Sizeさんから情報をいただき、現地に行ってきました(その2)
後ろに見えるのが、前回ご覧いただいた「マヨネーズボトル鉄塔 京葉港線−7」で、てまえにあるのが「飛び出したマヨネーズ」鉄塔です。
まさに、マヨネーズ色(笑)。
色もさることながら、その形状にも特徴があります。
まずは、架空地線を持たないこと。
腕金自体は4組ありますが、現在は一番下の腕金は使われていません。
千葉県船橋市にて
なぜ4組の腕金があるのかというと・・・。
この鉄塔から地中送電線に接続するための構造になっているからなのです(99%)。
写真は一番上の腕金部分を拡大したものです。
耐張型碍子のついた腕金があり、その下にも耐張型碍子のついた腕金があります。違っているのは、下の腕金には垂直に立っている碍子があることです。その碍子の中心(の金属)部分から鉄塔本体に細いパイプ状のものが接続されているのです(最初の写真参照)。
この構造こそ、地中送電への接続の証です。
おそらく、ジャンパ線部分から碍子中心部にもうひとつのジャンパ線が接続されたとき、この鉄塔本体の役割を全うすることができるのでしょう。