国道16号線を柏から千葉方面に向かっていくと、小室で千葉ニュータウンを横切ります。
そのとき右側に見えてくるのが新京葉変電所。そして、その一段下側から立っているのがこの2体の雛人形鉄塔「新京葉線−126」「印旛線−99」です。この写真の右手前に変電所の敷地があります。鉄塔の番号からして、おそらく変電所が終点になるのでしょう。
仲良く並んでじっとしている姿は、最初に発見したときから「雛人形」だと感じていました。それに、その後ろに控えている三人官女や五人囃子も華やかな、あるいは落ち着いた色に衣装をまとっています。
(紅白鉄塔の後ろには紅白鉄塔が、灰色鉄塔の後ろには灰色鉄塔が、ずっと続いているのです)
千葉県印旛郡白井町にて
さすがに、普通(笑)の雛人形とは違って、この鉄塔の間隔は数十メートルあります。これではどこかの貴族の古城かなにかじゃないと飾れませんよね。
日が落ちる頃。
きらびやかだった衣装が、夕暮れの色に染まって、年代物風の感じが出てきましたね。
さて。
雛人形とはいっても、一年中見ることが出来ますよ(笑)