頑固な文庫読者
「これはこれは」のおススメ文庫

  今まで読んだ中で自信を持っておススメできる「これはこれは」な文庫です。
ただし、現在店頭に並んでいるかはわかりません。他の文庫になってしまったものもあるかもしれませんので、ご容赦を。
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これはこれは」な文庫リスト(増殖中)
書名
著者
出版社など
ひとこと
これは
これは
鉄塔 武蔵野線 銀林みのる 新潮文庫 き-15-1 転校前の夏休みのある日、近所にある送電線の鉄塔「武蔵野線75-1」を「武蔵野線1」まで辿っていく話。あなたが子供だったころの熱い思い出につながっているかもしれない。 ★★☆
深夜特急1〜6 沢木耕太郎 新潮文庫 さ-7-5〜10 ユーラシア大陸を乗合バスでロンドンまで。熱気と猥雑さと出会いと別れ、そして旅の終わり。これを読んで会社を辞めたくなっても知りません。 ★★★
三国志1〜8 吉川英治 吉川英治文庫 78〜85 すべてはこの本に詰まっているといっても過言ではない面白さ。必ず、あなたが気に入る英雄を見つけ出すことができます ★★★
異人たちとの夏 山田太一 新潮文庫 異人たちとの別れのシーンは、涙なくしては読めない。 ★★
家族八景 筒井康隆 新潮文庫 つ-4-1 これを読んで、人ごみの中を歩けなくなっても知らないよ。人間不信になる可能性大。「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」もよし。 ★★☆
白い巨塔 山崎豊子 新潮文庫 や-5-?? 故・田宮二郎主演のTVドラマを覚えている人も多いはず。ならば、原作の本書を読むべきです。腐敗の構造、人間の弱さと傲慢さ。今も変わっていない。 ★★☆
百億の昼と
千億の夜
光瀬龍 角川文庫 人類の発生と滅亡は、案外こんなモノかもしれない。プラトン、シッタータ、阿修羅王、イエス、ユダ。私にとって衝撃的な本でした。人類にとっての時間とは何なのだろう。 ★★☆
めぞん一刻
1〜10
高橋留美子 小学館文庫
たC-1〜10
この漫画のために、何度笑い、何度泣いたことか。今までで一番次の掲載日が待ち遠しかった。 ★★☆
ブラック・ジャック
1〜14
手塚治虫 秋田漫画文庫 なにも考えていなくたって、これを読めばじわりじわりと染み込んでいきます。生きるということの重大さと意味を。BJになりたかった。 ★★★
後宮小説 酒見賢一 新潮文庫
さ-25-1
新帝即位に伴う新後宮造営。募集に応じた田舎娘・銀河は正妃になれるのか。後宮学、反乱、そして国家の真理とは。著者の掌で弄ばれているような、心地よい物語です。 ★★☆
漂流教室1〜6 楳図かずお 小学館文庫
うA-11〜16
突然、未来にタイムスリップしてしまった小学校。危機に直面した小学生たちの生き方と救いの手は? ★★☆
出版社・著者別番号などは変更されている場合があります。

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