新京葉第110番「縁台つき」
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新京葉線−110 その足元には・・・ プレート
(新京葉線−110 その足元には・・・)

 『向日葵も見上げる塔』を撮ったあと、のどかな農地を右手に見ながら車を走らせていると耐張碍子も立派な鉄塔が見えてきました。
 車を降りてプレートを確認すると「新京葉線−110」。
 新京葉線は、茨城にある新古河変電所と千葉の新京葉変電所を結んでいます。
 とりたてて珍しい形状をしているわけではなかったので、車に戻ろうとしたとき、あることに気がつきました。
千葉県東葛飾郡沼南町にて

緑の上の縁台
(緑の上の縁台)

 実は、この鉄塔の4本の足のうち、対角の2本に「縁台」状のモノがあるのです。
 この鉄塔の周囲は湿地帯のような感じで、雑草が生い茂っています。(その向こう側には田んぼがあります)
 だから、工事や点検で鉄塔に登る際、足元が不安定になるので、こういう構造を取り入れているのかもしれませんね。

独り占め
(緑の上の縁台)

 僕がいたところにある「縁台」です。
 板張りですが、板厚もあり、がっしりとした造りになっています。
 真夏、しかも雲一つないいい天気。風が吹き、雑草や稲穂がうねっています。
 あぁ、いい気持ち。
 独り占めだぁ・・・、と思っていたら、板の間からひょっこりと顔を出している雑草が。
 こちらも、気持ちよさそうに揺れていました。
19990828

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