夏風輕輕吹過、在瞬間消失無蹤、 記住的、遺忘了。 只留下一地微微晃動的迷離樹影…… 見えていたものが、見えなくなってしまった。 風が、心の中を吹きぬけていき、 覚えていたことも、今はもう思い出せない。 ただ、霧がかかったような記憶の影が かすかにゆれる…… 幾米 『月亮忘記了』 |
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ぼくには彼のからだが一瞬ビクリと動くのが分った。 ぼくはもう一度言った。 「おまえはすごく疲れているんだよ。」 庄司 薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』 |
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その時間を見ることができるのは、早おきの人たちか、 夜どおし旅をつづける人たちだけだ。 フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』 |
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嫉妬の気持ちもあつて透明だといつたり溶けること にたいする頑固な期待もあつて氷つていると いつたりするだがそれがどんな反応を 期待することなのかじつは自分でもよくは わかつていない 安東 次男『氷柱』 |
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『表紙の言葉』 (アクセス数 40000〜104999) |
『枕草子*砂の本』 | 『表紙の言葉』 (アクセス数 200000〜) |
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