第四話
アサヒネットの進む道


1998年9月現在  
 ずいぶんこのコーナーから遠ざかっていたが、今回はアサヒネットの行く末について考えてみようと思う。
 最近は新プロバイダーも増えているが、特に既存のプロバイダーのアクセスポイントの増加がめざましくなっている気がする。そんなプロバイダー激戦のまっただ中にいるアサヒネットの現在のアクセスポイント数は114ポイント。ISDNは同期64k対応。これはいいがアナログについては28.8kのポイントと56kがあることは第3話でも書いたが、56kが大都市の一部のみで、地方の56k化が以外と進まない。56kが対応してない地域でもやはりせめて33.6kは対応して欲しくなってきた。 以前の地元の市原は現在10個ほどのプロバイダーがあるが、いまだ28.8kなのはアサヒネットだけだ! 私の現在の地元、群馬県富岡市はアサヒネットのポイントがないので、私は高崎のアクセスポイントまでつないでいるのだが高崎のアクセスポイントも28.8kのままだ。 INTERNET magazine などでプロバイダーの一覧表を見てみるとアサヒネットはいかにも56k対応のプロバイダーのように見受けられる。それはそのプロバイダーの最高速度が、そのプロバイダーの速度として載っているからだ。そうなるとすべてのアクセスポイントで56kであると勘違いしてしまうが、実際には一部のポイントでしか対応していないという罠に陥る。 今回は初めて厳しいことを書いてみたが、これも俺のアサヒネットに対する愛からなのだ。頼む! すべてのアクセスポイントで56kに対応してくれ!!
 最近のアサヒネットの新企画では、アメリカを中心に海外アクセスポイント500以上、といったものもあるがやはりホームページ作成に関するものに特に力を入れている。第3話で書いた私のやる気コンテストに加えて、無料ホームページ作成容量25Mから50Mに増加(プランBとCのみ)フリーアドレスサービスだ。私は利用していないのでよく知らないが週間「みんなで新聞」という企画もある。
 ホームページ容量50Mははっきり言ってすごいことだと思う。いまだ5〜10Mのプロバイダーが多い中、25Mでも多いと思っていたのに50Mである。お金を払ってこれ以上増加させることとかはできないのだが、はっきり言って半分も使い切らない人が大多数だろう。私も以前から25Mを使い切ってやろうと努力してきたのだが、50Mとハードルが高くなったのでまたやる気が出てきたところだ。
 もう一つ、フリーアドレスサービスに関して。これは名前の通り自分のホームページに好きなアドレスが付けられるサービスで、アドレスの形式は 
http://www.ne.jp/asahi/free/free/ となり、freeの部分を自分で決められる。今までの http://www.asahi-net.or.jp/~ユーザーID/ も使えるので2つのページを一人で運営することも可能なのだ。まあ私はこれは利用する気はないが。なぜって?? それはアサヒネットを愛している俺にとっては、asahi-netが入っているアドレスの方が好ましいからさ。
 こう見ていくとアサヒネットは完全にホームページ作成者に重点を置いたプロバイダーになって行くようだ。最近私も何人からか「アサヒネットに入会しようか迷っている。」との相談を受けている。以前は割安でトータルバランスのいいプロバイダー、となりふり構わず入会を歓迎していたが、激安プロバイダーも増えてきた今、手放しでは歓迎していない。必ず「ホームページ作成に重点を置いているか? と ISDNで接続する環境があるか?」の2点を聞いている。両方ともYesなら間違いなくおすすめする。ちょくちょく回線も増強しているようなのでつながりやすさは以前と変わっていない。
 グチの多い第四話であったが、ご紹介で入会すれば入会金がただになるので試しに入ってみてもいいと思うよ。そのときはjt4k-sbyのユーザーIDを忘れずに!



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