      シスコシステムズ合同会社
      サービスプロバイダオペレーションズ
      マネージング ディレクター

 申し込みなど、詳しくは、
http://ngn.qgpop.net/seminar_4.html
をどうぞ。

乳の詫び状(2008/08/26)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Wired Visionから3つ
---
 時間がないのでリンクだけ。

http://wiredvision.jp/news/200808/2008082523.html
「合成テレパシー」の開発:思考をコンピューター経由で伝達
http://wiredvision.jp/news/200808/2008082219.html
「iPhoneに隠れていた少女工員の写真」と、「Apple製品の製造場所と時期が
わかるフリーソフト」
http://wiredvision.jp/news/200808/2008082520.html
『iPhone』向け、視点に追随するホログラム的3Dアニメ:動画

 どれもアレゲでホントかよというね。^^;
 少女工員の写真はかわいいね。

乳の詫び状(2008/08/25)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ジョン・マクラフリン「フローティング・ポイント」
---
 まだまだ、渋谷CD漁りの続き。

 ジョン・マクラフリン「インダストリアル・ゼン」から約2年といえば、新
作が出ていました。
 ウェザー・リポートのCD BOXは買わないから予算余るしと思ったし、我慢で
きずに買いました。もう、チンポから、がまん汁が出ていたので。\(^O^)/
 その表現、なんとかしろよ。PTAから苦情が来るぞ。岩波ジュニア新書の著
者で、ベネッセや三省堂の問題集にも文章が採用されているから、さぞ、真面
目で立派な方かと思ったら、公の場で、チンポ、マンコ、オメコなどとお書き
になる方とは思いもよりませんでしたなんて、言われるぞ。
 ざまあみろ。\(^O^)/
 開き直りやがった。ところでお前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/25/3709674
ウェザー・リポート「フォアキャスト:トゥモロウ」
でやったように、結局、ウェザー・リポートのCD Box、オンラインで買っちゃ
ったよね。
 あ、予算オーバー。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001A9TJV6/showshotcorne-22/
フローティング・ポイント 
~ ジョン・マクラフリン (アーティスト, 演奏)

 今回、ジョン・マクラフリンは、インドに引っ越して生活して、曲を書きま
くって、インドの凄腕ミュージシャンや若手有望ミージシャンを集めてレコー
ディングしたとのこと。
 「インダストリアル・ゼン」で、ジャコの再来とかジャコを超えたとか絶賛
されたアンドリアン・フェローは、スケジュールの都合でインドに行けず、オ
ーバーダビングでの参加。
 なお、以前は、英語的にハドリアン・フェラウドと表記されていたけど、本
作の工藤由美さんのライナーノーツでは、フランス的になって、アドリアン・
フェローと表記されています。こっちのほうがしっくり来るね。
 インドの伝統音楽のミュージシャンが参加して、フュージョンに挑んでいる。
その辺が魅力。まさにフュージョンです。マクラフリンがシャクティに飛び込
んだのとは、逆パターンだと工藤さんは書いてますね。

参考:
http://www.onfield.net/hihou/contents/05.html
隠れ名盤世界遺産:シャクティ・ウイズ・ジョン・マクラフリン

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/25/3709663
ジャコ・パストリアスの教則DVD、Jaco Pastorius: Modern Electric Bass
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/25/3709670
ジョン・パティトゥッチの教則DVD
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/25/3709674
ウェザー・リポート「フォアキャスト:トゥモロウ」

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ウェザー・リポート「フォアキャスト:トゥモロウ」
---
 渋谷CD漁りの続き。

 以前、ぶるさんが詳細を教えてくれたウェザー・リポートのDVD付きCD BOX。
渋谷のタワーレコードでは、もう売ってないみたいでした。それなら、アマゾ
ンででも買おうと思ったらあなた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000I6BM4Y/showshotcorne-22/
フォアキャスト:トゥモロウ(DVD付) [CD+DVD] [Limited Edition] 
~ ウェザー・リポート (アーティスト, 演奏)
を見たら、在庫なし。中古で13800円よりだって。元は8000円くらいでしたよ
ね。バブルだなあ。他のオンラインショップを見ても、在庫なし。やっぱ、あ
んとき買っておくべきだったか。

 ぶるさんが教えてくれたのは、調べたら、2年近く前なのね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/05/660155
ジョン・マクラフリン「インダストリアル・ゼン」
の最後に書いている、ウェザー・リポートのDVDというのが、件のCD BOXです。
 2年も前なら、売り切れも仕方ないね。
 そんなに経つのかあ。インダストリアル・ゼンに感動したのは、せいぜい、
1年前と思ったけど。どんどん時間の流れが速くなってる。いやだなあ。年は
取りたくないなあ。
 あ、jouwa/salonで、上記「ジョン・マクラフリン「インダストリアル・ゼ
ン」」のメッセージに付いていたぶるさんやryoさんのコメントは表には転載
してないね。jouwa/salon #12945のぶるさんの「天気予報」からがそれですが、
もう2年近く前だから、いまさら改めて転載はしません。ASAHIネット会員だ
けが読めるということで、ご了承ください。

 さあ、ここまで書いて、これでおしまいと思ったら、なにげに、Forecast: 
Tomorrowで検索したのが大間違い。
 輸入盤ならある!\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000HEWGPG/showshotcorne-22/
Forecast: Tomorrow [Best of] [Box set] [Enhanced] [Import] [from US]
Weather Report (アーティスト)
 税込6,630円か。日本語版より安いね。これ、買うしかないか。ああ、クリ
ックしそう。まずいまずい。^^;
 あ、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000HDR968/showshotcorne-22/
Forecast: Tomorrow [Best of] [Box set] [CD+DVD] [Enhanced] [Import] 
[from UK]
Weather Report (アーティスト)
というのもある。税込7,436円だ。
 なんで、値段が違うのかな。UK版は、特典でエリザベス女王が付いてくるの
か。\(^O^)/
 たった1000円くらいの差で、女王様が付いてくるわけねえだろ。フツーに考
えれば為替の差だろ。
 あ、そうか。円に対してドルよりユーロのほうが高いってことね。
 イギリスはユーロ入ってないだろ。ポンドだろ。
 イギリス、ポンドといえば、スパイの007。
 それは、ボンド。ジェームズ・ボンド。
 (無視して)エリザベス女王、スパイといえば、おれ、エリザベス女王からサ
ーの称号もらってるんだよね。
 いつだよ。
 昨夜の夢の中。\(^O^)/
 もう、いいから、どっちか買えよ。早くクリックしろよ。
 ねえねえ、サーをもらえた理由を聞いてよ。
 ったくもう。はいはい。お前なんかが、どうして、サーをもらえたの?
 えっとね。日本国民に対する長年の洗脳およびスパイ活動に対する功績が評
価されたんだよ。\(^O^)/
 もう、いいよ。はい、押した。
 えっ、どっち買ったの?
 こっちだから、USA版だね。
 はうあ!! エリザベス女王に怒られるよ。
 はい。これでお前のサーの称号、剥奪決定。\(^O^)/
 がっぱし。\(^O^)/
 ↑父がたまに言ってた言葉だけど、がっくりという意味らしい。おれがここ
で連発すれば、おれのオリジナルホールドとして世間に通用するか)。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/25/3709663
ジャコ・パストリアスの教則DVD、Jaco Pastorius: Modern Electric Bass
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/25/3709670
ジョン・パティトゥッチの教則DVD

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ジョン・パティトゥッチの教則DVD
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/25/3709663
ジャコ・パストリアスの教則DVD、Jaco Pastorius: Modern Electric Bass
の続き。
 このジャコの教則DVDを出しているAlfred社は、ほかにも出していて、ベー
スだと、ジョン・パティトゥッチ(John Patitucci)のものがありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000IU3XYW/showshotcorne-22/
John Patitucci Complete Electric Bass 1 & 2
 あ、これをみると、リージョン1だ。ジャコのはリージョンフリーだったの
に。じゃ、リージョン1を再生できる機械じゃないと再生できないね。ご注意
ください。

2011/11/14 追記:
 最近、お買い上げの方がいて、それで上記アマゾンのリンクをみたら、いつ
の間にやら、リージョンフリーになっている。アマゾンお得意のデータの間違
いだったのか。それとも、ほんとはリージョン1なのか。お買い上げになった
方のためにも、リージョンフリーであることを望みます。

 Alfred社にある紹介は
http://alfred.com/alfredweb/front/ProductDetail.aspx?itemnum=%20%20%20%20%2025446&pubnum=0
をどうぞ。

 ジョン・パティトゥッチは、チック・コリアのエレクトリック・バンドの第
1作で初めて聴いてびっくり。彼のベースとドラムのデイブ・ウェックルのリ
ズムセクションは鮮烈、強烈。チックはよくこんな若い才能を見つけてくるな
あと思ったし、こんなのがごろごろいるんだろうなと思いましたね。
 で、パティトゥッチはエレキだけかと思ったら、後にチック・コリアのアコ
ースティック・バンドでもウッドベースを使って大活躍するんです。エレキと
アコースティックの両方、こんなレベルでプレイできる人は、なかなかいない
でしょう。なお、ドラムもデイブ・ウェッケルもアコースティックバンドで活
躍します。
 伝統的ジャズもフュージョン系もどちらも高い水準でプレイできるリズム隊
ってすごいですね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000CD7Z6/showshotcorne-22/
ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0016I0ALY/showshotcorne-22/
スタンダーズ・アンド・モア [Limited Edition] [SHM-CD] 
チック・コリア・アコースティック・バンド (アーティスト, 演奏)
 あ、SHM-CDだ。
 これ、CDの新しい規格なんでしょう? 渋谷のタワーレコードでは、「CDの
革命」などと宣伝してあって、音質がいいそうで、SHM-CDのコーナーも作って
ました。
 ほおぉ。SHM-CDは専用サイトまであるね。
http://shm-cd.co-site.jp/index.html
をどうぞ。
 あ、紙ジャケ仕様がある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000GALER2/showshotcorne-22/
スタンダーズ・アンド・モア(紙ジャケット仕様) [Limited Edition] 
チック・コリア・アコースティック・バンド
 CDは紙ジャケ好きだから、やっぱ、紙ジャケが出るまで待つのがいいのかな。
でも、いつ出るかわからないもんね。このCD、紙ジャケ、買い直す?
 そりゃ、お金の無駄でしょう。ネットの音楽配信が盛んなのに、音楽じゃな
くて、紙ジャケットにこだわるなんて、オヤジだろ、それ。
 バカー。音楽は、五感トータルなんだ。かつてのLPレコードのジャケットも
文化・芸術であって、ライナーノーツだって貴重なんだ。それらのトータルが
レコードだったんだ。それを音だけ聴いていればいいなんて。本やマンガだっ
て、文章だけじゃなくて、装丁も紙質も手に取ったときにの重さや質感もトー
タルに味わうもんだし、それで長く深く記憶に残るんだよ。
 音だけでいい、文章だけでいい。ほかは無駄。そんな一見合理的な考え方は、
中長期的には、猿の浅知恵。世界観が痩せちゃう。勝間和代みたいになっちゃ
って、バカが増えるんだよ。だから、日本の株が下がり続けるんだ。\(^O^)/
 ってなわけで、SHM-CDかつ紙ジャケのものがあれば、もう一度CDを買い直し
ていいんだけど。^^;
 一番普通で安いのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008KKU8/showshotcorne-22/
スタンダーズ・アンド・モア 
チック・コリア・アコースティック・バンド
ですね。2003年版だけど中古しかないね。お
 日本でのオリジナルは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005GSXB/showshotcorne-22/
スタンダーズ・アンド・モア 
チック・コリア・アコースティック・バンド
で、その復刻が2003年版なのね。これも中古しかない。でも、安い。

参考:
http://www.h2.dion.ne.jp/~amefuri/john-patituchi.htm
第二十四回:ジョン・パティトゥッチ「“技”の総合商社−黒船編−」
http://hba.at.infoseek.co.jp/bass_vtr.html
ベース教則ビデオ
には、Electric Bass 2のほうの感想が書いてありますね。
 Complete Electric Bass 1 & 2は、その名の通り、1と2を1つにまとめたも
のです。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ジャコ・パストリアスの教則DVD、Jaco Pastorius: Modern Electric Bass
---
 渋谷にCD漁りに行ったのは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/24/3708406
赤塚不二夫と全日本満足問題研究会「ライヴ・イン・ハトヤ」
で書いたけど、タワーレコードのDVDコーナーをふらふらしていて、見つけた
のが、ジャコのベース教則DVD。
Jaco Pastorius: Modern Electric Bass

 これ、アマゾンだと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00007D5JQ/showshotcorne-22/
Jaco Pastorius: Modern Electric Bass (1985)
に思えるけど、買ってきたブックレットをみると、Copyrightは、1985, 2003,
 2006だし、REVISED EDITIONとなっているので、1985版を改訂したのが2003年
版。それが、アマゾンにある奴でしょう、おそらく。それをさらに少し改訂し
たもの(どこが改訂されたからわからないけど)が、この2006年版ではないかな。
 内容紹介は、上記アマゾンの素人評を読んでください。素人評にあるように、
英語のインタビューで、字幕などありません。ブックレットも英語のまま。し
かし、素人評の中に、これのVHS版があって、それには字幕が付いていると書
いてあるね。ほおぉ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/6301329805/showshotcorne-22/
Modern Electric Bass (1985)
のことかな。

 上記素人評に対する、おれ的な追加は以下。
 英語のインタビュー形式でジャコの超絶テクニックをジャコ自身が解説して
くれる。字幕もないけど、ジャコがプレイしてくれるので、やり方がわかるだ
ろう。そう簡単にできるとは思えないが。^^;
 乏しいおれの英語ヒアリング力によれば、若い頃、ラジオから聴こえてくる
プレスリーやビートルズなどの曲のメロディをベースで弾いていたといってい
た。伝統的なベースラインの勉強より先に、いろんなメロディをベースで弾き
まくっていたのが、ジャコ独特のメロディックでハーモニー豊かなベース世界
を築くことに役立ったんだろうね。
 DVDでは、アルペジオにかなり時間を割いている。なるほど、ジャコのベー
ス、アルペジオ的なフレーズ出るもんね。
 アルペジオはピアノだと簡単だけど、ベースやギターだと大変などといって、
アルペジオの練習方法をやってみせてくれる。
 このDVDでジャコがやってみせたプレイを採譜した譜面もブックレットにつ
いているけど、それですぐあんなに弾けるわけじゃないよね。だって、左手の
4つの指があんなふうに広がっていろいろ動くわけじゃないだろうから。^^;
 ハーモニクスのテクニックをやってみせてくれるところもすごい。左右の手
のコンビネーションやミュートの仕方が肝なのね。
 おれ、ウェザー・リポートのヒット曲「ハードランド」の冒頭のメロディ。
最初に聴いた時、あれ、シンセかギターだと思っていた。そしたら、ベースで
やって、ハーモニクス奏法によるものだと知ってびっくり。大学時代、ベース
の園田次郎君がやってみせてくれたのかな。芹川州蔵君かな。ともかく、ます
ます、かっちょいいと思った。
 ジャコは、早弾きするときは、右手は弦の一番端のところを使う。一番端は
弦が一番張っているので、弾いたときの弦の戻りが速いから、などという細か
いことまで教えてくれる。
 あと、ベースそのものを歪ませてピッチベンドしてみせたりね。

 このDVD。天才ジャコといえども、非常に基本的な練習を血がにじむくらい
繰り返して、あの超絶技巧を身につけたんだということが、直に伝わってきて
感動。
 最後にびっくりしたのは、ジャコがピアノを弾いてみせてくれること。何の
曲かは観てのお楽しみ。

参考:
http://hba.at.infoseek.co.jp/bass_vtr.html
ベース教則ビデオ

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 将棋ネタ
---
 中原誠一六世永世名人が脳出血で倒れたんですね。
 対局を終わって感想戦のときに、おかしくなったそうです。
http://sankei.jp.msn.com/culture/shogi/080813/shg0808131609001-n1.htm
中原誠十六世名人が脳出血で緊急入院
 囲碁・将棋チャンネルの「将棋まるごと90分」では、司会の将棋ジャーナリ
スト山田さんが、命に別条はないが、麻痺が残るかもしれないという話はして
いました。
 銀河戦で、羽生名人を破って決勝トーナメントに進出するほど、いまだ実力
はあるので、早くよくなってほしいですね。

 いわゆる羽生世代で、天才羽生より強い、羽生さんが心底恐れたといわれな
がら、病気で29歳の若さで亡くなった天才棋士、村山聖九段。早くも没後10年
だそうです。囲碁・将棋チャンネルでは、その特別番組があります。
http://tv.starcat.co.jp/channel/tvprogram/0926200808301000.html
村山 聖 没後10年特別番組
 この前も、先崎さんの解説で、かつての羽生・村山の将棋をやっていました。
 羽生さんが全然みえてなかった手を村山さんはとっくにお見通し。羽生さん
が翻弄された将棋でした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/村山聖
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062734249/showshotcorne-22/
聖(さとし)の青春 (講談社文庫) (文庫) 
 全9巻でマンガもあります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091856012/showshotcorne-22/
聖―天才・羽生が恐れた男 (1) (ビッグコミックス) (コミック) 
著 山本 おさむ (著), 森 信雄

 TBS系「さんまのスーパーからくりTV」で、門司出身、アマ2段のつるの剛
士さんの将棋企画が来週から始まりますね。今週は、新宿の将棋道場で、格上
の人たち3人と闘って1勝すればコーナーが開始という条件で、2連敗のあと、
最後に買って企画がゴー。よかったですね。
 来週は、どうみてもあれ、芸能界で1,2を争う将棋好き。かつて、囲碁・
将棋チャンネルで番組をもっていた香田晋さんですね。彼も北九州出身。

http://ja.wikipedia.org/wiki/香田晋

 つるのさんが、囲碁・将棋チャンネルでもっていた番組「TSR2005」や「TSR
*最強列伝」のこと。書いたことがあったと思ったけど、ブログじゃ、見つか
らないね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/19/1860040
門司、黒川紀章、将棋、つるの剛士、バレーボール竹下選手ネタ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/04/02/312651
ただいま生存中
にちょろっとあるくらいだ。
 じゃ、改めて、TSR5関連をちょろっと。
http://www.igoshogi.net/topics_igo.cfm?ID=307
「TSR2005将棋列伝」4月2日放送開始!!
http://www.igoshogi.net/topics_igo.cfm?ID=414
「TSR2005将棋列伝」のホームページできました。
http://www.igoshogi.net/tsr2005.html
TSR2005ホームページ
 TSR2005ホームページには、解説と記譜もありますね。

 TSR2005の後は、「つるの剛士のTSR*最強列伝」だったんだけど、それにつ
いては、囲碁・将棋チャンネルには情報がないみたい。残念。
 「TSR*最強列伝」の最終回に、八幡出身の香田晋さんがやってきて、「つ
るのは門司出身だから。門司は田舎だから」などと挑発してました。\(^O^)/
 香田晋さんは、「香田晋の将棋天国」を囲碁・将棋チャンネルでやっていて、
最近まで、たまに再放送をやってました。最終回では、渡辺竜王に指してもら
って、矢倉の組み方は完璧ですなどと褒めてもらい、渡辺竜王が揮毫した色紙
をもらっていたと思う。
 「香田晋の将棋天国」に替わる新しい将棋番組が、「TSR2005」だったんで
すね。

 さんまが、芸能界にそんなに将棋好きがいる?などといってたけど、けっこ
ういるみたいよ。
 これも書いてないかな。欽ちゃんこと、萩本欽一さんは将棋強いよ。
 何年か前のNHKの正月の将棋で、阪神の今岡選手と一緒に出て、強さの片鱗
をみせていたもん。
http://d.hatena.ne.jp/mozuyama/20051210/P20051210NHK
[将棋界] NHKの正月特番に萩本欽一と今岡誠が出演
http://d.hatena.ne.jp/mozuyama/20070313/P20070313HAGIMOTO
将棋を教えた萩本欽一
に情報がありますね。
 でも、翌日の囲碁のときにもっとびっくり。
 大相撲の普天王が、囲碁が強いこと。あの巨体が碁盤の前に座って、でかい
手で小さな碁石をつまんで置くのが、なんともユーモラスでかわいい。よく、
碁石が持てるなと思って。\(^O^)/
 あのときは、ゴスペラーズの北山さんも出ていて強かった。
 あ、普天王関のブログがあって、あのときのことを書いている。
http://ameblo.jp/futenou/entry-10007027877.html
です。

 これも書いてないのかな。
 阪神タイガースは将棋好きが多いのね。前述、今岡なんか、プロ野球を辞め
たら将棋のプロになるといってるし。ヤンキースに行った井川もブルペンで指
していた。そのせいか、アメリカに渡るとき将棋親善大使になってるもんね。
 阪神は試合中でもベンチ裏に将棋を指しているそうで、岡田監督もやってき
て、野球の試合じゃなくて、将棋にあれこれ言ってるらしい。\(^O^)/

 吉永小百合さんが、将棋好きで強いというのは、知る人ぞ知るなのかな。
 ま、おれがサユリスト(吉永小百合ファン)のタモリから頼まれて教えたんだ
けどな(嘘)。\(^O^)/
 あ、こんなページがある。
http://www.geocities.jp/shogi_zanmai/etc/yumeijin.html

 大橋巨泉は強いけど、オファー出しても、出ないでしょうね。
 石立鉄男は、囲碁・将棋チャンネルでプロに挑戦するほどだったけど、亡く
なったからね。ま、これくらいリストがあるから、しばらくは困らない?

 プロにアマが挑戦する、囲碁・将棋チャンネルのお好み道場で、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/14/3626100
将棋脳の解明へ1歩
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4180385155/showshotcorne-22/
子どもが激変する将棋メソッド (単行本) 
安次嶺 隆幸 (著)の著者、安次嶺さんが挑戦していましたね。

 やっと、プロの将棋の話。
 羽生名人が深浦王位に挑んでいる王位戦は、地元佐世保で深浦王位が勝って
3勝1敗で初防衛に王手をかけました。出身地に凱旋帰国した上での勝利だか
ら、気分は最高でしょう。羽生さんはもう1勝は返すだろうから、その先が勝
負ですね。
http://event.nishinippon.co.jp/shogi/oui/49oui/
第49期王位戦

 2度目の7冠に向かって驀進中?の羽生さん。下位に沈んで一度はあきらめ
ざるを得ないと思われた竜王戦。糸谷、深浦、丸山という強豪を連破して、と
うとう、木村一基八段との挑戦者決定三番勝負にまでこぎつけました。
 羽生、恐るべし。\(^O^)/

http://live.shogi.or.jp/ryuou/
竜王戦中継サイト

 もし、羽生さんが来ると、渡辺竜王、最高レベルの戦闘態勢を築かないとい
けませんね。渡辺竜王は今回防衛すれば竜王5連覇という偉業で、永世竜王資
格を獲得しますからね。そこに、羽生さん、最強の挑戦者となれば、話題性も
十分だし、渡辺、羽生が最高レベルのタイトル戦で超本気で激突するのをみた
いファンも多いでしょう。
 最強の挑戦者といわれた佐藤2冠(当時)との一昨年の竜王戦は、すさまじい
激闘で歴史に残る名勝負。あれに匹敵、あるいは超える熱戦になるかも。
 みんな羽生さん勝てだと木村一基八段も、頭に来て、挑戦者3番勝負、勝つ
んじゃないか。
 木村一基八段も、以前、渡辺竜王に挑戦したときは、割とあっさり負けちゃ
ったけど、今回、挑戦者になれば、リベンジに燃えてすごい戦いになるかも。

 それにしても羽生さん。
 2008/08/26, 27と徳島で王位戦を戦って、29日には、東京で竜王戦挑戦者決
定三番勝負だもんね。よく体力・知力がもつよね。超人ですね。
 倒れないようにお願いします。

http://www.shogi.or.jp/~doujou/event/index.html#a-class-first
をみると、将棋会館で王位戦第5局の大盤解説会がありますね。
 行く時間、作れるかなあ。無理っぽいけど。^^;

乳の詫び状(2008/08/24)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 高尾山
---
 東京にいる間に行っておこうシリーズ、第?弾。\(^O^)/
 ほかの回は、「東京にいる間」で検索よろしく。

 2008/08/10(日)、久々に高尾山に登った。薬王院まではこの数年でも何回か
あるけど、山頂までは10年ぶりくらい。この日は、弾さんのところで、東京湾
の大花火大会を見るという誘いがあったけど、高尾山に登ってからあっちまで
移動してというのは、年老いたおれにはハード過ぎるので、パス。すみません。
 あ、少し思い出した。たぶん、子供が小学校5年生か6年生だ。春休みだ。
終業式か卒業式が終わってから新学期の間に、たしか卒業するお友達と記念に
登ったんだ。
 といっても、以前、山頂に登った時みたいに、下から全部歩いて登ったわけ
じゃなくて、途中までケーブルカーで行って、薬王院に行き、さらに山頂に行
くという楽なルート。
 といっても、ケーブルカーの駅から15分くらい薬王院まで歩き、そこから20
分くらい急な階段をぐんぐん登らないといけない。下界より涼しかったが、山
頂に着いたときは、汗でぐっしょり。
 ミシュランで紹介されてガイジンさんが増えたと聞いていたが、ほんとに、
そう。たしかに、フランス語は聞こえたきた。
 ボンジュール、シャセー、ジュセー(射精、受精)。\(^O^)/
 そうそう。ガイジンさんが多いといえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/14/3690119
箱根
で書いた箱根。ほんとガイジンさんが多かった。
 芦ノ湖の海賊船。おれら以外、ほとんどガイジンさん。それも聞こえてくる
のはいろんな国の言葉。英語、中国語、韓国語、フランス語は聞こえた。ポル
トガル語とスペイン語はおれの耳では区別がつかないが、どっちか、あるいは
両方。それくらい、周りにガイジンさんが多い。
 最初に乗った箱根鉄道の隣の席が、フランス人の美女。思わず、「ボンジュ
ール、シャセー、ジュセー」と言ったら、ソッコー、コロされて、まだ咲いて
いた線路脇の紫陽花の下に埋められました。\(^O^)/

 時空を高尾さんに戻すと、帰りは薬王院で精進料理を食うことになっていて、
初めて薬王院の奥にお邪魔した。
 料理は、よくこんなものがコンニャクや大豆で作れるなあと思うもの多し。
精進だから、肉などに似せて野菜で作るんですよね。ヘルシーな偽装。\(^O^)/

http://www.happy-town.net/t_life/00000465.html
沿線の達人/坂本和巳さん(高尾山薬王院 精進料理人)前編
http://www.happy-town.net/t_life/00000466.html
沿線の達人/坂本和巳さん(高尾山薬王院 精進料理人)後編

 薬王院の人と少しお話をさせてもらったが、もうすぐ、水が変わっちゃうそ
うだ。高尾山の自然保護の観点から反対運動も起きていた圏央道の影響とのこ
と。

http://ja.wikipedia.org/wiki/首都圏中央連絡自動車道
http://www.takaosan.info/kenoudou.htm
高尾山と圏央道 迫りくる自然破壊
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200603111322596
なぜ高尾山を守らなければならないのか

 いままで、薬王院は水道ではなく湧水を使っていて、それで精進料理を作っ
てきて、それが売りの1つだったと。でも、圏央道建設の影響で、湧水を引く
のが難しくなってきて、都の指導もあって水道も使うようになるそうだ。
 最後の100%ピュア高尾山の水使用精進料理が食えたから、おれら、ラッキー
だったのかも。

 今年の落雷の多さの話もあった。
 山頂に行く途中にトイレがあって、でも、封鎖状態で、トイレは山頂のビジ
ターセンターしか使えない状態だった。あれも落雷の影響みたいね。落雷で電
気系統がやられて、ポンプで水を汲み上げられなくなったんじゃないかな。
 薬王院も、落雷で何かの装置が壊れたそうな。
 ケーブルカーの駅から薬王院に行く途中に茶屋がある。11番茶屋だったか
な。そのすぐ後ろの杉の木に前日(2008/08/09)に雷が落ちたそうな。それには
気づいてなかったので、帰りに探したら、ほんと、大きな杉の木が、バシーン
と裂けていた。
 「おっとろしかこつばーい、鮎原さん」と思いながら、下山して帰宅しまし
た。

 いまのところ、電子情報化社会になればなるほど、落雷の被害は、拡大しそ
うなの。予知や予報ができてないし、企業も個人も、落雷は自分には関係ない
と思っているのが大半だから、対策も実はあまり進んでない。
 たとえば変電所がやられると、一帯が停電でしょ。サージ電流で電子機器が
やられちゃうのもあるし。いろんなものが止まっちゃうし、ネットも止まっち
ゃうしね。
 何年か前に、落雷に対して脆弱な、いまの日本社会に警鐘を鳴らす記事をど
こかで読んだけど、どれだったか、探せなかった。すみません。
 最近のだと、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080212/293570/
【名物記者のトレンド解説】被害に遭いやすいネット機器を落雷から守れ−−
日経NETWORK記者
は見つかりましたが。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/TIS/denwa/20040615/1/?ST=ipcom
嵐のあとの音声障害、ハイテクも雷様にはかなわない?!
は、2004年の記事だけど、おれは紙で読んだから、これじゃないね。
 とにかく、雷には気をつけましょう。

ASAHIネットのkick/salonから。Nara Localさんの書き込みにコメントしたもの。

標題: Re: 世界との壁
---
 反町ジャパンは、オリンピックで今後につながる何かを見つけたのでしょう
か。
 マスコミが金メダル獲得を煽った野球の星野ジャパンなんて、金どころかメ
ダルに手が届かなくて、もっとひどかったけど。^^;

 女子サッカーや女子ソフトボールの大活躍に比べ、男子はサッカーも野球も
情けないの一言。
 男子といえば、男子400メートルリレーの銅メダルはあっぱれ、感動の一
言。
 おれが生きている間に、男子がトラック競技、それも短距離でメダルを獲得
することなんてないと思っていたから、ほんと感動して涙が出ました。
 神様、仏様、上野様の女子ソフトボールにも泣きましたが。

 日本サッカー、おれが生きている間に、ワールドカップで優勝、準優勝とは
いわない。ベスト4に残ることがあるんだろうか。
 今回の岡田ジャパン、最終予選、大丈夫なのかという感じさえしますよね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 赤塚不二夫と全日本満足問題研究会「ライヴ・イン・ハトヤ」
---
 復刻されて、ここで話題になっていた、「筒井康隆文明」と「家」のCDを買
いに行きました。どちらも紙ジャケ(紙ジャケット)仕様でした。おれ、紙ジャ
ケ、好きなんです。昔のLPの雰囲気があって。そして紙ジャケ仕様の復刻は、
完全再現を目指すものが多いから。
 で、さらに、麿赤児さんの大駱駝艦との共演、「嵐」も出ているのを発見。
 この前、下北沢で、これから、若気の至りがどんどん出るなどと、ヤノピ様
がおっしゃっていた記憶がありますが、こういう若気の至りは歓迎です。

 で、上記を入手後、偶然、見つけたのが、
赤塚不二夫と全日本満足問題研究会「ライヴ・イン・ハトヤ」
の復刻CD。
 赤塚不二夫追悼記念として陳列してありました。
 これがCDになっているとは知らず、即ゲット。

 最近、復刻が多くてうれしいです。
 おれが学生時代にレコードで聴いていて、後に廃盤になり、入手できなかっ
たフュージョンのCDも続々復刻されています。
 おれらの世代が会社で偉くなったが、自分の青春時代の名盤が入手不能。
「ふざけんな、復刻しろ。それもできれば紙ジャケ(紙ジャケット)でオリジナ
ルを完全再現しろ」などと号令を飛ばしているに違いない。
 実際、おれら、CDのオヤジ買いができるくらいの小金はあるし。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001CCHJ7C/showshotcorne-22/
家(紙ジャケット仕様) 
~ 山下洋輔 筒井康隆 (アーティスト), 筒井康隆 (アーティスト), 山下洋輔 (演奏)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001AHAHDW/showshotcorne-22/
筒井康隆文明(紙ジャケット仕様) 
~ オムニバス (アーティスト)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001CCHJ7M/showshotcorne-22/
嵐(紙ジャケット仕様) 
~ 大駱駝艦,ジェラルド大下 山下洋輔トリオ (アーティスト), 山下洋輔 (アーティスト),
坂田明 (アーティスト), 小山彰太 (アーティスト), 大駱駝艦 (アーティスト)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000M2EAOS/showshotcorne-22/
ライヴ・イン・ハトヤ
~ 赤塚不二夫と全日本満足問題研究会 (アーティスト)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ヤン・アッカーマン、フォーカス、ホーカス・ポーカス(Hocus Pocus)
---
 いま(2008/08/24 10:12ごろ)、TBSのサンジャポ(サンデージャポン)で、オ
リンピックの女子ソフトボール関連ビデオのバックで流れた曲。
 ヤン・アッカーマンのフォーカスのヒット曲「ホーカス・ポーカス(Hocus Pocus)」
だ!
 珍しい選曲。おれらと同世代の好き者がいるね。^^;
 ヤン・アッカーマンとフォーカスについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/19/1736160
プロ・コピーイスト、ヴィニー・カリウタ、ヤン・アッカーマン
http://www.musicdendo.com/performance/akkerman/akkerman.htm
ヤン・アッカーマン Jan Akkerman
http://rock.princess.cc/rock/focus.html
FOCUS フォーカス
http://ja.wikipedia.org/wiki/フォーカス_(バンド)
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 日本PostgreSQLユーザ会九州支部セミナー
---
 日本PostgreSQLユーザ会九州支部セミナーが、2008年8月30日(土)
 14:00〜18:20(開場13:30)からあります。
 会場は、九州大学西新プラザ大会議室
 入場無料、先着100名。
 詳しくは、
http://www.itm.ne.jp/postgresql/
をどうぞ。

乳の詫び状(2008/08/22)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: プログラミング言語Alice
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/20/3700485
プログラミング言語Alice 
の続き。
 s-yamaneさんからコメントがついていた。
--- ここから ---
Aliceについては、ACM記事が日本語訳されてます。 
http://portal.acm.org/supp_gateway.cfm?id=1272540&type=pdf
&path=%2F1280000%2F1272540%2Fsupp%2Fp58%2Dkelleher%2Ejp%2Epdf
産みの親のパウシュ教授は最近亡くなりましたが、最終講義がベストセラーに
なっています。 
http://www.randomhouse-kodansha.co.jp/last_lecture/index.php
参考までに.
--- ここまで ---

 s-yamaneさん、ありがとうございます。
 驚いたことが、2つあって、まず、ACMに日本語記事があるとは思わなかっ
た。\(^O^)/
 ACMは、知らない人に説明しますと、アメリカのコンピュータサイエンスの
学会です。コンピュータサイエンスのノーベル賞といわれるチューリング賞を
授与しているのもACMです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/チューリング賞
http://ja.wikipedia.org/wiki/Association_for_Computing_Machinery
 あ、ゲーデル賞もACMが授与しているのか。知らなかった。芋づる式に知ら
んことが出てくる。^^;
http://ja.wikipedia.org/wiki/ゲーデル賞

 Aliceの論文の日本語訳、ストーリーテリングでコンピュータサイエンスを
教えるというアプローチが有効だということですね。
 読むと、かつてアラン・ケイが夢想してゼロックスのPARC(パロアルト研究
所)で実現に励んだパーソナル・ダイナミック・メディア、いわゆるダイナブ
ックをAliceが実現しつつあるようにも思えますね。アラン・ケイの成果は
Smalltalkになるんですが。
 この論文の冒頭に、
「コンピュータ科学に興味を持つ学生の数が米国やその他の世界中の国で少な
くなっている」
というのは、ほんと、そう。
 女性がこの分野にどんどん来ないとだめというのも、なるほどと思いますね。
男子学生なんて、女子学生が増えると何もしなくても寄ってきますから。\(^O^)/

 この前、九大に行って先生たちと中洲で会議(爆笑)したときもそうだったん
だけど、ほんと、日本の学生は、コンピュータ、ソフトウェア、ICTといった
我々の分野を志望する学生が減ったと。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/20/3700494
日本の屋台骨を揺るがす「技術者使い捨て」の大罪
で紹介したように、理学部工学部といった理系分野への志望全体が減っている
という全日本的傾向です。
 その一方で、九大はアジア各国からも留学生が多く来ていますが、彼らは国
に帰ってこれから発展する自国の基盤をコンピュータ、ソフトウェア、ICTの
力で支えよう、発展を加速させようという意識が高いのね。
 もう10年くらい前かな。アメリカの有名大学のコンピュータやソフト関係
の学部学科にはアメリカ人が減って、外国人、中でも中国人が増えているとい
う話があって、これはビル・ゲイツも気にしていたけど、結果、彼らが中国に
帰って活躍しているんですよね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/06/1708458
岸田孝一さんのソフトウェア工学論
で紹介したように、Best Jobs in Americaの第1位がソフトウェアエンジニア
というのは、にわかには信じられない。
 で、何の話だっけ?
 あ、そうそう。それで少しでも学生が来るように、コンピュータサイエンス
を始めとした関連技術や知識の教え方をどうするかというのが、先生方の話題
の1つ。
 その模索の1つが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/28/1610962
九大にあった本、UMLのエッセンス、MBAシリーズ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/05/1556512
「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情報
化社会」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/10/1568912
Re: 「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度
情報化社会」
で紹介した
http://www.qito.kyushu-u.ac.jp/
社会情報システム工学コースのQITO
なわけです。
 でも、Aliceと違って、QITOのやり方じゃ、女子学生は来ないね。\(^O^)/
 あ、しかし、ぼくの講義を聴きに来た女子学生も何人かいたから、それなり
に女子はいるんですよ。とはいえ、ぼくの講義を聴いた女子はほとんど中国人
だとのことでした。\(^O^)/ やっぱ、中国、すごいね。
 それはさておき、Aliceもそんな模索のひとつだろうし、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/03/2542866
コンピュータを使わない情報教育 アンプラグドコンピュータサイエンス
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/15/2751786
コンピュータを使わない情報教育 アンプラグドコンピュータサイエンスその2
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/490401300X/showshotcorne-22/
Tim Bell/Ian H.Witten/Mike Fellows著, Matt Powellイラスト, 正田良、鎌
田敏之、紅林秀治訳、兼宗進監訳「コンピュータを使わない情報教育 アンプ
ラグドコンピュータサイエンス
もそうでしょうね。
 それにしても、アリスは人気があるんだなあ。不思議の国のアリスと鏡の国
のアリスは中学くらいで読んだと思うけど、ルイス・キャロルが数学者、論理
学者であることは、ずいぶん、後になって知りました。

 そして、驚きのもう1つ。
 いま、本屋に行くと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270003499/showshotcorne-22/
最後の授業 ぼくの命があるうちに (ハードカバー) 
著 ランディ パウシュ (著), ジェフリー ザスロー (著), 矢羽野 薫 (翻訳)
が平積みになって、「全米が涙した感動のベストセラー」などと宣伝されてい
ますが、それがAliceの開発者だったとは。
 たまたま、プログラミング言語Aliceの洋書を見つけた紹介したと思ったら、
こういうつながりだったんですね。情報省の罠でしょうか。\(^O^)/
 こういうつながりを教えてくださったs-yamaneさん、ありがとうございまし
た。
 あ、DVD付きもあるのか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270003502/showshotcorne-22/
最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版 (ハードカバー) 
著 ランディ パウシュ (著), ジェフリー ザスロー (著), 矢羽野 薫 (翻訳)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 技術評論社、知りたい!サイエンスシリーズ
---
 技評(技術評論社)は、以前は完全に我々の業界の本を中心に出している出版
社だったけど、いまでは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774135569/showshotcorne-22/
へんな数式美術館 ~世界を表すミョーな数式の数々~ (知りたい!サイエンス 
36) (単行本(ソフトカバー)) 
竹内 薫 (著)
をはじめ、知りたい!サイエンスシリーズでばんばん一般向けの科学の本を出
しているね。
 このシリーズ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/15/1798507
渋滞学、西成活裕著「クルマの渋滞 アリの行列」
で、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774131245/showshotcorne-22/
西成活裕著「クルマの渋滞 アリの行列 -渋滞学が教える「混雑」の真相」
を紹介したのが初めてみたいね。「へんな数式美術館」で2冊目か。

http://gihyo.jp/book/list?series=%E7%9F%A5%E3%82%8A%E3%81%9F%E3
%81%84%EF%BC%81%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9
で、シリーズの一覧みたら、いろいろある。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774135151/showshotcorne-22/
江戸の天文学者 星空を翔ける ‐幕府天文方、渋川春海から伊能忠敬まで‐ 
(知りたい!サイエンス (032)) (単行本(ソフトカバー)) 
中村 士 (著)
は、読みたい。
 なにせ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/05/14/4417
伊能忠敬、その感動とおれの第2の人生は\(^O^)/
に書いたような状態です、高橋至時、伊能忠敬師弟に感動しましたから。
 そして、伊能忠敬といえば地図なので、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/477413516X/showshotcorne-22/
拡がる宇宙地図 ~宇宙の構造はどう解明されてきたか (知りたい!サイエンス)
 (単行本(ソフトカバー)) 
矢野 太平 (著)
もはずせないか。
 だって、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/06/22/23970
「おれも天文学者だ」シリーズ第2弾
で書いたように、天の川銀河の地図を作っている話を勉強したんだもん。
 それをいうなら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774133671/showshotcorne-22/
宇宙は「地球」であふれている -見えてきた系外惑星の素顔- (知りたい!サイ
エンス 26) (単行本(ソフトカバー)) 
井田 茂/佐藤 文衛/田村元秀 須藤 靖 (著)
もか。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/06/12/20022
Re: これで、おれも天文学者だ\(^O^)/
や
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/10/11/105262
すばる、インフレーション理論、クェーサー
で書いたように、太陽系外惑星の話も聴いたし、著者の一人、田村元秀先生の
「太陽系外に惑星を探す」の話も聴いたんだし。
 宇宙論といえば、佐藤勝彦先生も登場。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774133019/showshotcorne-22/
宇宙論の飽くなき野望 -それでも96%は未だ謎、だから面白い- (知りたい!サ
イエンス 24) (単行本(ソフトカバー)) 
佐藤 勝彦 (著)
 それと、脳も興味があるので、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/477413368X/showshotcorne-22/
昆虫はスーパー脳 -ヒトと対極の進化で身に付けた「超脳力」- (知りたい!サ
イエンス 25) (単行本(ソフトカバー)) 
山口 恒夫 (著)
もか。

 とかなんとかいってたら、全部になっちゃうね。\(^O^)/
 金が続かない。それより読む暇がない。やっぱり、数式が多い数学や物理学
の本は、おれ、頭が悪いから、数式を変形したり、意味を理解しようとしてい
ると、時間がかかるもん。

 ところで、「へんな数式美術館」の奥付みたら、まだ、発行者が片岡巌にな
っている。片岡のオヤジさん、元気なのかな。本多のオヤジが亡くなったから、
心配になっちゃうね。

乳の詫び状(2008/08/21)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: へんな数式美術館その2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/07/3676785
へんな数式美術館
の続き。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774135569/showshotcorne-22/ 
へんな数式美術館 ~世界を表すミョーな数式の数々~ (知りたい!サイエンス 
36) (単行本(ソフトカバー)) 
竹内 薫 (著)
を読みました。面白いね。
 各項目の構成は、数式を大きく掲げて、それについて竹内さんが鑑賞と称し
てその意味や蘊蓄やらを軽妙に書き、適宜、コラムで京極一樹氏がびしっと締
めるというパターン。
 ところどころに練習問題もある。

 「クォータニアン」って何だと思ったら、四元数のことなのね。
 「対角線上の悪魔」って何だ。幾何の話かと思ったら、カントールやゲーデ
ルの対角線論法の話だった。竹内さんは、ゲーデルの不完全性定理の証明を文
系でもわかるように解説したものとして、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130120530/showshotcorne-22/
論理学 (単行本(ソフトカバー)) 
野矢 茂樹 (著)
を挙げています。
 このように、各項目について、もっと詳しく知りたい人は、参考文献を挙げ
てあります。
 おれは、野矢茂樹氏の本は、http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121018621/showshotcorne-22/
入門!論理学 (中公新書) (新書) 
野矢 茂樹 (著)
は、以前、読んだ記憶がある。
 ゲーデルの不完全性定理といえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/09/3617104
で書いたように、最近、ちくま学芸文庫にハマりつつあって、実は、そこに書
いた物理学の名著はランダウとか読むのが難しそうなので、買ってはみたもの
の、結局、最初に読んだのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480089888/showshotcorne-22/
不完全性定理―数学的体系のあゆみ (ちくま学芸文庫) (文庫) 
野崎 昭弘 (著)

 あ、面白いなあ。この本を買った人が買ってる本に、これまで何度も紹介し
てきた、「高校生のための〜」3部作が並んでますね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/16/1658941
高校生のための文章読本
ほか、「高校生のための」で検索してみてください。筋のいい奴は筋のいい本
を選んでいるということね。\(^O^)/

 それはともかく、おれにとって、野崎先生は、どの学者かといえば論理学者
なのだが、野崎先生はこの本で、自分は論理学者ではないなどと書いていてび
っくり。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/14/2511887
和算本あれこれ
で書いたように、おれにとって野崎先生は、アルゴリズムや論理学の人だから。
そして、なにより、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/14/1260227
円周率音楽、ゲーデル、エッシャー、バッハ、モーツァルト
で紹介した、GEBあるいは「ゲーバー本」の訳者です。

 「チャイティンのΩ」は、オメガ数のことでした。これについては、日経サ
イエンス2006年6月号の
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0606/omega.html
ゲーデルを超えて オメガ数が示す数学の限界
G. チャイティン
でちょっと知ってました。

 オメガ数のことは、量子情報科学の入門解説、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088729/showshotcorne-22/
セス・ロイド著, 水谷淳訳「宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算す
る宇宙」は複雑な世界を創ったか?」 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088591/showshotcorne-22/
宇宙を復号する―量子情報理論が解読する、宇宙という驚くべき暗号 (単行本)
チャールズ・サイフェ (著), 林 大 (翻訳)
のどちらかにも、出てたと思う。
 その他、量子情報科学の参考。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/01/1547352
興味のある基礎研究、合成生物学、iGEM、分子コンピュータなど
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/07/2706855
Re: 多世界解釈、量子コンピュータ、日経サイエンス2008年04月号 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/04/3562367
「アリエス」編集人の横山建城と申します
をどうぞ。

乳の詫び状(2008/08/20)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 日本の屋台骨を揺るがす「技術者使い捨て」の大罪
---
 いま出ている週刊ダイヤモンド2008/08/23号の110ページからは、大塚政尚
「日本の屋台骨を揺るがす「技術者使い捨て」の大罪」です。
 リードは、
--- ここから ---
 わが国の技術者流出に歯止めがかからない。昔は韓国、今は中国政府・企業
が猛烈な勢いで中高年技術者・研究者をスカウトしている。一方では、大学の
工学部志望者が激減しており、天下の東京大学ですら専攻科によっては定員割
れしている惨状だ。どこに問題があるのだろうか。自らが技術者で、かつ起業
経験もある大塚政尚氏が、製造業危機の急所を読み解き、その処方箋を提示す
る。
--- ここまで ---

 今年、東大の情報関係から3分の1くらい?が、グーグルに入ったらしいで
すね。株式公開前、ざっと5年以上前ならまだしも、いまどき、グーグルって
中途半端じゃないかな。ベンチャーでもないし、安定しているわけでもないし。
 他人の人生だからどうでもいいけど。^^;

 で、「技術者使い捨て」の大罪。これ、もろにこれまで何度も書いてきた
「理系白書」の世界ですね。
 理系軽視の日本、理系重視の中国の例として、日本は、明治以降の歴代首相
で理系出身は鈴木善幸氏の一人。科学技術庁(いまは文部科学省に統合)の歴代
長官60人のうち、理系はたったの4人。
 中国は、胡錦濤国家主席がバリバリの理系。中国共産党の政治局常務委員9
人のうち8人まで理系。
などという話も。理系白書にも出ていたと思うが、欧州も政治家に理系が多い
んですよね。アメリカはだいぶ少ないけど、日本よりはずっと多かったと思う。
 いまみたいな文系が牛耳って、理系が苦労の割に生涯賃金も少ない社会なら、
理系に進む奴がいなくなるのも当然という、これまで何度も指摘されてきた問
題がここでも出ている。
 ただ、理系も、専門バカになって、自ら「タコツボ」に入って、いいように
カモられている点も指摘しています。
 中高年技術者・研究者が中国にスカウトされて移住したあと、女にハマる話
は面白い。リストラされたり、定年退職した中高年技術者の日本における相場
が年収300万円から400万円。中国だと500万円から700万円。これ、
中国人社員の15倍から20倍。しかも、物価が安いから日本に仕送りしても
遊ぶ金がある。技術者は酒も飲まない、女遊びもしたことがない連中だから、
ハニートラップにはまりやすいと。
 みなさん、気をつけましょう。\(^O^)/
 お前が、一番、気をつけろ!
 しゅん。

 以下、参考。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062754355/showshotcorne-22/
毎日新聞社科学環境部「理系白書 この国を静かに支える人たち (講談社文庫)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062759268/showshotcorne-22/
毎日新聞科学環境部「「理系」という生き方―理系白書2 (講談社文庫 ま 56-2)」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/03/2542866
コンピュータを使わない情報教育 アンプラグドコンピュータサイエンス
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/07/2549390
理系搾取使い捨て社会、日本

 ほかは、上の検索窓で、「理系白書」で検索してください。

中村(show)

===
標題: Re: 日本の屋台骨を揺るがす「技術者使い捨て」の大罪
---
東大法学部卒以外は官僚にあらず、というこの国の仕組みが
限界に来ていることはすでに指摘されているところでありま
す。公務員制度改革を議論すると、キャリア公務員のこと
しか考えない。キャリアの制度が変わればノンキャリの制度
も、地方公務員の制度も変わるというのに、そんなことは
眼中にさえない。で、あげくのはてに庁舎内に「行革反対」
などというアジビラを張り出すもんだから、さらに市民から
白い目で見られる。自らの主張を短い言葉で市民に伝達する
ということができないということは、政策を市民に正しく伝
えることができるとはとても思えない。
訳のわからない政策をでっち上げても、チェック機関である
はずの国会がそれを止められない。自民・民主はともかく、
小政党は全会一致を阻止することに意義があると言っても
いいはずなのだが。

諸般の事情でここまでということで。
あとは飲み屋に誘ってくれれば、犯罪にならない範囲でお話
しますんで。

オフやろーぜー。

--
つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: サイエンスネット復刻
---
 かつて朝日新聞科学部がやっていたサイエンスネットの復刻話があるとのこ
と。
 団藤保晴さんから。
--- ここから ---
中村正三郎様

 以下の事項をあちこちで広めております。機会があればご紹介願えればと思
います。

 1988年に朝日新聞科学部が国内マスメディアで初めて立ち上げたパソコン通
信ネット「サイエンスネット」が20周年を迎えました。これを機会に懐かしい
中身を復刻しようとの話が元のスタッフの間でまとまり、「サイエンスネット.
jp」としてドメインを取得
http://xn--ecki1bs4c4a7a1z.jp/
に仮オープンしました。20年前の”幻ネット”の復活です。

サイエンスネット復刻委員会
団藤保晴
◇◆記者コラム「インターネットで読み解く!」
http://dandoweb.com/
--- ここまで ---

http://サイエンスネット.jp/FRE/FRE-index.htm
の目次をみていると、「DDXのサポートをお願いします」などという時代を感
じさせるものがあって懐かしいですね。
 DDXやVenus-P。あったなあ。\(^O^)/
http://サイエンスネット.jp/WAT/WAT-index.htm
には、LISPの父というものもありました。マッカーシー先生のことなんでしょ
うね。
 それにしても、よく掲示板のログが残ってましたね。えらいなあ。
 日経MIXのログは、どうなったんだっけ。吉田君だっけ? ああ、名前をド
忘れした。彼が全部ログを取ってたんだけど。まだ8インチフロッピーがある
時代。通信速度が1200bpsや2400bpsくらいかな。

中村(show)

===
標題: Re: サイエンスネット復刻
---
300ボーの音響カプラでモバイルコンピューティングなんて
してる好き者な方もいらっしゃいましたわ。
PHS出始めの頃、これはパソコンと繋がって面白いことに
なる!と言い続けてたんだけど、ブレークする前に諸般の
事情でPeop
話題を変えましょう。
社宅住まいだった頃、PBXがタコで、各部屋ごとの外線料金
が計算できないというすばらしい仕様。おかげさまで、
Niftyから5万円とか言う課金が来たときも、電話代プラス
光熱水費プラス家賃で500円くらいいつもより多かった程度
だったような。そのくせ、8+指定時刻で目覚まし機能が
あったり、ボタンひとつで管理人室に繋がったりしてた
なあ。夕方から朝は管理人いないんだけどね。

ああ、懐かしい。

--
つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 芋洗坂係長は大里高校出身
---
 門司ネタが続きます。
 いま出ている週刊ダイヤモンド2008/08/23号は、エンタメ経済特集。編集後
記で鎌塚編集長が、芋洗坂係長が最近の贔屓と書いていたので、思い出した。
 芋洗坂係長は、北九州市門司区にあった福岡県立大里高校の出身です。
 「あった」と過去形なのは、学校統合で門司区の4つの高校は2つに集約さ
れたからです。
 大里高校は、福岡県立門司大翔館高等学校になりました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/福岡県立大里高等学校

 Wikipediaのほうには、本名かつ芋洗坂係長の本来の芸名である小浦一優で
出てますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/小浦一優
をどうぞ。
 なるほど、この項目、芋洗坂係長への改名提案があるのか。さもありなん。

 おバカキャラと「羞恥心」で大ブレイクした、つるの剛士。
 北京オリンピック女子バレーの司令塔、竹下佳江。
 そして、芋洗坂係長こと小浦一優。
 この夏、門司出身者が大活躍ですね。\(^O^)/

参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/19/1860040
門司、黒川紀章、将棋、つるの剛士、バレーボール竹下選手ネタ

中村(show)

===
標題: Re: 芋洗坂係長は大里高校出身
---
東京では「爆笑!レッドカーペット」をきっかけに
ブレークする芸人が多いようだが、関西で見逃せない
のは「オールザッツ」である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B6%E3%83%83%E3%83%84%E6%BC%AB%E6%89%8D
これさえ見れば、関西の笑いはすべてわかるという
ローカル番組。東京の番組と違うのは、すべった時
はその空気をそのまま放送するということである。
エンタの神様のように演出の素材がお笑いではなく、
素材をそのままさらけ出しているのである。

芋洗坂係長、昔は痩せてたんだけどな…

--
つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 門司赤煉瓦プレイス、門司麦酒煉瓦館、赤煉瓦ホールなど
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/01/3604668
こんなところでも、ヤノピ様が
関連。

 上記で、実家のすぐそばにあったサッポロビール門司工場が、 
http://mojirenga.navitown.com/index.html
門司赤煉瓦プレイス
になっていることは書きましたが、
http://mojirenga.navitown.com/link.htm
相互リンク
をみると、
http://www.redbrick.jp/
赤煉瓦倶楽部舞鶴
http://www.akarenga-handa.jp/
赤煉瓦倶楽部半田
と、赤煉瓦倶楽部を結成していますね。舞鶴のことは上記で書きましたが、赤
煉瓦倶楽部半田のカブトビールというのは、知りませんでした。

http://mojibeer-mm.jp/
門司麦酒煉瓦館
は、門司赤煉瓦プレイス同様、サッポロビール門司工場の跡地にあります。

 サッポロビール門司工場といえば、子供のころ、お祭りの子供みこしを引っ
張って行って、リボンシトロンを飲ませてもらった思い出があります。大人は
もちろんビールです。
 小学校や町内会の社会見学なんかでも工場見学に行きましたね。
 工場見学の最後は、大きな会議室みたいなところでジュースやビールが飲め
たんですが、町内会のときは、工場長がやってきて挨拶してても、
「ええっちゃ、そんな挨拶は。お前も、はよ、飲め」
「いえ、自分は勤務中ですから」
「ビール作っとって、ビールが飲めんちゅうことないやろ。まあ、飲め」
で、無理やり飲ませてました。\(^O^)/

 今度、母の1周忌で、ピアノを弾いてもらうので(おれが弾くんじゃないよ)、
手ごろな場所があればと思っていたら、門司赤煉瓦プレイスのホールがよさそ
うというので、6月の九大の講義が終わった次の日、新幹線に飛び乗って、行
ってきました。
http://mojirenga.navitown.com/place.htm
にある、赤煉瓦交流館の赤煉瓦ホールというところです。
 母からは、私が死んだら、葬式のとき、昔から知っているある先生にピアノ
を弾いてもらって送ってくれといわれていたんですが、急に体調を崩して死ん
でしまったし、そもそも先生のスケジュールを押さえるのも、簡単にできるわ
けじゃない。
 「先生。母の葬式にピアノを弾いてください」
 「それはいいけど、いつ?」
 「スケジュールはどうとでもなります。母には、先生の御都合に合わせて死
んでもらいます」
 「まあ、それなら安心ね」
 「ええ、医者には金を握らせてますから」
 これが通用するならいいけど、そんなわけにはいきません。
 で、結局、1周忌にやろうということになりました。

 こじんまりしたホールですが、ピアノの発表会などでは、狙い目かもしれ
ませんね。開放感があるし。
 お寺さんからも近いし、ここにしました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: プログラミング言語Alice
---
 新宿ジュンク堂に行って、Lispやらがある棚をみたら、Haskellの洋書が何
種類かあった。なるほど、Haskellで勝負しているのかと、これは、まあ、最
近の流れからすれば予想の範囲内。
 で、知らないプログラミング言語の洋書があった。それがプログラミング
Aliceの本。
 メモ取ってないから、うろ覚えだけど、たぶん、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/013208516X/showshotcorne-22/
Learning To Program with Alice (ペーパーバック) 
Wanda P. Dann (著), Stephen Cooper (著), Randy Pausch (著)

 あれ? Brief Editionってのがあるね。^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0132397757/showshotcorne-22/
Learning to Program With Alice: Brief (ペーパーバック) 
Wanda P. Dann (著), Stephen Cooper (著), Randy Pausch (著)

 あれ? 表紙に見覚えがあるのは、こっちみたいな気がしてきた。^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1418836257/showshotcorne-22/
An Introduction to Programming Using Alice (ペーパーバック) 
Charles W. Herbert (著)

 Aliceの公式サイトは、以下。
http://www.alice.org/
Aliceの公式サイト
 Aliceのテキストは、以下に並んでますね。
http://www.alice.org/index.php?page=documentation
テキスト
 上記、「Learning to Program with Alice」のサイトは、
http://www.aliceprogramming.net/
Learning to Program with Alice
です。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 九州大学学術研究都市情報交流セミナー
---
 九大学研都市の情報交流セミナーがあります。
 来年、六本松にあった教養部も伊都キャンパスに移転してきます。
 その辺の話や中小企業のための技術支援業務の話があるようです。詳しくは、
http://www.opack.jp/event/20_back/infosemi5.html
第4回九州大学学術研究都市情報交流セミナー
〜ビジネスチャンスは九大学研都市から〜
をどうぞ。

乳の詫び状(2008/08/19)

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/18/3697753
行ってきました。山野ビッグバンドジャズコンテスト
の続き。
 山下洋輔さんがコメントをつけてくださったので、それにコメント。

===
標題: Re: 行ってきました。山野ビッグバンドジャズコンテスト
---
 国立音楽大学ニュータイド・ジャズ・オーケストラ、2年連続6回目の優勝
おめでとうございます。
 参加学生、挾間美帆さんの作・編曲による「Catch the Tide」の演奏は、コ
ンテストの歴史初なのですか。すごいなあ。それも、あんな難しい曲。^^;

http://www.yamano-music.co.jp/docs/ybbjc/index.html#list
に出ている最優秀ソリストになった大阪大学ザ・ニュー・ウェイヴ・ジャズ・
オーケストラのテナー・サックス、當村邦明さんは、聴きました。色気があっ
て、すごくうまかった。うっとり聴かせるソロでした。
 審査員からは、「その年でどうしてそんな音色が出せるかなあ。マウスピー
スはどこの? リードは?」などと質問されていました。\(^O^)/
 聴いた中でもう一人、ちょっとうますぎると思ったのは、昭和大学メディカ
ル・オールスターズ・ジャズ・オーケストラのアルト・サックス、柳井亮さん。
 記録をみたら、昨年の優秀ソリストなんですね。
 2年連続優秀ソリスト、最優秀ソリストはなしというのが不文律なのかも。

>明日(中村注: 2008/08/19)は赤坂サカスで、ニュータイドの演奏があります。
>はからずも凱旋公演になって、私も乱入します。
>
>http://sacas.net/natsusacas/stage/index.html
>
>皆様どうかご検分ください。

 ひょっとして、「Catch the Tide」に乱入?
 今日(2008/08/19)は亡くなった母の古いご友人のところに挨拶回りなので、
行けるかどうか。行けそうなら、聴きに行きます。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Common Lisp本「Let Over Lambda」
---
 Common Lisp本の紹介です。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1435712757/showshotcorne-22/
Let Over Lambda (ペーパーバック) 
Doug Hoyte (著)
 Common LispをCommon Lispたらしめている強力なマクロの解説本ですね。
 Schemeもマクロ入りましたけれど、おれの場合、慣れの問題で、Lispのマク
ロといえばCommon Lispのマクロなんですよね。
 この本の出版は、2008年4月。アメリカでは、いまでも脈々とLisp本の新刊
が出ますね。
 売り文句は、以下。
--- ここから ---
Let Over Lambda is one of the most hardcore computer programming books
 out there. Starting with the fundamentals, it describes the most 
advanced features of the most advanced language: COMMON LISP. Only the
 top percentile of programmers use lisp and if you can understand this
 book you are in the top percentile of lisp programmers.

This book is about macros, that is programs that write programs. 
Macros are what make lisp the greatest programming language in the 
world. When used properly, macros enable amazing feats of abstraction,
 programmer productivity, and code efficiency and security that are 
unheard of elsewhere. Macros let you do things you simply cannot do in
 other languages.

If you are looking for a dry coding manual that re-hashes common-sense
 techniques in whatever langue du jour, this book is not for you. This
 book is about pushing the boundaries of what we know about 
programming. While this book teaches useful macro skills that can help
 solve your programming problems today and now, it has also been 
designed to be entertaining and inspiring. If you have ever wondered 
what lisp or even programming itself is really about, this is the book
 you have been looking for.
--- ここまで ---

 トップ集団のプログラマはLispを使う。そして、この本を読めば、Lispプロ
グラマの中でもトップ集団に入れると。
 その鍵がマクロだと。
 この本を読むと、プログラミングに対する考えが変わって、意識変革が起き
るだろうと。
 まあ、そげんなこと、いうとるっちゃ。
 意識が変わるのも当然。おれに言われせれば、Lispは東洋哲学、東洋思想で
すから。
 プログラムはデータでもあり、データはプログラムでもある。
 これ、色即是空、空即是色そのものです。\(^O^)/
 ( と ) の中で、宇宙の全てが生じ、また消えていく。
 これ、太極そのものです。\(^O^)/

http://ja.wikipedia.org/wiki/太極

 この本のサイトは、
http://letoverlambda.com/
Let Over Lambda 50 Years of Lisp by Doug Hoyte
です。

 Common Lispのマクロ本といえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/23/1337051
うぉぉ、「On Lisp」日本語版が来たぁぁ\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066371/showshotcorne-22/
Paul Graham著、野田開訳「On Lisp」
も定番です。
 「うぉぉ、「On Lisp」日本語版が来たぁぁ\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/」
をみると、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590592395/showshotcorne-22/
Peter Seibel著「Practical Common Lisp」(Apress) 
の日本語版、出してくれるところないですかねえ。
とか、
 あと、ShiroさんのGaucheも本が出てほしいよね。 
http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/gauche/index-j.html
Gauche
とか書いてますね。
 両方とも出ましたもんね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/18/3633573
Peter Seibel著「実践Common Lisp」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067211/showshotcorne-22/
実践Common Lisp (単行本(ソフトカバー)) 
Peter Seibel (著), 佐野匡俊 (翻訳), 水丸淳 (翻訳), 園城雅之 (翻訳), 金
子祐介 (翻訳)

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/29/2586966
「プログラミングGauche」出版記念 第2回gauche.night開催のお知らせ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/09/2714537
第2回gauche.nightと「プログラミングGauche」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113482/showshotcorne-22/
Kahuaプロジェクト(著), 川合 史朗 (監修)「プログラミングGauche」

 出版社の皆様、翻訳者の皆様、ありがとうございます。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 数値計算言語MaTX(マットエックス)
---
 アマゾンで、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/450153110X/showshotcorne-22/
Linux・WindowsでできるMATXによる数値計算 (単行本(ソフトカバー)) 
古賀 雅伸 (著)
を買ってくださった人がいて、恥ずかしながら初めて知りました。
 恋の甘酸っぱさを。\(^O^)/
 違うだろ。MaTX(マットエックス)という、数値計算向けの言語があるんです
ね。東工大で作られたそうです。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/26/1138367
Maxima, KNOPPIX/Math, R, Octaveその他
とは関係あるけど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/19/1123372
Maxima、すげえじゃん
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/20/1126597
Maxima, BCPL, Algol, APL, SNOBOL
とは微妙に関係ないかも。^^;
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/19/3637598
Numerical Recipes: The Art of Scientific Computing
との関係が深そう。

「Linux・WindowsでできるMATXによる数値計算」は、MaTXの公式ガイドの1つ。
もう1つは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4501531002/showshotcorne-22/
制御・数値解析のためのMATX (単行本(ソフトカバー)) 
古賀 雅伸 (著)

 この2つの著者である古賀雅伸さんは、MaTXの開発者なんですね。

 公式ガイドではないけれど、MaTX本は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777512185/showshotcorne-22/
MaTX入門―フリーで使える「数値計算」「シミュレーション」ツール (I・O 
BOOKS) (単行本) 
橋本 直 (著)
も出ていますね。3冊も本が出ているというのは、割とメジャーなんですね。
 おみそれしました。

 MaTXの公式サイトは、
http://www.matx.org/
です。
 いろんな大学や高専で、教育にも使われてきたんですね。
 リアルタイム処理もあるのか。すごいなあ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/18/3697740
成功本はムチャを言う!?
の続き。

===
標題: Re: 成功本はムチャを言う!?
---
成功本を読むと成功するのではなく、成功した人が成功本を
書いてさらに成功するか、成功してもいない人が成功本を
書いて成功を目指すか、だけのことでは。
テレビなんて、飽きたらポイの世界だから、いつまで使って
もらえるかわかんないしね。若林なんとかいう株のプロとか
自称していた女性は、ブログに記事盗用疑惑が発覚したとか
で、まともなところは使わなくなったみたいですし。

で、何を言いたいかというと、成功とは「まぐれ」だ、と。
「まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか」
ナシーム・ニコラス・タレブ(著) 望月衛(翻訳) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478001227/showshotcorne-22/

株はともかく、FXは博打ですぜ。外国為替の将来見通しが
当たるヤツがいたら、政府や中央銀行が放っておきません。

--
つばめどん

===
標題: Re: 成功本はムチャを言う!?
---
 いま出ている週刊ダイヤモンド2008/08/23号の「目利きのお気に入り」とい
う本の紹介コーナーで、丸善丸の内本店一般書籍売場売場長補佐の宮野源太郎
氏が、細谷功の地頭力や勝間和代のフレームワーク力の本とともに、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062724979/showshotcorne-22/
3種類の日本教―日本人が気づいていない自分の属性 (講談社+α新書 393-1C)
 (単行本) 
島田 裕巳 (著)
を紹介しています。
 島田裕巳は、オウム真理教の件で叩かれて干されていましたが、最近は復活
してますね。去年から今年にかけて続々著書を出しています。
 ちょっと前のものだけど、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410610072X/showshotcorne-22/
創価学会 (新潮新書) (新書) 
島田 裕巳 (著)
は、なかなかよかったです。
 で、「3種類の日本教」によれば、日本人は「サラリーマン系」「自営業・
自由業系」「公務員・教員系」に分けられると。
 宮野氏によれば、日本に一番多いサラリーマン系は、特異な存在で、
--- ここから ---
 そういう人たちが、会計士や弁護士、脳科学者など自営業・自由業系に属す
る人たちの手による自己啓発本に夢中になるのはなぜなのか。今、サラリーマ
ン系は、自らのありようについて深い迷いを抱え込んでいるとわかるのです。
--- ここまで ---
だそうです。
 ま、うまくカモられているってことです。サラリーマン系、やっぱ、奴隷で
すね。^^;
 大体さ、自分の生産性や生産効率を上げようなんて考えて、自己啓発本やら
知的なんとか本やらのクズ本に手を出す発想が、そもそも間違い。
 王侯貴族や資本家は、自分の生産性を上げようなんて考えないもん。家来や
部下や労働者や奴隷の生産性を上げることは考えてもね。
 その辺を考えるだけでも、あの手の成功本をいくら読んでも成功しないのは
わかると思うけど。発想の原点や次元が違うもの。
 以前、会計士や弁護士連中は制度によって守られているから、知的生産の必
要はないし、知的生産性ゼロなんて書いたでしょ。公務員・教員系も制度によ
って守られている。
 公務員・教員系や、自営業・自由業系でも制度によって守られている会計士
や弁護士連中の場合、制度によって守られている世界だから、自分の生産性を
上げると出世するメカニズムがあるわけ。そういう制度設計だから。
 勝間和代には利己はあっても利他はないというのも、利己でやっていける世
界だから。そういう制度内で生きているだけのこと。でも、それで行ける世界
は、すごく狭いのね。以前の別のことで、勝間和代は、この人の世界観は貧弱、
ペラペラで、安いドラマのセットの書き割りみたいと思ったことがあったけど、
それでもやっていける世界。制度が守っているから。知的能力はあの程度、知
的生産性ゼロでも十分やっていける世界だから。
 サラリーマン系も昔はそういう制度設計だった。それが、年功序列や終身雇
用のいわゆる日本的な制度。でも、それが崩壊しちゃったから、「今、サラリ
ーマン系は、自らのありようについて深い迷いを抱え込んでいる」わけ。
 利己で行ける制度が崩壊しているのに、利己で行こうとするクズな成功本を
真似て成功する確率はまずない。
 金儲けがうまいのを成功だとする場合なら、王侯貴族や資本家のように、搾
取を念頭に家来や部下や労働者や奴隷の生産性を上げることを考えてもいいけ
ど、もっと穏やか、あるいは偽善的にいえば、利他の精神で、他人に働いても
らって儲けてもらって、自分は働かずにもっと儲けさせてもらう。そういうこ
とを考えないとね。

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/18/3697738
恐るべし、日テレ鈴木健アナウンサー
の続き。

===
標題: Re: 恐るべし、日テレ鈴木健アナウンサー
---
>日テレベレーザ

その試合見てました。
男子より面白くて中身の濃い試合でした。

たしかに、違和感感じるぐらい”日テレベレーザ”連呼してましたね。

観戦しながら ”NHKなのに日テレって連呼しているこのアナ勇気があるなあなんて”思っ
ていたのだけれど、日テレさんのアナならしかり、じっちゃんの名に懸けて謎は解けた!
ってとこです。

FAT'N

===
標題: Re: 恐るべし、日テレ鈴木健アナウンサー
---
 前半しか観ずに寝ましたが、2-4でアメリカに負けたんですね。残念。
 前半は、鈴木健アナ、ほとんど日テレベレーザと言わなかったような。。。
 どこからか、圧力がかかったのか。^^;
 kick/salonのNara Localさんのコメントによれば、「湯郷ベル」の名前がけ
っこう出ていたそうです。
 おれも、岡山になでしこリーグのチームがあるとは知りませんでした。^^;

http://www.yunogo-belle.com/
岡山湯郷Belle オフィシャルサイト
ですね。

中村(show)

乳の詫び状(2008/08/18)

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/21/2570888
山下洋輔、ニューイヤー・コンサート関連、挟間美帆さん
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/28/2585914
Re: 挟間美帆さんは山野の優秀ソリスト
関連。
 山下洋輔さんから、ぜひ、聴きに行ってくれといわれていた話題。

===
標題: 行ってきました。山野ビッグバンドジャズコンテスト
---
 ヤノピ様から潜入指令が出ていた山野楽器の第39回山野ビッグバンドジャ
ズコンテスト。
 2008/08/16, 17での開催ですが、17日日曜日は用事があるので、16日土曜日
に行きました。それも途中用事を済ませに抜けたので、午前と午後3時から午
後5時まで(この間に、挟間美帆さん率いる国立音楽大学ニュー・タイド・ジ
ャズ・オーケストラが出る)という変則。聴けなかった他の大学のバンドの皆
様、すみません。

 10時開場、10時半開演ということで、10時10分過ぎに会場の府中の森芸術劇
場に行ったら、あなた。噴水のある入り口前の広場に長蛇の列。
 えっ、こんなに人が集まるのかと思いつつ、炎天下、列に並んだら、あなた。
数分後に、係の人が大声で、「当日券は完売しましたぁ」と連呼。
 えっ、入れない!? 演奏がある「どりーむホール」といえば、2000人収容の
大ホール。それが満席!? そんなに人が来てるのか、東京は恐ろしかぁ。
 茫然自失のまま、いてもしょうがないから帰ろうと、列を離れて、とぼとぼ
歩き始めたら、また、係の人の声。
 「チケットをお持ちでない方、当日券がない方は、ふるさとホールのほうで
映像と音声の中継があります。ふるさとホールでご覧になれます。ふるさとホ
ールへは無料で入場できます」
 ということで、また、列に並んで、やっとふるさとホールに入りました。

 ぼくの学生ビッグバンドの常識は、30年前、それも福岡での常識。今回、そ
んな浦島太郎状態の常識が劇的に塗り替えられました。

 まず驚いたのは、聴いたバンドの多くが、ラテン・パーカッションを入れて
いたこと。当然、ラテンの曲もやっていました。本格的にラテン・パーカッシ
ョンを入れたラテン・フュージョンのビッグバンドといえば、30年前、ぼくに
とって、松岡直也&ウイシングがアイドル。それを学生が当たり前のようにや
ってるんですね。
 国立音大も1人入れてましたし、午前で聴いた4バンドのうち、名古屋芸術
大学ジャンパ・スウィング・オーケストラが2人、東京工業大学ロス・ガラチ
ェロスが4人、日本大学リズム・ソサエティ・オーケストラが2人入れてまし
た。
 女子のパーカッション奏者もいたし、女子のティンバレス奏者もいたのに、
びっくり。
 なぜって、パーカッション奏者は、なんか得体のしれないもので得体のしれ
ない音を出すのが好きな人が多い。楽器も変態(形が不思議)なら、音の志向も
変態な(普通の楽器が出せない音を求める)。ペッカーなんて容貌も得体が知れ
なかったもん。
 ペッカー、カルロス菅野、大儀見元、ウィリー長崎(長崎さんは、福岡から
突如松岡直也グループに引っ張られたシンデラボーイです)などを聴いてきた
身からすると、そんな変態の世界に女子が進出。時代は変わったなあ。\(^O^)/
 坂本ぉ(←学生バンドでパーカッションをやっていた友人)、サックスじゃな
くて、パーカッションをやってても女にモテる時代が来たぞぉ。\(^O^)/
 そう、女子の進出に大びっくり。
 各大学のメンバー表を総合すると、ビッグバンドの全楽器に女子がいる。
 ぼくの古い常識は、ピアノに女子は普通、ブラス・セクションなら、アルト・
サックスか、せいぜいテナー・サックス。あと、フルートかな。大体、この辺
にしか女子はいなかった。
 しかーし、時代は変わっていた。リズム隊は、ピアノは当然として、ギター、
ベースも女子がいるし、ドラムにもいる。前述のようにパーカッションにも女
子。
 ブラス・セクションは、サックスは、アルト、テナーはおろか、バリトンにも
いる。そして、トランペットにもいるし、トロンボーンにもいる。それもバス・
トロンボーンにもいる。
 成蹊大学コンパル・サウンズ・ジャズ・オーケストラなんて、ブラス14人
のうち、トランペット、トロンボーン、サックスのそれぞれに男子は1人ずつ。
残り11人は女子ですよ。
 聴けなかったけど、上智大学ニュー・スウィング・ジャズ・オーケストラは、
売り文句が「女子率72%のサウンドをお楽しみ下さい♪」ですもん。
 おっとろしかこつばーい、いまどき。おっとろしかこつばーい、東京。おっ
とろしかこつばーい、女子の活躍。\(^O^)/
 北京オリンピックで、男子は不振でも女子が活躍しているのも、納得ですね。^^;

 国立音大ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラは、さすがの演奏でした。
 2曲やったんですが、2曲目は挟間美帆さんのオリジナル。出だしから、大
変な南極3号。難しすぎる。よくこんなの演奏するよなあ。審査員からは、4
ビートになってからの部分への不満が述べられていました。

 いやあ、いいもん、聴かせてもらいました。
 出場バンドのみなさま、お疲れ様でした。

 プログラムをみると、規模が大きくなってきて、府中の森芸術劇場でやるよ
うになったんですね。今年で6回目だそうです。
 プログラムには、府中の野口市長のごあいさつが写真入りで出ています。
 うらやましい。ちくしょー。こんなこんな面白いイベントのプログラムに写
真入りで一席ぶてるなら、おれ、次の府中市長選挙、立候補しようかな。\(^O^)/

http://www.yamano-music.co.jp/docs/ybbjc/index.html
山野ビッグバンドジャズコンテスト
http://www.fuchu-cpf.or.jp/theater/index.html
府中の森芸術劇場

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 成功本はムチャを言う!?
---
 本屋に行ったら、なるほど、こういう本が出ているのかと思う本がありまし
た。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413042093/showshotcorne-22/
成功本はムチャを言う!? (青春新書INTELLIGENCE (PI-209)) (新書) 
新田 義治 (著)

 勝間和代の本や「〜力」というタイトルに代表される本、すなわち、アホな
ビジネスマン、ビジネスウーマンをカモにしている、おれからみればダイエッ
ト本と同じ作りと売り方の安直なビジネス本を、成功本と定義して、それがな
ぜ役に立たないかを分析した本です。
 便乗本というか、メタな本というか、いずれにせよ、生物の進化をみるよう
な現象ですね。^^;
 この本によれば、成功本を読んでも95%以上が挫折するということですが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/30/3416616
自分をグーグル化した情報サイボーグの末路
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/22/3589649
おれでも漫画が描けるようになる?
で、書いたように、正規分布の2シグマ(2σ)じゃなくて、3シグマ(3σ)の世
界、せいぜい「千三つ」でしょう。

 週刊SPA!でも、今年、実際に成功本のやり方に挑戦してどうなるかという企
画をやってましたが、役に立っていませんでした。その時は、力がついたよう
に思えても、すぐ元に戻る。
 要は、出来の悪い、テキトーにでっちあげられたダイエットや捏造で番組が
中止になった「あるある」と同じ。
 あんな本に手を出すくらいなら、年月に耐えてきた定評ある古典的な本を、
何度もじっくり読み返すなり、学校教育のカリキュラムに従ったオーソドック
スなものをじっくりやるほうが、時間も金も無駄にならないのにね。
 それに気づかない連中が、一定程度、それもかなりの数、いつもいるから、
あの手の本がなくならないし、ベストセラーにもなる。出版社としては、カモ
がうじゃうじゃいる以上、カモを食うほうがいいってことですね。
 これが、成功本に関する基本的な図式ですね。
 自己啓発本や成功本を何冊も買って試し、買っては試しする人は、自己啓発
本難民、成功本難民ですね。それから抜け出さない限り、成功なんて、ないで
しょうね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 恐るべし、日テレ鈴木健アナウンサー
---
 ほんとは、kick/salonのほうがいいかもしれないが、ちょっとズレたネタな
ので。

 北京オリンピック女子サッカー。
 なでしこジャパンが中国を破って、日本女子サッカー史上初のベスト4。男
子を含めても、メキシコオリンピック以来という快挙を達成した試合の中継。
 オリンピックということで、日テレの鈴木健アナウンサーが、NHK総合やNHK
教育での放送でも中継を担当しました。
 そしたら、あなた。鈴木健は隙あらば、日テレベレーザの所属選手がプレイ
するときには、「日テレベレーザ」を連発。
 NHK史上初じゃないか。NHKの放送で、こんなに自局の名前を連発した民放ア
ナウンサーは。
 上から指令があったのか。それとも出世の材料になると思って、自分で勝負
に出たのか。^^;
 なんにせよ、恐るべし、鈴木健。\(^O^)/

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: ラグビー新ルール。モールを崩しても反則なし
---
 ケーブルテレビのJ:COMでは、地域情報番組があって、府中には、サントリ
ー・サンゴリアス、東芝ブレイブルーパスという、最近、ラグビー日本一を取
っているチームが2つもあるので、この2つのチームを紹介する番組がありま
す。
 それが、
http://tokyo.jcommunity.net/cms_content_view.php?tbid=67
ラグビーキング(RUGBY KING)
です。
 まもなく、ラグビーのトップリーグが開幕しますが、今シーズンから新ルー
ルが適用されます。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/13/3575144
に少し書きましたが、今回のラグビーキングでは、モールの新ルールをサント
リーのコーチ・選手たちが解説してくれました。
 なんと、守備側がモールを故意に引き倒しても反則じゃなくなります。
 いままで、引き倒すのが反則だったので、モールでどんどん前進されていま
したが、これで、モールによる攻撃はほとんどできなくなるでしょうね。
 サントリーのコーチが、これの影響はいろいろありますが、今は言えません
などと言ってましたが、東芝ブレイブルーパスの得意攻撃の1つ、日本一3連
覇の原動力だったのが、ドライビングモールによる攻撃だったので、東芝にと
っては影響が大きいんじゃないかな。
 結局、他の新ルールもそうですが、フォワードでガシガシやるより、バック
スに球を回して華麗なパスワークでトライを取るようなラグビー。ボールがよ
く動いて観ていて楽しいスペクタクルなラグビーになる方向でのルール変更で
すね。
 ま、東芝も展開ラグビーは得意なので、修正してくるとは思いますが、今年
のトップリーグ。新ルールの影響がどれくらい出るか、各チーム、どう修正し
てくるか注目です。

乳の詫び状(2008/08/14)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 箱根
---
 先週、箱根に行ったんですよ。
 東京にいる間に行っておこう企画第?弾で。^^;

 久しぶりだったので、いろいろ変わっていた。
 箱根湯本の駅は、いま大改築中で、ごちゃごちゃ。
 でも、登山鉄道は、相変わらずのんびり山を登っていきます。まだ、紫陽花
が咲いていました。
 大涌谷のロープウェーの駅やお店がすっかりきれいになっていた。
 芦ノ湖の桃源台の駅もすっかりきれいになっていた。
 海賊船も新しい船に乗れた。
 彫刻の森美術館は、足湯があって、気持ちよかった。

 小田急の箱根フリーパスだったから、登山電車からケーブルカーからロープ
ウェイからバスから海賊船から、いろんな交通手段を乗れて便利でした。

 今回、最大のヒットは、箱根ラリック美術館。
http://www.lalique-museum.com/
箱根ラリック美術館

 観光地によくあるちょろとした美術館かと思ってて、あまり期待せずに行っ
たら、とんでもない。
 こんなに大量にラリックの作品を観たのは、目黒の東京都庭園美術館でラリ
ック展を観たとき以来。
 調べると、
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/past/j_ex_h12.html
平成13年(2001)の展覧会
ですね。2001年か。もう7年も前なのか。

 いま、
http://www.lalique-museum.com/kikakuten.html
に出ている企画展。「ラリックに咲いたシーボルトの「和の花」」も好企画で
した。
--- ここから ---
実はシーボルトは研究だけでなく、日本の植物をヨーロッパの風土に馴化させ
たのち、当時としては画期的なカタログによる通信販売にまで発展させたので
す。ラリックが作品のモチーフにしたテッポウユリもその一つでした。
--- ここまで ---
 シーボルト、とんでもない奴です。さすが我が情報省のスパイ。\(^O^)/
 歴史の陰に情報省とゴルゴ13あり。\(^O^)/

 ともかく、ここは、女の人が行ったら、1時間じゃ、済みません。
 だって、宝飾品やらガラス作品やらいっぱいあってすごいんだもん。
 余裕をもってスケジュールを組みましょう。
 あと、長時間、中にいると、冷房が効きすぎて寒かったです。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Interfaceも買っちゃった。
---
イーサネットがどうしたこうした、しばらく缶詰にされて
教え込まれたことがありました。まだ、10BASE-2とかも
現役の時代。トークンリングなんかも教えられちゃうわけ。
秋葉原のジャンク箱で小銭で買えるトークンリングのPC
カードをみて、懐かしく思ったり、それをレジに持って
いくいかにも初心者然としたオジサンを止めるべきか
迷ってみたり。
それがまあ、こんな小さな基板になっちゃって。加速度
センサまでついてる?

ところで、トランジスタ技術の今月号がまだ来ていないの
だが、誤配でよそのうちにいっちゃったのかなあ。それ
ともCQ出版が夏休みで印刷するのを忘れたのかなあ。

当分、オモチャがあるので、催促は来週でいいかなっと。

--
つばめどん

===
標題: Re: Interfaceも買っちゃった。
---
 おぉ、今月号(2008年9月号)は、イーサネット基板付きですか。
 今日、会社に行くので、買ってこようっと。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000O75FCM/showshotcorne-22/
Interface (インターフェース) 2007年05月号
をみると、2007年5月号は、V850のマイコン基板付きなんですね。
 素人評をみると、部品は自分で揃えないといけなくて、部品代が5000円くら
いするといって憤慨している人がいますね。
 岐阜羽島の組込みハード&ソフト研究会というのがあるのか。小学生も年配
の人もいるみたいね。年齢層の広がりがすごいですね。
 つばめどん。今月号のイーサネット基板、自分で部品を揃えて半田付けする
必要ある?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001CMDUUC/showshotcorne-22/
Interface (インターフェース) 2008年09月号
をみても、その辺はわかりませんね。

中村(show)

===
標題: Re: Interfaceも買っちゃった。
---
さすがにね、10BASE-Tの口は自分で付けないと。
あと、電源もね。

トラ技のほうは、さっそく送本してくれました。対応の
早さに驚きです。

--
つばめどん

===
標題: Re: Interfaceも買っちゃった。
---
 雑誌Interface(インターフェース) 2008年9月号、買うてきたばーい、鮎原
さん。\(^O^)/
 鮎原さん、やめなさいってば。\(^O^)/

 たしかに、ネットと電源の口は自分で買ってきて半田付けしないといけない
ね。ほかにもいろいろやるなら、ジャンパー付けたりしないといけない。
 加速度センサーが付いているのにびっくり。\(^O^)/
 この基板の特設ページができています。
http://kumikomi.typepad.jp/interface_coldfire/
Interface 付録ColdFire基板特設ページ
をどうぞ。
 このイーサネット・マイコン基板は、フリースケール(Freescale)社の
ColdFireプロセッサを使ってます。
http://www.freescale.co.jp/products/32bit/ColdFire/EtherMiconB.html
をどうぞ。
 この基板を使ったコンテストをやってますね。
http://www.freescale.co.jp/event/contest/ColdFire2008/index.html
をどうぞ。

 コンテストといえば、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0015D5SKI/showshotcorne-22/
Interface (インターフェース) 2008年05月号
の付録、FRマイコン基板のコンテストがまだ募集期間内です。
http://www.cqpub.co.jp/interface/contents/special0805/contest.htm
FRマイコン基板アプリケーション制作コンテスト
をどうぞ。
 今月号(2008年9月号)には、このFRマイコン基板を使って、デジタル・フォ
ト・フレームを作る話が出てますね。でも、液晶関連の回路の半田付けは、お
れには無理ぽ。^^;
 もっと古い付録を活用する話もあって、1年以上前、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000O75FCM/showshotcorne-22/
Interface (インターフェース) 2007年05月号
の付録V850マイコン基板用に、リアルタイムOS「MicrOS(マイクロス)」を書く
連載をやってますね。

 さらにコンテストといえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/11/3501299
ちょっと知的好奇心
のコメントに、小島さんが紹介していたEngineer Awardの受賞作が決まってい
ましたね。
http://www.engineeraward.jp/
をどうぞ。

 ところで、トラ技の2008年9月号。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001D6B97I/showshotcorne-22/
トランジスタ技術 (Transistor Gijutsu) 2008年 09月号

 本屋でみたら、2008年8月号の付録で付いたマイコン基板をマルチテスター
にする別冊付録が付いていました。基板も付いているんだけど、裸。部品は自
分で集めて作らないといけない。
 出来上がりがどうなるかは、
http://toragi.cqpub.co.jp/Portals/0/backnumber/2008/09/furoku/p010-011.pdf
をどうぞ。
 ここで部品が買えると書いてあるマルツパーツ館に行くと、基板だけ、部品
だけ、さらに実装済みのものまでありますね。
https://www.marutsu.co.jp/user/nec78k0-kikaku.php
をどうぞ。協賛企画でキャンペーンもやってますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BJGM38/showshotcorne-22/
トランジスタ技術 (Transistor Gijutsu) 2008年 08月号
をみたら、どひー、品切れで中古が2800円から。\(^O^)/

 アマゾンになくても、CQ出版には在庫がある場合があります。
http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/magazine/stocklist/
をどうぞ。
 Interfaceだと、2007年5月号はないけど、アマゾンにない2008年5月号は
まだあるみたいですね。
 ただ、トラ技の2008年8月号はないね。^^;

 パソコンからマイコン基板を操作して組み込みソフト開発の基礎をやるなら、
トラ技やInterfaceの連載もいいけど、以前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/14/1908375
桑野雅彦著「はじめての78Kマイコン」
紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789837262/showshotcorne-22/
桑野雅彦著「はじめての78Kマイコン―魅惑の開発ツールで楽々マイコン・プ
ログラミング! (マイコン活用シリーズ)」
みたいに、本に基板が付いてくるものもいくつもあるので、それもいいんじゃ
ないか。
 プロセッサの好みがあるかもしれないけど。^^;
 そうね、ColdFireは、モトローラのMC68000(68K)系だというし、イーサネッ
トコントローラも入ってるもんね。
 68Kは、DECの名機PDP-11的な直交性の高いエレガントなアーキテクチャで、
そのファンは、Intelの8086系の電卓向けのプロセッサからツギハギで進化し
たようなアーキテクチャなんかクズ扱いしてたもんね。\(^O^)/

 さらにところで、MetrowerksのCodeWarriorは、Metrowerksがどこかに買収
されたと聞いていたけど、ColdFireのFreescale社だったんですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/CodeWarrior
http://www.freescale.com/webapp/sps/site/homepage.jsp?nodeId=012726
http://www.freescale.com/webapp/sps/site/prod_summary.jsp?
code=CW-COLDFIRE&nodeId=0127262E703BC3

 CodeWarriorといえば、Power Mac移行期に世界を席巻した開発環境。Apple
がクズな開発環境しか出してなかったから、CodeWarriorがなければ、Power 
Macは大失敗するところだったと思う。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/14/3576453
RとCは如何にして決まるか、または、いからし説は正しかったのか
では、Design Waveが、記事のほとんどを全文ではないとはいえ、PDFで無料で
読めるようにしていて、偉い!と書いたけど、トラ技やInterfaceもそうなのね。
 Design Wave同様、全文ではないけど、全文でなくても、どんな記事か知る
には便利だし、Googleなど検索エンジンにも引っかかるようになるから、有益
ですよね。
 トラ技は、バックナンバーの目次をみると、記事のPDFがあります。
 Design Waveには、さぶとん1テラバイト!だったから、トラ技術も1テラ
バイト!\(^O^)/
 Interfaceは、
http://www.cqpub.co.jp/interface/contents/backnumber.html
をどうぞ。
 驚くのは、日本語だけじゃなくて、英語だけじゃなくて、中文もあること!
 Design Waveには、さぶとん1テラバイト!だったけど、英語も中文もある
なら、さぶとん10テラバイト!\(^O^)/
 と思ったが、英語や中国語になっているのは目次まで。記事そのものは英語
や中国語にはなってない。
 そこまでやるのは、大変だよね。
 でも、その心意気は素晴らしいので、さぶとん3テラバイト!\(^O^)/

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/11/3619794
基盤キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
もどうぞ。

中村(show)

===
標題: Re: Interfaceも買っちゃった。
---
今月のトラ技は、いますぐつかえる回路がいっぱい。
実際に設計するかどうかはともかくとして、そうやって
設計されているのか、ということがわかるだけでもマル。
基板も付録についていますが、完成させるために部品を
買い集めると五千円では足りないかもだ。

--
つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: CGなのだそうです。あの足跡。
---
いつも楽しい話題を提供してくれるasahi.comから

そこまでやるんかい!

「足跡花火」、実はCGだった 北京五輪開会式
http://www.asahi.com/sports/update/0812/TKY200808120178.html
2008年8月12日15時3分

正直って開会式は人民軍によるマスゲーム、さすが現共産国。
などと思っていたのだけど、
長過ぎて、多民族皆仲良しって嘘ポイ演出は嘘ってわかるだけかわいいし
中国がすべての文化発祥の地的な中華主義も我慢して、途中で寝ちゃったのだ
けど。

>北京の五輪関係者は「生中継する際、失敗しないために合成映像を使うことは普通にあ
ることだ」と話した。

って、普通はしないと思うのだけど、中国では普通なのでしょうね、一部とはい
え生中継のはずの開会式が実は生中継ではなかったのは前代未聞ではないかなあ。
少なくとも生中継のふりをしていたのは前代未聞だとおもう。

そこまでして”テレビ映えする演出”を”ミスなく遂行”しなければならない
ほど切羽詰まっているとは。

餃子の件といい、この足跡の件といい、かの国のことは全部嘘くさく感じてし
まっている私です。

FAT'N

===
標題: Re: CGなのだそうです。あの足跡。
---
 開会式も偽装。\(^O^)/

 光る太鼓から入って、巻物をベースにあれこれ出て、文字がいろいろ出たり、
あの演出、素晴らしかったです。
 久々にすごい開会式と思いました。選手入場が長いのでそこで寝たけど。^^;
 その一部がCGだったのは、残念ですね。^^;

中村(show)

===
標題: さらに口パクが別人だった
---
 北京オリンピック、開会式も偽装だったネタがまた出ましたね。
 あの少女の歌。口パクなのは明らかだったけど、別の少女が歌ったものを流
していたと。
 音楽監督の話では、歌った女の子は声と歌が素晴らしい。開会式に出た女の
子は、かわいいけど、歌がよくない。よって、ああなったそうです。
 もう何でもありですね。

 おれ、会場で花火がどどーんのとき、これ、核爆発だったら、世界の首脳を
一気に殺せるんじゃんと思った。
 ということは、開会式に出た胡錦濤は、影武者だな。
 これで、各国首脳が死んで中国が世界制覇と。\(^O^)/

 と思ったら、それを事前にスパイがキャッチしていた各国は、ちゃんと開会
式に大統領や首相の影武者を送り込んでいて、無問題。\(^O^)/
 でも、日本だけ、スパイやってなくて、さあ大変。

 と思ったら、日本は誰が首相になっても同じなので、結局、これも無問題。\(^O^)/
 これで八方丸くおさまって、人類史上初の核を使った開会式をやった平和の
祭典になったと。\(^O^)/
 平和の祭典に核を使う演出。さすが中国と長く語り継がれたとさ。^^;

中村(show)

===
標題: Re: さらに口パクが別人だった
---

こんなのもありますねぇ

北京オリンピックの開会式にブルースクリーンが登場していた

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080812_olympic_bsod/

英文詳細
http://rivercoolcool.spaces.live.com/blog/cns!D6F05428A2B8CB48!1570.entry?0aaed4f8

windowsなんか使うからだよといいつつ、最近ブルースクリーンは見ること減ったなあ。
・・・たんにwindowsが落ちそうな危険な作業をしていないだけだけどね。

FAT'N

乳の詫び状(2008/08/13)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 星降る夜のプラネタリウムソフト
---
今夜は、「ペルセウス座流星群」なんですよね。

札幌は神様の気まぐれで昨日までの晴天から曇り空になちゃってますけど。

そんな曇り空とか、大都会の真ん中で星空見えないときの
プラネタリウムソフトがフリーで出ています。
しかも、Windows,MacOS,LINUXどれも用意されています。

http://www.stellarium.org/

ちょっと絵がイメージが違うのだけど、なかなか良い感じです。

星降る夜はパソコンでプラネタリウムなどいかがでしょうか?


FAT'N

===
標題: Re: 星降る夜のプラネタリウムソフト
---
 昨年、会社のY君は、奥さんが発作的に、ペルセウス座流星群の流れ星観た
いといって、家族で赤城山のほうに行って、非常に楽しかったそうです。

 おれ、福岡県立門司高校地学部天文班だったとき、流星観測したことがあり
ます。
 二人ひと組で、一人が寝袋に入って真上の夜空をみて、星が流れるのを監視
します。この人は、星が流れたら、北西から南東、3等級、1秒などという。
 もう一人は横の椅子に座って、それを聞いて、簡単なスケッチとメモを取り
ます。
 のはずだったんだけど、おれも、もう一人(誰と組んだか忘れたけど)も、グ
ーグー寝てました。\(^O^)/
 夜中の3時頃、先輩達が来て、お前ら、寝てんじゃねえよと怒られた記憶が
ある。\(^O^)/

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 北京故宮 書の名宝展
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/12/3687780
特別展「対決−巨匠たちの日本美術」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/09/3617100
北京故宮「書の名宝展」
関連。
 これも先月、東京にいる間に行っておこう企画で、江戸東京博物館でやって
る「北京故宮 書の名宝展」に行ってきた。
 実は、両国のこれと、上野の「対決−巨匠たちの日本美術」を、同じ日には
しごしたのだ。
 開催内容は、
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2008/0715/200807.html
北京故宮 書の名宝展
をどうぞ。
 王羲之の「蘭亭序」が日本初公開というのが目玉。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/04/27/343945
ファインマンの教科書の誤り、空海、書の至宝
に書いたように、行ったほうがいいと吉村さんにも薦められていたのに結局、
「書の至宝」は行けなかったので、その埋め合わせの意味もあった。

 蘭亭序は、やたら印鑑が押してあったことばかり印象に残ってしまった。\(^O^)/
 今回来たのは、八柱第三本という臨書だけど、ほかの臨書2つと比べている
写真の展示があって、王羲之の書を忠実に真似ているといっても、微妙に違う
と思った。

 それにしても歴代皇帝、ひどいよな。王羲之の書を愛するあまり、自分が死
んだときに一緒に葬ってるんだもんね。それで、王羲之の真蹟は1つも残って
ないわけでしょ。墓を掘り返しても紙だから、もうだめなのかな。
 人類の文化遺産をなんと思っているのか。ぷんぷん。
 そりゃ、あんた。全部、自分のものとしか思ってないよ。
 そ、そうか。じゃ、おれが死んだとき、地球の芸術品をすべて破壊しつくす
ことにしよう。\(^O^)/

 楷書の書がいくつかもあったけど、現代日本の楷書に慣らされているせいか、
いまひとつかなと。なんか、バランスが悪い気がしたんですよ。並べると。
 草書、行書、行草書に比べ、どうしてもダイナミックさや流れがないから、
そこが変に感じたのかな。それともコンピュータの品格のないフォントに慣ら
されてしまってるのか。
 化学調味料、添加物に舌が慣らされて、自然の味をおいしく感じないのと同
じなのかも。^^;

 隷書や篆書で、現代の目でみても非常にポップでモダンなデザインの書があ
りました。
 トンパ文字や西夏文字みたいにみえる書もあったし。
 トンパ文字や西夏文字のことは以前、府中にある東京外語大に行ったときの
話であれこれ書きましたね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/17/1412347
東京外国語大学の好奇字展(その2)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/01/1617222
超漢字検索
をどうぞ。ブログが始まる前に、ウェブではあれこれ書いているので、「東京
外国語大学の好奇字展(その2)」に検索リンクを書いているので、暇なら読ん
でみてください。

 長い巻物に書いたもので、最初は楷書だけど、だんだんと草書に変わってい
くものがあったけど、そりゃ、そうだわと思ったよ。
 中国語だから全部漢字でしょ。画数も多いし、それを全部楷書で書いていた
ら、疲れるよね。^^;
 そんなこんなで、日本の仮名の発明はすごいことだったんだなと改めて思い
ました。
 ま、おれが教えたんだけど。\(^O^)/
 歴史の陰に、情報省とゴルゴ13あり。\(^O^)/

追伸:
 母の初盆で姉が上京してきて、王羲之の「蘭亭序」をぜひ観たいというので、
また、行った。
 そしたら、前回、これがそんなにすごいのかなと思った「蘭亭序」も感覚的
になんか納得できた。\(^O^)/
 それより、びっくりは、前回なんか変な感じと思った楷書。非常にいい感じ。\(^O^)/
いい加減なやっちゃ。
 添加物満載の現代日本コンピュータ楷書の毒が抜けて、自然の味がわかるよ
うになったということにしておこう。\(^O^)/

乳の詫び状(2008/08/12)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 特別展「対決−巨匠たちの日本美術」
---
 書き忘れていたが、東京にいる間に行っておこう企画第?弾で、先月、上野
の国立博物館でやってる「特別展「対決−巨匠たちの日本美術」」に行ってき
た。
 これ、企画の勝利だ。おれみたいな素人にも非常にわかりやすい対比で芸術
をみせてくれて、ありがたかった。
 たしか土曜日の朝一番で行ったから、まだ少ないほうだろうけど、それでも、
人が多くて、光悦や長次郎の焼き物などは、小さくてなかなか観られない。
 しかし、屏風などの大作は、実にど迫力であって、圧倒された。

http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=5315
特別展「対決−巨匠たちの日本美術」
をみると、2008/08/07で、もう20万人も入場者があったのか。来週までだから、
30万人に届くかな。

乳の詫び状(2008/08/11)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 広瀬正「マイナス・ゼロ 改訂新版」
---
 京王線のホームの売店に、なにげに広瀬正の傑作タイムマシンSF「マイナス・
ゼロ」があって、びっくり。
 絶版になってたはずじゃ?
 電車が来たので、気になりつつ、そのまま。
 次の日かな。市ヶ谷の本屋に行った時、レジそばに積んであった。2008年本
屋さんが復活を望んだ本のベスト1などとPOPが書いてあった。
 えーっ、復刻版? と思ったら、 改訂新版となってますね。
 この本だけじゃなくて、広瀬正の作品集が大きな活字で小説全集として復刊
ということらしいですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087463249/showshotcorne-22/
マイナス・ゼロ 改訂新版 (集英社文庫 ひ 2-1 広瀬正・小説全集 1) (文庫) 
広瀬 正 (著)
 いいこっちゃ、いいこっちゃ。
 あぁ、しかし、もう品切れになって、マーケットプレイスで1冊2400円なん
てすごい値段になってる。旧版も
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087504913/showshotcorne-22/
マイナス・ゼロ (集英社文庫 141-A) (文庫) 
広瀬 正 (著)
だと、いま、1500円。すごいね。^^;
 ま、amazonになくても、町の本屋にならまだあると思うので、ぜひ、読むと
いいです。
 広瀬正については、これまで何度か書いてます。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/26/1681607
タイムマシンもの
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/24/2455297
映画「デジャブ」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/26/2459989
時の門、夏への扉、広瀬正
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 親子でサイエンス
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/28/3655848
親と子の科学の冒険2008
の関連。
 この前、テレビで子供のための体験学習のことやってた。
 染物をやったり、ソーセージを作ったり、子供たちに伝統工芸の素晴らしさ
や食べ物の大事さを体験してもらう話。ああいうの、いいよね。
 染物は、東京ミッドタウンに、ついこの前、行ったら、サントリー美術館で、
江戸のオートクチュールとして小袖の展覧会をやってて、非常に面白かったの
で、気になってる。この展覧会、ぶらりと入ってみたら、すごくよかった。
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/08vol04kosode/index.html
「初公開 松坂屋京都染織参考館の名品 小袖 江戸のオートクチュール」
をどうぞ。

 家庭で子どもと染物をやってみるにはどうするか、ネットで調べたら、こん
なのがありますね。
http://www.nagasaki-city.ed.jp/starship/oyako/science%20top.html
親子でサイエンス
をどうぞ。
 そこに、「タマネギの皮でしぼり染めにチャレンジ!」があります。これ、
絞り染めの基本です。
 ここではゴムを使っているけど、本格的には糸で絞りますね。前述松坂屋が
もってる小袖の展覧会では、信じられないほど精密な絞りを施した染めをやっ
てる作品がいくつもあります。染めの知識がまるでないと何気に観てしまって
気づかないかもしれいけれど、ちょっと知識があると、それはもう技術の粋を
尽して花鳥風月を表現してあって、驚くばかり。

 前述、「親子でサイエンス」では、「DNAを見てみよう」「PETビーズ」
「調べてみよう!高分子ポリマー」をざっと見ました。
 紙おむつに高分子ポリマーが使われているんですね。身近なものからいろい
ろ実験を考えますねえ。
 DNAはブロッコリーから抽出するんですね。自分のDNAを抽出する話は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/22/3642451
アレゲすぎるDIY雑誌「Make」 
で紹介したMakeのたしかVol.2にありました。
 記憶だと、自分のDNAを解析するとショッキングな結果が出るリスクがある
なんていう注意書きがあったような。^^;
 PETビーズ、楽しそう。アクセサリー作り、面白いよね。
参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/16/3516938
脳と気持ちの整理術
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/02/3605943
しましまカラーの抵抗で指輪作るぅ?!

 あ、そうそう、手作りネタで、アマゾンで買ってくださった人がいて、へぇ
と思ったのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4845611163/showshotcorne-22/
誰でも作れるギター・エフェクター―Guitar magazine (リットーミュージッ
ク・ムック) (大型本) 
本多 博之 (著)
 いまどきなら、DSP(デジタル信号プロセッサ)を作ってデジタル的にやって
るのかと思ったら、そうじゃなくて、抵抗、コンデンサなどを使ってアナログ
的にやってるみたいですね。

 子供が小さいときに、体を動かしていろんな不思議を体験させて、ものを自
分で作る力を育てるのは、受験だろうがなんだろうが、全部に影響しますよね。
 受験勉強、受験テクニックなんて頭の中だけでやるから、あまり人間を育て
るものじゃないし、動物としてはずっと後でいい話。
 脳と体がまだいろいろ体験したがっている小中生の間は、まず、体。体の感
覚が発達して、脳も育つわけだから。
 そこを怠ってると、大人になって、就職テクニック、面接テクニック、勝間
和代に代表される筋の悪いビジネス本に、はまっちゃうんだよね。
 何度も書くけど、あんなの基本ができていれば、自ずとあんなものよりずっ
と先に行けている話なんだよね。でも、ほとんどの人が、前述のように体を使
っていろいろ体験することを含め、子供時代から基本をちゃんとやってないか
ら、小手先のテクニックに走っちゃうのね。
 そんな簡単にできるなら、みんなすぐ真似るわけで、スキルが上がったよう
にみえても、自己満足。自分の付加価値を上げることにもならないし、競争力
にもならない。
 それがわかってりゃ、毎年のように出てくる、あの手の小手先テクニックビ
ジネスの連中、あるいは何年かおきに周期的にやってくる知的ブームの連中に
カモにされることもないんだけどね。

乳の詫び状(2008/08/07)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: へんな数式美術館
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/04/3672178
Googleの入社試験
で書いたように、Googleの入社試験本を出していると思ったら、竹内さん、こ
んな本も出している。しかも、出版社は我々の業界の技評(技術評論社)。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774135569/showshotcorne-22/
へんな数式美術館 ~世界を表すミョーな数式の数々~ (知りたい!サイエンス 
36) (単行本(ソフトカバー)) 
竹内 薫 (著)

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/16/3516697
数学者の密室その2
で書いたように、これ、数式フェチ、記号フェチになってきているおれにぴっ
たりの本じゃないか。

 目次は、技評の
http://gihyo.jp/book/2008/978-4-7741-3556-4
をどうぞ。
 みると、デルタ関数もありますね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/18/3583332
物理数学入門本の感想
で、ちょろっと書いたな。
 ゼータ関数は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/07/1238277
NHK教育、高校数学基礎
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000074660/showshotcorne-22/
黒川信重著「オイラー、リーマン、ラマヌジャン―時空を超えた数学者の接点」
でちょこっと勉強しました。もう忘れたけど。\(^O^)/
 オイラー路、ハミルトン路は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/08/3615983
中田育男著「コンパイラの基盤技術と実践」 
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/432001846X/showshotcorne-22/
やさしく学べる離散数学 (単行本) 
石村 園子 (著)
にも出てきます。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 追悼:平原正樹さん、その2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/05/3674188
Re: 追悼:平原正樹さん
の続き。

 平原さんの葬儀には九大の講義があって出られなかったけど、中洲で香典を
荒木先生に託していました。
 そしたら、葬儀に出た山本和彦君が、お返しを渡してくれるというので、昨
夜、荒木先生、高木先生、和彦君で、平原を偲んで飲みました。
 和彦君とは、6,7年ぶりかと思ったら、なんと12年以上ぶりだそうです。
 というのは、和彦君と最後に会って飲んだのが、奈良先端大に行ったときだ
けど、荒木先生や和彦君が奈良先端大にいたのが、12年以上前なんだそうです。
 記憶の中の時間の感覚がめちゃくちゃですね。

 山本和彦君が誰かといえば、いま、amazonのぐるぐるウィジェットを出して
いますが、その中に、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756134424/showshotcorne-22/
リスト遊び―Emacsで学ぶLispの世界 (ASCII SOFTWARE SCIENCE Language) 
(単行本) 
山本 和彦 (著)
があるでしょ。あの著者です。元々はLisperです。
 EmacsのLispで書いた、メールクライアントMewの作者、あるいは、IPv6スタ
ックKameをFreeBSDで作った人といえばわかるかな。
 いま、また関数型言語、それもHaskellにハマってるそうです。
 和彦君、プログラミングの本は、いい例題があるかどうかでいい本になるか
どうかが決まるといってたから、いい例題を見つけて、Haskellの本を書いて
ほしいですね。

http://www.mew.org/~kazu/
山本和彦のホームページ
をどうぞ。ブログの
http://d.hatena.ne.jp/kazu-yamamoto/
のほうには、
http://d.hatena.ne.jp/kazu-yamamoto/20080801/1217580248
平原さんとの想い出
に、平原との思い出が書いてありますね。
http://d.hatena.ne.jp/kazu-yamamoto/20080730/1217410505
実践 Common Lisp
では、最近、ちょくちょく紹介している
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067211/showshotcorne-22/
実践Common Lisp (単行本(ソフトカバー)) 
Peter Seibel (著), 佐野匡俊 (翻訳), 水丸淳 (翻訳), 園城雅之 (翻訳), 金
子祐介 (翻訳)
の感想が書いてありますね。
 ぼくが書いたものは、ウェブやブログの検索窓で、"実践Common Lisp"で検
索してください。

乳の詫び状(2008/08/06)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: さよなら絶望放送
---
 amazonで買っている人がいて気づいたけど、「さよなら絶望先生」の「さよ
なら絶望放送」ってのがあるのね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001AAZ3UQ/showshotcorne-22/
DJCD さよなら絶望放送 第4巻
って、もう第4巻まで出てるのか。\(^O^)/
 「さよなら絶望先生」は、おれ、少年マガジンのマンガでしかみたことない
けど、アニメですごい人気が出たんだってね。
 会社のY君は、マンガをみたことなくて、アニメでしか知らない。
 ま、おれも、少年マガジン、毎週読んでいるわけじゃないので、あんまり、
知らんのだけど。
 あ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/27/2855407
さよなら絶望先生、対象外\(^O^)/
で、Y君の話書いてた。^^;
 「さよなら絶望先生」のこと、もっと何回も言及しているかと思ったら、少
なくとも検索に引っかかるのは、2回だけだね。上記が1回。もう1回は、連
載が始まったころだね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/04/28/1558
富士山にもネーミングライツを!

 堀江君のライブドア騒動は2005年頃なのか。もう10年以上前の気がするなあ。

 格差雛の回は書いたような気がするけど、書いてないみたい。感心した。雑
誌掲載は去年? もう一昨年?
 小泉・竹中改革で格差社会になったと。
 お雛様を飾ると。その時、いまの社会を反映したら、床の上にしか飾らない
普通のひな壇じゃ、社会の実態を反映してないと。
 で、下層階級の雛人形を並べるのに、床をぶち抜いて、地下にどんどんひな
壇を作って並べていってるのね。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: バートランド・メイヤー「オブジェクト指向入門 第2版 方法論・実践」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/05/3674184
Smalltalkで学ぶオブジェクト指向プログラミングの本質
からの流れ。

 山崎洋明さんから。
--- ここから ---
8/5の乳の詫び状で

> > 実践Common Lisp (単行本(ソフトカバー))
略
> >それともまだ正式出荷されてないのかな。

とお書きなのでメールさせていただきました。
本書、地元静岡の書店では既に平積みで売られていましたので出荷済みです。

ホットコーナーで紹介していただいたおかげで、アマゾンが予約終了する≒出
荷されるのを毎日チェックして、無事購入できました。
アマゾンの方は、紹介のおかげでみんな予約して、その分だけでアマゾンの初
回入荷分が売り切れてしまったのでは(笑)

また、アマゾンを見ていましたら、メイヤーの「オブジェクト指向入門 第2版
方法論・実践」(後半部分ですね)が予約受付中になっていました。これも中村
様にご紹介いただけると、初版が沢山売れて、専門書の冬によろしいかと思い
ます。

プライベートで何かとご大変のようですが、ホットコーナーは全国で細々と情
報系専門書を売り買いしている人間の希望の星ですので今後も頑張って下さい
ませ。
--- ここまで ---

 おお、予約受付中ですか。
 あ、これですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798111120/showshotcorne-22/
オブジェクト指向入門 第2版 方法論・実践 (単行本(ソフトカバー)) 
バートランド・メイヤー (著), 酒匂 寛 (翻訳)

 翔泳社の
http://www.seshop.com/detail.asp?pid=9505
で目次を紹介と思ったら、まだ、目次ができとらーん。\(^O^)/

 概要を読むと、今回は、デザインパターンやらも取り入れてるのね。
 そうよね。初版がアスキーから出たのが、1990年で、まだデザインパターン
の話なかったもんね。おれが、デザインパターンを電総研(かつての電子技術
総合研究所、いま産業技術総合研究所)の平野さんから聞いたのは、1995年だ
ったと思う。Windows 95が出るころだったから。
 ということで、前半の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798111112/showshotcorne-22/
バートランド・メイヤー著, 酒匂寛訳「オブジェクト指向入門 第2版 原則・
コンセプト」
を読んだ人は、後半も必読ですね。後半のほうが実践的な話が多くて、現場に
はしっくり来るかも。
 前半の目次は、
http://www.seshop.com/detail.asp?pid=7595
で、左上にある目次を選んでね。

乳の詫び状(2008/08/05)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 追悼:平原正樹さん
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/03/3670571
追悼:平原正樹さん
の続き。
 なんと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/03/3670571#c3672740
をみると、平原君のお嬢さんから直接のコメント。
 お父様の死の直後でありながら、大変恐縮です。

 JPNICにある平原君の名前が出ている文章は、
http://www.nic.ad.jp/cgi-bin/namazu.cgi?query=%1B%24BJ%3F86%405%3Cy%1B%28B
&submit=%1B%24B8%21%3Aw%1B%28B&idxname=ja&lang=ja
で検索できました。
 彼は運営委員長だったので、議事録や役員名簿に登場することが多いですが、
http://www.nic.ad.jp/ja/pub/unix-m/1993-09.html
JPNICレポート2 平原正樹
http://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No15/sec02-01.html
2.JPドメイン名の登録数 10万ドメインを突破 
〜JPドメイン名検討部会歴代主査からのメッセージ〜
のように、自分で書いている文章もありました。
 ちゃんと探していませんが、英文だと、
http://www.nic.ad.jp/doc/jpnic-00027.html
Guide to Organization Domain Name Selection
がありました。
 お父様がどういうお仕事をなさっていたか、それが日本のインターネットに
どれほど重要な仕事だったか、お父様の足跡を辿る一助になればと思います。

>本当に突然の出来事に未だ実感はあまりわきませんが、最も尊敬する父であ
るからこそその後を継いで強く生きていこうと決めました。

 ぜひ、そのようにお願いいたします。
 我々友人一同からの願いです。

>父についての記述本当にありがとうございます。 
>これからもお仕事がんばってください。

 こちらこそ、コメント、ありがとうございます。
 まさか、お父様を亡くした直後のお嬢さんから励まされるとは。うれしいや
ら情けないやら。
 わかりました。ぼくもがんばります。梓さんもがんばってください。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Smalltalkで学ぶオブジェクト指向プログラミングの本質
---
 いまどき、Smalltalkでオブジェクト指向プログラミング(OOP)を正攻法に攻
める本が。Squeakならまだわかるが。
 一体、誰が書いているだと思ったら、青木淳さんでした。やっぱりという思い。
 未読だが、青木さんがやった以上、いい本になっているはず。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283623/showshotcorne-22/
Smalltalkで学ぶオブジェクト指向プログラミングの本質 (単行本(ソフトカ
バー)) 
青木 淳 (著), 浅岡 浩子 (著), 澤本 依里 (著)
 RubyやJavaやC++でしか、OOPを知らない人は、元祖Smalltalk流の世界を知
るのは、意識が広がっていいかも。ほんとのOOPの元祖はSIMULAですけど、ハ
ード&ソフト一体開発でビットマップディスプレイでGUI付きのOOP環境といえ
ば、やっぱ、XeroxのSmalltalkマシンでしたから。

 なお、オブジェクト指向については、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/20/1126599
オブジェクト指向入門 第2版 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/20/1197119
オブジェクト指向入門 第2版(その2) 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/17/1284884
オブジェクト指向入門 第2版再読 
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798111112/showshotcorne-22/
バートランド・メイヤー著, 酒匂寛訳「オブジェクト指向入門 第2版 原則・ 
コンセプト」
は、定番本の1つです。
 Eiffel流のOOPの世界もどうぞ。

 あ、
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P83620.html
を見ると、CD-ROM付きで、動くSmalltalk環境がそのまま入ってるんですね。
\(^O^)/
 しかも、VisualWorksですね。いま、Cincom Smalltalk。
http://smalltalk.cincom.jp/scripts/smalltalk.dll/visualworks/index.ssp
から非商用版がダウンロードできるけど、説明がほしいなら、本書を買うのも
いいでしょうね。

 何度も書くけど、なんか、やっぱり、20年から25年くらい経って、スパイラ
ルが1周した感じがしますね。
 温故知新ですばーい。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 実践Common Lispその4
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/24/3645631
実践Common Lispその3
の続き。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067211/showshotcorne-22/
実践Common Lisp (単行本(ソフトカバー)) 
Peter Seibel (著), 佐野匡俊 (翻訳), 水丸淳 (翻訳), 園城雅之 (翻訳), 金
子祐介 (翻訳)
を見ると、まだ在庫がないみたいですね。
 出荷までに3週間から5週間かかるとなっている。売り切れで調達に時間が
かかる? それともまだ正式出荷されてないのかな。出版は2008/07/26となっ
てるんだけど。

 詳しい内容や感想は、原書について書いた
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/16/76723 
Peter Seibel著「Practical Common Lisp」(Apress)
を参考にしてください。

乳の詫び状(2008/08/04)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Googleの入社試験
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 転職ランキングでもGoogle人気が高いそうです。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0806/23/news014.html
どうした! 日本のIT企業――転職人気ランキングにみる企業ブランド力

 そんなGoogleの非公認入社試験の本が出ました。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198625611/showshotcorne-22/
[非公認] Googleの入社試験 (単行本(ソフトカバー)) 
竹内 薫 (編集)
をどうぞ。

 竹内薫さん、いろいろやってますね。
 たぶん、ぼくは1問も解けません。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ISIT/九州NGN研究会 合同技術セミナー
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 NGNのセミナーが今月の終りにあります。詳しくは、
http://www.isit.or.jp/seminar-new.html
ISIT/九州NGN研究会 合同技術セミナー
 〜今、ネットワークが面白い!〜
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 形式的仕様記述の国際会議ICFEM2008
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 形式的仕様記述の国際会議ICFEM2008が、10月になんと北九州市の小倉であ
ります。
 ウェブサイトもできています。詳しくは、
http://www.icfem2008.org/
をどうぞ。

関連情報:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/20/491884
形式仕様記述(フォーマルメソッド、Formal Methods) 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/08/30/57720
荒木先生の形式仕様記述の教科書
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/06/1708469
仕様記述言語Zのテーマソングが決定

乳の詫び状(2008/08/03)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 追悼:平原正樹さん
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 2008/07/30の夕方、福岡に着いた。翌日から岸田さんの講義のお手伝いで九
大に行くため。
 夜、九大の荒木先生たちと会うことになっていた。
 出かける前に、ホテルでメールをチェックした。
 荒木先生から、後輩の平原が昨日亡くなったというメールが入っていた。
 知力、体力、情熱をあのでかい体に満載した平原が?
 そのまま座り込んで動けなかった。しばらくメールの返事もできなかった。
 2008/07/29の夕方、ジョギングに行って倒れてそのままだったらしい。
 享年48歳。
 その夜は、平原を偲んで痛飲した。
 平原は、日本のインターネットの基盤を作った一人。特にJPNIC(の前身JNIC)
は、平原が作ったとおれは思っている。
 大学を出てしばらく事情に疎かったおれが、平原の名前をみたのが、JPNIC
のwhoisサービス関係のドキュメントだった。お、平原だと思った。後で知る
が、平原の大変な貢献があってJPNICの基礎ができた。
 日本のみならず、アメリカのミシガン大学に行って、MERITネットワークで
も活躍していた。
 ミシガンから福岡に戻り、ISIT(九州先端科学技術研究所、以前の九州シス
テム情報技術研究所)にいたときに、博多で飲んだのが平原と会った最後だっ
た。
 さらにISITからCRL(通信情報研究機構、以前の通信総合研究所)に移って、
国分寺に住んでいると聞いた時、国分寺は府中の隣だから、いつでも会えると
思っていた。

 父が亡くなったころからか。
 ずっと長い長い悪夢を見ている気がしている。
 菊池文村(きくちあやむら)さんもそう、五十嵐(いからし)さんもそう。おれ
より若い人が突然亡くなっていく。今年は弓手さんがそう。
 たまさんはおれより年上だが、五十嵐さんがもう一度会いたい会いたいと言
っていて、とうとう会えずじまいだったので、たまさんとそうなっては心残り
が大きすぎるので、たまさん合宿と称して会いに北海道に行った。
 たまさんはぼちぼち元気そうだったし、FAT'Nさんのもてなしもあり、大変
に楽しかった。やっと悪夢から覚めたと思った。
 そしたら、平原だ。

 この数日、痴呆状態だ。
 日が経つにつれ、気分が重たくなってくる。
 府中に帰ってきて、国分寺が近いせいでなおさらそう感じる。
 すぐそこに平原がいたのに、もはや会えなくなってしまった。
「いつでも会えるは、もう会えない」
 またしても、この言葉がおれを打ちのめす。
 自分より若くて、才能も情熱も体力も知力も実績も人類社会への貢献度もは
るかに高い人が、突然、この世から、いなくなる。やり切れない。
 ご冥福を心よりお祈りいたします。

http://www.nic.ad.jp/ja/topics/2008/20080801-01.html
JNIC設立者 平原正樹氏のご逝去について
http://www.hirabaru.org/~masaki/index-jp.html
http://www.hirabaru.org/~masaki/resume.html
http://www.hirabaru.org/~masaki/publications.html
http://www.nict.go.jp/publication/CRL_News/0305/main/004_main.html
http://www.merit.edu/

追伸:
 もともと8月は母の初盆の行事をやったり、仕事も佳境に入ってくるなど、
ドタバタになる予定で、ウェブやブログの更新が滞ることが予想されていたが、
平原のことで、ますます更新する気がなくなったので、jouwa/salonのほうに
は書くかもしれないけど、表には出すのが面倒になって、たまにしか更新しな
いかもしれません。暑いしね。あしからず。
 とか言いながら、タイミング的に出さないといけない話があれば、それは表
にも書くつもりですが。

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