初夏の竹田城址散歩     

■目的地:古城山(353.4m) <山域:但馬・兵庫県朝来市>
■日にち:2007年5月4日(金)
■天気:晴れ
■同行者:嫁さん
■コースタイム: 駐車場 発(14:25)〜花屋敷〜本丸 (14:45)〜三の丸(14:55-15:05)〜車道〜駐車場 着(15:30)

 山歩きというには短時間でおこがましいのですが、展望と高度感は評判どおりなのでレポートします。
ゆっくり出発の日帰りではちと遠いなと思いつつ、まだ走ったことのなかった北近畿自動車道の丹波・和田山間の
おかげで意外と早く着いた。ひとこと言わせて頂ければ、和田山ICの渋滞は何とかならないものでしょうか。
地元の人はいい迷惑かもしれません。かく言う吾もその一台なり。(^^;

 桜の時期も過ぎた立雲峡も行ってみようかと欲張ってみましたが、入口を間違えてしまったので温和しく竹田城址へ
向かいます。北側の山城の郷から細い車道を新緑の中くねくねと駐車場へ入る。直登コースで登る。
 
大路山
 緑が眩しい。地の道は嬉しいがなるほど急な道である。振り返ると真西に大路山のきれいな姿が浮かび出る。
穴太積みといわれる石垣の間を登ると花屋敷。そんなに広くはないが天空の草原の感。のんびり昼寝の人もいる。

 さらに石垣の道を登って本丸へ。天守跡へは木の梯子を登る。南千畳、北千畳と両翼の眺めは既に各所で
紹介されているとおりのすばらしさ。真東には金梨山の向こうに粟鹿山がかすむ。お茶でひと息、空の旅。
 
 北の二の丸、三の丸へ下りると石垣に藤が咲いていた。兵どもが夢のあとを今に伝える語り部か。
振り返っての天守跡は、まさに天を突く威厳の姿である。
大手門から出てすぐにハイキング道が下りている。その上をヤマツツジの朱がきれいに飾っていた。
 
大手門から南望
 舗装の車道をゆるりと下りていく。この道も緑清々しく、竹田の家並みを見下ろして心地よい。見上げる石垣は
偉容を誇るように日陰に立つ。鳥の声や朴の花を見ながら駐車場へ。帰りは渋滞をさけ山東ICから南下した。

  古城山について

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2007.7.23. BY M.KANE