第三話
もぅ、アサヒネットったら!!


1997年12月現在  
 今までアサヒネットのアナログの通信速度は28.8kbpsであり、現在のプロバイダーの標準からいってお世辞にもはやいとは言えなかった。そしてアサヒネットは今後アナログよりISDN重視、という姿勢を見せていたのでアナログの通信速度の向上に期待はしていなかった・・・。
 だが、やってくれた。アサヒネットは。ついに56k(K56flex規格)に対応したのである。現在はまだ東京のアクセスポイントだけだが、1998年1月には横浜、大阪など大都市でも対応する。いずれはすべてのアクセスポイントで対応することになるであろう。
 はっきり言ってこれでほぼ弱点はなくなったと言っていい。老舗の安心できるプロバイダーである、速度も速くなった、つながりやすい(話し中や、途中で切れることなどほとんどない)、ホームページ容量が圧倒的に多い、これでいて値段が安い(第二話参照)、といい事ずくめである。悪いところなんかほとんどないように思える(あえて言えばCGIが使えない事ぐらいか)。
 目立たないが他にもいいところがある。それは「マイメールサービス」と「ホームページ、私のやる気コンテスト」である。 「マイメールサービス」とは ”jt4k-sby@asahi-net.or.jp”のようにアサヒネットユーザーはすでに1つ機械的なメールアドレスを持っているのだが、もう1つ無料でメールアドレスを持てるサービスである。そのアドレスは”shibuken@love.email.ne.jp”のような形式であるので、アドレスにプロバイダー名が入らずとてもすっきりしていて、おもしろいアドレスやなるべく短いアドレスなど様々なアドレスが作れてとても良い。
「ホームページ、私のやる気コンテスト」では、アサヒネットで個人ホームページを作っている人を対象にインターネットで人気投票を行い、いいホームページ、おもしろいホームページを作っている人に賞を与えるというものである。こういう企画が開かれるのも、ひとえにアサヒネットはホームページ作りたい人が特に多く加入するプロバイダーで、アサヒネットならではだなあ、と思った。
 アサヒネットのホームページ(http:www.asahi-net.or.jp/)を見ればわかるが、他の大手プロバイダーのホームページにくらべて、アサヒネットはいろいろなコンテンツが少なめである。だが、数だけは多く有料のサービスばかりが充実している他のプロバイダーのホームページより、「ホームページ、私のやる気コンテスト」など、無料で役に立つコンテンツが多い方がよっぽどいい。

 通信速度が引っかかってアサヒネットに入会するのをためらっていたあなた、アナログ通信速度が56kになるこの機会がベストですよ。友人紹介ということで入れば、入会金ただになるし。そこで入会する際には紹介された友人のユーザーIDを書く欄に、jt4k-sbyというユーザーIDを自由に使って、みんなでアサヒネットに入会しちゃえ。



アサヒネットのすすめに戻る    メニューに戻る