クラヴィコード製作日記



まえがき

 ウチでは既に古楽器のキットを数点作ってしまいましたが,鍵盤楽器はちょっと大がかりそうなので敬遠していました。でも,EMSのカタログを見ていると,いままで作ったのは金槌マーク(技術レベル)が3つなのに対して,鍵盤楽器でもオッタヴィーノやクラヴィコードであれば金槌マーク4つだったので,これは暇さえかければできるんじゃないかと思うようになったわけです。で,どうせならウチにチェンバロはあるわけだから,オッタヴィーノよりはクラヴィコードにしようということで,割引クーポンが来たのを機に奮発してキットを買ったのでありました。
 購入したのはEMSのクラヴィコードキットで,ハーグの博物館にある18世紀のものをモデルに若干改作したものだそうです。53鍵,double frettedのタイプです。蓋とスタンドのキットは別売りで,取りあえずスタンドだけは一緒に購入しました。蓋は合板を使って簡易型の物を作り,譜面台も楽器に乗せられる折り畳み式のものを合板から作りました。
 98年3月終わりに我が家にキットが到着し,その後主として週末を中心に作業を進め,98年の年末ぎりぎりに一応の完成を見ました。結構大がかりな作業だし,その数カ月前にデジタルカメラを入手したこともあって,経過をhtml形式で記録して残しておくと後で見ても面白いだろうと言うわけで,この日記を始めたのです。カメラが安物なこともあって画像がはっきりしないところもありますが,ご容赦ください。



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