SSTV(画像通信)について

 送信画像の例

受信画像の例

                  

SSTV(画像通信)とは

OSSTVは、Slow Scan Television 低速度走査テレビジョンの略称で、アマチュア無線の電波を利用して、交信を行うものです。
O同じような装置は、ダムの水位、工場の監視などに利用されており、パソコンの普及とともにアマチュア無線での交信が盛んとなっています。
Oイメージとして、テレビ電話による静止画の交信の表現がぴったりです。 


SSTVのシステム構成

Oパソコンが普及する前は、SSTV専用のスキャンコンバーターが使用されていましたが、最近は、パソコンのソフトウエアを利用した通信が一般的となりました。
Oパソコンを使用する場合は、特別のインターフェイスは必要とせず、サウンドカードの入出力を利用して交信します。
Oこのため、サウンドカード付きのパソコンと専用ソフトが必要となります。
Oソアとウエアは、従来のSSTV用のMMSSTVが世界標準で使用されており、このほかデジタル通信用のEasyPalが一般的となりました。
O最近は、PSKを使用したPSK_Frontや、JT65を使用したWSJTXによる画像通信も盛んとなっています。


交信に使用する画像 

O私は、デジタルカメラによる画像か、スキャナによる画像を使用していますが、画像が作成できるソフトを使用する方法も一般的です。
O季節それぞれの花や景色、ハイキングや旅行のスナップなど画像を取り交わしながらの交信は、単に話だけと違いとても楽しいものです。
O下に画像の一例を示します。

月下美人

葛和田の暴れ神輿


JASTA コンテスト

OJASTA日本アマチュアSSTV協会主催の、SSTVコンテストが毎年8月に開催されており、私も毎年参加しています。
O会社をリタイアした2004年から本格的に参加し、好成績をあげています。
 2013年は、6回目の第1位になり、2014年以降は、意識してペースを落としています。
O2018年、2019年は、コンテストが中止となりましたが、2020年に再開され7位、2021年は12位となりました。
 ・ 2004年   52,920ポイント 4位
 ・ 2005年  108,660ポイント 1位
 ・ 2006年  104,887ポイント 1位
 ・ 2007年  130,473ポイント 2位
 ・ 2008年  130,460ポイント 1位
 ・ 2009年  131,516ポイント 1位
 ・ 2010年  115,610ポイント 1位
 ・ 2011年  117,180ポイント 3位
 ・ 2012年  125,307ポイント 2位
 ・ 2013年  105,160ポイント 1位
 ・ 2014年   63,783ポイント 3位
 ・ 2015年   64,660ポイント 4位
 ・ 2016年   45,232ポイント 3位
 ・ 2017年   44,478ポイント 3位
 ・ 2020年   17,524ポイント 7位
 ・ 2021年   13,248ポイント 12位

 JASTAコンテストの優勝盾です。